ストロンチウム汚染 strontium 90 part 4

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岐阜県、ヨウ素剤備蓄なし 07年度以降、協定で民間依存

2011年06月07日09:56

原子力発電所の事故時に飛来する放射性物質の人体への取り込みを防ぐため、避難区域からの退去前などに服用する「ヨウ素100+ 件剤」について県が独自の備蓄を2006(平成18)年度でやめて以来、民間備蓄に頼っていることが6日、分かった。

同日開かれた震災対策検証委員会の原子力分科会で報告された。

県は1997年度に県製薬協会や県医薬品卸協同組合と災害協定を締結。ヨウ素剤を災害時の医療救護活動に必要な災害用医薬品と定め、年2回保存量 を県に報告するよう求めている。協定は県の要請に基づき、各団体は速やかに医薬品を提供するとしているが、要請から何時間以内に調達できるかや、確実に確 保できる数量などは明記されていない。今後、必要となる数量や、備蓄方法などが検討課題となりそうだ。

県は00〜06年度には成人2500人分のヨウ素100+ 件剤を購入、県庁に備蓄していたが、使用期限の3年を過ぎ、一度も使わずに廃棄していた。羽島市にヨウ素剤を製造している製薬メーカーがあることも踏まえ「流通備蓄で問題ない」(県防災課)と判断したという。

分科会で県は、東日本大震災発生後の3月下旬に、同メーカーからヨウ素剤3万5000人分の寄付があり、被ばく医療を依頼している5圏域の7病院に配布したことも報告した。

那須塩原の下水処理場、汚泥からセシウム

2011年06月07日

 那須塩原市は6日、同市鍋掛の下水処理場「黒磯水処理センター」で、5月に採取した脱水汚泥から1キロあたり1万4380〜1万8120ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

市によると、採取したのは10、17、23の3日間。いずれも国の規則で定める1万ベクレルを上回った。脱水汚泥は20日から施設外への 搬出を中止。コンテナに入れ、ブルーシートで覆うなど飛散防止の措置をして敷地内で保管している。周辺への影響については、立ち入りも制限しているので 「問題ない」としている。

同センターでは1日あたり3・5トン程度の脱水汚泥が出る。6日までに約50トンがたまっていて、さらに増える見込みだ。

同センターは黒磯、高林、板室地区の約9700世帯の家庭や事業所の雑排水を処理している。雨水とは分かれているが、市下水道課では「マンホールの隙間などから雨水が流入しているのではないか」と見ている。

最初に分析結果が出てから2週間以上たってから公表したことについて市下水道課は「数字だけがひとり歩きするのは困る。2、3回測って傾向を出してから」と説明している。

県によると、汚泥については、宇都宮市にある下水道資源化工場の焼却灰からも1万ベクレルを超える放射性セシウムが検出されていて今回で3カ所目という。

放射能は東北から三陸沖へ ドイツ気象局7日予測

放射性物質の拡散濃度予測を伝えるドイツ気象局のホームページ

東日本大震災:製茶の放射能検査 8産地サンプル、県初実施 /静岡

県は6日、これまで実施してこなかった工場から出荷済みの製茶の放射能検査を始めたことを明らかにした。県内主要4茶商の倉庫から、計8産地の製茶をサンプル採取した。早ければ7日にも検査結果が判明する。

生茶を蒸して乾燥させた荒茶については、二番茶の収穫が始まる今週中に放射能検査を始める。

暫定規制値を超えた場合、さらに産地内の地区別で調査を実施。どの地区の茶葉に規制値を超える放射性物質が出たかを調べたうえで、該当地区内のすべての工場を調べていく方針だ。

県の調査結果は国に報告され、出荷制限の根拠となる。

県は製茶も荒茶も県内の主要19産地について検査する方針。すべての段階で茶の放射能検査を実施し、消費者に安心してもらい静岡茶のブランドイメージを保つ狙いがある。

県茶業農産課は「製品を出荷する工場ごとに規制することで、茶業界全体の影響を最小限に抑えたい」と説明している。

一方、県は6日、国の原子力災害対策本部や厚生労働省、農林水産省、文部科学省に、放射性物質の新たな規制値の設定▽国が実施している自治体ごと の出荷制限ではなく、茶工場単位に適用する▽出荷自粛の際に、生産者だけでなく茶商や小売の損害も賠償の対象に加える▽風評被害対策--の4点を求める申 し入れをした。【仲田力行】

【関連記事】

毎日新聞 201167日 地方版

葛飾、台東が放射線測定

201166

都内では原発事故を受けて独自に放射線量を測定する区が相次いでいて、きょうは葛飾区と台東区などが調査を行いました。
 葛飾区ではけさから区の医療専門学校の専門家とともに立石の本田公園、西亀有の中道公園、新小岩公園の3ヵ所を回り放射線調査が行われました。調査は検 査機器を地上1メートルの地点に置き30秒ごとに5回測定した平均値を出します。葛飾区・危機管理担当の鈴木雄祐課長は「区の一部がいわゆる“ホットス ポット”といわれるような放射線量が高い場所があるのではないかと(一部メディアなどで)されたこともあり、区民にできる限り安心していただきたいと考え た」と話しています。今後は毎週月曜日と木曜日に区内7ヵ所の公園で測定を続け、ホームページなどで結果を発表するということです。
 また台東区でもきょうから区内16ヵ所で放射線調査を開始しました。きょうは区のスポーツセンターなど3ヵ所で大気中の放射線量を測定しました。この 他、2001年から既に開始している足立区をはじめ、杉並区・豊島区・武蔵野市・調布市などでは現在実施中で、千代田区・中央区・港区などでも実施を予定 しているということです。

文科省が放射線量測定地“隠蔽”

2011.6.6 22:22

都内各地で、住民の不安の声に応え、放射線量の測定を始める自治体が増えているが、文部科学省はホームページに掲載している放射線量の測定場所を一部明らかにしていない。

公表していないのは文科省が大学などの協力を得て測定・発表している空間放射線量。自治体は明らかにしているものの、大学名は公表していない。都内では文京、目黒、港、府中、八王子の5区市内で、いずれも同区市内の国立大学・高専とみられる。

理由について、同省は「大学名を公表しないとの条件で協力してもらっているため」と説明している。だが、大学職員が勤務時間中に文科省が購入した測定器で計測しており、同省の“隠蔽”に批判の声が出そうだ。

東日本大震災 今何ができる】放射性セシウム減らす調理法は? (1/2ページ)

2011.6.7 09:20

ハンバーガーを食べる児童たち。原発に近い小学校では不完全な給食が続き、震災直後はおにぎりとヨーグルトだけだった=5月24日、福島県南相馬市(小野田雄一撮影)

ハンバーガーを食べる児童たち。原発に近い小学校では不完全な給食が続き、震災直後はおにぎりとヨーグルトだけだった=5月24日、福島県南相馬市(小野田雄一撮影)【拡大】

  • 調理・加工法によるセシウム137の除去率
  • セシウム137の体内での半減期

■肉魚は塩水で内部の水出し 野菜類は水洗いとあく抜き

東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で、各地の農作物から放射性セシウムが検出されている。市場に出る食品は国による放射性物質(放射能)の暫定基 準(規制)値を下回っているが、中には自家栽培の野菜や海や川で釣った魚に問題がないか心配な人もいるだろう。食品の放射性セシウムを減らす調理法を紹介 する。(村島有紀)

煮物、煮付け、酢漬け

放射性 セシウムの構造はカリウム(ミネラルの一つ)と似ており、筋肉を中心に均一に体内に行き渡る。一般に半減期(物理学的半減期)は30年と長いが、体内での 半減期(排泄(はいせつ)などで体内から失われる生物学的半減期)はそれより短く、若い人ほど短くなる。国は東日本大震災後、飲料水・牛乳・乳製品は1キ ログラム当たり200ベクレル、肉・穀類・野菜・魚・卵などは500ベクレルを基準値と設定。基準値を超えた食品は出荷自粛や出荷停止など口に入らない措 置を取っている。

食品のセシウムを減らすにはどうしたらいいのか。

放射能に詳しい滝澤行雄・秋田大学名誉教授(78)= 医学博士=によると、セシウムは水溶性のため表面をよく洗い、煮物や煮付け、酢漬けや塩漬けなど食品から水分が出る調理法で、ある程度除染できる。逆に焼 いたり、揚げたり、蒸したりして水分を食品中に閉じ込めてしまう調理法は避けた方がいいという。

具体的には、肉の場合は冷凍し、解凍して から4~5時間、塩水(濃度10%)に浸しておく方法がある。魚の場合は、うろこ、ひれ、頭、内臓を取り、50~100グラム程度に小分けし、塩水(同 4~6%)に1日程度浸し、時々水を交換すると87~99%取り除ける。葉菜類は、水洗いとあく抜きが効果的という。

一方、ジャガイモ、ニンジンなどの根菜類は皮とへこんだ部分にセシウムが集まりやすいため、皮とへこみ部分を取り除いてゆでるといい。果物もよく洗った後で、2~3時間水に浸すと効果がある。

