Y
健康調査は浪江など3町村を先行 原発事故、内部被ばくも

福島県が全県民を対象に行う健康調査について話し合う検討委員会=18日午後、福島市
福島第1原発事故を受けて福島県が全県民を対象に行う健康調査で、専門家による検討委員会は18日、浪江町、川 俣町、飯舘村の住民計約2万8千人を対象に、事故以降の行動記録や食事内容などを基に被ばく線量を推計する先行調査を6月末から始めることを決めた。うち 100人程度を抽出し、内部被ばくの調査も実施する。
先行調査で3町村を対象とした理由について、検討委は「被ばくのリスクがほかの地域に比べて高いため」としている。内部被ばく調査では子どもや母親のほか、農業や建設業など屋外作業が多い人も選ぶ。
2011/06/18 20:18 【共同通信】
リサイクルほぼ絶望的 放射性物質含む汚泥処理で県、埋め立て方法で困惑
(6月18日 05:00)
福島第1原発事故後に各地の上下水道処理施設などで汚泥から放射性物質が検出され ている問題で、県が宇都宮市など16市町と共同で取り組んでいる下水道汚泥の再資源化が立ち往生している。県は汚泥から放射性物質が検出される以前まで、 汚泥を高温で処理し「溶融スラグ」として建設資材などにリサイクルしてきたが、放射性物質の濃度が高すぎるためリサイクルはほぼ絶望的。「循環の輪」が途 切れた格好だ。
宇都宮市茂原の県下水道資源化工場では、県内の公共下水道などから排出される汚泥の80%を受け入れている。2009年度にはスラグ約2200トンを製造した。
しかし5月31日に採取したスラグからは、放射性セシウムが1キロ当たり2万8千Bq検出された。これは原子炉等規制法でリサイクルに使える基準 の100Bqを大幅に超えている。スラグの原料となる焼却灰からは3万2千Bq(5月2日採取)検出されており、セメントに混ぜて2倍程度に希釈したとし ても基準をはるかに上回る。
焼却灰にする前の段階の汚泥からは、県内各地の下水道施設によって異なるが190~2900Bq(5月31日採取)検出された。政府は16日、 (1)8千Bq以下は跡地を住宅に利用しない限り埋め立て可能(2)8千~10万Bq以下は、周辺住民が受ける年間放射線量を10マイクロSv以下に抑え ることを条件に埋め立て可能-などの基準を示した。
県内の下水道施設から排出された汚泥の放射線量は(1)に、県下水道資源化工場のスラグや焼却灰の放射線量は(2)に当たる。だが埋め立ての際に求められている防水対策の基準がはっきりしておらず、県は困惑している。
汚泥は現在、下水道資源化工場の建屋内に保管されているが、8月半ばには保管場所が満杯になる。県県土整備部では「管理型処分場並みの防水対策を 求められるとなると、埋め立て地の選定はかなり難しくなる。国の基準を正確に把握し、関係市町と対策を協議したい」としている。
ホットスポットで意見交換会 住居単位の指定に疑問も
政府が局地的に放射線量が高い場所(ホットスポット)を、住居単位で「特定避難勧奨地点」に指定すると決めたことを受け、民主党福島県連は18日、同県伊達市霊山町の対象住民と意見交換会を開催。詳細な線量調査を求める声や住居単位の指定に疑問を示す意見などが出た。
意見交換会には、住民十数人と地元選出の国会議員らが参加。住民代表の1人の斎藤寛治さん(73)は住居単位の 指定について「指定されても避難するかしないかで補償などに差がつくのか。近所の間では平等にしてほしい」と要望。伊達市の鴫原貞男副市長も「住居単位で は住民の理解を得るのは難しい。小集落単位が現実的だ」と話した。
2011/06/18 20:17 【共同通信】
最大放射線量、各地で低下目立つ 秋田は変わらず
東北、関東各都県で17日午前9時から18日午前9時に観測された最大放射線量は、16~17日に比べ各地で低 下が目立った。文部科学省の集計によると、計測システムを変更した福島は1・390マイクロシーベルトに低下、千葉も毎時0・045マイクロシーベルトに 下がった。秋田は0・037マイクロシーベルトと変わらなかった。
福島第1原発の北西約30キロの福島県浪江町で17日午前9時53分に18・2マイクロシーベルトを観測した。
2011/06/18 18:41 【共同通信】
【放射線監視情報】18日18時
新潟県などが設置しているモニタリングポストの数値は以下の通り。
(単位はマイクロシーベルト/時)
■新潟市西区 0.053
■長岡市 0.044
■阿賀町 0.059
■南魚沼市 0.050
■新発田市 0.057
■上越市 0.042
■柏崎市 0.041
■刈羽村 0.036
【数値の見方】
・数値は1時間あたりの値(マイクロシーベルト/時)です。測定はナノグレイ/時の単位で行っていますが、1グレイを1シーベルトとして換算しています。
・単位の「マイクロ」は、100万分の1を意味します。
・例えば1マイクロシーベルトは、胃のエックス線集団検診(1回0.6ミリシーベルト)の600分の1の量です。
・既設の柏崎刈羽原子力発電所周辺におけるモニタリングポストの通常の測定範囲は0.016~0.16マイクロシーベルト/時程度ですが、測定地域によって、通常の測定値に若干の違いがあります。
・測定結果の大部分は、大地に含まれる自然放射性物質からの放射線量など自然由来によるもので、地点によっても異なります。雨の中にも自然放射性物質が含まれるため、雨が降ると一時的に放射線量が上昇することがあります。
福島原発、2号機の扉開放 微量の放射性物質放出
- 2011/6/19 20:35 (2011/6/19 21:15更新)
東京電力は19日、福島第1原子力発電所2号機で原子炉建屋内の湿気を減らすため、屋外につながる二重扉を開いた。扉の開放によって微量 の放射性物質が大気中に放出されるが、東電は周辺への影響は少ないと説明している。100%近い内部の湿度が下がれば作業環境が改善し、計器類の調整や窒 素封入に取りかかれるとしている。
経済産業省原子力安全・保安院と地元自治体の了承が得られたため、19日夜から約8時間かけて徐々に扉を開き、外気を建屋内に入れる。作業員が建屋に入っており、まず湿度や放射線量を測る。
2号機の建屋内は湿度が高すぎて長時間の作業ができない状態。外気を入れて湿度が下がれば、水素爆発を防ぐため原子炉格納容器に窒素を入れたり、計器類を調整したりする作業が始められる。
扉の開放により放射性物質が大気中に放出されるが、東電の試算では、人体への影響は原発の敷地内でも最大1マイクロ(マイクロは1000分の1ミリ)シーベルト程度。一般人の年間被曝(ひばく)限度の1ミリシーベルトに比べて十分に小さいとしている。
一方、高濃度汚染水の浄化システムが停止した問題では、東電は19日も原因の解明を続けた。ただ詳しい原因は依然不明で、再稼働のメドは 立っていない。汚染水は1日約500トンずつ増えており、現在は1号機の復水器などに移しているが、再稼働が遅れれば移送先も満杯になる。外部への流出を 防ぐため、原因究明と再稼働を急ぐ。
福島2号機建屋の二重扉を開放 推計放出量は18億ベクレル
2011.6.19 21:04 (1/2ページ)
上空から見た福島第1原発2号機=今年4月(東京電力提供)
東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の二重扉を午後8時50分ごろ開放した と発表した。二重扉を開放すると、建屋内の放射性物質(放射能)が環境中に放出される懸念があるが、事前に放射性物質濃度をできるだけ下げる措置を取って おり、東電は「環境への影響はきわめて小さい」としている。
東電によると、開放により放出される放射性物質の推計値は18億ベクレル。1 号機の二重扉開放時に放出された5億ベクレルを上回るが、敷地内の放射線量は推計で毎時0・0014マイクロシーベルトと、一般の人たちの放射線許容量を 下回る。二重扉の開放作業は20日午前5時ごろまで約8時間かけ、徐々に行われる。二重扉開放については、経済産業省原子力安全・保安院が「問題はない」 と評価。地元自治体の了承も得られたという。
2号機の原子炉建屋は屋根が残っているため、地下にたまった汚染水の蒸発などによって湿気がこもり、湿度99・9%の「スチームサウナのような状態」(東電)だった。高い湿度の中に人が立ち入ると脱水症状を引き起こす危険もあり、作業の妨げになっていた。
二重扉を開ければ建屋内が換気され、湿度と放射線量が下がるため、人が作業できるようになる。東電では、二重扉の開放後、原子炉の水位計や圧力計の調整作業を行う方針。
一方、4号機では、定期検査中に原子炉機器を仮置きする「DSピット」と呼ばれるプールの水位が低下し、露出した原子炉機器から強い放射線が出ている可能性があることが判明。19日に約80トンの水を注入し、今後、約1千トンの注水を続ける。
また、東電は19日、原発敷地内にたまった高濃度の放射性物質を含む汚染水の浄化システムで、圧力を逃がすための「ラプチャーディスク(破裂板)」という部品の破損が新たに見つかり、水漏れがあったことを明らかにした。
浄化システムは試運転で水漏れが見つかるトラブルが相次いだほか、17日夜の本格運転から5時間足らずで、セシウム吸着装置の放射線量が交換の基準値に到 達し、運転を停止していた。汚染水を浄化システムで処理し、原子炉に入れて再利用する「循環注水冷却」の開始時期も21日以降にずれこんだ。
福島第1原発:2号機原子炉建屋の二重扉開放 20日全開
東京電力は19日、福島第1原発2号機で、高湿度が作業を妨げている原子炉建屋内の環境を改善するため、外部とつながる二重扉を開放したと発表し た。湿度を下げた後、作業員が建屋内に入って原子炉の水位計の調整や、水素爆発を防ぐための窒素の封入作業などに着手する方針。
2号機は、原子炉建屋に大きな破損がなく、使用済み核燃料プールから発生したとみられる水蒸気がこもって、湿度が99.9%と極めて高い。二重扉 の開放で通気を良くして湿度を下げるため、東電は11日から放射性物質を吸着するフィルター付きの換気装置の運転を開始。二重扉を開けて放射性物質を外部 に放出しても、一般人の年間の放射線被ばく限度量(1ミリシーベルト)を下回るとの評価結果をまとめた。経済産業省原子力安全・保安院は「評価結果は妥 当」と結論付けた。
東電によると、二重扉の開放作業は19日午後8時51分に開始した。放射性物質を含むちりが舞い上がらないよう扉を徐々に開け、放射線を測定する 環境モニタリングポストなどで異常が確認されなければ、20日午前に扉を全開。その後、作業員が建屋内に入り、湿度や温度を測定する予定だ。
一方、福島第1原発から出た高濃度の放射性汚染水を浄化するシステムが本格運転開始から5時間で停止した問題で、東電は19日、試運転時と同様に 放射性物質吸着装置内の安全弁が破損して水漏れが起きていたことを明らかにした。吸着装置と、それを収める容器との間に約30リットルの汚染水がたまった が、ポンプで吸い上げて処理し、「汚染水の処理システムの工程に影響はない」と説明している。【河内敏康、杉埜水脈、足立旬子】
毎日新聞 2011年6月19日 21時12分(最終更新 6月19日 21時43分)
福島第一原発2号機、二重扉を開放 「影響少ない」
2011年6月19日21時7分
東京電力は19日夜、福島第一原子力発電所2号機の原子炉建屋の二重扉を同日午後9時前に開放し始めたと発表した。作業をしやすくするためで、開放後は 原子炉の水位計や圧力計の調整作業に着手する。開放で建屋内を漂う放射性物質が放出されるが「環境にほぼ影響はない」としている。
二重扉はタービン建屋との間にある。開放は1号機に続き2カ所目。2号機での開放による影響評価について、17日に原子力安全委員会が「問題はない」との見方を示し、経済産業省原子力安全・保安院が同日に了解した。東電は福島県や周辺市町村に連絡した。
原子炉建屋の扉、19日夜に開放 福島2号機の湿気対策
東電「環境への影響少ない」
- 2011/6/19 12:33
東京電力は19日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉建屋内の湿気を減らし作業環境を改善するため、午後8時から建屋の扉を開放する作 業を始めると発表した。東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は午前の記者会見で「外部へ放出される放射性物質の影響は少ない」と述べた。
東電は「2号機建屋の扉を開放する作業を19日夜始める」と発表した(テレビ東京)
作業は放射性物質を含むほこりなどが舞い上がらないようにするため、午後8時から20日午前4時まで約8時間かけて、建屋西側の扉を徐々に開放するという。現在、2号機の建屋内の湿度は99.9%で、人が立ち入って作業することが困難な状態になっている。
扉を開放した後、水素爆発を防止する窒素を入れる作業や原子炉水位計や圧力計など計器の調整作業に入る見通し。東電の松本本部長代理は「経済産業省原子力安全・保安院や地元自治体などへの了承が得られたことで開放することを決めた」と語った。
保安院、2号機原子炉建屋の扉開放にゴーサイン
経済産業省原子力安全・保安院は17日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉建屋の扉を開放しても建物の外に流れ出る放射性物質の濃度は法で定める限度より十分小さく、問題はないとの評価を発表した。
東京電力は地元自治体の了承を得た上で、扉を開放して換気を行う。同建屋では、水位計の取り付けや窒素の注入作業が予定されているが、ほぼ100%と高い湿度が作業上の障害になっていた。
(2011年6月17日21時32分 読売新聞)
1号機の3・6倍の放射性物質放出 福島2号機建屋の扉開放で保安院試算
2011年6月18日 19時34分
福島第1原発2号機の原子炉建屋の水蒸気除去のため、東京電力が予定している建屋の二重扉の開放で外部に放出される放射性物質の総量は17億8千万ベクレルとする試算を、経済産業省原子力安全・保安院が公表した。
大気中の拡散予測をした結果、飛散する放射性物質による被ばくは、最高でも一般の人の年間線量限度(1ミリシーベルト)の1000分の1程度で、保安院は「周辺への影響は小さい」と説明している。
東電は保安院の評価を受け、関係機関や周辺自治体に環境影響などを事前に説明する。
11日からフィルター付き大型ファンで建屋内を換気しており、空気1立方センチメートル当たりの放射性物質濃度を0・01ベクレル程度に下げた後、扉を開 ける。開放時期は未定。建屋内の床や壁に付着した放射能を帯びたちりが舞い上がらないよう、建屋への空気流入を抑える措置も取る。
5月8日の1号機の扉開放では、保安院は放射性ヨウ素やセシウムの放出総量を5億ベクレルと試算。水素爆発で破損した建屋上部から放射性物質が一気に出たとみられるが、周辺で大きな数値の変化はなかった。
2号機の原子炉建屋内は気温が37度、湿度が99・9%と高いため、格納容器への窒素注入や水位計調整などの作業が困難となっており、換気により温度と湿度を下げる必要がある。
(中日新聞)
作業に向け湿気低減、福島原発2号機建屋の扉を開放
【社会ニュース】 2011/06/19(日) 21:22
東京電力は19日夜、福島第1原発2号機の原子炉建屋内の湿気を減らして作業環境を改善するため、建屋から外に通じる二重扉を開けた。ヨウ素やセシウムな どの放射性物質が外に出るが、東電は「環境への影響はない」と判断。経済産業省原子力安全・保安院も周辺への影響は「十分に小さい」として了承した。
(情報提供:共同通信社)
福島第1原発事故 2号機原子炉建屋での作業を本格化させるため建屋の二重扉を開放
東京電力は、福島第1原発2号機の原子炉建屋での作業を本格化させるために、19日夜、建屋の二重扉を開放したと発表した。
2号機の原子炉建屋では、高い湿度が作業の妨げとなっていて、東京電力は、作業環境を改善するため、原子炉建屋に通じる二重扉を、19日午後8時51分に開放したと伝えた。
20日以降、原子炉の水位計の調整などの作業を行う方針。
放射性物質の外部への放出について、東京電力では、周辺の環境への影響はほとんどないとしている。
一方、汚染水を処理するシステムが停止している問題で、東京電力は、原因究明のための水を通す実験を進めているが、再稼働のめどは立っていないという。
また4号機では、使用済み燃料プールの横にあって、原子炉の機器を水に漬けて保管している場所の水位が低下していることが明らかになった。
露出した機器から強い放射線が出ている可能性があることから、東京電力は19日、およそ80トンの水を注入したという。
(06/19 21:05)
汚染水浄化装置で新たな水漏れ 洗浄用水 福島第一原発
2011年6月19日20時27分
東京電力は19日、福島第一原発で本格稼働をめざしている放射能汚染水の浄化処理装置で、新たな水漏れを発見したと発表した。漏れたのは、装置のトラブルに伴って内部の洗浄のため流した低濃度の汚染水30リットル程度で、すでに回収した。
18日午後9時ごろ、点検中の作業員が見つけた。放射性物質や油分の吸着に使うゼオライトを入れた装置の安全弁が壊れ、円筒形の装置を囲う容器とのすき 間に水がたまっていた。安全弁は内部の圧力が高まると破れる仕組み。東電はポンプの動作と停止を繰り返した影響が考えられるという。安全弁は停止中に水素 がたまるのを防ぐ目的で取り付けているため、運転中は安全弁の手前の弁を閉めるなどの対応を検討する。
汚染水浄化装置は、試運転中の16日に別の安全弁が破損した。この際は誤操作が原因とみられる。また、17日夜に本格稼働を始めたが、予想以上に放射線 量が高まったため5時間で運転を停止。原因究明のため、汚染水に含まれる油分に放射性物質がどの程度含まれているか、複数の種類の装置に汚染水を流して調 べる試験を19日夜から始めた。
8千ベクレル以下は最終処分場に 福島がれきの処理方針策定
2011年6月19日 20時41分
環境省は19日、福島第1原発事故で放射性物質による汚染の可能性がある福島県沿岸部と中央部(警戒区域と計画的避難区域を除く)について、倒壊 建物などのがれきの処理方針をまとめた。下水汚泥などと同様に、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル以下の不燃物や焼却灰は最終処分場に 埋め立てが可能で、8千ベクレル超については一時保管する。
処理方針によると、木くずなどの可燃物は、放射性物質を含む排ガスを外部に漏 らさないフィルターを備えた焼却炉で処分。焼却後の灰やコンクリートくずなどの不燃物のうち、8千ベクレル以下は周辺への漏えい防止措置を施した管理型最 終処分場に一般ごみと分離して埋め立て、処分場跡地は住宅などに利用しない。
8千ベクレルを超えるものはコンクリートなどで遮蔽された施設に保管し、最終的な処分は引き続き検討する。放射性物質がリサイクルの規制値以下である木くずや金属くずについては、リサイクルを容認する。
沿岸部、中央部の震災がれきは原則として福島県内で処理、県外への持ち出しは当面認めない。同省は近く県内市町村向けの説明会を開き、方針への理解を求める。
(共同)
緑茶、仏で規制超すセシウム 県、流通経路を調査(6/19 08:50)