バランス良い食事

バランスの良い食事が、摂取セシウムの影響を低減させるという報告もある。

旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(1986年)後、ウクライナの放射能に詳しい医師や専門家が集まり作成した冊子「チェルノブイリ:(未登録外字)放射能 と栄養」によると、食事で摂取するカリウムが減ると、放射性セシウムが蓄積されやすくなる。精神的な問題や感染症などで体の抵抗力が落ちても体内に蓄積さ れやすくなるという。一方で、チーズ、肉、豆類に含まれるリジンやメチオニンなどの必須アミノ酸は、セシウムの蓄積を抑えることが動物実験で分かってい る。

同冊子を翻訳した独立行政法人「放射線医学総合研究所」(千葉市稲毛区)の白石久二雄・元内部被ばく評価室長(61)=農学博士=は 「食物繊維にはがん化を防ぐ作用もあり、バランスの良い食事で放射能の影響を少なくできる。必要な栄養素がなければ放射線で傷付いたDNAをうまく修復で きない」と話す。しかし、原発事故や震災による被災者は、避難所で配られる食事がおにぎりやパンしかないなど十分な栄養を得られていない。福島第1原発に 近い福島県南相馬市の学校などでは現在でもパンと牛乳といった給食提供が続いている。

白石元室長は「“生きる”ための食事はもちろん、放射性物質の影響を減らす食事の提供も国の責任で考えるべきではないか」と指摘している。

教員ら「不安解消を」

201167日 朝刊

「水そのものは安全なのか。底にたまった泥はどれぐらい汚染されているのか。私たちには判断がつかない」。夏を思わせる青い空が広がった福島市。緑色に濁った水をたたえるプールを前に、市立御山小学校の大舟木茂夫教頭(54)がつぶやく。

文科省は基準作成に乗り出すが、福島市はこの夏、市内の小中学校の屋外プール使用を見合わせる方針。今でも長袖姿で通学する子どもたちが肌をさらす水着になって大丈夫か。放射性物質が混じった水が口に入るのでは…。保護者や学校の不安は尽きない。

同校の校庭は一時期、文科省が屋外活動制限の目安とした基準(一時間当たり三・八マイクロシーベルト)を超えた。現在は基準値より低いものの、子どもを校庭に出す気にはまだなれない。プールはその校庭のすぐ横にある。

緑の水面を、アメンボがスイスイと泳ぐ。大舟木教頭は、青空の下で泳ぐ子どもたちの姿と、つい重ねてしまう。「数値だけ出すモニタリングはもういい。今は、不安を安心に変える具体的な施策こそが必要だ」。たまりかねたように声を絞り出した。

同県二本松市も屋外プールの使用を自粛。同市石井小学校の男性教員は「プール独自の基準が示され、使って大丈夫と言われても、やはり使わないだろう。それだけ原発事故の渦中の私たちは心配なんです」と漏らす。

三歳の息子を連れて同県郡山市から東京に自主避難した主婦(34)は、後手に回る国の対応に「政治には不信感だらけ。被災地の人たちだけで頑張るしかないのかな」と憤る。

首都圏でも不安の声は尽きない。

「学校も区も安全と言うだけで、説明がない。でも、学校に何か言うとにらまれないかと気が引ける」とは、東京都中央区の四十代の主婦。小四の長女 が校庭で転んでけがをした時、「どうしよう。放射能が入らないかな」と泣き出したことがある。最近はプール開きを控えて「水に入れない。怖い」とおびえて いる。大丈夫、と言ってあげたいが、自分もよく分からない。

近所の医師が開いた放射能に関する勉強会にも参加した。主婦は「学校が説明会を開いてくれれば、少しは安心できるのに」と不満を募らせていた。

「放射線への対応は一学校の判断だけでは動けない。これまでと同様、国、東京都、葛飾区の通達に従う」。文科省が学校プール調査の方針を打ち出したことについて、東京都葛飾区のある区立小学校の副校長は淡々と受け止める。

この学校にはまだ、保護者からプール授業への不安は寄せられていない。ただ一部調査では、葛飾区など二十三区東部は、都内の他地域より高い放射線 量が計測されている。副校長は「私たちは放射線の専門家ではないので、情報の出所や裏付けを冷静に分析しながら国、都、区を信じるしかない。過剰な反応は 逆に子どもたちを不安がらせる」と話す。

しかし、現場がよりどころとする肝心の国は政局で混迷を極める。副校長は「政府の現状に不安を抱いているのは、学校や保護者だけでなく、国民みんなではないでしょうか」と付け加えた。

(資料:政府地震調査委員会)

(資料:政府地震調査委員会)

特報:4震源域が連動した「想定外」の地震、政府調査委 (2011/03/12)

伊方原発 4連動地震も想定

2011年05月28日

◇四電社長 「現状で対応可能」

27日に定例会見した千葉昭・四国電力社長は、愛媛県伊方町の伊方原発の地震想定について「東海・東南海・南海・日向灘地震の4連動を考える必要がある」と述べた。 新たに日向灘地震を想定に加えたが、4連動でも「現状の対策で対応できる」とした。

四電はこれまで、伊方原発の前面海域の伊予灘を震源とする地震と、東海・東南海・南海地震の3連動を想定。前面海域地震の方が揺れると の想定で耐震対策を進めてきた。 千葉社長は「4連動の揺れも、前面海域地震より小さいことを解析結果で出したい。 今後の知見によっては新たな対策もす る」と述べた。

定期検査中の伊方3号機の再稼働に対し中村時広愛媛県知事が「全く白紙」としたことに、千葉社長は「運転再開が難しいと、計画停電まで はいかないが、利用者に『何%ぐらい節電協力を』と言う可能性はゼロではない。 自家発電がある企業からの手当ても検討する」と話した。(島脇健史、小池 竜太)

◇料金転嫁 言及せず/電力不足 「危機的」

千葉社長の会見の主なやり取りは次の通り。

——東京電力の賠償スキームで原発を持つ電力会社も負担金を求められたことをどう思うか

東電以外の電力事業者の負担理由について、国の明確な考えがほしい。 具体的内容が示されず、負担金を電気料金に転嫁するかは現時点で言及は避けたい。

——浜岡原発だけを運転停止させた政府方針をどう考えるか

伊方ではないからよかったという印象ではない。政府はきちっと説明し、(定期検査中の)原発の順調な立ち上げを希望する。

——伊方原発の今後の地震対策は

震災を受け、東海・東南海・南海・日向灘地震が連動するという考えも出ている。3連動の最大地震動はマグニチュード(M)8・6とみているが、4連動ならM9近いレベル。 今後評価していく。

——夏の電力需給は問題ないか

伊方3号機が起動すれば東電や中部電力に電力融通したいが、現時点ではどうなるかわからない。 利用者に具体的に『何%の節電をしてくれ』という事態も否定できない。 (民間企業や工場などの)他社から活用させていただける電力の積み上げを検討している。

——7月10日予定の3号機の再稼働までに地元了解が得られなかったら、夏の電力不足は

予備電力は1・2%となり、四国でも危機的状況になる。 全国で定期検査後の原発が何カ所も起動できていない。これが立ち上がっていかないと、伊方3号機も難しいと感じる。 ただ計画停電は最終手段で、そこまではいかない。

——原発事故で発電と送電を分離すべきだという議論が再燃しているが

電気は、需要が供給を上回るとブラックアウト(大規模停電)が広域的に起こるので、需要と供給をマッチングさせないといけない。 発送 電一貫は必要。 エネルギー政策全体を改めて議論する必要はある。利用者にとってどういう体制がいいのか、電気料金、信頼度、電力供給の安定性のトータル で判断されるべきだ。

——原子力、水力、火力などの発電設備のバランスをどう考えるか

震災前は、原子力の割合を50%近くにすれば、10%の水力と、太陽光・風力だとかの自然エネルギーを含めて、二酸化炭素を排出する火 力発電を除く比率を70%に近づけることができると考えていた。 以前は60年運転を目指していた原発だが、今後は厳しいチェックを受けることになる。  これからも、原発が高い利用率を確保できるのか、稼働34年の伊方1号機を将来的に廃止すれば更新できるのか、見極めて電源構成を考える必要がある。

——東電の海水注入を巡る対応については

極めてまずいと感じた。福島第一原発の所長は、東電本社に事実を伝えるべきだった。 後日検証して我々の教訓にすべきだ。

4つの想定震源域が連動 「地震研究の限界」
過去に事例なく、予測できず

2011/3/12 2:05

 東日本巨大地震は、宮城県から茨城県沖で予想されていた4つの大地震の想定震源域が連動して動いて巨大地震につながった。国の地震調査委 員会の阿部勝征委員長(東京大学名誉教授)は12日未明、同委員会の終了後に記者会見を開き、「4つの想定域が連動するとは想定できなかった。地震研究の 限界だ」と述べた。想定を超える地震の発生が大きな被害をもたらした。