【パリ共同】フランス政府当局は17日、パリ郊外のシャルル・ドゴール空港 で、「静岡県」から輸送された緑茶から規制値を上回る放射性セシウムを検出したため、廃棄処分を決めたと発表した。日本からフランスに輸送された食品で規 制値を超えたのは福島第1原発事故後、初めて。当局などによると、「静岡産」の緑茶162キログラムで、欧州連合(EU)規制値(1キログラム当たり 500ベクレル)を超える1038ベクレルを検出した。
県、情報収集急ぐ
フランス政府が、「本県産」の茶葉から規制値を上回る放射性セシウムを検出したと発表したことを受け、県は18日、情報収集に追われた。
県は農林水産省やJETRO(日本貿易振興機構)などに事実関係を問い合わせたが、「県産の茶葉なのかや、県内業者が関係しているのかも確認できていな い」という。県マーケティング推進課によると、欧州連合(EU)は日本からの輸出食品などに対して、生産履歴などを示す証明書を求め、各都道府県が発行し ている。県が17日までに発行したフランス向け証明書は140件で、茶関連は109件。
同課は「県外業者が静岡茶を使用した製品を輸出した可能性もある。証明書の入手を急ぎ、1日も早く流通経路を特定したい」としている。
飲用に全く問題ない
川勝平太知事のコメント まずは確かな情報を確認しなければならないが、仮に製茶の数値が1000ベクレルだとしても、飲用茶にすれば、本県の調査による と約100分の1程度になり、10ベクレル程度となる。飲用茶の暫定規制値の準用値は200ベクレルで、飲んでも全く問題ないものと考えている。国などと も連携し、早急に輸出ルートの調査を実施していく。
【Q&A/混乱―茶葉検査】茶畑の地形が原因か 飲む段階では影響減少
野菜から放射性物質が検出されていない地域でも、茶葉だけが暫定基準値を超えたというのが今回の事態の大きな特徴です。原因には、山の斜面を利用 した茶畑独特の地形が関係しているとの見方があります。混乱が広がっていますが、お茶として飲む段階では、影響が大幅に減ることが分かっています。
Q 茶葉が最初に基準値を超えた時の状況はどうだったのですか。
A 神奈川県が南足柄市の基準値超えを発表したのは5月11日でした。福島第1原発から放出された放射性セシウムが南足柄市まで拡散したことは確かなのですが、これ以前には神奈川県内で基準値を超える農産物は出ていませんでした。
Q どうして茶葉だけなのでしょう。
A 福島第1原発から南足柄市まで直線距離で約300キロ離れています。放射性物質が雲などと一緒に風に乗って飛来し、茶畑のある山の斜面にぶつかり、雨となって局地的に茶畑に降り注いだ可能性があります。
Q 原発事故が発生したのは3月です。その後は、関東地方への放射性物質の拡散は弱まったはずですが。
A 農林水産省や神奈川県は、原発の爆発が相次いだ3月中旬ごろに古い茶葉に降り注いだ放射性物質が、表面に付着した後に葉の中に吸収されたとみています。それが幹を通り、4月から5月の初めごろに摘み取られる新芽にも移っていったと考えられます。
農水省は茶畑の土壌も調べましたが放射性物質の濃度は低く、土壌から吸収されたとは考えにくいと説明しています。
Q 実際に飲むお茶への影響はどうですか。
A 農水省は関東地方南部で生産された茶葉を使って実験をしました。1キログラム当たり500ベクレル100+ 件の 基準値を超える670ベクレルの放射性セシウムを検出した生茶葉では、乾燥させて荒茶にすると約5倍の3100ベクレルにまで上昇しました。その荒茶10 グラムに温度90度、300ミリリットルのお湯を注ぎ、1分間抽出した結果、61ベクレルにまで薄まりました。飲用茶の基準値である200ベクレルを大幅 に下回っています。
Q 健康食品などとして荒茶をそのまま食べることもあります。
A ふりかけなどに入っているケースもあるようですね。この場合は注意が必要ですが、厚生労働省は市場に出回っているものは心配ないと説明しています。
(共同通信)
2011/06/19 12:43
「静岡茶」フランスで規制値超える放射性セシウム検出
フランスに輸出された静岡県産の緑茶から、欧州連合(EU)が定める放射性物質の規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことが、2011年6月18日までに分かった。
EUでは規制値を「1キロあたり500ベクレル69 件」としているが、今回フランス・パリ郊外のシャルル・ドゴール空港で検査を受けた乾燥茶葉からは、同1038ベクレルが検出された。輸送された162キロはすべて廃棄処分となる見込みだ。
静岡県の川勝平太知事はこれを受けて、詳細の調査を急ぐ考えを示す一方で「飲用茶にすれば10ベクレル69 件程度になり、飲んでも問題ない」と話し、これまでの立場を繰り返した。
仏で静岡茶「規制値超え」 川勝知事「調査急ぐ」
2011年6月19日
空輸された静岡県産の緑茶の葉から欧州連合(EU)の許容基準を超える放射性セシウムが検出されたとフランス当局が発表した問題で、川勝平太知事 は18日、三島市内で取材に応じ「非常に驚いている。誤解を招かないように早速調査に入りたい」と事実確認を急ぐ考えを示した。
川勝知事は、3月に「静岡県産」と誤表記されたコマツナから放射性物質が検出され、シンガポールへの県内産農産物が一時輸入停止されたことに言及。今回の問題にも「シンガポールでの例もあり、しっかりと確かめる必要がある」と冷静な反応を見せた。
検出されたとされる1キログラムあたり1038ベクレルの数値には「飲用の茶では10ベクレル程度になるだろう。全く心配ない」と強調。「恒常的 な経口摂取でどれだけ影響が出るのかが重要。フランスでは茶を食べる習慣はなく、(規制値の)500ベクレルという数字が独り歩きしている」と述べた。
静岡県などによると、EUの規制値は大震災を受けて4月に、それまでの1250ベクレルから日本の規制値である500ベクレルに引き下げられ厳しくなった。
静岡茶からセシウム=パリの空港で検出―仏
2011年6月18日21時6分
【パリ時事】パリ近郊のシャルル・ドゴール空港で、静岡県産の緑茶から基準値の2倍を超える放射性セシウムが検出されたことが18日までに明らかになった。福島第1原発事故後、フランスが日本産食料品を対象に実施している放射能検査で、基準値を上回ったのは初めて。
仏当局などによると、162キロの緑茶に対する検査で、欧州連合(EU)基準の1キロ当たり500ベクレルを上回る同1038ベクレルの放射性セシウムが検出された。緑茶は廃棄処分される。
仏当局は今回の検出を受け、静岡県産の野菜類に対する検査強化を決定。また、同県産品をEUレベルでも検査対象に加えるよう欧州委員会に申し入れる方針という。
[時事通信社]
福島県内に放射性物質検出器 分析能力が向上
2011.6.19 12:50
福島県は19日、県内に新たに設置した農水産物の放射線量検出器4台を報道陣に公開した。 20日から検出作業を開始する。同県はこれまで、農水産物の放射性物質(放射能)の検出を「日本分析センター」(千葉市)などに依頼していたが、県内に検 出装置を設置したことで、分析点数が増えるほか、運搬時間が減るため結果が出るまでの日数も短縮される。今後、夏野菜などの出荷シーズンが本格化する前 に、検出能力を高めるのが狙いだ。
放射線量検出器は「県農業総合センター」(郡山市)に設置された。農水産物に含まれる放射性ヨウ素や放 射性セシウムなどの放射性物質量を検出できる。農水産物は約1ミリにみじん切りし、プラスチック製の容器に入れた後、検出器にかける。測定時間は 17~50分程度という。これまでは日本分析センターで1日に測定できる農水産物の数は約50点程度だったが、検出器の設置で約80点増えて約130点に なるほか、運搬時間が減ることで結果が出るまでの日数も1~2日程度短縮できるという。
新種キノコにスポンジ・ボブ由来の学名Spongiforma squarepantsii
headlessによる 2011年06月19日 14時00分の掲載
ay-ay-captain部門より
ほぇ~(赤塚版) 曰く、
スポンジ・ボブ(SpongeBob SquarePants)といえば海底都市ビキニタウンを舞台としたアメリカ製ギャグアニメだが、スポンジ・ボブにちなんだ学名「Spongiforma squarepantsii」が新種のキノコに付けられたとのこと(SFSUのニュースリリース、 ScienceDailyの記事、 本家/.)。
Spongiforma squarepantsiiはサンフランシスコ州立大(SFSU)の研究者により、2010年にボルネオ島北東部のランビル国立公園で発見された。外見が 海綿にそっくりのSpongiforma属では2種目となる。色は明るいオレンジ色だが、アルカリに反応して紫に変色する。匂いはややフルーティーで、強 いカビ臭さが感じられるとのこと。論文はMycologia Onlineに掲載されている。
なお、スポンジ・ボブは現在アニマックスで放映中。
東日本大震災:福島で観光農園開く サクランボ予約激減
本格的な果物狩りシーズンを迎え、福島市内で19日、観光農園の開園式が開かれた。福島第1原発事故の風評被害で、サクランボ狩りはキャンセルが相次ぎ、予約は昨年同期の1割に満たないという。
サクランボの主力品種「佐藤錦」が紅色に染まる福島市飯坂町平野の「あづま果樹園」で開かれた開園式で、片平新一・市観光農園協会会長は「風評被害で長い年月がかかるかもしれないが、国が安全というのを信じ農園が元に戻るのを待つ」と語った。
福島県が12日公表した検査結果では、露地栽培のサクランボから検出された放射性セシウムは国の暫定規制値の6~7分の1、ヨウ素は検出されな かった。日帰りで来た横浜市港南区の会社員、東和浩さん(50)は「被災地の役に立てればと思った。甘みと酸味、食感のバランスがいいですね」と話してい た。
市内の観光農園では7、8月に桃狩り、9月にはナシ狩りなどが楽しめる。サクランボ狩りは7月上旬まで。料金は大人1000円、小学生以下800円。問い合わせは同協会(024・525・3727)。【蓬田正志】
毎日新聞 2011年6月19日 19時42分
Dr.中川のがんの時代を暮らす:/1 放射線とともに
新連載「がんの時代を暮らす」の第1回です。東日本大震災のため、スタートが2カ月半遅れましたが、読者からの相談にも答えるなど、今までなかったスタイルも取り入れ、より生活に密着したものにしたいと思っています。
震災前の3月初め、新連載のタイトルを決めるのに随分悩みました。しかし、皮肉なことに、今まさに「がんの時代」を迎えたような様相です。福島第1原発事故による被ばく問題で、日本中が「パニック状態」に陥っているように見えます。
現実には、首都圏の空気中の放射線量は、ほぼ平時に近い数字に戻っています。マスクや長袖の服を着ける必要はなく、洗濯物を外に干してもよいレベ ルです。原発自体の「火消し」は予断を許さないようですが、今、新たに放出されている放射性物質はほとんどありません。福島県を含め、大気中にある放射性 物質の量はゼロかほんのわずかになっています。
しかし、福島第1原発から60キロも離れた福島市でも、毎時1マイクロシーベルトくらいの空間線量率が計測されています。この環境に1年間ずっと いると、9ミリシーベルト弱の外部被ばくを受ける計算になります。この放射線は、事故発生から3月半ばまでに原発から放出された放射性セシウムが原因と なっています。空気中に放出された放射性物質は、風に流されて遠くまで移動し、雨に溶けて土などの表面にしみ込みました。そして、ここから放射されるガン マ線が、住民に被ばくをもたらしているのです。
当初注目されていた放射性ヨウ素は、8日ごとに半分に減りますから、すでにほとんど存在しません。しかし、放射性セシウムのうちセシウム137は 半分に減る半減期が30年と長く、60年たっても今の4分の1も残ります。放射線とともに暮らしていかなければならない長い時代が始まりました。連載の最 初は、このような環境で暮らすことについて考えていきます。(中川恵一・東京大病院放射線科准教授、緩和ケア診療部長)
==============
◇質問お寄せください
読者からの質問を受け付けます。中川准教授が紙面上で随時回答します。質問は、ファクス(03・3215・3123)かメール(kenko@mainichi.co.jp)で。
- 放射性物質:静岡産の緑茶からセシウム パリの空港で検出
- 放射性物質:真野川のウグイが初の出荷停止に 福島
- 放射性物質:愛知産の茶は安全
- 放射性物質:セシウム濃度で遊泳判定 環境省
- 放射性物質:福島県大熊町の土壌から微量のキュリウム
毎日新聞 2011年6月19日 東京朝刊
2号機取水口付近 濃度最低に
東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、17日、2号機の取水口付近で採取した海水の放射性ヨウ素の濃度は国の基準の8倍と、調査を始めて以来、最も低くなりました。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で17日に採取した海水から、放射性のヨ ウ素131が1cc当たり0.32ベクレル検出されました。これは、国の基準の8倍に当たる濃度で、4月に調査を始めて以来、最も低くなりました。ここ は、作業用の縦穴から高濃度の汚染水が流れ込んでいるのが見つかり、基準の750万倍のヨウ素131が検出された場所です。また、先月、同じように汚染水 が流れ出た3号機の取水口付近の海水の放射性物質の濃度は、セシウム134が基準の73倍、セシウム137が基準の52倍と、いずれも前の日より上昇しま した。一方、福島第一原発の沿岸と沖合の合わせて10か所で行った海水の調査では、5号機と6号機の取水口の北側およそ30メートル付近など4か所で放射 性セシウムが検出されましたが、いずれも基準は下回りました。東京電力は「海水に含まれる放射性物質の濃度は、全体的にはほぼ横ばい、または減少傾向にあ るが、濃度の上昇があった場所は、ポンプの運転などで海底がかくはんされた可能性がある。引き続き監視していきたい」としています。
福島・浪江町など3町村で先行調査 内部被ばく検査も
- 2011/6/19 18:35
福島第1原発事故を受けて福島県が全県民約200万人を対象に行う健康調査で、専門家による検討委員会は20日までに、浪江町、川俣町山 木屋地区、飯舘村の住民計約2万8千人を対象に、事故以降の行動記録や食事内容などを基に被曝(ひばく)線量を推計する先行調査を6月末から始めることを 決めた。うち100人程度を抽出し、内部被曝も調査する。
3町村は原発から20キロ圏内の警戒区域や計画的避難区域に指定されており、検討委は選定理由を「被曝のリスクが他の地域に比べて高いため」としている。
内部被曝調査では子供やその母親のほか、農業や建設業など屋外作業が多い人も選び、全身の内部被曝線量を測るホールボディーカウンターや尿検査で調査する。
また検討委は、全県民200万人余りを対象にした健康基本調査は8月から始めることも決めた。東日本大震災が起きた3月11日時点での県内居住者が対象。
質問票を配布し、事故後の行動について、どこに何時間滞在したかや自家栽培の野菜を食べたか、飲んだのは水道水か井戸水かなどを可能な限り記入してもらい、被曝線量を推計する。
そのうち避難地域の住民や基本調査で必要と認められた人は別途、詳細に調査。血液や尿の検査などのほか、子供は甲状腺検査もする。約20万人を想定している。
検討委座長の山下俊一長崎大教授は「県民を守るということでスタートラインに立った。事故後3カ月が経過したが、しっかりした態勢で取り組む」と述べた。
菅首相、子どもの放射線対策「2次補正に盛り込む」
- 2011/6/19 14:37
福島県の佐藤知事から子どもの放射線対策についての要望書を受け取る菅首相(19日、首相官邸)
菅直人首相は19日、福島県の佐藤雄平知事と首相官邸で会い、東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けた子どもの放射線対策について「財 源的に必要なものがあればできるだけ早く議論し、2011年度第2次補正予算案に盛り込む」と述べ、2次補正で対応する考えを示した。「制度的にやらなけ ればいけないことがあれば、福島県と一緒になって実現するべく頑張る」とも語った。
佐藤知事は会談で(1)学校の校舎や校庭の除染(2)通学路や公園の除染(3)積算線量計などの配布(4)夏休みの自然体験授業――の4項目を要望。首相は「子どもたちの安全は何よりも重要だ。最優先で取り組みたい」と応じた。
浪江、飯舘、川俣が先行 原発事故健康調査
県民健康管理調査検討委員会は18日、東京電力福島第一原発事故を受けて県が実施する全県民を対象にした健康管理調査の概要を決めた。
先行調査は警戒区域や計画的避難区域の浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区の住民約2万8千人を対象に今月下旬に開始する。
問診票を配布して外部、内部被ばく量の推定値を算出する。
全県民に対する基本調査は8月に始める方針だ。
まず3町村100人を抽出調査へ 福島・全県民健康調査
2011年6月18日20時55分
福島県の健康管理調査検討委員会は18日、全県民約200万人を対象にした放射線被曝(ひばく)調査の概要を正式発表した。6月下旬から先行して浪江 町、飯舘村、川俣町山木屋地区の警戒、計画的避難区域に住んでいた2万8千人に問診を開始。そのうち約100人を抽出し、体内で浴びた放射線量を測るため 「ホールボディーカウンター」(WBC)検査や尿検査を実施する。
検討委によると、先行調査の3町村は、東京電力福島第一原発の事故発生以降、放射能汚染が高いとみられ、選ばれた。
100人は3町村が各住民の年齢構成などに応じて抽出。千葉市にある放射線医学総合研究所のWBCで体内被曝量の検査を受ける。同時に尿の中の放射性セシウムも調べ、WBCの検査結果と比較する。検査結果は本人に直接説明するという。
福島全県民対象の健康調査 尿検査で被ばく量推定へ
福島県は18日、全県民対象の健康管理調査を8月に始めるのに先立ち、6月下旬から浪江町と飯舘村、川俣町山木屋地区の住民や避難者ら約2万8000人の調査を行うと発表した。
調査は問診票による外部被ばく量の推計を主に行う。具体的には事故後の滞在先や自家栽培の野菜の摂取状況などを調べ、推計に役立てる。
これに加え、全身の放射線量を測定できるホールボディーカウンターと尿検査による内部被ばく量の測定を、子どもや屋外作業者を中心に100人規模で実施。 対象者は町村が選び、尿中の放射性セシウム量と内部被ばく量を調べ、尿検査で被ばく量を推定できるかどうか検討を進める。
県民健康管理検討委員会座長の山下俊一長崎大医歯薬学総合研究科長は「尿検査はホールボディーカウンターよりも、より正確に短時間で内部被ばく量を測定できる可能性がある」と説明する。
県は学校、道路の放射線量測定システム構築など、特に子どもの被ばく量を低減する方針も表明。佐藤雄平知事が19日に首相官邸を訪れ、菅直人首相に支援を要請する。
2011年06月19日日曜日
4号機プールの謎決着=原子炉上部側から水流入-燃料損傷回避・福島第1
東日本大震災発生時、定期点検中だった福島第1原発4号機で、使用済み燃料プールの水位が予想より下がらず、大量の燃料棒の損傷を回避できたのは、点検のため原子炉上部などに張られた水が仕切り板の隙間からプールに流入したためと分かった。東京電力が19日発表した。
原子炉上部側の水位が下がっており、東電は同日、約80トンを内部配管から注水。今後、計約1000トン注水し、事故前の満水状態に戻す。
4号機は地震発生時、原子炉内の燃料棒を全部プールに移しており、運転中だった他の原子炉のプールに比べ、水が早く蒸発して燃料が損傷することが懸念され た。3月15日朝に爆発音がして建屋上部が壊れた際は水素爆発とみられたが、翌日、自衛隊のヘリコプターで燃料棒が水面下にあることが確認された。
このため東電は同月22日、原子炉上部側の水が流入した可能性を公表。水素爆発の原因については、3号機原子炉で発生した水素が4号機と共通の排気管から4号機側に流入した可能性があると5月に発表した。
東電によると、原子炉上部とプールの間の仕切り板は通常、プール側からの水圧で密閉されている。事故でプール側の水位が下がったため、隙間ができて原子炉上部側の水がプールに流入したが、3月20日以降の放水・注水で水位が上がり、再び密閉されたとみられる。
定期点検中は、原子炉のふたを開けた後の上部や機器の仮置きピットに水を張り、作業員を強い放射線から守っている。(2011/06/19-21:46)
二つのプールから水流入、4号機の燃料溶融回避
東京電力は19日、東日本大震災が発生した直後、福島第一原子力発電所4号機の核燃料一時貯蔵プールに、別の二つのプールから大量の水が流れ込んで危機を脱していた可能性が高いと正式に発表した。
二つのプールの水位が震災発生当時より4・6メートル下がっていることが確認できたためで、東電は同日、二つのプールに注水を開始した。
4号機燃料プールに沈められた燃料からは、計算上、数日でプールが沸騰するほどの熱が出ていたにもかかわらず、3月22日に注水を開始するまで十分な水が残っていたため、燃料の溶融が起きずに済んだ。
東電が計器を復旧させたところ、発生当時は満水だった「原子炉ウェル」と「機器仮置プール」という二つのプールから、約1000トンの水がなく なっていることが判明。地震の揺れか水素爆発による衝撃で、プールの間を仕切っていた鉄板がずれて燃料プール側に十分な水が流れ込んだとみられることがわ かった。
(2011年6月19日21時31分 読売新聞)
イラクの村、放射能汚染の影 8年経てがん相次ぐ
2011年6月20日3時0分

白血病で客間に寝ているファデルさんと母親のトルキヤさん=アルワルディエ村、川上写す

散乱する「イエローケーキ」が入っていたドラム缶=2003年5月、イラク・ザファラニヤ
イラクの首都バグダッド郊外にあるアルワルディエ村を訪れた。2003年4月、イラク戦争による混乱の中、近くの核施設から村民が放射性物質が入った容 器を持ち出して貯水タンクなどとして使った。8年を経て、住民たちは「がんが増えている」と訴え、現地の医師は早急な調査と対応が必要と警告する。
バグダッド中心部から南に向かう幹線道路を車で約30分、道路の右手に広大な無人地帯が現れる。ツワイサ原子力研究センターだ。村はセンターの南東にある。数軒の商店が並ぶ中心部をのぞけば、耕地と農家が点在する人口1800人の農村である。
センターの外壁から50メートルと離れていないマギド家では、客間でやせた少年が布団に横たわっていた。ファデルさん(15)で、昨年4月、バグダッドの病院で白血病と診断された。
母親トルキヤさん(52)が「私は一日中、息子のそばで座っています。息子に『この薬でいつまで生きていられるのか』と聞かれるのがつらい」と語る。
さらに奥の部屋に昨年10月に乳がんを手術した長女バイダさん(30)がいた。がんはすぐに再発。2カ月後、手術が難しい背骨に腫瘍(しゅよう)が見つかり、放射線治療を受け、現在自宅にいる。
東電、汚染水浄化システムで実験 再稼働は21日以降か
2011年6月19日 21時54分
福島第1原発の高濃度放射能汚染水を浄化するシステムが稼働から5時間で停止した問題で、東京電力は19日、放射線量が手動停止しなければならな いレベルに高まった原因を調べる実験を始めた。20日にかけて行い、再稼働は21日以降になる見込み。注水で増え続ける高濃度汚染水は6月末にもあふれる 可能性があり、東電は「浄化後の水を入れる仮設タンクに高濃度汚染水を移送することも検討する」と述べた。
放射線量が想定外の高濃度と なったのは、浄化システムのうち、セシウムを取り除く米キュリオン社の装置。セシウムを吸着する鉱物のゼオライトを詰めた円柱状の「吸着塔」は6台1組で 4組並んでおり、ある程度の油を分離した高濃度汚染水を流す。性質の異なるゼオライトが油分や放射性セシウムを順番に吸着して取り除く仕組みだ。
使用を重ねると放射性物質の吸着量が増えるため、東電は目安として表面線量が毎時4ミリシーベルトで吸着塔を交換する計画だった。6台のうち油分を取り除 く先頭の吸着塔は1カ月程度持つと見込んでいたが、稼働から5時間足らずで目安を超える4・69ミリシーベルトを計測した。
東電は19日 の会見で、高濃度汚染水に含まれる油や汚泥が予想より多く、放射性物質が早くたまったと推測。原因を確認するため(1)何も入れず筒を通すだけ(2)ゼオ ライトの代わりに油だけ取る薬剤を充填(じゅうてん)(3)これまでのゼオライトを充填-の3種類の吸着塔を用意し、約5時間、高濃度汚染水を通す。汚泥 のたまり具合を確認し、浄化システムの構成を見直すなどの対策を取る。
(中日新聞)
農水産品 放射線測定強化へ
県が2600万補正案 出先4機関に機材
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射能汚 染への不安が広がっているのを受け、県は県産農林水産物の放射性物質を測定する体制を強化することを決めた。出先機関での測定を新たに導入し、また、生産 団体が独自に実施する測定を支援する。安全な県産品のアピールにつなげて、風評被害を懸念する生産者の不安を払拭したい考えだ。
県は測定体制を整備する費用として、県議会6月定例会に提出した補正予算案に、約2600万円の「農林水産物安全・安心確保モニタリング事業費」を計上している。
具体的には、県産業技術センター農林総合研究所(黒石市)など県内に4か所ある出先研究機関に、放射性物質を測定できる大型機材を国庫補助とあわせて導入する。各機関は、近隣の生産者から農産物や魚などを買い取り、定期的に調査を続ける。
また、生産団体の独自測定も側面支援。1台あたり50万円ほどの放射線測定器を購入する場合、半額を負担する。農協や漁協などからは福島原発事故 以降、測定器の購入に関する問い合わせが30件ほどあった。取引先から生産物の安全性の証明を求められるケースも多い。県は、生産団体が測定結果を取引先 に示すことも想定している。
補正予算案が可決されれば、県は7月中にも、生産団体に事業の説明会を開く。県総合販売戦略課は、「夏場にあたって、農林水産品の出荷がピークを迎える。放射性物質への懸念を払拭して県産品をどんどん売り、攻めの農林水産業を維持していきたい」と話している。
(2011年6月20日 読売新聞)
k
汚染水浄化、運転停止=放射線量高く、交換早まる−福島第1
福島第1原発事故で、東京電力は18日、高濃度の放射能汚染水を浄化する処理システムが同日未 明、運転を停止したと発表した。セシウム吸着装置の放射線量が想定より早く交換基準に達したといい、東電が対応を検討している。同システムは試運転中に水 漏れが相次ぎ、17日夜に本格運転を始めたばかりだった。
東電によると、汚染水処理システムは17日午後8時に本格運転を始めたが、セシウム吸 着装置の「スキッド表面線量率」が想定より早く交換基準の毎時4ミリシーベルトに達した。東電は18日午前0時54分にシステムの運転を停止したが、水漏 れなどは確認されていないという。(2011/06/18-08:44)
岐阜県で震度3
18日午前4時48分ごろ、岐阜県で地震があり、高山市で震度3の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は飛騨地方で、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は3.8と推定される。(2011/06/18-06:31)
真空状態で水噴出、細管破損か=浜岡原発5号機の海水流入−中部電
中部電力は17日、政府要請で運転を停止した浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)の冷却作業中 に、タービンを回転させた蒸気を水に戻す「主復水器」に海水が流入した問題について、復水器内の配管のふたが外れて水が強く噴出、近くにあった海水を循環 させる細管が破損したとの推定結果を発表した。
同社はこれまでの調査で、配管のふたの脱落を確認。トラブルの発生当時、復水器内は真空状態にあり、ふたが外れたことで水が強く噴き出たとみている。引き続きふたが外れた原因などを調べる。
このトラブルは、5号機の原子炉停止後、炉の温度が100度未満になる「冷温停止」に向けて作業を行っていた5月14日の午後4時半ごろ発生。中部電は、海水約400トンが流入し、そのうち5トン程度が原子炉圧力容器内にも混入したと推定している。
原子炉建屋では海水流入当初の100分の1以下まで塩分の除去が進んでおり、タービン建屋を中心に今後も塩分除去作業を続ける。(2011/06/17-22:08)
放射線防護「理解不十分」=「20ミリ、最も厳しいレベル」−学術会議会長
日本学術会議の金沢一郎会長(皇室医務主管)は17日、福島第1原発事故での放射線防護に関する考え方が「国民に十分理解されていない」と憂慮する談話を発表した。
談話は、政府が計画的避難区域の設定などで、積算放射線量の上限を年間20ミリシーベルトとしたことについて、国際的な考え方に従ったもので「最も厳しいレベル」としている。(2011/06/17-22:06)
群馬の校庭土壌でもセシウム=川場村の小学校など
福島第1原発事故で、群馬県は17日、同原発から約170キロ離れた群馬県川場村の川場小学校など、県内3カ所の土壌を調査した結果、最高で1270ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
調査したのは、5月に空間放射線量を簡易測定した県内92カ所のうち、放射線量が上位3カ所だった同小学校校庭、暮坂峠(中之条町)、県立公園「21世紀 の森」(沼田市)の土壌。表層部分で検出された土壌1キログラム当たりの放射性セシウムは、それぞれ1270、1000、620ベクレルだった。
福島県によると、同県内の校庭の土壌では、川俣町の小学校で最高2万9115ベクレルの放射性セシウムが検出されたものの、南会津町の小学校では検出され ていない。群馬県環境保全課は「風向きや山の位置が原因で、群馬県内の一部の濃度が高まった可能性もある」としている。
川場小学校で検出された放射線量について、同課は「普通に校庭で遊ぶ分には問題はない」としているが、住民の不安解消のため川場村は来月上旬に説明会を開く予定。(2011/06/17-21:33)
静岡・浜岡原発:5号機海水混入 配管溶接不良が原因--中部電
中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)5号機で原子炉停止中に復水器へ海水約400トンが混入した事故で、中部電は17日、復水器内の配管 が溶接不良で破断して水が噴き出し、海水が流れる細管(厚さ0・5ミリ)を損傷させたことが混入の原因との調査結果を発表した。05年の5号機建設時の施 工ミスで、復旧は12年度になる見通しだという。
事故は5月14日に発生し、細管は43本が損傷、2本が変形した。配管破断と細管損傷はいずれも確認されていたが、初めて双方の関係が分かった。【丸山進】
毎日新聞 2011年6月18日 東京朝刊
下水処理汚泥 県営5か所 再利用不可
県内の下水処理施設の汚泥から放射性物質が相次いで検出されている問題で、県下水道局は17日、県営5下水道処理場で10日に採取した汚泥の焼却灰(加湿)から1キロ・グラムあたり3300〜6800ベクレルの放射性物質が検出されたと発表した。5か所に計約1200トンが堆積しているという。
政府の原子力災害対策本部が16日に示した当面の取り扱い基準で、100ベクレル以下でないとセメント原料などとして再利用できない。8000ベクレル以下であれば、住宅地などから一定の距離を置いた「管理型処分場」で、防水対策などを講じて埋め立て処理できるため、県下水道局は「対応可能な処分場があるか早急に検討したい」としている。
(2011年6月18日 読売新聞)
県、汚泥受け入れ調査へ 国の方針受け処分場に 06月18日(土)
放射性物質を含む下水処理施設の汚泥焼却灰などについて、政府の原子力災害対策本部が処分方法の方針を公表したのを受け、県は17日、県内の最終 処分場でこうした汚泥焼却灰などの受け入れが可能かどうか調査することを決めた。同本部の方針だと、県内の下水道終末処理場などが搬出を見合わせている焼 却灰などは、セメント材料にできないため。引き続き処理場内で保管することになる。
終末処理場の汚泥焼却灰などはセメント材料として業者に引き渡してきたが、福島第1原発の事故後に県内でも放射性セシウムなどが検出され、引き渡しを見合わせる処理場が相次いだ。
同本部の方針では、製品にした段階で放射性セシウムの濃度が1キロ当たり100ベクレル以下になる場合だけ、セメントに利用できる。県内では、長野市の 千曲川流域下水道下流処理区終末処理場(長野市)の焼却灰から同3940ベクレルの放射性セシウムを検出したほか、上田終末処理場(上田市)などの汚泥焼 却灰からも検出。ただ、同8千ベクレルを超えたケースはなく、いずれも埋め立て処理は可能という。
これに対し、金を含む諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(諏訪市)の汚泥焼却灰などは同100ベクレル以下で、売却の再開を検討するという。
阿部守一知事は17日の会見で、「放射性物質への対応は国が全ての分野について、財政負担もセットで全面的に行うべきだと考えている」と述べた。
汚泥処理に国基準 「根本的対策ない」批判
仮置き場新設必要 前橋
原発事故により東日本各地の浄水場や下水処理場の汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出されている問題で、国は汚泥に関する当面の取り扱い基準を まとめた。一定条件の下で管理型処分場に仮置きできるなどと示されたが、県内の各自治体からは「根本的な対策になっていない」と批判の声が上がっている。
基準では、1キロ・グラムあたり10万ベクレル超の汚泥は、発生した都県内で放射線を遮蔽できる施設内に保管。10万ベクレル以下8000ベクレル超の場合、住宅地などから一定の距離を置いた管理型処分場に仮置きできるとしている。
前橋市は現在、下水道処理施設「前橋水質浄化センター」(六供町)で、2万1500ベクレルの放射性セシウムが検出されている焼却灰を52トン保管している。
セシウムの数値だけ見れば、市は、住宅地などから20メートル以上離れた管理型処分場に仮置きできるが、条件に合った処分場はなく、新たに建設す る必要がある。市下水道施設課の担当者は「こんな近くに処分場を建設することは、近隣住民から理解は得られない」と指摘。そのうえで「国が処分場を用意 し、各地で発生している焼却灰を振り分けるべき」と要望する。
52トンの焼却灰は同センター内の既存施設に保管、さらに新しい建屋も建設し、半年以上はもつとしているが、同課は「その間に国が新たな基準を示してくれるとありがたいのだが……」と焦りを募らせている。
高崎市は阿久津水処理センター(阿久津町)の敷地内で汚泥の焼却灰を保管。焼却灰から1万5000ベクレルの放射性セシウムを検出した。5月10 日以降、用意した鉄製コンテナ(容量10トン)5個が満杯になり、さらに2個のコンテナを手配している。同市の担当者は「国の通知通りにしたいが、実態は 無理。場内にたまる一方だ」と困惑している。
県管理の処理施設からも、1日に約120トンの汚泥が出る。施設内に留め置くことは不可能なため、今月16日までに県内の肥料工場と緑化資材工場へ計約3500トンを搬出している。
今回の基準では、100ベクレル以下になれば再利用可能とした一方で「園芸用土などへの再利用は自粛が適切」とも記された。県下水環境課は「加工 工場側でも、放射性物質が含まれた製品を出荷するのはためらいがある。安全性が保証されない限り、手詰まりの状況は変わらない」とため息をつく。
(2011年6月18日 読売新聞)
汚染汚泥「埋める場所すぐにはない」神奈川県や川崎市など
2011.6.18 00:08
各地の下水処理場の汚泥から放射性物質が検出された問題で、国が下水汚泥の当面の取り扱い方針を決めたのを受け、神奈川県や横浜市などは17日、具体的な対応の検討を始めた。
下水汚泥は取り扱い基準がなかったため、汚泥を焼却した灰のセメント原料用の搬出がストップ。困った県などが国に処分方法を示すよう要望し、国は放射性セ シウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル以下なら埋め立て処分ができると16日に通知した。しかし、「埋めていいといわれても場所がすぐにない」(県下 水道課)のが実情で、セメント会社側が受け入れを再開しなければ搬出できず、焼却灰がたまる状況は当面続きそうだ。
県が管理する4処理場では焼却灰から最大同4424ベクレルを検出。セメント会社と協議を続けながら、仮置き場所の増設も検討する一方、長期化を想定して埋め立て処分場を探す。
6日の試料から同7510ベクレルを検出した川崎市の入江崎総合スラッジセンターも仮置き場所を確保しつつ、セメント会社や市内の埋め立て処分場と協議す る。横須賀市の下町浄化センターは当面、敷地内に保管する。横浜市の南部下水道センターは、埋める方向で処分場と協議するという。
大和市の下水処理場放射物質検査、焼却灰からセシウムが検出/神奈川
2011年6月17日
大和市は17日、市内2カ所の下水処理場で行った放射性物質濃度の検査結果を発表した。
市都市施設総務課によると、今月6日に北部浄化センター(同市下鶴間)と中部浄化センター(同市深見)で試料を採取。このうち、北部浄化センターの焼却 灰から、1キログラムあたり7939ベクレルの放射性物質セシウムが検出。中部浄化センターでも、脱水汚泥から92ベクレルのセシウムが測定された。
このほか、前回の発表では、北部浄化センターの脱水汚泥から放射性物質は不検出とされたが、1キログラムあたり1863ベクレルのセシウムなどが検出されていたと訂正。試料を検査する業者が、データを取り違えたことが原因だという。
自治体向けの指針策定へ 下水汚泥処理で国交省
2011.6.17 18:40
福島第1原発事故の影響で各地の下水処理施設の汚泥から放射性物質が検出されている問題 で、国土交通省は17日、有識者による対策検討会の初会合を開いた。政府の原子力災害対策本部が16日に放射性物質の濃度に応じた汚泥の処分方法などの基 本方針を公表したことを受け、自治体向けにより具体的な指針を示すのが目的。8月をめどに取りまとめる。
検討会は、福島県内などの施設 で、汚泥の処理過程ごとに放射性物質の濃度を測定。その上で、脱水した汚泥や焼却灰などを施設内で保管する際の適切な容器の形態や、必要な放射線量測定の 頻度などについて定める。併せて施設作業員の被曝(ひばく)防止策や、周辺住民への分かりやすい説明の方法なども示す。