大津波に襲われ、周辺から孤立した仙台空港(11日午後4時5分)=共同
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大津波に襲われ、周辺から孤立した仙台空港(11日午後4時5分)=共同

 今回連動して動いたとされるのは宮城県沖、宮城県沖東部、福島県沖、茨城県沖の4つの想定域。気象庁によれば、地震を起こしたプレートの範 囲は北は三陸沖中部、南は福島県沖までの南北400キロメートル、幅200キロメートルに達するという。4つの震源域が同時に動いたのか、間隔をおいて連 続して動いたのかは不明という。

 これまで同委員会は、宮城県から茨城県沖にかけて想定される地震の最大規模はマグニチュード(M)8.2と公表していた。宮城県沖は M7.5の地震が30年内に99%発生すると公表、東部域と連動してM8.0としていた。福島県沖はM7.4、茨城県沖はM6.7~7.2だった。宮城県 沖よりも沖合の三陸沖から房総沖の想定域で8.2としていた。いずれの想定も今回の地震規模であるM8.8を下回っていた。

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 連動を予測できなかった理由について、阿部委員長は「過去の地震活動にはっきりとした事例がみられなかったため」と話した。ただ、今回の会合の開催は過去にない巨大地震であることから発生から、震源域の確定もままならないなど分析に必要な情報量は不十分だったという。

 複数のプレートに囲まれる日本周辺では連動型地震が発生するとの指摘はあった。静岡県沖を震源とする「東海地震」と、中部地方の沖合を震源 とする「東南海地震」、四国沖の「南海地震」の3つが連動する可能性があるとみられていた。これらが連動して発生すると、M8を超える巨大地震になるとい われている。

過去の世界の巨大地震
マグニ
チュード
場 所
9.5 チリ 1960
9.2 アラスカ 1964
9.1 スマトラ沖 2004
9 カムチャツカ 1952
9 チリ 1868
9 カナダ南西部から米カリフォルニア州北部 1700
8.8 東日本巨大地震 2011
8.8 チリ 2010
8.8 エクアドル 1906
8.7 アラスカ 1965
8.7 ポルトガル 1755
8.7 チリ 1730

(注)米地質調査所などによる

浮上防波堤設計変更も

http://www.pa.kkr.mlit.go.jp/kobegicyo/gijyutsu/images/fujyoshiki2a.jpg

http://www.obayashi.co.jp/uploads/Image/service_and_technology/related/tech_d001Fig03.jpg

海南沖19年度完成維持 国、津波想定見直しなら

近畿地方整備局の上総(かずさ)周平局長は3日、海南市沖での建設が決まっている世界初の浮上式防波堤について、国の中央防災会議が秋にも公表を予定している東南海・南海地震での津波想定の見直しに合わせ、防波堤の強度や高さを見直す考えを示した。地元からは早期の完成を望む声が上がっており、同局は、設計変更を行っても、2019年度と見込んでいる完成時期は延ばさないとしている。(藤本将揮)

この日、同局と県とが和歌山市内のホテルで開いた、同局の今年度事業についての会議の中で上総局長が仁坂知事に伝えた。

浮上式防波堤は、直径3メートル、長さ50メートルの中空の鋼管約80本を、水深約13メートルの海底に突き刺すように、幅約230メートルにわたって設置。津波が発生すると鋼管内に空気を送り込んで浮上させることで、平時は航路を妨げずに港湾を守ることが期待される。

護岸改良と合わせた総事業費は約250億円で、国が3分の2、県が3分の1を負担。今年度内に、現地で実証実験を始めるとしている。

東海、東南海、南海地震の 同時発生を前提とした県の被害想定では、海南市には、地震発生の58分後に最大で高さ5・9メートルの津波が押し寄せると予想。現在の護岸の状態であれ ば、海南市役所や海南署などを含む同市沿岸部の広範囲が浸水するなどし、全壊建物は約8000棟を数え、経済損失は約5000億円にのぼると試算してい る。

この想定に基づき、浮上式防波堤は、海面からの高さが7・5メートルとなるように設計。しかし、東日本大震災で、想定を大幅に上回る津波が押し寄せたことから、中央防災会議は津波対策の見直しを決め、防波堤の設計の前提条件が変わる可能性が出てきた。

この日の会議で上総局長は、今年度の浮上式防波堤の予算額が昨年度の3倍の18億7100万円となり、工法などを検討するための現地での実験を行 うことを知事に報告。その上で、「国の中央防災会議(での津波の規模見直し)にも対応できる構えで実施していきたい」と述べ、想定される津波の規模が見直 されれば、設計を変更する方針を示し、仁坂知事は早期の建設を要望した。

会議終了後、同局の小野憲司副局長は、「(津波の想定規模が大きくなっても)壊れてしまわないように強度を増す、補強するといったことから行っていきたい。高さを見直すかどうかは、中央防災会議の結果による」と述べた。

(2011年6月4日  読売新聞)

石川のニュース 【6月5日02時43分更新】

津波想定図を一新 石川県6月補正予算案

 東日本大震災、原発事故を受け、石川県は地域防災計画の見直しに着手する。年度内に は従来の想定を超す地震にも対応するため、まずは津波の浸水想定区域図を15年ぶりに 一新。縮尺を細かく変えて精度を高めるとともに、地震の規模や震源域などを見直す。国 から福島第1原発事故の検証結果が示されない中、県は国の方針が明らかになり次第、即 座に原子力防災計画を含めた地域防災計画を見直す体制を整えておく考えである。

津波の浸水想定区域図は、各市町が策定する避難計画やハザードマップ(災害予測地図 )に反映させる。県6月補正予算案に区域図見直しの調査費2千万円を盛り込む。

現行の区域図は北海道奥尻島の津波被害を受け、1996(平成8)年3月に策定され た。マグニチュード(M)7・8の地震が能登半島東方沖で発生したとの想定で、約13 分後に珠洲市狼煙町の海岸に最大で高さ11メートルの津波が押し寄せると予測。被害予 測では、約1万8千人が避難し、住宅など約3千棟が流失するとしている。

この区域図でも沿岸各地の津波の高さや第1波の到達時間などは記されているが、縮尺 が10万分の1と粗く、より詳細なデータへの更新が課題となっていた。

新しい区域図は、縮尺を1万分の1に設定。居住地域の表示サイズを1ブロック500 メートル四方から10メートル四方とし、浸水区域の境目が細かく表示できるようにする 。想定する地震の規模については、今後、学識経験者らの意見をもとに検討することにな るが、津波の高さや到達時間をそれぞれの地点ごとに表示することで、どの程度の高さの 建物に逃げ込めば、津波を避けられるかが簡単に分かり、市町の避難計画も決めやすくな るという。

県内では沿岸15市町のうち、輪島、珠洲市が津波被害のハザードマップを策定済みで 、8市町が策定に向けた準備を進めている。

地域防災計画について、県は国の方針提示を待ち、実効性のある計画を策定したい考え だ。原発対策を検討する県防災会議の原子力防災対策部会を開催する予定はないが、「現 段階で部会を開いても国の具体的な方針がなければ、ただのパフォーマンスになる」(危 機管理監室)とし、EPZ(防災対策の重点地域)や被災時の避難のあり方などを見直す ための情報を集めていく。

地震・津波対策:庄内地域連絡協、M8.5想定し避難訓練 /山形

 ◇規模拡大に戸惑いの声も

日本海沿岸の市町や防災関係機関などで作る「庄内地域地震・津波等災害対策連絡協議会」の幹事会・津波対策部会が三川町で31日開かれ、約30人 が出席した。海水浴シーズン前の7月中旬までをめどに、これまでより地震規模の大きいマグニチュード(M)8・5を想定した避難訓練の実施などを決めた。 しかし、地震規模をアップした訓練に参加者から戸惑いの声が出た。

避難訓練は、これまでM7・7を想定し9月に1度行っていたが、東日本大震災で想定を超えた地震規模と津波被害が発生したことに対応した。

鶴岡、酒田、遊佐の沿岸3市町がそれぞれ訓練日時を決め行う。これまでの訓練と同様、避難誘導や情報連絡、災害対策本部設置を行うほか、新たに、避難などに要した「所要時間の計測」を加えた。

県は95年度に「津波災害対策基礎調査報告書」を作成。その中では「現在発生が考えられる地震(想定地震)」を秋田県沖のM7・7に想定。「発生する可能性は低いが考えられる最大規模の地震(参考地震)」を佐渡島北方沖のM8・5とした。

しかし、想定を超えた東日本大震災の地震規模に、県は「県地域防災計画」の見直しに着手。今回の津波訓練はこれに連動した。

想定をM8・5と上げたことで、津波の最大水位は「0・9~4・0メートル」(M7・7)から「1・7~8・9メートル」と約2倍になった。各自治体は7月の訓練については了承したものの、予想される津波の水位が大幅に上昇することにとまどいの声が漏れた。