座長に選ばれた北九州市立大の楠田哲也教授は「安全の確保を最重点にして、対応策を早急に示したい」とあいさつした。
汚泥の保管方法や情報提供検討
東日本を中心に各地の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が相次いで検出されている問題で、17 日、政府が当面の取り扱い方針を発表したことを受けて、国土交通省は、専門家の検討会で、放射性物質が検出された汚泥の適切な保管方法や、周辺の住民への 情報提供の在り方など、現場での具体的な対応方法の検討を始めました。
この問題は、東日本を中心に少なくとも16の都道府県で、下水処理施設の汚泥や汚泥の焼却灰などか ら放射性物質が相次いで検出されているもので、政府は16日、放射性物質の濃度によって、汚泥を処分場に保管したり埋め立て処分したりするという、当面の 取り扱い方針を発表しました。これを受けて、国土交通省は、原子力や下水処理技術の専門家で作る検討会を設けて、実際に放射性物質が検出された汚泥を扱う 現場での具体的な対応方法の検討を始めました。検討会では、今後、処理施設での放射性物質の測定方法や、現在は各施設でばらばらに行われている汚泥の保管 について、より適切な方法を検討します。また、汚泥を保管する処理施設の周辺の住民への情報提供の在り方も検討するということです。国土交通省の検討会 は、ことし8月をめどに、これらの具体的な対応方法をまとめて、各地の自治体に伝えることにしています。
北毛3地点再測定と土壌調査結果を発表
県は17日、5月末に県内92地点で行った地表付近の空間放射線量測定で高い数値が出た北毛地域の3地点を対象に実施した再測定と、土壌調査の結 果を発表した。土壌調査では、地表に近いほど放射性セシウムの濃度が高く、県環境保全課は「原発事故の影響と考えられる」と分析している。
沼田市の「21世紀の森」、中之条町の「暮坂峠」、川場村の「川場小グラウンド」で実施。比較のため、川場小敷地内で事故前からシートで覆われて いる砂場でも調査したが、ほぼ平常値だった。同課は「屋外活動には心配のないレベルだが、土ぼこりなどは吸い込まないよう、念のため注意してほしい」と呼 びかけている。
前回の空間放射線量の測定では、数値がやや高めに出る傾向がある小型線量計を使ったが、今回は県施設など3か所で毎日の測定に用いているサーベイメーターを使用した。
(2011年6月18日 読売新聞)
【群馬】
県北部土壌 放射能調査 事故後の濃度高く
2011年6月18日
県は十七日、県北部で今月実施した土壌の放射性物質に関する調査の結果を発表した。五月の調査で相対的に放射線量が多かった川場村の小学校校庭な どの土を、福島第一原発事故前からシートで覆われ事故の影響が少ない土と比較した結果、地表の放射線量や放射性物質の濃度が高くなっていた。
今月九日以降、21世紀の森(沼田市、川場村)と暮坂峠(中之条町)、川場小校庭(川場村)の三カ所の地表放射線量と土壌の放射性物質濃度を測定 した。川場小では、地表放射線量が一時間当たり〇・四四マイクロシーベルトを観測。同じ校庭でシートに覆われ、事故の影響が最小限だった土(〇・一五マイ クロシーベルト)の約三倍に達した。21世紀の森では〇・五七マイクロシーベルト、暮坂峠では〇・二三マイクロシーベルトだった。
土壌中の放射性物質については、深さゼロ〜五センチで採取した場合の放射性セシウムの濃度が、川場小では一キロ当たり一二七〇ベクレル、暮坂峠では一〇〇〇ベクレルに上った。川場小のシートで覆われた土では、放射性セシウムは検出されていない。
放射線量は山間部で高い傾向がある。県環境保全課は「事故前と比較できたことで、事故で放出された放射性物質が、県内の土壌に与えた影響が証明された」とする。ただし検出された量については「健康のリスクが高まるレベルではない」としている。 (中根政人)
千葉・茨城で「放射線管理区域」並の汚染4万ベクレル平方メートル検出-引越し会社口コミランキング
2011年6月17日 20:00
■筑波大が独自に放射線土壌汚染マップ作製
2011年6月15日、福島第一原発事故による放射線汚染が、千葉、茨城まで広がっていることが、筑波大学の独自調査で判明したとの報道があった。
原発から200km以上離れた茨城県、千葉県でも通常の400倍となる4万ベクレル平方メートルを検出した地域があった。この値は国の「放射線管理区域」と同レベルになる。
筑波大作成マップを元にイメージを作成(多少誤差有)
健康には影響はないとされるが、局所的に放射線濃度が高い地域が広範囲に及んでいることが判明したということは、今後の詳しい調査の必要性を感じるものである。
【原発】静岡から仏に輸出された緑茶からセシウム(06/18 07:30)
フランスで、静岡県から持ち込まれた緑茶から基準値を超える放射性物質が検出されたとして、フランス当局は静岡県からの野菜類などのチェックを強化すると発表しました。
放射性セシウムが検出されたのは、静岡県から持ち込まれた乾燥緑茶162キロで、ヨーロッパでの基準とされる1キロあたり500ベクレルに対し、1038 ベクレルが検出されたということです。福島第一原発の事故以降、強化された特別検査で見つかり、フランスで基準値を超える放射性物質が検出されたのは初め てのことです。緑茶は検疫所から業者を通じて処分されますが、並行してコンテナに含まれていたすべての荷物について引き続き分析を進めるということです。 この件を受けてフランス当局は、静岡県から持ち込まれる野菜類などについて全件チェックを実施するなど、基準を強化することを決め、さらに今後、EU=欧 州連合に対しても同様のチェックをするよう呼びかけるとしています。
日光の牧草から放射性セシウム 栃木
2011.6.18 02:49
日光の牧草から 放射性セシウム 県は17日、牧草の放射性物質の定点調査で、県西地域の 日光市で採取した牧草から1キロ当たり960ベクレルの放射性セシウム(基準値は1キロ当たり300ベクレル)を検出したと発表した。県西地域では、日光 市を除く鹿沼市・西方町、矢板市、塩谷町の牧草は乳用牛、肉用牛に餌として与えることができるようになったが、今回の結果で県西全域の給餌制限解除はしば らくの間なくなった。
汚染水の浄化処理システム、未明に一時停止
東京電力は18日、福島第一原子力発電所内の高濃度汚染水の浄化処理システムの運転を同日未明に一時停止したと発表した。
セシウム吸着装置の放射線量が、交換基準に予定より早く達したため。浄化処理システムは17日午後8時に本格運転を開始したばかりだった。
福島の54校、6週連続で基準値下回る
栃木・那須塩原市など独自に校庭の表土除去
栃木県那須塩原市と那須町の小中学校など15カ所の校庭で毎時1マイクロシーベルト以上の放射線量が測定された問題で、両市町は17日までに、独自に表土を除去する方針を決めた。
両市町が同日、県に除去費用の支援を要請。福田富一知事はこの日の県議会で、「財政的な支援を行っていきたい」と答弁した。
那須町によると、1マイクロシーベルトを超えていない施設も含め、町立小中学校や私立・公立の保育園など計27カ所で除去する方針。那須塩原市は対象施設を検討する。
文部科学省は福島県内の学校施設で1マイクロシーベルト以上の放射線量が測定された場合、表土の除去費用の補助を決めているが、福島県外は対象になっていない。両市町は「子どもや親の不安を払拭(ふっしょく)するため、国の支援が得られずとも早急な対応が必要と判断した」としている。
校庭での毎時1マイクロシーベルト超えは、県が5月と今月6~7日に実施した調査で判明した。(共同)
[2011年6月17日12時18分]
東日本大震災:5地点で放射線量測定--那須塩原市 /栃木
那須塩原市は17日から、市内5地点で独自に空間放射線量測定をを始める。16日、発表した。
市役所▽西那須野支所▽塩原支所▽ハロープラザ▽高林公民館--の敷地内。午前9時と午後3時の1日2回測定し、結果を市のホームページなどで公表する。
市内の保育園や小中学校など9カ所が県の測定で毎時1マイクロシーベルト以上を観測。市は線量低減のため、校庭や園庭の表土除去の補助を国に働き かけている。このため独自に測定機器を購入し測定することにした。保育園や小中学校は今月末から測定して公表する。【柴田光二】
【関連記事】
毎日新聞 2011年6月17日 地方版
校庭など表土除去 那須27カ所、独自に実施 栃木
■那須塩原も県、費用半分助成へ
学校施設の放射線量問題で、那須塩原市と 那須町は一部の小中学校の校庭と幼稚園の園庭などで毎時1・0マイクロシーベルト以上の放射線量が測定されたことを受け、それぞれ独自に表土除去を行うこ とを決めた。栗川仁市長と高久勝町長は17日、県庁に福田富一知事を訪ね、除去費用の支援を要請。福田知事は県が費用の半分を助成する考えを示した。
県が5月に行った学校施設の放射線量調査で、那須町では12カ所の校庭や園庭から毎時1・0マイクロシーベルト以上の放射線量を測定。那須塩原市も19カ所で超えた。さらに6月の県の追跡調査でも那須町が6カ所、那須塩原市は9カ所で上回った。
文部科学省は、福島県内の学校施設に限って、毎時1・0マイクロシーベルト以上を測定した場合、表土の除去費用を補助することを決めたが、両市町は「子供や保護者らの不安を払拭するため国の支援がなくても早急な対策が必要だ」と判断した。
このため、両市町長は知事との会談で、県の調査で1回でも毎時1・0マイクロシーベルト以上を測定した学校施設を助成対象にするよう求めた。ただ、福田知 事は「助成はするけれど、線は引く」と話し、2回の調査とも1・0マイクロシーベルト以上だった15カ所のみを助成対象にする考えを伝えた。
那須塩原市は会談後、今後の対応を協議。栗川市長は「助成にかかわらず、子供たちの健康を第一に考えたい」として、19カ所のうち高校を除く18カ所で表土除去を行う方針を固めた。
除去費用は、定例市議会最終日の22日に補正予算案を提案する方向で調整する。
一方、那須町の高久町長は「(15カ所に線引きするのは)残念だ」と述べるとともに、「子供たちの健康と安全にかかわるので最優先に取り組む」と話し、 1・0マイクロシーベルト以下の学校施設を含む町内の全公立小中学校と保育園計27カ所で表土除去を行うことを決めた。私立幼稚園2カ所も助成措置を検討 する。約8千万円の除去費用を見込んでおり、月内に着工する方針だ。
校庭や園庭の表土除去をめぐる問題では、福田知事と高久町長らが先週、文部科学省を訪れ、福島と同じように国が財政支援を行うよう要望した。
また、那須塩原市ではPTA連絡協議会が市に表土除去対策を要望。市内の一部の幼稚園では独自に表土除去作業が進められている。
県、表土除去費の半額補助 学校放射線で知事と地元首長合意 週明けに再調査も
(6月18日 05:00)
福田富一知事は17日、6 月上旬に実施した学校校庭などの放射線量調査で、毎時1マイクロSv以上を測定した那須塩原市と那須町の計15施設について、両市町が実施する表土除去の 費用の2分の1を県費補助の対象とすることを明らかにした。また週明けにも、5月中旬の調査で1マイクロSv以上を測定した31施設で再調査を行う考えも 示した。
同日午前、栗川仁那須塩原市長、高久勝那須町長が県庁を訪れ福田知事と協議、合意した。知事はその後、県議会6月定例会一般質問で方針を表明した。
再調査では、各施設の校庭・園庭内の5カ所で、文部科学省が指定した機種で計測し平均値を割り出す。知事は一般質問の答弁で「文科省から測定方法の指示があった。来週中には結果が出ると思う」と述べた。
那須塩原市は県の補助対象となる9施設と、5月中旬の調査で基準値を超えた9施設の計18施設で表土除去を行う。約1億6500万円の費用を見込んでおり、7月上旬にも着工する。
那須町は、放射線量にかかわらず保育園、小中学校の計27施設で独自に表土を除去する。6月中に着工する。費用は約8千万円の見込み。私立幼稚園 にも除去費用の助成をするが、補助割合は検討中。高久町長は下野新聞社の取材に対し「私立の保育園、中学校からも希望があれば助成を検討する」と述べた。 文科省は、福島県内の校庭などで毎時1マイクロSv以上を測定した場合、表土除去費用を補助する方針。栃木県と両市町は、同様の措置を求め同省と協議を 続けている。
大田原・那須が表土除去 全小中・保育園
那須塩原も一部で
大田原市と那須町は17日、両市町内の全ての公立の小中学校、保育園の校庭、園庭の表土を除去することを決めた。那須塩原市も、県が5月中旬に実 施した空間放射線量調査で毎時1・0マイクロ・シーベルト以上を記録した小中学校、保育園・幼稚園で表土除去を行う。福田知事は同日、那須塩原市と那須町 の計15か所の教育機関について、除去費用の半額を助成する方針を表明した。
大田原市では、県の調査で1・0マイクロ・シーベルト以上の放射線量が観測された教育機関はなかった。当初、保護者らの要望を受け、0・5マイク ロ・シーベルト以上の教育機関で表土除去をする方針だったが、津久井富雄市長は読売新聞の取材に対し、「数値が低いといっても都内と比べ10倍もある。子 どもの健康と安心のため、(県からの費用の)助成抜きに取り組むことにした。除去作業に当たっては、保護者や住民に協力をお願いしたい」と話した。全38 か所の小中学校、保育園で行うという。
那須町でも、放射線量にかかわらず全27か所の公立の小中学校、保育園の校庭、園庭の表土を除去する。さらに、町内にある2か所の私立幼稚園にも除去費用を助成する。総費用は約8000万円が見込まれている。
一方、那須塩原市では、県の5月中旬の調査で、19か所の教育機関で1・0マイクロ・シーベルト以上を記録。市は17日、19か所のうち、18か所の小中学校、保育園・幼稚園で表土除去の実施を決めた。残り1か所は県立高校で、県によると除去作業を行うかは未定という。
福田知事は同日の県議会本会議で、今月上旬の調査で1・0マイクロ・シーベルト以上を記録した那須塩原市と那須町の計15か所の教育機関を対象 に、表土除去について「県として必要な財政的支援を行っていきたい」と述べ、費用の半額を助成する方針を示した。国に対しての費用負担の要望は継続すると いう。
放射能検出されず 県内主要海水浴場
県は17日、東京電力福島第一原発の事故を受け、県内の主要海水浴場で放射能濃度の調査を行った結果、いずれの海水浴場からも放射能は検出されなかったと発表した。
海水浴シーズンを前に毎年行っている大腸菌などの水質調査に加え、今年は放射性セシウム134、同137、放射性ヨウ素131の濃度を調べた。県水質改善室は「安心して海水浴を楽しんで」と呼びかけている。
一方、県内21の海水浴場などを対象にした水質調査では、最も良好の「AA」が鳥羽白浜(鳥羽市)や大矢浜(志摩市)、大淀(明和町)など14か 所。「A」は二見浦(伊勢市)の1か所、「B」は御殿場(津市)、千代崎(鈴鹿市)、松名瀬(松阪市)など6か所で、「C」、不適はなかった。
3海水浴場「放射能汚染なし」
県は17日、県内3か所の海水浴場で放射性物質の測定を実施した。東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質による汚染への懸念が広がる中、本格的な海水浴シーズンを前に、新潟の海が安全であるとアピールする狙い。問題となる数値は出なかった。
対象は、村上市の笹川流れ、柏崎市の東(とう)の輪、上越市の直江津の3海水浴場。各市と協力して作業を行った。砂浜から10センチ、50セン チ、1メートルの高さで、それぞれ空間放射線量を計測。最も高かったのは、笹川流れの高さ1メートルで、毎時0・066マイクロ・・シーベルト。柏崎刈羽 原発周辺での通常の測定範囲におさまった。
また、ボートで海にこぎ出し、水深1〜1・5メートルの場所で1リットルの水をすくって調べたところ、セシウムやヨウ素は検出されなかった。
県環境対策課は「多くの人に、安心して海水浴に来てもらいたい」と呼びかけている。
【千葉】
海水浴場と県立高プール 放射性物質は不検出 県測定
2011年6月18日
県は十七日、県内の海水浴場と県立高校のプールで行った放射性物質の測定の結果を発表した。すべての測定地で放射性ヨウ素、同セシウムとも不検出だった。
県水質保全課によると、海水浴場は十八市町村で一カ所ずつ、十四、十五日に採水し、測定した。同課は「放射能の影響はなく、海水浴をしても健康への問題はない」と説明している。海水浴場が開設される七、八月にも引き続き測定するという。
一方、県学校安全保健課によると、プールについては地域を考慮して県立高校十五校を抽出し、十〜十三日に採水して測定した。同課は「プール使用の安全については問題ないと考える」としている。 (平松功嗣)
![]() |
| アレバのアンヌ・ロベルジョン最高経営責任者 |
【パリ共同】フランスのフィヨン首相は16日、福島第1原発事故で発生した汚染水の処理を支援している同国の核燃料会社アレバのアンヌ・ロベルジョン最高経営責任者(CEO)が6月末で退任すると発表した。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。
同社の経営にはフランス政府が強く関与している。同CEOは、サルコジ大統領と対立しているとされていた。
同CEOは国際的に最も著名な原子力の擁護者の一人で、3月末には福島第1原発事故の対策のため来日した。
(共同通信社)(’11/06/17
東日本大震災:被災者高速無料化 被害小規模でもOK? 内陸部自治体も証明書
震災被災者らを対象とした高速道路の無料化が東北地方などで20日にスタートするが、ほとんど被害がなかった内陸部の自治体も住民に対し、無料通 行に必要な被災証明書の発行を始めている。津波被害を受けた沿岸部から東北道まで車で2時間はかかる岩手県では頻繁に高速道を利用する被災者は多くないと みられ、無料化の意味を問う声も聞かれる。
岩手県矢巾(やはば)町では、16日から全世帯に対し被災証明書の発行を始めた。17日までに約1600人が申請に訪れ、8人体制の役場窓口に常時30人が行列を作るほど殺到した。
矢巾町の南北には東北道が縦断している。沿岸から約100キロ離れた内陸部にあり、震災では2日間停電した程度だった。担当者は「被害はほとんどなかったが……」と話すが、茨城県内の自治体が停電や断水でも被災証明を発行していると聞き、発行を決めたという。
岩手県で無料になる高速道は東北道など4路線。県内の半数以上の自治体が無料化を前に急きょ被災証明書の発行を決めたが、沿岸の田野畑村は高速道 路無料化のための被災証明書は発行しない。担当者は「高速道路から遠いし、被災していない人に証明書を発行するのは問題」と話す。
県内で最も多い約2100人の死者・行方不明者が出た陸前高田市の戸羽太市長は「ボランティアが無料になるなら被災地に来やすくなるかもしれない が、被災地の住民が高速を使って東京に行くことがどれだけあるのかを考えると、そもそも被災者を無料にすることに意味はあるのかと思う」と話す。
宮城県内でも、死者・行方不明者がゼロで全半壊の家屋もなかった七ケ宿町や、全壊が0戸で半壊も数戸にとどまっている川崎町などが被災証明書の発行を開始。県に「高速道の使用目的だけで被災証明を求める住民で窓口が混乱するのでは」と懸念する声が寄せられたという。
国土交通省高速道路課によると、被災証明書の発行は市町村の判断に委ねられている。担当者は「市町村は被災者の負担軽減という無料化の趣旨を踏まえ、適切に対応してくれるものと思う」と話す。【安藤いく子、熊谷豪、狩野智彦、市川明代、宇多川はるか】
毎日新聞 2011年6月18日 東京朝刊
福島第1原発:被災全世帯 義援金2次配分の対象に
東京電力福島第1原発事故の警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域の全世帯(約6万2000世帯)が、17日に日本赤十字社などから被災 都道県に送られた義援金の2次配分の対象となることが分かった。義援金配分割合決定委員会(事務局・厚生労働省)が福島県に方針を伝えた。ただし、3区域 で一律の支給額にするかどうかや金額は今後、県の配分委員会が決める。配分決定委は今月15日、3区域内の全世帯を「原発避難関係世帯」とし、2次配分の 対象とする考えを文書で県に伝えた。【石川隆宣】
毎日新聞 2011年6月18日 2時30分
東日本大震災:福島第1原発事故 陸自隊員12人の線量を確認せず 防衛省、2カ月半
防衛省は17日、3月12~13日に福島第1原発の事故対応にあたった陸上自衛隊員のうち12人の被ばく線量を約2カ月半、確認していなかったこ とを明らかにした。累積線量が最も高い隊員は82・7ミリシーベルトで、同省が5月に国会で最高値と説明していた22・7ミリシーベルトを9人が超えてい た。5月末に東電に問い合わせ、被ばく線量が判明したという。【鈴木泰広】
毎日新聞 2011年6月18日 東京朝刊
福島第1原発:地震の揺れ 2、4号機「安全保てる状態」
東京電力は17日、東日本大震災の揺れが福島第1原発2、4号機の原子炉に与えた影響についての解析結果をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院 に報告した。想定した最大の揺れを超えた2号機では、燃料棒が設計基準の2倍の幅でたわんだが「(制御棒を挿入でき)安全機能を保持できる状態だった」と した。4号機の揺れは想定を下回った。1、3号機は来月末までに解析する。
同原発は3月11日の地震で最大震度6程度の揺れに見舞われた。各号機の揺れの記録をコンピューターに入力し、圧力容器や配管など、安全上重要な機器への影響を解析したところ、燃料棒以外にも圧力容器や炉心を囲む構造物で基準を上回る負荷がかかっていた。
東電は燃料棒のたわみについて「地震の周期と燃料棒が揺れやすい周期が重なった」と説明。他の機器については「余裕を持たせた設計の範囲内で、少なくとも地震発生直後は機器の損傷はなかった」と結論付けた。
保安院は解析結果の評価作業について原子力安全基盤機構に協力を依頼する考えを示した。また、原発全体の耐震指針を見直す可能性については「(解析結果を)他の原発に応用することはない」と否定した。【八田浩輔】
毎日新聞 2011年6月17日 21時49分(最終更新 6月17日 21時49分)
福島第1原発:地震の揺れ 2、4号機「安全保てる状態」
東京電力は17日、東日本大震災の揺れが福島第1原発2、4号機の原子炉に与えた影響についての解析結果をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院 に報告した。想定した最大の揺れを超えた2号機では、燃料棒が設計基準の2倍の幅でたわんだが「(制御棒を挿入でき)安全機能を保持できる状態だった」と した。4号機の揺れは想定を下回った。1、3号機は来月末までに解析する。
同原発は3月11日の地震で最大震度6程度の揺れに見舞われた。各号機の揺れの記録をコンピューターに入力し、圧力容器や配管など、安全上重要な機器への影響を解析したところ、燃料棒以外にも圧力容器や炉心を囲む構造物で基準を上回る負荷がかかっていた。
東電は燃料棒のたわみについて「地震の周期と燃料棒が揺れやすい周期が重なった」と説明。他の機器については「余裕を持たせた設計の範囲内で、少なくとも地震発生直後は機器の損傷はなかった」と結論付けた。
保安院は解析結果の評価作業について原子力安全基盤機構に協力を依頼する考えを示した。また、原発全体の耐震指針を見直す可能性については「(解析結果を)他の原発に応用することはない」と否定した。【八田浩輔】
毎日新聞 2011年6月17日 21時49分(最終更新 6月17日 21時49分)
東日本大震災:福島第1原発事故 「津波まで考えず」吉田所長が述べる 畑村氏明かす
東京電力福島第1原発事故の原因究明などをする政府の「事故調査・検証委員会」は17日、委員長の畑村洋太郎・東京大名誉教授や委員らが現地を視 察した。第1原発の吉田昌郎所長らから状況を聞いた。視察後に会見した畑村委員長は「(水素爆発が起きた)3号機は非常にショッキングな光景で、えらいこ とが起きていると感じた」と感想を述べた。また、吉田所長が「地震後は地震で頭がいっぱいで、津波まで考えられなかった」と応じたことを明らかにした。 【奥山智己】
毎日新聞 2011年6月18日 東京朝刊
浜岡原発再開、海江田経産相が可能性示唆
海江田万里経済産業相は17日、定期検査後も運転再開の見通しが立たない全国各地の原発について「電力需給の問題もある。そこは政治が判断するべきで、わたしどもはまさに政治判断をしようとしている」と述べ、近く地元自治体の説得に乗り出す考えを示した。東京都内の共同通信本社で講演後、報道関係者の質問に答えた。
経産相は「原発の安全性確保は不断にやっていく。ただ最低どこまでやれば再開して良いかの判断はどこかでしなくてはいけない」とも話した。
菅直人首相の要請で停止した中部電力浜岡原発(静岡県)については、巨大地震や津波への対策が実施されれば「ゴーサインを出すのは政治的な判断だ」と語り、将来的に運転再開を認める可能性を強調した。
原発の使用済み燃料を処理して再び使う核燃料サイクルに関しては「必要だと思っているが、今すぐに方針は出ない」と述べるにとどめた。
経産相は講演で、現状では夏場の電力需給が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとして「原発のいくつかを安全を確認した段階で運転再開させることが大事」と話した。(共同)
[2011年6月17日21時16分]
事故対策評価18日に公表 経産相、各地の原発停止で
2011年6月18日 00時14分
海江田万里経済産業相は18日午前、全国の電力会社が提出した福島第1原発事故のような設計基準を超える過酷事故対策の評価結果を公表する。
全国の原発は定期検査後も、地元自治体の同意が得られず、運転再開の見通しが立たない状況が続いている。事故対策の評価は自治体の判断にも影響を与えそうだ。
経産省原子力安全・保安院は、原発の重大事故に備え、どのような対策をとっているか全国の電力会社に報告を求め、立ち入り検査を実施してきた。電力各社は 電源喪失や、水素爆発防止を想定。停電時の通信手段確保や防護服の準備、原子炉建屋内にたまった水素を放出するための機材配備などを報告した。
福島第一原発4号機、昨夜ついに大再臨界か?:国と東電は早急に解明すべし!
みなさん、こんにちは。
いやはや、昨夜は見るのをうっかり忘れてしまっていたが、ふくいちライブカメラが昨夜(今朝)にここ最近の中で最も深刻な異変を記録していたようである。昨日の深夜から今日の未明にかけて、福島第一原発の4号機が、おそらく「水蒸気爆発」を起したのである。以下のものである。

(この映像の2分後過ぎに大爆発か大再臨界が起こる)
2011.06.14 00:00-01:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
2011.06.14 01:00-02:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
2011.06.14 02:00-03:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
2011.06.14 03:00-04:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
2011.06.14 04:00-05:00 / 福島原発ライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
ど うやらついに最も恐れるべきことが起こってしまったようである。深夜でこれほどまでに明るく輝く発光現象とキノコ雲状に立ち上がった煙かあるいは水蒸気を 見ると、これは明らかに核現象である。おそらく一気に再臨界し、真っ青か青白色の発光だったのではないかと思う。X線や中性子線などを放出し、大気中の空 気と化学反応を起したのである。
おそらく、
世界中に広がる「謎の発光現象」!:ブルービームの前触れか?
でメモしておいた、以下のようなものだったに違いない。
Earthquake Light – UFOs Monitor Sakurajima Volcano Japan: Nibiru Update April 2011
(発光する桜島のふもとを見下ろすように、桜島の上空にたくさんのUFOが見えるのが気になるところ。)

という予測があるので、関東周辺の人はくれぐれも数日はご注意を!
おまけ:
私 は、ここ最近、ここではHAARPモニター観察のことは書かないでいるが、それは500nTを超えるかなり大きな地震電磁波が生じた場合のみメモする方針 に変えて来たからである。これまでここ最近は連日日本アジア方面を通る大円方向に200〜300nT(おそらくM4〜M5前後)の地震を予兆する地震電磁 波が出ている。それゆえ、おそらく、毎日、1、2度はこのクラスの地震が起こるはずである。めぼしいものは個人的に全部記録している。例えば、今回のNZ のクライストチャーチ地震らしきものを予兆していたものは、以下のもの。

まあ、普通の地震学者の皆さん、しっかり研究して下さいヨ。
経産相、原発再開近く判断
海江田経済産業大臣は定期検査後も運転再開の見通しが立たない全国各地の原発の再稼働について、近く地元自治体の説得に乗り出す考えを示しました。
「どこまでやれば(原発を)再起動していいか、判断はどこかでつけなければいけない。政治が判断するべきで、政治判断をまさに行おうとしている」(海江田万里経済産業大臣)
海江田経済産業大臣は17日に開いた講演でこのように述べ、電力不足が深刻な夏場を控え、定期検査後も運転を停止している全国の原発の再稼働について、近く地元自治体の説得に乗り出す考えを示しました。(18日01:02)
福島第一原発の廃炉、首相「国が責任持つ体制を検討」
2011年6月17日19時11分
菅直人首相は17日の参院復興特別委員会で、事故を起こした福島第一原発1〜4号機の廃炉について「最後まで責任ある体制で処理していくためには、今の法体系のままでは将来に責任が持てないのではないか」と語り、廃炉まで国が責任を持つ新法を検討していく考えを示した。
首相は「廃炉を考えれば何年単位。それに必要な費用も場合によっては相当になる」と指摘。「福島第一原発の処理に関する特別な法体系をつくって、最後まで責任を持つ体制を作ることが必要なのか、検討を始めたところだ」と述べた。
首相は、定期検査を終えた原発の再稼働について「電力需要の問題もあるが、何をおいても安全性の確保を重視しなければならない」と慎重な姿勢を示した。
首相 原発廃炉で新法検討
2011年6月18日 朝刊
菅直人首相は十七日の参院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第一原発事故に関し、事故を起こした原子炉を廃炉とする処理について、国や関係機関の責任や権限などを定める新法制定の検討作業に入ったことを明らかにした。
首相は「廃炉までは何年単位となり、費用も相当額になる。最後まで責任ある態勢で処理するには、今の法体系では将来に責任を持てないのではないか」と指摘。「第一原発の処理に関する特別な法体系が必要か検討を始めた」と述べた。
原子炉等規制法や経済産業省令など現行の原子力法制には、事故を起こした場合の廃炉規定がなく、処理を進められない可能性が指摘されていた。
首相は、福島県内の小中学校などで校庭の表土が汚染されている問題についても「必要な立法措置を検討中だ」と述べた。
ネット百科、「震災」更新不能に 混乱回避でウィキペディア
【ツェルマット(スイス南部)共同】「ウィキペディア」の創始者ジミー・ウェールズ氏(44)は17日、インタビューに応じ、東日本大震災の発生直後、数時間にわたり震災の項目を更新できないようにしていたことを明らかにした。
ウェールズ氏は「特に原発の事故があったためにパニックを引き起こす可能性があった」と説明。サイト管理者による編集作業はその間も行っており、例外的な措置だったことを強調した。
ウィキペディアは2001年に英語版が始まり、千以上の項目がある言語は200以上に上る。世界で月間延べ4億人が利用しているという。
福島第1原発:作業員に被ばく線量値知らせず 経緯調査へ
東京電力福島第1原発事故の緊急作業従事者に東電が行う被ばく線量検査で、作業員が検査後、自分の線量値を知らされないケースがあることが17 日、原発作業員の被ばく問題を巡る国と市民団体の会合で報告された。厚生労働省労働衛生課は「速やかに本人に知らせるよう法令で定めている」として経緯を 調査する。
会合は、被ばく問題に取り組む「全国労働安全衛生センター連絡会議」などが東京都内で開き、厚労省や経済産業省の関係部署の職員との質疑応答があった。この中で参加者の一人が、知人の1次下請け企業の30代男性作業員の話を紹介した。
それによると、作業員は3月12日に原発敷地内で車を運転中、間近で水素爆発が起き、爆風で車ごと吹き飛ばされた。けがはなく、そのまま数日間作 業に従事。その後首都圏へ避難し、会社を退職した。5月中旬になって会社から「もしよかったら線量を測る」と言われ、同29日に交通費を自己負担して福島 県いわき市の東電関連施設へ行き、内部被ばく線量を調べるホールボディーカウンターによる検査を受けた。検査後に線量値を聞いたところ、「今の時点で結果 は教えられない。今後、結果を教えるかどうかも言えない」と言われ、現在も連絡がないという。【井上英介、町田徳丈】
毎日新聞 2011年6月18日 2時30分
東日本大震災:福島第1原発事故 東電、工程表を改定 循環冷却、1カ月内に
◇作業員の線量管理強化
東京電力は17日、福島第1原発事故の収束に向け見直した工程表を発表した。4月17日に最初の工程表を発表してから2度目の改定となる。原子炉 を冷温停止状態にするなどの目標達成時期は変更せず、今後1カ月で敷地内の放射線量の高い汚染水を浄化して原子炉の冷却に利用する「循環注水冷却」の安定 運用を目指す。また、法令限度を超える放射線量を被ばくする作業員が相次いで発生したため、従来の8課題に「放射線管理・医療」の項目を加えた。
工程表は、目標時期を2段階で設定。原子炉の「安定的な冷却」を目指すステップ1まで残り1カ月となった。
その3~6カ月後のステップ2で周辺に放射性物質がほとんど出ない「冷温停止状態」を目指すとしている。
今後1カ月間の原子炉の冷却作業について、1~3号機で循環注水冷却を実施する。
1~4号機にある使用済み燃料プールの冷却作業では熱交換器による循環冷却システムが順調に稼働しているため、目標を前倒しして全号機で1カ月以内に安定的な冷却状態を目指すとした。
ステップ2では、汚染水の浄化システム稼働で新たに生じる高レベルの汚泥の保管と、地下水への汚染拡大を防止する遮蔽(しゃへい)壁の検討を盛り込んでいる。
この1カ月間では、作業員の中で緊急作業時に認められる被ばく線量の限度を超えるケースが相次いで判明した。
追加された「放射線管理・医療」に基づき、内部被ばくを検査するホールボディーカウンター10台を増設することにした。
専用の建屋をJヴィレッジ(福島県楢葉町など)などに設置し、個人線量の管理や医療体制を強化する。
会見した細野豪志・首相補佐官は「被ばく管理は5月から政府が直接管理するようにしたが、(東電の対応が)後手になっていた。今後の1カ月は追い込み期間になる。目標は達成させなければいけない」と強調した。
東電の武藤栄副社長は「ステップ1の目標は達成できると考えているが、現場の安全や被ばくが危険要因だ。現場の安全管理に力を注いでいきたい」と語った。
一方、冷温停止の定義について経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「冷温停止の要素は、(核燃料が再び連続的な核分裂反応を起こす)再臨界せず、原子炉内の水が100度を下回る状態で安定し、放射性物質が管理できる状態」と説明した。【関東晋慈】
毎日新聞 2011年6月18日 東京朝刊
- 福島第1原発:被災全世帯 義援金2次配分の対象に
- 福島第1原発:事故調査・検証委 吉田所長から状況聞く
- 福島第1原発:被災者支援遅れ認める 政府工程表
- 福島第1原発:地震の揺れ 2、4号機「安全保てる状態」
- 福島第1原発:浄化システム本格稼働 18日には「循環」
なぜ測らない放射能α線とβ線―国と自治体指示は「γ線だけ」
2011/6/17 12:18
ポスト菅は「仙原幸彦」なんだそうだ。仙谷由人官房副長官、前原誠司前外相、枝野幸男官房長官、野田佳彦財務相の一字をとって並べたもので、このうち前原は外国人からの献金問題で蟄居中、枝野は菅直人と一蓮托生だから今回の目はないといわれている。
「仙原幸彦」次々消えて菅総理だけ驚異の二枚腰
そうしたなかで野田財務相の名前がいち早く挙がったのは、「大島さん(理森自民党副総裁=筆者注)が『次の代表は野田でいい』と持ちかけたの に対し、仙谷さんは同意した」(さる官邸記者)からで、反小沢色も強くないから担ぐのに好都合なのだそうだ。だが、仙谷の本心は、野田を担ぐ構えを見せて 党内外の反応を探ろうとしたのだと「週刊新潮」は読む。しかも、政界では、早々と名前が上がった候補がスンナリその座を掴むことはほとんどない。案の定、 「週刊文春」が「野田佳彦財務相 摘発美容外科創業者から『政治資金』」とやってきた。
彼の政治資金管理団体「未来クラブ」の政治資金報告書には2008年、09年にそれぞれ100万円ずつ、綿引一という人間からの個人献金が あった。この人物、品川美容外科の創業者である。09年12月に、ここの池袋院で脂肪吸引手術を受けた女性が死亡し、警視庁が業務上過失致死容疑で捜査を している。そのうえ、家宅捜索で捜査一課の極秘資料の写しが綿引氏のデスクから発見され、漏洩した捜査一課警部の強制捜査も間近だといわれている。こうし たいわくのある人間から個人献金があることを聞かれた野田氏は、返金も考えていると答えているが、彼の国盗り物語は第一歩から躓いたようである。
そうなると、民主党最後の大物、仙谷をバッシングせよとなるのは週刊誌の必定。「キングメーカー・仙谷、何様のつもり?」(週刊現代)。「仙 谷笛吹けど『大連立』踊らず」(週刊朝日)。「新『目白の闇将軍』になる『仙谷由人副官房長官』」(週刊新潮)。仙谷副官房長官の自宅マンションは豊島区 目白で、田中角栄の旧目白御殿とは800メートルしか離れていない。だがここへきて、肝心の菅総理が驚異の二枚腰で、まだまだやる気を見せている。この永 田町三国志、どういう結末を見るのか予断を許さない。
正確なデータ公表すると住民パニック起こる!?