酒田署は「訓練よりもまず、どこへ逃げるかのマニュアル作りが大切だ」と指摘した。鶴岡市は「太平洋側でM9・0が発生しているのに、本当に M8・5でいいのか。一刻も早くハザードマップを作ってほしい」と要望。酒田市は「地形によって浸水する深さは違う。詳細な浸水マップがほしい」と注文し た。

これに対し、県は「避難を体で覚えることが大切」「浸水域の調査、見直しについて国の動向を注視しながら検討していきたい」などと答え、理解を求めた。【佐藤伸】

毎日新聞 2011年6月1日 地方版

津波を想定、園児1・3キロ避難 徳島市   2011/6/3 14:43

 徳島市北沖洲3のめだか保育園が2日、南海・東南海地震の津波を想定した集団避難訓練を行い、0~5歳の園児101人が1・3キロ離れた徳島市立高校体育館まで避難した。東日本大震災で想定を上回る津波が起きたことから、より安全な同校体育館への避難経路や所要時間を確認するのが目的。

 市や県の予測によると、地震100+ 件発生から42分後に津波が沿岸部に到達。保育園周辺は3・3メートル浸水すると予想されている。保育園はこれまで、園舎2階(高さ3・8メートル)に避難する訓練をしてきたが、東日本大震災を受け、3階建てで収容人数の多い同校体育館に避難することにした。

 午後1時、県南沖でM(マグニチュード)8・6の地震100+ 件が起きたとの想定で訓練開始。園児は防災ずきんをかぶり、3~5歳児は歩いて、0~2歳児は職員がおぶったり、手押し車に乗せたりして避難した。園児全員が体育館に到着したのは1時39分。移動にかかった時間は34分だった。

 朝井伸治理事長は「子どもの体力を考えると、実際の避難はもっと時間がかかることが予想される。訓練を重ねて改善点を探りたい」と話した。

 沖洲地区は海抜0~3メートルと低く、津波避難施設の収容人数が地区人口を下回ることなどから、市の避難困難地区に指定されている。

【写真説明】訓練で手押し車に乗ったり、手をつないだりして避難する園児ら=徳島市北沖洲2

苫小牧市が巨大津波に備えた避難ビルの選定を開始

(2011年 6/6)

 巨大津波が東北地方沿岸部をのみ込んだ東日本大震災を教訓に、苫小牧市は6日から、「津波避難ビル」の選定作業を開始した。7日までの2日間にわ たる調査を通じて、鉄筋コンクリート造のホテルや商業施設など、津波から逃れるのにふさわしい場所を把握。今月内をめどにリストを作成し、ビル所有者に協 力を求めていく方針だ。

初日は、市危機管理室の職員4人が2班に分かれ、市内勇払と樽前の両地区から中心部に向かって調査した。平坦な土地が広がる苫小牧に巨大地震が襲来した場合、甚大な被害が発生する恐れもあるため、職員は危機感を強めて、一時避難できる施設の把握に歩いた。

市が定める避難ビルは、鉄筋コンクリート3階建て以上、避難者を収容できる会議室など広いスペースがあること―が条件。今回の調査を通じてある程度、避難ビルとしてふさわしい施設をしぼり込む。

今回の調査は、建物の外側からの確認のため、避難所として条件に適合するか、詳しく内部を調べなければ分からない。このため、市は建物内部も確認し、条件が合えばビル所有者に有事の際の施設開放の協力を求める考えだ。

高さのあるビルがない地域については、「高台の民間施設も津波の一時避難所として活用したい」と市危機管理室。東日本大震災では、苫小牧沿岸部にも2~3メートル級の大津波が押し寄せたことを教訓に、災害に強いまちづくりを進めていきたいという。

道内沿岸部の市町村で津波への危機意識が高まる中、道は1日に札幌市内で開いた道防災会議・地震専門委員会で、津波避難計画の策定指針案を示し た。同計画は沿岸地域の津波避難マニュアルとなるもので、案では避難ビルの指定条件などを明示した。防災担当の道危機対策課は「津波から住民の命を守るた めに、避難ビルの選定を促したい」としている。

既に津波ビルを設定している釧路市は1995年に市内のホテルと防災協定を結び、現在、市内中心部にあるホテル7カ所を避難ビルに指定。釧路港の 検潮所で最大2・1メートルの津波を観測した東日本大震災では地震発生時、津波ビルに指定していたホテルに市民178人が避難してきたという。同市総務部 防災危機管理担当の佐々木信裕主幹は「緊急的な避難場所として避難ビルの存在が非常に有効だった。今後、指定ビルを増やしていきたい」と話している。

M8・4地震想定、広域連動型に対応 県が新防災計画 秋田

2011.6.4 01:50

 東日本大震災を契機に県防災計画を見直すための「県地震被害想定調査検討委員会」(委員 長・西谷忠師秋田大教授)が3日県庁で開かれ、秋田県沖から新潟県北部沖にかけてのマグニチュード(M)8・4の広域連動地震を盛り込んだ案をたたき台 に、想定地震を決定することにした。

想定地震については、活断層があるか▽過去に地震が起きたか▽空白域か-などを基準に、内陸と海域、隣接地域に分け、さらに単発で起きた場合と連動で起きた場合を想定し、地震の規模を論じた。

たたき台となった案では、内陸の横手盆地東縁断層や真昼山地東縁で単発で起きた場合、M7・3~7・4クラスでも、連動して起きるとM7・7まで増幅。海域でもM7台の地震が4つ連動するとM8・4まで大きくなると想定している。

玄海原発M8.1でも「安全」 想定上げた試算 九電が公表

2011年6月1日 00:17

九州電力は31日、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)について、近海の地震想 定をマグニチュード(M)8・1に引き上げた独自シミュレーション結果を正式発表。津波の高さが現状想定の海抜2・1メートルから同4・9メートルとなる が同11メートルの原発敷地には到達せず、揺れも想定の540ガル(揺れの加速度を示す値)以下の120ガルに収まるため、安全性が保たれるとの試算を示 した。

独自試算は東日本大震災で想定を上回るM9・0の地震が起きたことを受けて実施。九州が位置するプレート内地震では過去最大の濃尾地震(1891年、岐阜県沖、M8・0)を超すM8・1を想定。M9・0の想定は「断層の長さが数千キロに及ぶ計算となり、あまりに非科学的」(土木部)として行わなかった。

九電によると、従来は原発から北西約60キロの対馬南方沖断層(M7・4)を想定。今回、約80キロの対馬南西沖断層群(M7・5)と宇久島北西沖断層群(M7・4)を試算上つなげてM8・1とし、影響を算出した。

また、太平洋側でプレート境界型の東海・東南海・南海地震と 連動して起きる可能性がある宮崎・日向灘沖の地震を、国が想定していたM8・8から震災と同じM9・0に引き上げ、玄海と川内(鹿児島県薩摩川内市)両原 発への影響を初めて試算。津波の高さは川内で最大同2・5メートル、玄海で同1・6メートル。揺れは川内で想定(540ガル)内の最大240ガル、玄海で 同90ガルとの結果が出た。

=2011/06/01付 西日本新聞朝刊=

栃木県、震災で1メートル東に移動 国土地理院のGPS観測

(6月6日 05:00) 国土地理院が測量や地殻変動を観測するため県内15カ所に設置している電子基準点が、東日本大震災で最大約1メートル東に移動したことが5日までに分かった。巨大地震100+ 件で 東北・関東地方の地下にあるプレート(岩板)が一気に動いたためとみられる。県平均の移動幅は87・9センチ。今回の震災では宮城県牡鹿半島の電子基準点 が東南東に560センチ動き、観測史上最大だったことが確認されているが、本県でも大きなプレートの移動が確認され、地震の激しさを物語っている。

電子基準点は全国1240カ所に約20キロメートル間隔で設置されている。ステンレス製のタワー型で、高さ約5メートル。球状の先端に衛星利用測 位システム(GPS)アンテナが設置されている。測量の際の基準点となっているほか、人工衛星の電波を受信して位置を測定することで、地殻変動の監視など に利用される。

国土地理院によると、県内の電子基準点の位置を1997年1月と震災後で比較すると、最も移動幅が大きかったのは那須(那須町伊王野)の122セ ンチ。このほか那須2(那須町大島)121センチ、大田原(大田原市若草)106センチなど5地点で100センチを超えた。最も小幅だったのは佐野(佐野 市村上町)の57センチだった。

地殻変動によって、電子基準点は年間数ミリから数センチほど移動しているという。比較対象の97年から今年まで14年間の移動幅を勘案しても、那須町は今回の地震100+ 件だけで1メートル程度移動したとみられている。震災前は東から西の方向に移動がみられたが、今回の震災では大きく東に動いたことが確認されたという。

このほか岩手県宮古市で272センチ、福島県いわき市で230センチの移動が確認された。

震災では土砂崩れや道路陥没などが県内で発生したが、地盤の変化による復旧作業への影響について、県県土整備部は「特定の場所だけ局所的にずれたわけではなく、県内全体が移動しているので、復旧工事には特に影響ない」としている。