今週は、週刊朝日が「あなたの街の放射能汚染 数値データ一挙公開」、AERAが「一目でわかる東京プラス関東6県 詳細データ付き 放射能 ホットスポット」で、政府の出している数値は信用ならないと、詳細な放射能汚染地図を特集している。AERAによると、ICRP(国際放射線防護委員会) が定めている一般人の年間被曝線量の許容限度「1ミリシーベルト」は、自然放射線量とは別に人工的に浴びる線量もあるため、自然放射線量を合わせると、許 容限度は計2・5ミリシーベルトになり、これを1時間あたりに換算すると0・285マイクロシーベルトが目安という。つまり、朝日が計測した葛飾区・水元 公園入り口の草地表面の毎時0・618マイクロシーベルトは相当高い。
週刊現代は「異常な量の放射線物質を検出 人口29万福島市内が危ない」と、原発から60キロ離れている福島市内の私立保育園「こどものいえ そらまめ」の正門付近で、毎時19・6マイクロシーベルトを計測したと報告している。しかし、国や県が毎日発表している福島市内の放射線量はさほど高く はない。どうしてこのようなことが起きるのか。こんな記事が6月16日付の「朝日新聞」朝刊に載っていた。
「飯舘村役場前には、測定結果を表示する機械が設置されているが、村側は『県の結果との違いが大きく、村民を混乱させる』としていったん電源 を切った。機械を開発し、提供したアルファ通信(本社・東京)によると、5月30日の放射線量は毎時約8・9マイクロシーベルト。これに対し、県が発表し た付近の測定結果は3分の1以下の同2・8マイクロシーベルトだった。
同社は対象となる放射線の種類を絞り、カウンターの高さを50センチから、県などが測る際の1メートルに上げた。その結果、毎時3・8マイク ロシーベルトに下がったという。同社は『機器の感度の違いやちょっとした場所、高さなど測定方法の違いで結果は異なる』としている」
故意なのかどうかわからないが、重要なことに言及することをこの記者は忘れている。それは「放射線の種類を絞り」という箇所である。放射線に はγ(ガンマー)線、α(アルファ)線、β(ベーター)線があるのは知られている。また、放射線量計測器にはGM管方式とシンチレーション方式がある。こ うしたことに詳しい知人によると、いまのモニタリングポストで使われているのはシンチレーション方式が多く、これはγ線は感知するが、他はあまり感知でき ないという。国もγ線以外のものを除いて測るよう指示しているようである。
朝日新聞の記事にある社の計測器は、どうやらGM計数管方式で、α線もβ線も感知してしまうため数値が高く出てしまったようだ。そのため、α 線とβ線を感知させないように覆いをして、高さも50センチから1メートルに上げることによって、放射線量が村の発表のものと近い数値になったと思われ る。多くのモニタリングポストに「これはγ線だけを計測しています」という但し書きが貼られていることも、あまり知られてはいない。国や自治体側は、α線 とβ線を計測しないのは、γ線とちがって洋服やマスクを通さないからだと説明しているようだが、外に出て運動したり遊ぶ子どもたちの多くはマスクをしない し、手袋もしていない。αもβも体のなかに入れば、重大な影響を及ぼすはずである。住民にパニックを起こさせないためといういい逃れで、正確なデータを公 表しない、または計測しない国のやり方に、一刻も早く「ノー」を突き付けなくてはいけない。そのギリギリのところにきているはずである。
『今週の注目記事』被災地の納棺師(週刊ポスト)
他の注目記事をあげておく。納棺師といえば映画「おくりびと」で一躍その存在を知られたが、津波で甚大な被害を受けた岩手県釜石市に住む納棺 師・千葉淳(70)氏が、遺体に囁きかけ、一体一体を手厚く葬る姿を描いた「週刊ポスト」のノンフィクション「被災地の納棺師」が読ませる。
「篤姫」「江 姫たちの戦国」で知られる売れっ子脚本家・田渕久美子氏の秘書をしていた2人の女性が、彼女を告発している週刊文春の「田渕久 美子と泰葉 男遊び、暴力‥‥『狂気の瞬間』」。彼女の作品は実は兄が書いたもので、彼からファックスで送くられてきたものを彼女たちが整理し、それに1 ページに付き2、3行付け加えるだけだったと話している。もちろん田渕氏はそうしたことを全面否定しているが、彼女のいうように「私の不徳の致すところ」 であることは間違いないようだ。
いまや「知の巨人」とまでいわれる立花隆氏が、「文藝春秋」7月号に書いた巻頭エッセイに新潮が噛みついている「『文藝春秋』巻頭に『立花 隆』が書いた虚構の光景」。彼は樋口一葉ゆかりの菊坂(東京都文京区)の近辺に住んでいるが、久しぶりに散策してみると、あたりが変貌し、一葉が使ったと いう井戸まで消えてしまっていた。そうした文化遺産的史跡がなぜなくなってしまったのかと区役所に問い合わせると、住民の希望によりそうなったと聞かさ れ、住民エゴがここまできたのかと慨嘆している。
ところが、露地も一葉の井戸もなくなってはいなかったというのだ。住民もこのエッセイに驚いていて、編集部が区役所に聞いてみたが、そうした 問い合わせもなかったと答えている。はて、どうしたのかと立花氏に取材を申し込んだが、締め切りまでに返事はなかった。面妖な話である。
東日本大震災:福島第1原発事故 ホットスポット調査へ 県が測定器購入 /千葉
◇局地的高レベル放射能汚染地帯
東京電力福島第1原発事故を受け、県は来週にも、局地的に高いレベルの放射能汚染地帯(ホットスポット)の存在について、調査に乗り出す方針を固 めた。人口密度の高い柏市や船橋市などの市町村から順次、放射性物質の測定にあたるが、今後サーベイメーター(携帯型放射線測定器)を10~20台購入 し、市町村に貸し出すなどで、県民の不安解消にあたりたい考えだ。測定器購入費は6月の県補正予算に計上される見通し。
ホットスポットとは、原発事故で放射性物質が大気中に放出された場合、風雨などの気象条件や地形などによって同心円状に広がらず、不規則に広がり局地的に放射性物質が高レベルで検出される場所のこと。今回の事故では、福島県飯舘村などで問題になった。
県大気保全課によると、現在、県が放射線量を測定しているのは、市原市の県環境研究センターのみ。このため、県内でも地理的に原発に近い地域を中 心に、県内市町村から「もっときめ細かく測定すべきだ」などと、大気中や土壌の放射線量を測定するモニタリングポストの増設などを求める要望書が県に提出 されていた。
県は当面、文部科学省から貸与されているサーベイメーター1台を活用し、要望のあった市町村から順に検査を行うことを決め、測定場所などについて市と協議を進めている。
戸谷久子・県環境生活部長は「測定器は1台しかなく、全市町村はすぐにはできないが、エリアごとに調査するなどして、県民の不安を解消したい」と話した。【斎藤有香】
- 福島第1原発:「メルトダウン」報告で首相が陳謝…英紙で
- 福島第1原発:1号機と2号機の格納容器に穴の可能性
- 福島第1原発:事故調査・検証委 求められる事実確認
- 福島第1原発:経産相 IAEA調査団に情報公開を約束
- 福島第1原発:港湾内の放射性物質は14兆ベクレル
毎日新聞 2011年5月25日 地方版
千葉県の東葛地区6市の15カ所、放射線量が目標値超過
千葉県は2日、東葛地区6市で実施した校庭などの放射線量の測定結果を公表した。年間換算すると、文部科学省が福島県内の学校で暫定的な上限値としている20ミリシーベルトは18カ所すべての地点で下回ったが、目標値とする1ミリシーベルトだと15カ所が超過した。
調査したのは、野田、柏、我孫子、松戸、流山、鎌ケ谷各市にある学校や保育所、幼稚園、公園。独自に測定を続けている研究者から局所的に放射線がたまる「ホットスポット」が生じていると指摘され、5月31日と1日に測定した。
地表から50センチと1メートルの2カ所で測定。最も値が高かったのは柏市松葉町の公園。1時間あたり0.54マイクロシーベルトで、単純計算で年換算すると2.84ミリシーベルト。放射線量は18地点の間で最大5.4倍の差があった。
県大気保全課は「ホットスポットの定義は難しいが、隣接する6市内でも大きく数値が違ったのは事実。調査を続けていくが、国の暫定値は下回り、早急な対策がいるとは考えていない」としている。
文科省は福島第一原発事故を受け、校庭などを利用するための判断基準となる放射線量について、暫定的に年間20ミリシーベルト以下とすると発表。しか し、「子どもには高すぎる」という批判を受け、暫定値は変更しないまま、「1ミリシーベルト以下に抑えることを目指す」としている。
東日本大震災:柏の公園、放射線量が周辺より相対的に高く /千葉
◇「ホットスポット」裏付け
県は東葛6市の空間放射線量の測定結果を公表したが、一部専門家から指摘されていた、周辺より線量が相対的に高い「ホットスポット」の存在が裏付 けられる形となった。最大値を記録した柏市松葉町の松葉第一公園では、成人への影響の指標となる高さ1メートルの放射線量が1時間当たり0・49マイクロ シーベルト、子供への影響の指標となる高さ0・5メートルで0・54マイクロシーベルト。県大気保全課は「風向きや降雨で、放射線量に地域差がある」と説 明し、7月初旬までに県内全域を測定し、地域ごとの分布状況の解析を進める。
測定は5月31日と1日に実施され、柏市(松葉第一公園、千代田町公園、大津ケ丘中央公園)▽我孫子市(我孫子第四小、布佐南小)▽松戸市(二十世紀公園)▽流山市(流山小)で1メートル、0・5メートルともに0・3マイクロシーベルトを超えていた。
5月24日、これまで県が唯一測定していた市原市の県環境研究センターにあるモニタリングポスト(高さ7メートル)で同じ測定器で測定した結果、高さ7メートルで0・06▽1メートルで0・09▽0・5メートルで0・08マイクロシーベルトだった。【斎藤有香】
毎日新聞 2011年6月3日 地方版
東日本大震災:放射性セシウム、鉱物に集積し高濃度に あす新潟大で報告 /新潟
◇赤井教授、あす新潟大で報告
東京電力福島第1原発事故による放射性物質の汚染メカニズムを研究している、新潟大理学部地質科学科の赤井純治教授が、拡散した放射性セシウムが 泥や砂の鉱物に吸着して集積し高い放射線量を出しているとする調査結果をまとめた。赤井教授は「水の流れや泥の位置などに注目すれば、(放射線量の高い) ホットスポットが予測しやすくなる」と話す。
調査結果は、17日午後6時から、同大五十嵐キャンパスで開かれる「原発・震災問題学習交流会」で報告する。
環境鉱物学を研究している赤井教授は、バングラデシュなどのヒ素汚染についての調査経験がある。
5月下旬、福島県の飯舘村と南相馬、福島両市を訪れ、放射線量を調査。原発から20キロ圏内付近でも放射線量が低い場所もあれば、道路の側溝から高い数値が検出されるなど、ばらつきがあったという。
泥などの鉱物とセシウムの結びつきに注目した赤井教授は、福島市で採取された土壌で実験したところ、土壌から水にセシウムが溶け出さなかった一方 で、セシウムの溶液に鉱物を混ぜると95%以上が吸着したという。この結果から、水や大気によって拡散したセシウムが鉱物と出合い強く結合することで、側 溝や雨どいにたまる土壌などに集積していると推測する。また、下水道処理場の放射能汚染された汚泥を焼却処理する検討がされていることに、「汚泥を高温度 で焼却すれば、セシウムが焼却煙とともに放出されることになる」と警告している。
学習交流会には福島から新潟市に避難している人たちも参加し、意見交換などを行う。問い合わせは赤井教授(025・262・6186)。【小林多美子】
- 経団連:大学生の留学支援で奨学金 就活もサポート
- 韓国:大学学費めぐり学生ら集会やデモ 与党敗北が影響
- 天皇、皇后両陛下:東京海洋大学の「明治丸」展を訪問
- 東日本大震災:被災した学生に見舞金 生協連
- 東日本大震災:28、29日に東大学園祭で特別講座
毎日新聞 2011年6月16日 地方版
ウグイも出荷制限…福島・真野川で規制値超
政府は17日、福島県南相馬市などを流れる真野川とその支流でとれたウグイ、ヤマメについて、県知事に採取を含む出荷制限を指示した。
ウグイの出荷制限は初めて。ヤマメは同県内の阿武隈川などでは既に制限されている。
厚生労働省によると、10日にとれたウグイから暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウム2500ベクレル、ヤマメから2100ベクレルが検出された。
県や自治体、地元漁協は、釣りに必要な遊漁券の購入者らに釣りが制限されていることを通知し、釣り人も制限対象の魚が釣れた場合は持ち帰ることができない。
(2011年6月17日18時46分 読売新聞)
放射性物質:真野川のウグイが初の出荷停止に 福島
2011年6月17日 19時11分
政府は17日、福島県飯舘村と南相馬市を流れる真野川(支流を含む)で取れるヤマメ(養殖は除く)とウグイの出荷停止を同県に指示した。ヤマメは既に同県の阿武隈川や秋元湖などで出荷停止になっているが、ウグイの規制は初。
真野川で10日に採取したヤマメとウグイからは暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが、それぞれ1キロあたり2100ベクレル、同2500ベクレル検出されていた。【佐々木洋】
真野川のヤマメとウグイ出荷制限=福島県内で規制値超え-政府
政府は17日、福島県南相馬市と飯舘村を流れる真野川とその支流で取れた天然のヤマメとウグイから食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、同県知事に出荷制限を指示した。
ヤマメやウグイは市場にほとんど出回らず、主に釣り客が地元の漁業協同組合から遊漁券を買って釣っている。同県は、釣り客がヤマメやウグイを持ち帰らないよう県内の漁協に注意喚起した。(2011/06/17-17:56)
掛川茶も規制値下回る=「二番茶」の放射性物質-静岡県
静岡県は17日、県内で生産された「二番茶」を対象にした放射性物質検査で、「掛川茶」の放射 性セシウムの検出値が、1キロ当たり荒茶で100ベクレル、生茶葉で28ベクレルと、いずれも食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下 回ったと発表した。県内の検査対象19産地のうち、規制値を下回ったのは12産地となった。県は残る産地についても検査を進める。
また、既に荒茶で規制値を下回った「本山茶」は新たに生茶葉を検査したところ、32ベクレルだった。(2011/06/17-19:58)
80ミリシーベルトの被ばく確認=原発復旧作業の陸自隊員-防衛省
防衛省は17日、福島第1原発事故で復旧作業に当たった陸上自衛隊隊員のうち、活動中の累積被 ばく線量が最も高かったのは80.72ミリシーベルトだったと発表した。同省は「国が定めた上限(250ミリシーベルト)を下回っており、隊員の健康にも 影響は出ていない」としている。
同省によると、新たに被ばく線量が判明したのは、1号機建屋が水蒸気爆発を起こした3月12日と翌13日に敷地 内で活動していた12人。郡山駐屯地所属の40代男性が80.72ミリシーベルトだったほか、3人が50ミリシーベルトを超えていた。(2011/06 /17-19:10)
放射線量調査 “ホットスポット”の不安
動画を他のプレイヤーで見る
首都圏にまで及ぶ放射性物質による汚染です。局地的に放射線量が高い、いわゆる「ホットスポット」の存在も明らかになり、各地で放射線量を測定する動きが広がっています。
福島第一原発を中心に同心円状に示された地図。文部科学省が公表した「土壌汚染マップ」です。栃木県や茨城県北部でも放射性セシウムが10~30万ベク レル検出され、汚染が首都圏にまで及んでいることがわかります。17日も各地で放射線の測定などが行われました。中でも線量の高い「ホットスポット」では 住民の不安が募ります。
福島市は、市内およそ1000か所で放射線量の一斉調査を始めました。市はほかの自治体と比べ、放射線対策が遅れていると指摘する声などが市民から多く寄せられていました。
「どの程度、影響するかわからなかったので、もう少し(線量調査が)早かったら良かった」(市民)
“特定避難勧奨地点”となる場所では・・・
「住民の方々に対する注意喚起、情報提供、避難の支援促進を行うことといたします」(枝野幸男官房長官 16日)
政府は16日、計画的避難区域に指定されていない地域のうち、年間20ミリシーベルトを超える地点を新たに「特定避難勧奨地点」として、住居単位で指定すると発表しました。伊達市や南相馬市の一部の地点が該当する可能性があります。
「それぞれの人の実情によって必要な対処をしていく点からいうと、非常に適当な方策ではないか」(福島・伊達市 仁志田昇司市長)
伊達市の仁志田市長は、地域全体ではなく個別の住居単位で指定するとしたことに一定の評価をしました。
該当エリアになる可能性のある南相馬市大原地区では・・・
「避難しなくてはだめだと言われれば行くけど、他には行きたくない」(住民の女性)
近くの畑では・・・
「食べられないからダメ。もったいないよな」(男性)
東京都は今週、100か所で放射線量の測定を行いましたが、その結果が発表されました。地上5センチで計測した数値で、千代田区九段幼稚園などで最大 0.09マイクロシーベルト、17日に発表された足立区でも最大0.13マイクロシーベルトでした。これまで都が1か所で計ってきた数値より若干高いです が、国際的な基準は下回っていて、直ちに健康に影響を与える数字ではないとしています。
広がる放射線汚染による不安。より細かい測定が各地で行われつつありますが、市民の不安は今も尽きません。(17日18:10)
福島市が1045カ所で放射線量を測定 「ホットスポット」で高まる不安考慮
2011.6.17 15:50
福島市内で放射線量を測定する市の職員=17日午前、福島市(大西史朗撮影)
福島市は17日、市民の不安解消を目的に市全域の1045カ所で放射線量の測定を開始した。測定は17、20の両日行い、23日に結果を公表する。線量が高い地点は再調査を行う。
初日の17日朝は職員は2人1組の33チームに分かれて測定。雨模様の中、簡易測定器に雨よけのビニールをかけて、公園などの公共施設を中心に、放射線量が局地的に高い“ホットスポット”を探り歩いた。
同市によると、各地点とも地表から1メートル、50センチ、1センチで測定。町内会が清掃を延期したため汚泥が残り、放射線量が高くなっている側溝も丁寧に測定した。
福島市の空間放射線量は毎時1マイクロシーベルト台で南相馬市などより高く、一部にホットスポット的な地域もある。このため、市民に不安が高まっており、県や市に線量計の支給を求めたり、「避難は必要か」といった問い合わせが相次いでいた。
日光の牧草、また放射性セシウム基準値超え
2011.6.17 12:37
栃木県は17日、日光市で8日に採取した牧草から、農林水産省が定めた基準値を超える1キログラム当たり960ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。農水省の基準値は同300ベクレル。放射性ヨウ素は不検出だった。
日光市では5月に3回調査し、いずれも基準値を上回ったため、県が追加調査した。県内では、同市と那須塩原市、那須町で乳牛への給餌、放牧が制限されている。
福島市も線量を一斉測定 住民要望受け1600カ所で実施
2011.6.17 10:13
放射線量が局地的に高い「ホットスポット」が一部地域にある福島市は17日、市内全域で放射線量を一斉に測定した。住民から「身近な場所の数値を知りたい」と多数の要望があったためで、20日にも場所を変えて一斉測定を行う。
市によると、測定するのは通学路や児童の集まる公園、集会所、側溝などで、最大で約1600カ所になる。簡易放射線測定器31台を使用し、1カ所につき地面から1センチ、50センチ、1メートルで、それぞれ10秒おきに5回測る。
結果は、6月末にも各町内会の回覧板を通じて住民に伝えるほか、市のホームページでも公表する。
福島県内では、ホットスポットが見つかっている伊達市や南相馬市などが既に、市内全域の放射線量を独自に調べている。
福島市で放射線量の一斉測定開始 2日間計1045カ所
2011年6月17日13時42分

福島市で始まった一斉放射線測定=17日午前9時50分、福島市桜木町、金子淳撮影
東京電力福島第一原発の事故前に比べ、30倍程度の空間放射線量が続いている福島市で、公共施設や不特定多数の人が利用する場所を対象にした全市一斉の放射線測定が17日、始まった。市職員がこの日と20日の2日間で計1045カ所の線量を測る。
測定場所は、比較的線量が高い側溝なども含め、地域からの要望を考慮して選んだ。学校や幼稚園で一時、比較的高い線量が測定された渡利地区の渡利支所前 の公園では、高さ1メートルで平均毎時2.83マイクロシーベルト、50センチで3.10マイクロシーベルト、1センチで3.98マイクロシーベルトと地 表に近づくほど高い値になった。
福島県民を30年にわたり健康調査 内部被曝も含め測定
2011年6月17日3時1分
東京電力福島第一原子力発電所の事故による福島県民への放射線の影響について30年以上にわたって見守る福島県の調査案の概要が、わかった。7月上旬に も空間線量が高い地区の住民代表を対象に、先行的な予備調査を始め、内部被曝(ひばく)も含めた被曝線量を実際に測るとともに、問診票での被曝線量の推計 も出す。
住民の放射線影響評価をめぐり、長期間に及ぶ大規模調査は世界でも初めて。
予備調査の概要は、今月18日に、実施主体の県や関係省庁の担当者のほか、放射線医療の専門家らが集まる健康管理調査検討委員会で決まる見通し。
予備調査は本調査の準備に加え、県民の不安を和らげるのがねらい。県は調査を始める前に、検査内容に限らず、住民の疑問に答える説明会を開く。
県民健康管理調査案によると、予備調査で実施する被曝線量の測定は、飯舘村や浪江町など空間線量が高い地区の少なくとも計約100人の住民が対象。内部 被曝も含めた全身の被曝線量がわかるホールボディーカウンター(WBC)検査や放射性ヨウ素がたまりやすい甲状腺の検査、体内に放射性物質が入ったかどう かをみる尿検査などを行う予定だ。
対象者は、子どもが含まれるよう配慮して、各自治体に選んでもらう方針。ただ最終的に約100人にとどまるかは流動的だ。
検査を受ける県民には、3月11日から約2週間分、毎日、分単位でどの場所にいたのか、屋内、屋外、車内にわけて問診票に記入を求める。屋内の場合は放 射線の透過率が違うため、建物が木造か鉄筋コンクリートかも記してもらう。こうした行動記録と、それぞれの場所にいた日時の空間線量をもとに、専門家が一 人一人の被曝線量を推計。実測値と比較する。
問診票では、家庭菜園で採れた野菜や果物、自宅で飼育する家畜の乳、井戸水などをどれぐらい摂取したかも尋ねる。女性には妊娠や授乳の有無も質問する。
県は7月末をめどに予備調査を終え、遅くとも秋には本調査に移る計画だ。まず全県民の約203万人を対象に、県外の避難者も含め、問診票を郵送などで届け、行動調査などで個別の被曝線量の推計から実施する。
詳しい健康調査を全県民に実施するのは物理的に難しく推計被曝線量の比較的高い住民などに限定して行う方向。項目は尿や血液の検査、喫煙など生活習慣の 調査、こころの健康度評価などが検討されている。子どもの甲状腺がんの有無を調べる検査も実施する方針。得られた情報は福島県立医大にデータベースを構築 し少なくとも30年にわたって経過を見守る計画だ。
詳細調査の対象外の県民でも、心配なら健康相談や心のケアを受けられるような窓口の整備も検討する。(大岩ゆり、林義則)
独自に放射線測定へ
2011年06月17日14時55分[県西エリア]
原発事故を受け、白井市は16日までに、独自に放射線量測定器を購入し市内21カ所で空気中や土壌の放射線量を調べると発表した。
同市によると、簡易測定器4台と携帯型1台で計約110万円。それぞれ7、10月に納入される。
測定場所は市役所、小中学校12カ所、公園4カ所、保育園2カ所など。結果は市ホームページや広報で公表する。小学校プールなどで放射性物質の水質検査も合わせて行う。
福島第1原発事故 住民の不安解消目的に、福島市が1,050カ所で放射線量一斉測定

福島第1原発の放射性物質が心配される中、住民の不安解消を目的に、福島市は17日から、市内1,050カ所で放射線量の一斉測定を始めた。
この調査は、市内の公共施設や町内会から要望が上がった場所などの放射線量を、一斉に調査するもの。
国や県の調査では、市内の一部に、放射線量が比較的高い地点もあるため、市は測定器を150台購入し、1,000カ所以上を一斉に調査することになった。
福島市の担当者は「正しい数値を知っていただいて、安心を取り戻すための判断基準にしていただきたい」と語った。
しかし、測定器は簡易型のもので、毎時10マイクロシーベルト(μSv)までしか測定できないものもある。
測定結果は、集計がすみ次第、市のウェブサイトなどで公表される予定。
(06/17 14:04 福島テレビ)
原発再開同意、判断できず 立地7道県、国に基準要求
停止している原発のうち通常の定期検査を終えて運転再開を目指す11基が立地する7道県が、「浜岡原発との違いが分からない」として、国が新たな「基準」を示すまで再開への同意を判断できないとしていることが17日、共同通信のアンケートで分かった。
電力需要期に向け、国は定検を終えた原発の再稼働を促しているが、浜岡を全面停止させた判断が“足かせ”となり、電力会社が地元自治体の同意を早期に取り付けるのは難しい情勢だ。
アンケートは定検のため停止している21基のうち、停止時に事故やトラブルが絡んでいない11基を対象に実施。7道県の原子力担当課に聞いた。
2011/06/17 20:01 【共同通信】
福島第1原発:浄化システム 漏れた水は6立方メートル
東京電力福島第1原発内から出た高濃度の放射性汚染水を浄化するシステムで水漏れが見つかり試運転を停止した問題で、東電は17日、水漏れは米 キュリオン社のセシウム吸着装置内にある安全弁の破損が原因で、漏れた汚染水は約6立方メートルと発表した。作業員が弁の操作を誤ったのが破損につながっ たという。東電は水漏れ部分を修理し、全体の試運転を再開した。近く10万立方メートル以上ある高濃度汚染水を処理する本格運転に入る。
浄化システムは、吸着装置のほか、仏アレバ社の除染装置など四つで構成されている。16日夜に水漏れが見つかった吸着装置の「スキッド」(縦 2.5メートル、横8メートル、高さ3メートル)と言われる箱型の設備には、放射性セシウムを吸い取る鉱物ゼオライトが入った「ベッセル」という装置が四 つ入っている。
調査の結果、装置内部の圧力を逃がす安全弁の役割を果たす「ラプチャーディスク」という部分が破損し、ここから水が漏れたらしい。汚染水は四つの ベッセルを経由して処理される仕組み。配管の一部が閉じていたためベッセル内の水が行き場を失って内部の圧力が高まり、ラプチャーディスクが壊れたとみら れる。試運転の際、周囲では放射線を防ぐ遮蔽(しゃへい)板の取り付け作業も行われていた。東電は、その作業の際に、作業員が配管の弁を誤って閉じたため に圧力が高まった可能性があるとみている。
汚染水の表面放射線量は毎時数マイクロシーベルトで、汚染水を処理する排水管に流した。【中西拓司、種市房子】
毎日新聞 2011年6月17日 19時34分
福島第1原発:汚染水浄化システムが本格稼働 処理を開始
仏原子力メーカー「アレバ」の汚染水処理システム=東京電力提供
東京電力は17日夜、福島第1原発の汚染水を浄化するシステムが本格稼働し、高濃度汚染水の処理を開始したと発表した。
毎日新聞 2011年6月17日 20時24分(最終更新 6月17日 20時28分)
原発事故:「1人当たり月額10万円」精神的損賠額検討へ
福島第1、第2原発事故で、文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会(会長、能見善久学習院大教授)は、政府の指示で避難生活を送る住民の精神的損 害賠償について、避難開始から6カ月間の基準額を「1人当たり月額10万円」とする方向で検討に入った。避難所で生活するなど特に厳しい状況にある人に は、月2万円前後を加算し、半年以降はいずれも減額する。20日に開く第8回会合で決める。
原案によると、事故発生後の避難期間を(1)最初の6カ月(2)6カ月~1年(3)1年以降~帰宅するまで--の三つに分類。精神的苦痛は時間と ともに緩和されるとして、6カ月以降は減額し、(2)は(1)の半額~3分の1程度とする。(3)については改めて検討する。基準額の10万円は、交通事 故で入院した場合の慰謝料を参考にした。
審査会は既に、仮設住宅、知人宅、ホテルや旅館などに避難した人を基準に支払額を決め、避難所や体育館で生活する人には一定額を加算、屋内退避の 人たちには基準より低い額とすることを決めている。屋内退避への賠償額は、基準額(10万円)の半額~3分の1程度となりそうだ。【藤野基文】
毎日新聞 2011年6月17日 19時38分
汚染水処理、本格運転へ=吸着塔水漏れ解決、全体試験-福島第1
福島第1原発事故で、東京電力は17日午後、新設した高濃度の放射能汚染水処理システムのう ち、セシウム吸着塔の水漏れ対策作業を終え、油分離装置、除染装置、淡水化装置を含めた全体の試運転を再開したと発表した。試運転は低濃度汚染水を処理す るが、順調に進めば、同日中にも高濃度汚染水を処理する本格運転に入る。
高濃度汚染水は原子炉に注入した冷却用水が漏れて増え続けており、 1~4号機と集中廃棄物処理施設の地下に11万トン程度あるとみられる。処理後の水は18日以降、再び原子炉に注入し、「循環注水冷却」を確立する方針。 セシウム吸着塔で水漏れが相次いだため、本格運転は計画より2日程度遅れる見通しとなった。
東電は高濃度汚染水を4、5月に計2回海に流出さ せ、非難を浴びた。海に近い立て坑やトンネルは封鎖したが、今月下旬には汚染水が地下水や海に流出する恐れが生じるため、処理システムの稼働を急いでい た。処理能力は1日1200トン。試運転では半減期が長いセシウムの濃度が約10万分の1に低下した。来年夏まで稼働する予定。
セシウム吸着塔は円筒形(直径90センチ、高さ2.1メートル)で、微小な穴が多数ある鉱石「ゼオライト」などが詰められている。24基あり、4基ずつ箱形の設備に入っている。
10日に配管接続部十数カ所から微量の水が漏れて修理したのに続き、16日夜に1基から約6トンの水漏れが発生。配管の弁が閉まった状態で試運転し、内圧 が高まって「ラプチャーディスク」と呼ばれる安全弁が破れたのが原因だった。ディスク交換、弁の点検を経て試運転が再開された。(2011/06 /17-19:54)
福島第1原発、浄化装置が本格稼働
新工程表、冷温停止目標は維持
- 2011/6/17 20:15
東京電力は17日、福島第1原子力発電所の事故収束に向けた新しい工程表を公表した。作業員の被曝(ひばく)対策を加えたが、遅くとも来年1月半ばまでに冷温停止状態にする目標時期は変更しなかった。事故収束の要となる汚染水浄化装置は同日夜に本格稼働を始めた。
工程表は4月に初めて公開して1カ月おきに見直し、改定は5月に続き2回目。「ほぼ予定通りの進捗」(武藤栄・東電副社長)として主な対策や達成時期は維持した。
新しい工程表では、作業員の被曝管理や熱中症対策として、原発敷地内に医師が24時間常駐する診療所の設置などを盛り込んだ。そのほか汚染水の浄化後に出てくる放射性廃棄物の保管や、原子炉建屋を覆うコンテナの設置、汚染された地下水が流れ出すのを遮蔽する壁を埋めるなどの対策を追加した。
冷温停止に向けた作業では、使用済み燃料プールの循環冷却は予定より早く2号機で達成した。ただ2~3号機では原子炉建屋の放射線量が高く、格納容器の水素爆発を防ぐ窒素封入が遅れている。7月初めまでに窒素封入を始める。
浄化装置は水漏れなどの故障が相次ぎ、試運転を一時中断したが、修理を終えて17日夕に試運転を再開した。17日夜に本格稼働を始めた。計画通り進めば18日にも、汚染水を冷却水に再利用する循環注水冷却を始める。
放射線量、各地で上昇目立つ 茨城、東京など
2011年6月17日 18時06分
東北、関東各都県で16日午前9時から17日午前9時に観測された最大放射線量は、15~16日に比べ各地で上昇が目立った。文部科学省の集計に よると、茨城が毎時0・099マイクロシーベルト、東京が0・065マイクロシーベルトに上昇した。福島は1・600マイクロシーベルトで横ばいだった。
福島第1原発の北西約30キロの福島県浪江町で16日午前9時33分に17・8マイクロシーベルトを観測した。
(共同)
事故調が福島第1原発を視察 吉田所長が状況説明
2011年6月17日 20時36分
東京電力福島第1原発事故の原因を究明するため内閣が設置した第三者機関「事故調査・検証委員会」(委員長・畑村洋太郎東大名誉教授)が17日、第1原発を視察。吉田昌郎所長から津波や事故状況の説明を受けた。
一行は事故対応の拠点「Jヴィレッジ」(福島県広野町など)に立ち寄った後、まず第2原発の事務本館で吉田所長、増田尚宏第2原発所長らからそれぞれの原発の状況について説明を受けた。
その後、防護服と全面マスクを着用して第1原発に移動し、原子炉建屋が水素爆発するなどした1~4号機の外観や作業拠点の免震重要棟を見て回った。
この日は、委員10人のうち、畑村委員長と柿沼志津子氏(放射線医学総合研究所放射線防護研究センターチームリーダー)、高須幸雄氏(前国連大使)、高野利雄氏(元名古屋高検検事長)の4人が視察。最高検出身の小川新二事務局長や技術顧問2人も同行した。
視察は17日午後7時半すぎに終了。畑村委員長が帰京後に視察結果を説明する。委員長は7日の事故調査・検証委員会初会合で視察の考えを示していた。ほかの委員も30日に同じ行程で視察する。
(共同)
短信:東日本大震災 県が牧草使用の自粛要請を解除 /千葉
県は16日、牧草から検出された放射性物質が国の暫定許容値を下回ったとして、県北、県央地域での牧草使用の自粛要請を解除した。ただし、乳牛と 肉牛に対しては一度刈り取った後に生える「再生草」のみ与えてよいとした。これで県内全域で自粛要請が解除となる。県畜産課によると、9日に採取した牧草 の検査で、八街市と市原市で検出された放射性セシウムが最大30ベクレルにとどまり、3回連続で許容値(300ベクレル)を下回った。
県は4月21日に採取した牧草から、放射性セシウムが最大で1110ベクレル検出されたため、畜産農家などへ使用自粛を求めていた。許容値を超えた牧草は現在、各農家で保管しており、今後の処分方法を検討するという。
- 福島第1原発:セシウム、汚染水浄化システム試運転で減少
- 放射性セシウム:汚泥、9都県で1万トン超
- 福島第1原発:汚染水の除染装置試運転開始
- 放射性物質:セシウム濃度で遊泳判定 環境省
- 福島第1原発:柏崎市内の牛乳から微量のセシウム検出
毎日新聞 2011年6月17日 地方版
2011年6月16日(木)
県内牧草、基準値下回る 全域で放牧可能に
県 は16日、県内6市町で15日採取した牧草の放射性物質検査を行った結果、放射性セシウムが検出されたものの、いずれも農林水産省が定めた基準値を下回っ たと発表した。今回の検査で県北と県南・県西地域は、3回連続で基準値を下回ったことから、県は両地域の自粛を解除。前回解除された県央・鹿行地域と合わ せ、県内全域で肉牛と乳牛に飼料として牧草を与えることや放牧が可能となった。
検査結果によると、5市町で牧草1キログラム当たり204~45ベクレルのセシウムが検出されたが、基準値の300ベクレルを下回った。放射性ヨウ素は不検出。境町ではヨウ素、セシウムとも検出されなかった。
前回の検査で自粛を解除した県央・鹿行地域を除く、2地域6地点で検査した。両地域とも、6月1日の検査から3回連続で基準値を下回ったことから、同日以降に刈り取った牧草を飼料として与えたり、放牧が可能となった。県は今後も定期的に検査を続けていく。
東日本大震災:牛の放牧など自粛要請解除 県、牧草のセシウムが許容値下回り /茨城
◇牧草のセシウム、国の許容値下回り
県は16日、牧草から検出された放射性セシウムが国の暫定許容値(1キロ当たり300ベクレル)を下回ったとして、県北と県南・県西の各地域における牛の放牧や牧草使用の自粛要請を解除した。これで、5月から出されていた牧草に関する制限は県内全域で解除された。
県畜産課によると、15日に採取した牧草の検査で、県北(常陸太田市、常陸大宮市、大子町)と、県南・県西(阿見町、守谷市、境町)で検出された放射性セシウムは最大204ベクレルにとどまり、3回連続で許容値を下回った。
県は5月以降、県北▽県央・鹿行▽県南・県西--の3地域に分け、ほぼ1週間のペースで牧草の検査を継続。県央・鹿行地域は今月9日に制限が解除されていた。【大久保陽一】
- 福島第1原発:セシウム、汚染水浄化システム試運転で減少