地震:雲南・邑南など、県内で余震続く--震度1、2 /島根

 4日未明に県東部を震源とする震度4の地震があった県内では、5日も余震とみられる震度1、2の地震が引き続き観測された。

気象庁によると、最初の地震は4日午前1時57分ごろに発生。県内では雲南市と飯南、奥出雲、美郷、邑南の各町で震度4を記録。県内で震度4を記 録したのは07年10月以来3年8カ月ぶりだった。松江、安来、江津の各市などでも震度3を記録。その後も、飯南町付近を震源とするマグニチュード2~3 規模の地震が複数回続き、雲南市や邑南町などで震度1、2を記録した。松江地方気象台は「いずれも余震とみられ、続く可能性はある」としている。

■  ■

4日の最初の地震を受け、県は同日未明、災害警戒本部を設置、大きな被害が確認されなかったため約7時間後に解散した。県によると、島根原発(松江市)に地震に伴う異常は確認されなかった。【曽根田和久】

毎日新聞 2011年6月6日 地方版

庄原や島根、未明に震度4

 4日午前1時57分ごろ、島根県東部を震源とする地震があり、庄原市高野町などで震度4、広島市西区や安佐南区で震度3を観測した。広島地方気象台によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュード(M)5・1と推定される。

この地震で島根県は午前2時、災害警戒本部を設置。美郷町吾郷や江津市桜江町谷住郷の県道などで落石を確認した。JR三江線では線路の点検作業の ため、浜原(島根県美郷町)—三次(三次市)間で4日の始発から徐行運転を実施し運休や遅れが相次いでいる。JR西日本米子支社によると、ダイヤの乱れは 終日続く見通し。

中国電力によると、島根原子力発電所(松江市鹿島町)では地震による影響はなく、2号機は通常通り運転を続けた。

また、午前2時3分ごろ、同8時26分ごろにも島根県東部を震源とする地震があり、最大で震度2、震度1をそれぞれ観測した。

1回目の地震による中国地方の主な震度は次の通り。

震度4=庄原市、雲南市、島根県飯南町、奥出雲町、美郷町、邑南町、境港市

震度3=三次市、安芸高田市、広島県北広島町、尾道市、福山市、世羅町、神石高原町、広島市西区、安佐南区、安佐北区、呉市、東広島市、府中町、松江市など

岐阜県で震度3

 6日午後7時24分ごろ、岐阜県などで地震があり、同県高山市で震度3の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は同県飛騨地方で、震源の深さはごく浅く、地震の規模(マグニチュード)は3.9と推定される。(2011/06/06-20:03)

【地震】東電、福島第一原発の全体会議映像を公開

2011年6月6日(月) 16時30分
福島第一原発、全体会議の様子を公開の画像
福島第一原発、全体会議の様子を公開

児童74人死亡・不明の大川小 教員の意見割れ、40分経過

津波で多くの児童、教職員が犠牲になった大川小の校舎(左)。中央奥が児童らが目指した「三角地帯」=5日、石巻市釜谷

 全校児童の約7割に当たる74人が津波により死亡・行方不明になった宮城県石巻 市大川小で、地震発生後に児童らを校庭に集めてから避難開始までの混乱した様子が、市教育委員会の調査で浮かび上がってきた。津波を想定した避難先が事前 に決まっていなかったため、教員らが避難先をめぐって議論。迎えに来た保護者への対応にも追われ、40分が瞬く間にすぎたとみられる。保護者の多くは調査 結果に納得せず、学校側の責任を追及する姿勢を強めている。

同校と市教委は4日夜に飯野川一小で開いた保護者説明会で、児童らの聞き取 り調査の結果を報告した。出席者によると、3月11日の地震発生を受けて学校にいた児童は全員が校庭に避難。午後2時52分、防災無線のサイレンが鳴り、 大津波警報が発令された。午後3時ごろ、点呼を終え、教頭と教員数人が集まって避難先について検討した。
この時点で「山へ逃げるか」「木が倒れ るのでこの揺れでは駄目だ」という話をしていた。避難先をめぐって教員たちが議論している間にも、防災無線は「海岸沿いは危険ですので高台に避難してくだ さい」と呼び掛けていた。余震が続き、恐怖のため泣きだす子や「山さ逃げよう」という男子児童もいた。
教職員は一方で、児童を迎えに来た保護者や避難してきた住民の対応にも追われた。児童を保護者に引き渡すため名簿をチェックしたり、避難してきた住民が体育館などに入ろうとするのを制止したりする必要があったという。
市教委は説明会で「迎えにきた保護者が(自分の子の)友達を連れて帰ろうとしても認めなかった先生もいた。『今帰ると危ないのでここにいた方がいいですよ』と話す先生もいた」と報告したという。
地震から約40分後の3時25分ごろ、市河北総合支所の広報車が「長面の松林を津波が超えてきました」「高台に避難してください」と伝えているのを聞き、 ようやく新北上大橋のたもとの三角地帯と呼ばれる小高い場所に逃げることを決め、避難を開始した。山沿いの裏道を進み、三角地帯に続く県道に出ようとした ところで、左前方から津波が襲ったという。

2011年06月06日月曜日

日向灘地震の連動重視/県防災計画再検討

2011年06月06日

 県地域防災計画再検討委員会の有識者会議が4日、県庁で開かれ、専門家5人が議論を交わした。平原和朗・京都大学大学院教授(地震学)は「(東南 海・南海地震に)日向灘地震が連動した場合、津波の高さは現在の1・5倍から2倍を想定したほうがいい」と指摘した。佐伯市での想定は最大12メートル必 要なことになる。

現在の県の防災計画は、東南海・南海地震を想定したもので、東海地震や日向灘地震との連動は想定していない。平原教授は「四国沖から津波 が回り込んでくる想定をしなければならないが、大分県の場合、東海地震との連動より、日向灘地震との連動のほうが影響が大きい」と強調した。

有識者会議のメンバーはほかに竹村恵二・京都大学大学院地球熱学研究施設教授(議長)、千田昇・大分大学教育福祉科学部教授(4日欠席) や、佐竹健治・東京大学地震研究所地震火山情報センター長、工藤宗治・大分工業高専都市・環境工学科准教授、平井義人・県立先哲資料館長。

国の中央防災会議も防災基本計画を見直しており、結論が秋ごろになるため、県は仮に独自に津波の高さを想定し、防災計画の前提にする方針。検討委員会は有識者会議の議論を受け、7月上旬までに防災計画を見直す。有識者会議は今後2、3回開く予定。

現在の県の津波の想定は最大が佐伯市米水津浦代浦の6・24メートル、大分市は2〜4メートル、別府市は2〜3メートル。(城真弓

草津白根山で火山性地震が多発 活発化の兆候

 草津白根山周辺図

気象庁は6日、長野、群馬県境の草津白根山で火口湖の一つ「湯釜」付近を震源とする火山性地震が多発しているとして「火山解説情報」を発表した。

同山は、東日本大震災後に地震が一時増加。5月27日には約3年ぶりに火山性微動が観測されるなど活発化の兆候がみられる。噴火警戒レベルは「平常」の1を維持するが、同庁は過去の噴火形態などから、急激に活発化する可能性もあるとして監視を強化している。

同庁によると、火山性地震は5日午後から1時間に2~4回発生していたが、6日午前7時ごろから急増、同8時台は20回を超えた。その後も十数回程度と多い状態が続いている。

2011/06/06 12:12   【共同通信】

草津白根山で火山性地震増加

気象庁は6日、長野・群馬県境の草津白根山(2160メートル)の火口湖「湯釜」付近を震源とする火山性地震が増加し、6日午前0時から同10時 までに61回(速報値)の揺れを観測したと発表した。有感地震はなかった。同山では5月27日、地下のマグマの移動などで起きる火山性微動を観測してお り、火山活動が活発化している。噴火警戒レベル1(平常)に変わりはない。

同庁によると、湯釜付近を震源とする火山性地震は5日午後から1時間に数回の頻度で発生していたが、6日午前7時頃から急増した。今回は火山性微動を観測しておらず、火口カメラの映像やマグマ活動による地盤の傾きを感知する傾斜計にも変化はないという。

同山では2009年4月から、火口の半径500メートル以内の立ち入りが規制されており、同庁は引き続き、同範囲内での火山灰の噴出に注意を呼びかけている。

(2011年6月7日  読売新聞)

茨城以南「ダブル空白域」 警戒必要と専門家

東北に大津波をもたらした1896年の明治三陸地震=マグニチュード(M)8・2=や1933年の昭和三陸地震 (M8・1)と同タイプの巨大地震が今後発生するとすれば「北緯37度以南の茨城―房総半島沖」の可能性があるとの解析結果を、建築研究所の古川信雄研究 専門役(地震学)が7日までにまとめた。

茨城―房総沖の日本海溝を挟んだ両側が、両タイプの地震の空白域とみられるため。海溝の西側で起きるのが「明治三陸型」、東側が「昭和三陸型」とみており「発生時期は分からないが、警戒が必要」としている。

2011/06/07 09:01   【共同通信】

福島第一原発、1―3号機でメルトダウン 保安院解析

2011.06.07 Tue posted at: 09:08 JST

東京(CNN) 原子力安全・保安院は6日、東日本大震災後に東京電力・福島第一原子力発電所の1号機と2号機、3号機で炉心溶融(メルトダウン)が起きたとする解析結果を発表した。

東電は先月24日、1号機が震災後16時間以内にメルトダウン状態となり、燃料が圧力容器の底にたまって漏れ出しているとの推定結果を発表した。また2号機では101時間後、3号機では60時間後に大部分の燃料が溶け落ちた可能性が高いとしていた。

東電の発表を受け、米ミシガン大学のゲイリー・ワス教授(原子力工学)は「完全なメルトダウン以外の何物でもない」との見解を示していた。

保安院は、今回発表の解析結果でメルトダウンがさらに急速に進んでいたとの認識を示す一方、事故の収束へ向けた工程表のスケジュールに変更はないとしている。

原発周辺の断層、震災後に活動…一部は地表に

経済産業省原子力安全・保安院は6日、東日本大震災後、それまで原発への影響を考慮していなかった断層が活動し、一部が地表に出現していた例があったことを明らかにした。

 同様のケースがないかどうかを詳細に調べ、必要に応じて現地調査を行い、8月末までに報告するよう各電力会社などに指示した。

判明したのは、福島第一原子力発電所の南西約50キロ・メートルの福島県いわき市にある全長約13・5キロ・メートルの「湯ノ岳断層」。東電は 2006年の原発耐震指針改訂後の調査で、断層の境目が固まった古いものであることなどから、耐震設計上は考慮しなくていいと判断、保安院や原子力安全委 員会もこの判断を妥当としていた。

2011661403分  読売新聞)

福島原発周辺の断層、地表出現=耐震設計上「考慮せず」−保安院

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力が原発の耐震設計上、「考慮しない」と評価していた福島県いわき市の「湯ノ岳断層」(長さ約13.5キロ)が、東日本大震災以降に地表に出現したと発表した。
 保安院によると、同断層は福島第1原発から南西約50キロ、第2原発から同40キロにある。4月11日の同県浜通りを震源とする地震で活動したとみられる。
 東電はこれまで同断層について、活動性がなく、原発の耐震設計上、考慮しないと評価し、保安院も妥当と判断していた。
 大地震や活発な余震を受け、保安院は4月28日、各原子力事業者に従来考慮してこなかった断層のリストアップを指示。先月31日に受けた報告の中に、湯ノ岳断層の活動事例があったという。(2011/06/06-13:01

「より分かりやすく」=保安院解析に苦言も−原子力安全委員長

 国の原子力安全委員会の班目春樹委員長は6日、臨時会議後の記者会見で、経済産業省原子力安全・保安院による福島第1原発の炉心解析結果について、「より分かりやすい資料に直してもらいたい」と注文を付けた。
 班目委員長は「このままで研究者が再現できるかは疑問。国民、世界に対して『こういうことが起こっていた』というのが分かる必要がある」と指摘。解析の計算条件なども明記するよう求めた。(2011/06/06-22:13

保安院、原発周辺の断層再評価で追加指示

2011/6/6 13:08

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、原子力発電所周辺の断層の再評価に関して、電力各社などに追加指示を出した。これまで耐震設計に考慮していなかった断層のうち、地震を起こす可能性がある断層を詳しく報告するよう求めた。提出期限は8月末まで。

保安院は4月末、電力各社に断層の再評価を指示し、各社が5月末に報告した。追加指示では、東日本大震災のメカニズムに関する知見などを踏まえて、再評価する断層の絞り込みを求めた。

飯舘で2.87マイクロシーベルト 福島県内の放射線量

 福島県災害対策本部によると、6日午後3時現在の県内各地の1時間当たり放射線量は、飯舘村で前日を0.11マイクロシーベルト下回る2.87マイクロシーベルトとなった。
  二本松市は0.06マイクロシーベルト減少し1.55マイクロシーベルト、福島市は0.03マイクロシーベルト上昇し1.36マイクロシーベルト、郡山市 は0.04マイクロシーベルト減少し1.27マイクロシーベルトだった。白河、南相馬、いわき、会津若松4市と南会津町はいずれも1.00マイクロシーベ ルト以下で、前日とほとんど変わらなかった。

20110607日火曜日

福島原発周辺の断層、余震でズレ確認 保安院

2011/6/6 20:45

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力が耐震設計上、考慮しないとしていた「湯ノ岳断層」が東日本大震災の余震とみられる地震の 際にずれ、地表に出現したと発表した。同断層は福島第1、第2原子力発電所に近い福島県いわき市にある。4月11日の福島県浜通りを震源とする地震で活動 した可能性があるという。

 湯ノ岳断層は長さ13.5キロメートルで福島第1原発の南西約50キロメートル、第2原発の同約40キロメートルにある。大震災後、保安院 は原子力事業者に対し、従来考慮してこなかった断層をすべて調査・報告するよう指示。5月31日に湯ノ岳断層のずれに関する報告を確認した。

 これを受けて保安院は6日、湯ノ岳断層を含め今回報告した断層が活断層かどうかを改めて調査するよう原子力事業者に指示した。その結果を耐震設計に反映させる。

震災後、ゆっくり地下断層ずれる 189センチ、M8級

2011年6月3日20時54分

 東日本大震災の後、震源域の周りの地下断層がゆっくりと動く現象が続き、これまでに最大で189センチずれたらしいことが国土地理院の解析でわかった。断層の面積とずれの量はマグニチュード(M)8.4の地震に相当するという。3日、国土地理院報告会で発表された。

大地震は、地下のぴったりくっついて動けなくなっている場所が破壊して起きる。大地震によってつっかえが取れると、さらに地下深くの断層や、震源域の周辺の断層がゆっくり動く。これを余効変動という。

福島原発近くの湯ノ岳断層、震災後に活動 保安院が認定

2011年6月6日20時2分

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、福島第一原発と第二原発近くにあり、耐震上考慮が必要な活断層ではないとしていた湯ノ岳断層が、東日本大震災後に 動いたことを正式に認めた。今回のような大震災の影響で動く可能性がある断層について、各電力会社に対して現地調査のうえ8月末までに保安院に報告するよ う指示した。

湯ノ岳断層は福島第一原発、第二原発から40〜50キロ南の福島県いわき市にある。大震災で誘発されたとみられる4月11日のマグニチュード7.0の地 震で地表がずれたことが研究機関などによって報告されていた。保安院は「東電から5月31日に提出された報告書で正式に確認したため指示を出した」として いる。(佐々木英輔)

東日本大震災:福島第1原発近くの断層、余震で一部ずれ 保安院が調査指示

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力が耐震設計上、考慮する必要がないとしていた断層のうち、福島第1原発に近い「湯ノ岳断層」(福島 県いわき市)について、東日本大震災の余震でずれ、一部が地表に出現していたことを明らかにした。保安院は6日付の文書で、8月末までに各電力会社に同様 のケースがないかを調べるよう指示した。

この地震は4月11日に発生し、マグニチュード7・1を記録。土木研究所(茨城県つくば市)などの現地調査で、湯ノ岳断層が動いた可能性が判明した。全長は13・5キロで、福島第1原発から約50キロ、第2原発から約40キロ離れている。【中西拓司】

毎日新聞 2011年6月7日 東京朝刊

 

201167日(火)

逆転する「炉心作業員・被曝限界」と「小学校・安全線量値」

正しく怖がる放射能【7

この原稿がアップロードされるの67日は、東日本大震災と福島第一原発事故が起きてから88日目にあたります。より細かくいうならば、31516 日にかけて大量に放射性物質が噴出してから85日程度、320日近辺の、事故後関東地方に降った最初の雨から約80日が経つ勘定になります。

これは何を言っているのか・・・? 当初、取りざたされたヨウ素131の半減期「8日」の約10倍の期間が経っている。広域におよぶ新たな放射性物質の 放出がないとすれば、福島原発事故の影響を考える上で、新しい段階に入りつつある、と考えることができると思うので、このような数字を挙げてみました。

半減期と影響の軽減

このシリーズではやや久しぶりになりますが、少し理科の内容をおさらいしてみましょう。「半減期」という言葉の意味は、その期間を経るうちに、放射性物質の半数が崩壊して娘核(核分裂で生じた2つの核)となる時間を意味します。

先ほどあげた「ヨウ素131」が仮に「10」あったとすると、8日経過したら半分の「5」がヨウ素131のまま残っていて、残りの「5」はキセノン 131という別の原子核(ないしその先の娘核)になってしまって、残っていないことを意味します。この「娘核」が再び放射性物質で人体に有害な影響を及ぼ すケースでは困ることになりますが、ヨウ素131の場合は(幸いにして?)崩壊後の娘核は健康に影響のあるようなものではありません。半減期が8日、とい うことは