- 放射性セシウム:汚泥、9都県で1万トン超
- 福島第1原発:汚染水の除染装置試運転開始
- 放射性物質:セシウム濃度で遊泳判定 環境省
- 福島第1原発:柏崎市内の牛乳から微量のセシウム検出
毎日新聞 2011年6月17日 地方版
4市町の牧草規制値超過セシウム検出
県、利用の自粛要請
一関市と藤沢町の牧草から国の規制値(1キロ・グラムあたり300ベクレル)を超える放射性セシウムを検出した問題で、県は15日、それ以外の県 南10市町で11日に採取した牧草のうち、大槌(624ベクレル)、平泉(587ベクレル)、陸前高田(406ベクレル)、遠野(327ベクレル)の4市 町でも規制値を超過したと発表した。調査結果を受け、県は15日、4市町に牧草の利用自粛と放牧見合わせを要請した。
一関市については、市内を8地域に分け、前回調査で超過した旧一関市西部を除く7地域を詳しく調べた。その結果、一関東部(488ベクレル)、花 泉(584ベクレル)、千厩(612ベクレル)、東山(362ベクレル)、室根(655ベクレル)の5地域で規制値を超えた。町を3地域に分けた藤沢町は 2地域を調査し、北部(909ベクレル)で規制値を超えた。この結果、規制値を下回った一関市の大東と川崎、藤沢町東部では、牧草の利用自粛などの要請は 解除された。
一方、県南の5施設で実施した原乳調査では4施設では不検出で、残る1施設も原乳の規制値(1キロ・グラムあたり200ベクレル)を大きく下回る24ベクレルだった。
(2011年6月16日 読売新聞)
牧草の給餌制限解除
2011年06月17日10時02分
千葉県は16日、県北と県央地域で乳牛と肉牛への牧草給餌制限を解除したと発表した。5月10日に解除された県南地域を含め、県内全域で解除された。
国のルールでは、2週間ごとの検査で3回連続で暫定許容値を下回ることが解除要件となっている。
県は4月下旬に八街市、市原市、南房総市の3カ所で検査を開始。八街市と市原市では1回目は基準を上回ったが、5月上旬と下旬、今月9日採取の検査でいずれも許容値を下回った。
野田市や長生村など9カ所でも補完調査を実施した結果、乳牛と肉牛の放射性セシウムの許容値は1キログラム当たり300ベクレルのところ、栄町で最大170ベクレルが検出されたが、いずれも許容値以下か不検出だった。
【千葉】
牧草使用自粛を県全域解除 検査、3回連続基準値以下
2011年6月17日
県畜産課は十六日、県北、県央地域で放牧や牛に牧草を与えることを自粛する要請を解除したと発表した。これで県全域で解除された。
同課によると、九日に採取した牧草の放射性セシウムは最大で一キログラム当たり一七〇ベクレルで、国が基準とする値の同三〇〇ベクレルを下回った。五月上旬の検査から三回連続で基準の値を下回った。
一方、最初に採取され、生産者らが保管している牧草は、基準の値を超えている可能性もあることから、県は乳用牛や肉用牛には使用しないよう指示した。 (小川直人)
掛川茶も規制値下回る=「二番茶」の放射性物質-静岡県
静岡県は17日、県内で生産された「二番茶」を対象にした放射性物質検査で、「掛川茶」の放射 性セシウムの検出値が、1キロ当たり荒茶で100ベクレル、生茶葉で28ベクレルと、いずれも食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下 回ったと発表した。県内の検査対象19産地のうち、規制値を下回ったのは12産地となった。県は残る産地についても検査を進める。
また、既に荒茶で規制値を下回った「本山茶」は新たに生茶葉を検査したところ、32ベクレルだった。(2011/06/17-19:58)
【神奈川】
県が「荒茶」検査受け入れへ 生産者「規制値見直しを」
2011年6月17日
| 来年に期待をかけて刈り込まれたため茶色になった茶畑=南足柄市で |
![]() |
「荒茶」の放射性物質検査について県が十六日、一転して受け入れると表明したことを、生産者らは「想定していた」と冷静に受け止めた。ただ、生茶 の五分の一に圧縮される荒茶の規制値が、生茶と同じという国の基準には「科学的な根拠がない」と見直しを訴える声が相次いだ。 (長崎磐雄、藤浪繁雄、志 村彰太)
放射性セシウムが暫定規制値(一キログラム当たり五〇〇ベクレル)を超え、出荷制限地区になった小田原市や南足柄市では茶色になった茶畑が目立 つ。古葉から新芽にセシウムが移ったといわれたことなどから、今月末の二番茶収穫をあきらめ、深く刈り込んだ生産者は少なくない。
小田原市久野の生産者遠藤国雄さん(62)は、荒茶検査の実施について「どっちつかずだったので早くやってほしかった。そうでなければ次の段階に進めない」と話す。
同地区で一・五ヘクタールの茶畑を持つ田中康介さん(59)も「販売できない、処分もできないという宙ぶらりんだったので現場サイドは『早くしてくれ』との声が多かった」と説明。だが、生茶と荒茶の規制値が同じことについては見直しを訴える。
清川村で四十年以上、栽培している井上恵弘さん(75)も「(検査の受け入れは)想定していた」という。井上さんも、葉を刈り落とし、来年に向け て準備を始めたところで「県は(生産者が)やる気をなくすようなことを言わないでほしい。(国を含め)暫定の規制値ではなく、根拠のある正式な規制値を早 く決めてもらいたい」と話した。
西尾の抹茶「安全」
| 西尾茶の安全をPRする杉田芳男・西尾茶協同組合代表理事(右)と榊原康正・西尾市長=西尾市役所 |
【協同組合、独自に放射性物質調査】
●基準値、すべて下回る
「西尾の抹茶」の生産や流通にかかわる57社でつくる西尾茶協同組合は16日、独自に3地点で採取した荒茶の放射性物質を調査したところ、すべて国の基準値を下回ったと発表した。愛知県の調査と合わせ、「西尾茶の産地全域で安全が証明された」としている。
採取したのは、産地の中央部にあたる西尾市上町、北部の安城市藤井町、南部の西尾市吉良町。今月初めに採取したサンプルを日本食品分析センター(本部・ 東京)に送り、分析を依頼したところ、放射性ヨウ素はいずれも検出されなかった。放射性セシウムは中央部では検出されず、北部で1キロあたり36ベクレ ル、南部で23ベクレルで、国の基準値500ベクレルを大きく下回ったという。
【愛知】
荒茶、全9産地で安全 県の放射性物質検査
2011年6月17日
| 県茶業連合会の関係者と新茶を飲んで安全をアピールする大村知事(右から2人目)=県公館で |
![]() |
県は16日、福島第1原発事故を受けて実施した県内産「荒茶」の放射性物質検査の結果、検査した9カ所の産地全てで放射性セシウムの数値が食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を下回ったと発表した。放射性ヨウ素は全地点で検出されなかった。
検査は、隣接する静岡県の製茶から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたことから、厚生労働省の要請で実施。摘み取った葉を乾燥させた荒茶のサンプルを採取し、国立保健医療科学院に送って調べた。
先行検査した豊橋市など5カ所は14日に安全が確認されており、この日は14日にサンプルを採取した残り4カ所の結果を公表した。放射性セシウム の数値は最も高かった東栄町で1キログラム当たり165ベクレルと暫定規制値の同500ベクレルを下回った。次いで、岡崎市の同157ベクレルなどだっ た。
この結果を受けて、大村秀章知事は県公館で、県茶業連合会の関係者と県内産の新茶を飲むパフォーマンスを披露し「県産のお茶が安全であることを宣 言します」とアピール。「新茶がおいしい季節なので、安全が確認された愛知のお茶を、ぜひともご愛飲いただきたい」と笑顔だった。
![]() |
県茶業連合会の前田卓巳会長は「数値が出るまでは不安があった。どこの地区も暫定規制値を下回り、本当に満足しています」と胸をなで下ろしていた。
(島崎諭生)
【静岡】
二番茶の荒茶、県内5産地も規制値内 放射性セシウム検査
2011年6月17日
![]() |
19産地を対象に「二番茶」の荒茶の放射性物質検査をしている静岡県は16日、新たに5産地で放射性セシウムが検出されたが、いずれも国の暫定規 制値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。これで11産地の規制値内が確認された。17日には、別の2産地の検査を予定しており、 今月末ごろにすべての産地の検査が終了する見通し。
厚生労働省横浜検疫所(横浜市)で16日、5産地の荒茶サンプルの検査が行われた。1キログラム当たりの放射性セシウムの検出量は、最大で富士のお茶(富士市)の223ベクレル、最少で袋井茶(袋井市)の74ベクレルだった。放射性ヨウ素は検出されなかった。
荒茶検査のほか、静岡牧之原茶(牧之原市)を含む5産地の二番茶の生葉も検査(御前崎茶は15日に検査済み)。放射性セシウムの検出量は、最大が静岡牧之原茶の52ベクレル、最少が袋井茶の21ベクレルとなり、いずれも規制値を大きく下回った。
一方、県は16日までに、規制値を上回る放射性セシウムが検出された一番茶の製茶を生産した静岡市藁科地区の6工場のうちの5工場を対象に、飲用茶の検査を実施。いずれも5・8~7・8ベクレルで国の暫定規制値(1キログラム当たり200ベクレル)を大きく下回った。
残る1工場は、自主検査で規制値超えが確認された茶工場で、県の担当者は「既に製品の回収が進んでおり飲用茶の検査はしない」と話している。
東日本大震災:二番茶荒茶放射能 5産地、規制値以下--県検査 /静岡
県は16日、県内5産地で収穫された二番茶の荒茶を放射能検査した結果、放射性セシウムの値がいずれも食品衛生法に基づく暫定規制値(1キロあた り500ベクレル)を下回ったと発表した。結果が判明した産地の銘柄は、富士、藤枝、金谷、御前崎、袋井で最低は袋井の74ベクレル、最高は富士の223 ベクレルだった。
春先に摘まれる一番茶に比べ、初夏にかけて摘まれる二番茶は、東京電力福島第1原発事故による放射能漏れの影響は低いとみられ、これまで放射能検査した11産地の荒茶(生茶を蒸して乾燥させた製茶の前段階の茶)はすべて暫定規制値を下回っている。
県は二番茶の荒茶について、主要19産地のうち残る8産地分も収穫され次第、検査する。【仲田力行】
- 放射性物質:家庭菜園「規制値超えぬ地域は心配しないで」
- 東日本大震災:「家庭菜園、安全なの?」 福島放射線不安、問い合わせが増える
- 浜岡原発:1号機、配管から油漏れ /静岡
- 講演会:日大の野口講師「原発事故と放射能漏れ」--あす、山形大で /山形
- 東日本大震災:伊達市、子供に放射能対策 10億円超事業、学校空調設備など /福島
毎日新聞 2011年6月17日 地方版
東日本大震災:県産の荒茶から放射性セシウム 規制値下回る /奈良
県は16日、県茶業振興センター(奈良市)で採れた荒茶から放射性セシウムを6・9ベクレル検出したと発表した。食品衛生法の暫定規制値(1キロ 当たり500ベクレル)を大幅に下回っており、県環境政策課は「福島第1原発事故の影響とみられるが、極めて低い値で飲用しても健康に影響はない」として いる。
検査は新茶の出荷に合わせて毎年実施。08~10年は放射性物質が検出されなかった。今回は放射性セシウム134が3・4ベクレル、放射性セシウム137は3・5ベクレル検出され、放射性ヨウ素は検出されなかった。【阿部亮介】
- 放射性物質:愛知産の茶は安全
- 放射性物質:セシウム濃度で遊泳判定 環境省
- 放射性物質:福島県大熊町の土壌から微量のキュリウム
- 放射性物質:静岡県 検出報告受け「HPでの公表控えて」
- 放射性物質:静岡の製茶からセシウム検出
毎日新聞 2011年6月17日 地方版
掛川産は基準値下回る 二番茶の検査
2011.6.17 19:43
静岡県は17日、掛川市の「掛川茶」の二番茶の荒茶について放射性セシウムの検査をした結果、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回る100ベクレルだったと発表した。放射性ヨウ素は検出されなかった。
県は産地19カ所を検査予定。すでに11カ所で基準値以下の結果が出ている。
東日本大震災:放射性物質4種、県研究所で検出 四日市で4月 /三重
県は16日、四日市市桜町の県保健環境研究所で、4月中に降下したちりや雨水から、ヨウ素131とセシウム137など4種類の放射性物質が検出されたと発表した。いずれも微量で、健康に影響はないという。
県健康危機管理室によると、検出量は1平方メートル当たりで▽ヨウ素131が13・3ベクレル▽セシウム137が17・7ベクレル▽セシウム134が18・4ベクレル▽ニオブ95が0・205ベクレル--で、自然界から受ける放射線量の約300分の1程度だという。
2月分の降下物からは検出されず、3月分ではヨウ素131だけが同1・24ベクレル検出されていた。同室は、福島第1原発事故の影響とみている。【田中功一】
〔三重版〕
- 放射性物質:愛知産の茶は安全
- 放射性物質:セシウム濃度で遊泳判定 環境省
- 放射性物質:福島県大熊町の土壌から微量のキュリウム
- 放射性物質:静岡県 検出報告受け「HPでの公表控えて」
- 放射性物質:静岡の製茶からセシウム検出
毎日新聞 2011年6月17日 地方版
四日市でセシウム、ヨウ素を微量検出 三重県「健康への影響なし」
2011年6月17日 00時17分
三重県は16日、同県四日市市内で大気中の放射性物質を測定したところ、過去の測定値より最大で52倍のセシウムやヨウ素を検出したと発表した。福島第1原発事故の影響とみられるが、いずれも微量で健康への影響はないという。
県保健環境研究所(四日市市)が今年4月の1カ月間に研究所屋上の検査器にたまった雨水やちりなどを分析。1平方メートルあたりヨウ素は13・3ベクレル、セシウム137は17・7ベクレル、セシウム134は18・4ベクレル、ニオブは0・2ベクレルを検出した。
1988年から毎月測定しているが、セシウム134とニオブは今回初めて確認され、ヨウ素とセシウム137のこれまでの最大値はそれぞれ1・24ベクレルと0・34ベクレルだった。
(中日新聞)
釧路沖のミンククジラ2頭から放射性セシウム検出
- 2011年06月16日 13:13 発信地:東京
【6月16日 AFP】水産庁関係者によると、北海道の釧路沖で捕獲されたミンククジラ2頭から、それぞれ1キロ当たり31ベクレルと24.3ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが、15日までに明らかになった。
同関係者はこの検出量について、海産物に関する国の暫定基準値1キログラム当たり500ベクレルよりずっと低く、また、通常の計測値より高いかどうかを比較するデータはないと述べた。
東日本大震災で事故を起こした福島第1原子力発電所からは、放射能汚染水が太平洋に流出しており、専門家らは海洋生物、特に生態系の高位に属する大型で寿命の長い生物に放射性物質が蓄積し得ると懸念している。(c)AFP
釧路沖の調査捕鯨が終了 放射性物質、今後も注視
2011年6月14日 17時55分
ミンククジラを対象とした北海道・釧路沖での調査捕鯨が終了し、地域捕鯨推進協会(福岡市)などの調査団は14日、釧路市で記者会見した。捕獲した2頭から放射性セシウムを検出。福島第1原発事故の影響とみて、「今後も注視する必要がある」としている。
調査団によると、捕獲した17頭のうち6頭を検査。うち2頭から暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)以下の31ベクレルと24・3ベクレルの放射性セシウムを検出した。
17頭の大半の胃から秋の調査と同様にスケトウダラが見つかり、年間を通じて餌としていることが分かった。
調査は、捕鯨業者でつくる団体が水産庁の許可を受け毎年実施。春は宮城県石巻市の鮎川港を拠点に三陸沖、秋は釧路沖で調べてきた。今春は東日本大震災で鮎川地区の捕鯨船などが被災したため、釧路沖に変更した。
(共同)
東日本大震災:サクランボ安全宣言 実行委、放射性物質検査で確認 /山形
露地ものサクランボの出荷最盛期を前に、県や生産者団体などで作る実行委員会は16日、4月から実施してきたサクランボの放射性物質検査で安全が 確認されたことを受けて安全宣言を発表した。吉村美栄子知事は「放射性物質検査を行い安全であることを確認しています。どうぞ山形のおいしいサクランボを ご賞味ください」とのコメントを出した。
県は、4月22日の温室サクランボから、6月15日の露地ものサクランボまで、東根市や寒河江市など6市1町で延べ12回の検査を実施。数値は不 検出から最大で1キロ当たり18ベクレルで、出荷・自粛規制の500ベクレルから大きく下回った。県は引き続き検査を実施する。
また、吉村知事の首都圏でのトップセールスや、安全宣言の知事のメッセージなどを店頭に飾るなどし、安全性をPRしていく。【浅妻博之】
- 放射性物質:愛知産の茶は安全
- 放射性物質:セシウム濃度で遊泳判定 環境省
- 放射性物質:福島県大熊町の土壌から微量のキュリウム
- 放射性物質:静岡県 検出報告受け「HPでの公表控えて」
- 放射性物質:静岡の製茶からセシウム検出
毎日新聞 2011年6月17日 地方版
汚染牧草は一般廃棄物で処分――農水省、「一部地域は引き続き保管を」
農水省は8日、暫定許容値を上回る放射性セシウムが検出され保管されている牧草の処分方法などを発表した。
放射性セシウム濃度が1キロ当たり5千ベクレルを上回る保管牧草は、通常の一般廃棄物として処分し、埋却、堆(たい)肥への混入、焼却、すき込 みや敷料利用などをしないよう求めた。また、1キロ当たり300ベクレル以上5千ベクレル以下のものについては、一般廃棄物としての処分または圃(ほ)場 へのすき込み処分をして差し支えないが、堆肥への混入や敷料利用は行わないよう求めた。
ただし、福島県の浜通り、中通りの一部地域については、いずれの場合も引き続き保管を求め、処分方法が決まった段階で別途通知するとした。
[2011-6-17]
k

















キャンペーンショップ
WIFI 無線LAN FON 金沢
世界時計
Flights from Milwaukee, WI, USA – All Airports to Louisville, KY, USA – All Airports
General Mitchell International Airport Departure MWK