8日経つと 12
2
倍の16日だと 14
3
倍の24日だと 18
4
倍の32日だと 116
・・・

と減少していって、6月に入る頃には

10倍の80日だと 11024
11
倍の88日だと 12048

とヨウ素131については急激に残量が少なくなっていくわけです。しかし、それなら安心できるか、と問われると、残念ながら「ヨウ素131の残量は減った」としか答えられません。

もっとはっきり言うなら、同時に噴出されたセシウム134(半減期約2年)やセシウム137(半減期約30年)、あるいはストロンチウム90(半減期約 29年)など、より半減期の長い放射性物質はまだ十分に減っていませんし、福島第一原発至近の地域では、事故後に漏出を続けている放射性物質による2次的 な汚染や、その影響が強く懸念されるからです。その最たるものは、原発内で事態の収拾に当たっている作業員の人たちでしょう。

週刊ポストの「僕は原発作業員」

そんな中で先週、衝撃的な報道記事を目にしました。小学館の雑誌「週刊ポスト」に、今後断続的に掲載される、として初回稿が載った「僕は原発作業員」という記事です。書かれたのは鈴木智彦さんというライターです。

どれくらい多くの「日経ビジネスオンライン」の読者が鈴木智彦さんのお名前をご存知か分かりませんが、私にはなじみのある筆者でした。私より少しお若い 鈴木さんは、かつて「実話雑誌」の編集長をしておられたと思います。「実話雑誌」というものも、ご存知ない方には縁が薄いかもしれません。端的に言うと刑 務所の中と外をつなぐ役割を持つ雑誌、さらにありていに言えば「ヤクザ雑誌」のことです。

私も30歳を過ぎるまで「ヤクザ雑誌」を目にすることはありませんでした。初めて手にしたのは大学物理学科時代の同級生、豊田亨君が地下鉄サリン事件の 実行犯として逮捕され、弁護士から連絡をもらって(今は取り壊されて残っていない)かつて木造だった小菅の東京拘置所に接見に行った1990年代末の頃で した。

拘置所の接見待合室というのは独特な空間で、ほかではなかなか見られない人間模様が展開されています。やたらと派手なネクタイをした、ひと目みてそのス ジと分かるお兄さんもいます。ジャージ姿の子分を連れた親分らしい人、家族が収監されているのでしょうか、子連れのアジア系や中東系女性を目にすることも あります。

拘置所の中には「差し入れ屋さん」という、塀の中にいる人に缶詰やお菓子を差し入れる、専用のお店があります。そこで売っていた雑誌の中に、どこでも目 にする週刊誌などのほか、あまり他所では見かけない「実話雑誌」があったわけです。「僕は原発作業員」の鈴木智彦さんは、こうしたジャーナリズムの一線で 20年来、体を張ってきた方として、多くの記事を拝読してきた筆者さんでした。

「潜入ルポ」がさり気なく教えるもの

鈴木さんの記事はのっけからタブーの(少)ない調子で書かれています。

「早急な結論かもしれないが、これまで取材した実感で言えば、原発はヤクザのシノギのひとつといっていい」といった表現を紙に印刷された活字で目にしたのは、少なくとも福島の事故以降の大手マスメディアでは初めてだったように思います。

日常的に暴力団と接している筆者が、そうした情報源も利用しながら、人手不足にあえぎながら懸命の復旧作業に取り組んでいる福島第一原発に、作業員とし て潜入して現在進行形のルポルタージュを書いている。以前から原稿を通じて知っている筆者の方が、決意をもって現地の業者に「就職」、掛け値なしに本物の 作業員として体験する現実を(いろいろ制約もあると想像しますが)大手メディアに出稿しているわけで、その迫力は凡俗の記事とちょっと違うレベルにあると 思います。

この記事の詳細にご興味がある方は、どうぞ週刊ポストをご覧いただきたいと思いますが、衝撃的なこの記事の中で、私が最も注目したのは、あまり目立たないかもしれない以下のような記述でした。

「進まぬ作業に業を煮やした政府は、1F(福島第一原発)に限り、年間被曝線量の上限を250ミリシーベルトに引き上げた。が、これは素人丸出しの危険な数値として、現場では嘲笑され、完全無視である。
 東電から実務を丸投げされている二次受けメーカーはそれぞれ、100ミリ、30ミリ、18ミリなどと異なる上限を再設定した。炉心周りに強いメーカーの上限が18ミリと圧倒的に低いのも、プロならではの政党なリスク回避が理由だろう。」
(鈴木智彦「僕は原発作業員」週刊ポスト 531日号から)

もっと人目を引くような内容が満載されているこのルポルタージュの中で、上記の数字の記載は極めて地味で、注意を留めない読者が多いかもしれません。

しかし、ちょっと待って欲しいのです。「年間線量」といえば、現地の学校や幼稚園などで設定された「20ミリシーベルト」という数値を思い出されないでしょうか。

「深刻な作業員不足」の2局面

文部科学省は、義務教育学校や幼稚園、保育所などの空間放射線量の参考値として「20ミリシーベルト/年間」という値を提出、4月末に高木文科相が行っ た記者会見や一連の発言は、歴史に残る国恥的な記録として長く留め置かれるべきものと思っています。それ以上に各種訴訟の責任対象として、この人の名を覚 えておいたほうが良いかもしれません。従来の放射線管理区域の規制値や労災の適用、過去の判例などと見比べても、明らかに破綻した数値で、内閣参与を勤め ていた小佐古敏荘教授が明確にこれを指摘して辞任したのも記憶に新しいところでしょう。

しかし、こうした数値はもともと一般になじみの少ないものですから、どうも軽視されたり、記憶にとどめられ難かったりする傾向が見られます。後続する文 科省の発表でも「実際に線量はどんどん下がっている」式のものが多いわけですが、測定値がどう変化するか、という現象と、国が何を「基準値」あるいは「参 考値」と見なすかは、天と地の違いがあります。端的にいえば前者は観測結果でしかなく、後者は決定者に各種の責任が伴う数字だということです。

全国の原子力発電所では、現場作業員の不足が深刻な問題になっている、と伝えられます。とくに炉心に近いエリアでの作業は、熟練したスキルを要求されることも少なくないということで、2重の人手不足が懸念されています。

1は、言うまでもないことですが、危険な作業ということで新たな志願者が大変少ない、ということです。だが、いろいろ経緯があるようで、職安などでの求人は手控えているといいます。

しかしそれ以上に重要なのは第2の点、つまり「限度いっぱいまで線量を食って(浴びて)しまった作業員は、再びその業務に就労することができない」とい う現実です。もちろん被曝による健康リスクも影響は甚大です。2次下請けとしては、いくら業務が降ってきても、きちんと仕事ができる作業員がいなければビ ジネスが成立しません。国のように野放図なことは言えない、長年の経験に基づいて自主的に年間線量の限度を設け、作業員の確保に努めているわけです。

ここまで確認したうえで、もう一度よく見てみましょう。

原発炉心近くで就労する作業員に対する年間被曝限度線量
 ——18ミリシーベルト/年
国が義務教育学校校庭や幼稚園で「安全」と強弁した線量
 ——20ミリシーベルト/年

この逆転は、いったいどういうことなのでしょう。すぐさま思い出されるのは

「(政府の数値は)素人丸出しの危険な数値として、現場では嘲笑され、完全無視である。」

というルポルタージュの記載です。あるいは、現場で作業員が払底してしまったら、せっかく仕事をもらっても完遂できないし、仮にミスなどあった日には責任 を問われる2次下請け以下の現場企業と、問われる責任など最初から考慮しているように見えない政府発表の「250ミリシーベルト/毎年」の違いということ もできるでしょう。

さらに言ってしまえば「年間20ミリシーベルト」「毎時3.8マイクロシーベルト」を越える場所でも「短時間遊ぶのであれば問題なく」「冷静に対処してほしい」といった高木さんという方が、何の責任も取る用意がない、何よりの証左だと思います。

この高木さんにはぜひ、最低1度は、45分程度でいいですから、福島の学校で子供たちとドロだらけになって一緒に遊んでいただきたい。どうせもう60も 過ぎてるんですから新陳代謝も落ちているわけだし、仮にたくさん被曝しても余命に大した変化はないでしょう。それと、5歳、10歳、15歳という細胞分裂 の盛んな子供たちとでは、そもそも体からして根本的に違います。

みんなと同じものを食べ、同じ水をのみ、同じ空気を吸った上で、内部被曝を一切考慮しない「安全性」を自ら喧伝した事実の重さを、この方には自分の体で責任取ってもらう必要があると思います。

「正しく怖がる」って何だろう・・・?

このシリーズのタイトルとして記している「正しく怖がる」という表現は、『これからの「放射能」の話をしよう』(4 5日)で引用した寺田寅彦のエッセーから借用したものです。夏目漱石の門人で東京帝国大学理学部物理学科教授でもあった寺田は、1936(昭和11)年 の浅間山の噴火に際して、むやみに恐れるのでもなく、また過大に楽観するのでもなく、「正しく怖がる」大切さを述べたのでした。

しかし2カ月ほど記す中で、途中から読まれたのだろう読者の方から「(伊東は)何を根拠に自分が正しく怖がっていると思い上がっているのだろう」式の、 すっとんきょうなコメントをいただくケースも出てきました。そこで改めて「正しく怖がる」ということを、確認しておきたいと思うのです。

一番のポイントは「自分が今、下している判断が本当に正しいのか」と常に不断に問い続ける姿勢と思います。あるいは、古代ギリシャ・アテネでソクラテスが問うた「己の無知の知」への問いが最も大切、と言ってもいいでしょう。

事故後の状況だって随時変化している。昨日は妥当だったことが、今日も通用するという保証はありません。面倒かもしれませんが、安全のためには、逐一確かめてみなければ。そんな中で、もう1つ「正しく怖がる」上で最も重要と思うのは

「明らかな誤りを、決して見逃さない」

という姿勢だと思うのです。仮に王様が裸だったら「はだかだ」と言うべきだし、文科大臣ということになってる人がおかしければ、「たわけもの」と指摘しな ければなりません。世慣れた大人のすることではないかもしれません。しかし、科学に裏づけられた放射線安全基準を守るには、「王様は裸じゃないか!」と断 言できる子供の直裁さ、あるがままの現実を見抜く目が必要不可欠と思います。

諸々の経済効果まで勘定に入れながら、防護服など防備を固めた作業員が、原発炉心近くで作業する際の、下請け企業が己の責任のもと、独自に設ける「年間線量限界」が18ミリシーベルト/年とある横で、

「学校校庭が年間換算20ミリシーベルト強の環境でも、子供はお外で元気に遊んだ方がいい」

と、一切の責任を明示しないまま、素人(が国のけっこうな判断職にいることが大間違いであり亡国状況と思いますが)が何やら発言するのと、どちらをどう参 考にするか。もちろん乱暴に一緒に議論することはできませんが、何かが明確に示されているのも事実です。それを直視する必要があると思います。

是は是、非は非、と逐一判断してゆく以外に「正しく怖がる」方法などない、というのが、私自身これを書きながら、強く感じるところです。

(つづく)

フクシマ“考”:ヒロシマから/6止 14歳以下、優先的に避難を /広島

 ◇子どもは感受性高く、甲状腺がんになりやすい--武市クリニック(南区)武市宣雄院長(66)=甲状腺の専門医

--ご専門は?

◆私の専門は甲状腺。甲状腺とはのどにある器官で、人間の食べ物をエネルギーに変えるところ。69年に広島大に入って以来、甲状腺やその病気の治 療を研究してきた。1940年代以後、甲状腺異常であるバセドウ病、甲状腺がんの治療のため、放射性ヨウ素を投与させる治療が始まった。私はその細胞を研 究し、被爆者の甲状腺がんの細胞も見ている。

--86年のチェルノブイリ原発事故以後、何度も現地を訪れて治療しておられますね。

◆事故の3年後、現地の医者が甲状腺がんの子どもがいると言い出した。91年に私は現地を訪れた。事実か疑っていたが、実際に子どもたちののどを 触ると固い。甲状腺を調べると、細胞が繊維化する中にがん細胞の様なものが生じていた。これまで研究してきた細胞と同じだった。ベラルーシやウクライナ、 カザフスタンなどにも行って現地の子どもを治療し、手術法を伝えてきた。

--その後、小児甲状腺がんの増加や発生の仕組みについて発表されたんですね。

◆91年、放射線の研究者が「現時点で甲状腺がんの増加は見られない」と発表し、事実に対し冷ややかな状況だった。確かに見た目には「がんの増 加」はなかったが、細胞レベルではがんが見られた。甲状腺がんの細胞を研究していたからこそ分かったこと。事故から10年後、小児甲状腺がんの増加は認め られた。

--なぜ放射性ヨウ素が甲状腺がんの一因なのでしょうか。

◆放射性ヨウ素は体に入ると甲状腺にたまる。半減期は約8日間で、完全になくなるまでじわじわと放射線を出して周りの細胞を傷つける。子どもは放射線の感受性が高く、少線量の放射線を反復して照射した場合、がんになりやすい。

--福島第1原発では、放射性物質が漏れ続けています。

◆私は甲状腺の専門家だから放射性ヨウ素のことしか言えないが、原発付近の18歳以下、特に優先的に14歳以下の子どもはクラス単位で避難させた ほうがいい。ヨードの投与や今後の定期検診も必要だろう。放射能漏れが止まり、放射性ヨウ素が無くなれば戻れる。国は放射性物質が漏れたと発表した日から 近隣住民を避難させてきた。これは正しい。チェルノブイリ事故での反省は、まず子どもを優先して逃がすこと。医学の専門家を集め、とにかく新しい情報が分 かり次第、すぐに対処するのが大事だ。【聞き手・矢追健介】=おわり

【関連記事】

毎日新聞 2011523日 地方版

埼玉に避難の双葉町民、初の一時帰宅

2011年6月6日21時3分

写真:約3カ月ぶりの自宅に向かうバスに乗る前に誘導係員に質問をする高村博三さん(手前左)=6日午前、福島県田村市、紺野写す拡大約3カ月ぶりの自宅に向かうバスに乗る前に誘導係員に質問をする高村博三さん(手前左)=6日午前、福島県田村市、紺野写す

写真:一時帰宅で持ち出した荷物を入れた黒いポリ袋を抱え、係員に手伝ってもらってバスを降りる高村博三さん(左から2人目)=6日午後、福島県田村市、紺野写す拡大一時帰宅で持ち出した荷物を入れた黒いポリ袋を抱え、係員に手伝ってもらってバスを降りる高村博三さん(左から2人目)=6日午後、福島県田村市、紺野写す

 東京電力福島第一原発から半径20キロ以内の「警戒区域」への一時帰宅が6日、福島県の4町で行われ、役場とともに埼玉県に避難している双葉町の住民が 初めて参加した。この日は楢葉町住民も一時帰宅し、警戒区域を抱える9市町村すべてで一時帰宅が実施された。今後も順次行われる。

第一原発がある双葉町は人口約7千人。震災翌日の3月12日、約2200人が災害対策本部とともに福島県川俣町に移動し、その1週間後、うち約1200 人が役場機能とともに、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)に移った。さらに、3月末に埼玉県加須市の旧高校に移り、現在約千人が残る。今回はこのう ち12人が一時帰宅した。

警戒区域への一時帰宅は5月10日から始まった。6日は双葉町104人、楢葉町59人、大熊町138人、富岡町115人が参加した。

楢葉町民が一時帰宅 警戒区域9市町村の最後

警戒区域手前に設けられた「中継基地」で防護服に着替え、専用バスに乗り込む福島県楢葉町民の女性ら=広野町中央体育館

 福島第1原発事故で町の大半が立ち入り禁止の警戒区域(原発から半径20キロ圏)となった福島県楢葉町の住民を対象にした初の一時帰宅が行われ、井出地区の36世帯59人が参加した。警戒区域のある全9市町村では最も遅い開始。
住民は防護服への着替えや退去時の放射線検査などを行う広野町中央体育館からバス3台で警戒区域へ入り、2時間の滞在時間に自宅から貴重品などを持ち出した。
避難先の東京から来たという製材業草野八重子さん(73)は、思い出のビデオなどを持ち出したが、仕事関係の書類は見つけられず「2時間は短い」とこぼした。
パート従業員猪狩久美子さん(33)が中学生の長男に頼まれたのはバスケットボール部のジャージー。「もう帰れないと分かっているみたい」と子の心情を思いやった。
無職西山タカさん(69)は「防護服が暑くて、布団をたたんだだけでへたり込んでしまった。こんなに待ったのに、むなしかった」と嘆いた。
原子力災害現地対策本部によると、一時帰宅中の累積放射線量は0〜2マイクロシーベルト、同町の空間線量の最大は毎時1.74マイクロシーベルト。軽い熱中症とみられる症状を訴える男性がいたが、休憩後に帰宅した。放射性物質の除染の必要がある人はいなかった。
楢葉町の一時帰宅は当初、5月29、30日の予定だったが、台風2号の影響で延期されていた。
6日は楢葉町のほか、双葉、大熊、富岡の3町でも一時帰宅が行われ、4町合わせて248世帯416人が参加した。

◎帰宅一巡までに3ヵ月超/制限緩和求める声根強く

福島第1原発事故で、警戒区域への一時帰宅は希望者全員が一度目の帰宅を終えるまでに3カ月以上かかる見込みで、県や国に迅速な対応を求める声が強まっている。
原発から半径20キロ圏で立ち入り禁止の警戒区域があるのは、南相馬、田村、浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、葛尾、川内の2市5町2村。県と各市町村によ ると、少なくとも3万1500人以上が申し込んだ。内訳は浪江町が約9100人と最も多く、人数での集計を行っていない富岡町も5000世帯以上が待つ。
警戒区域の手前で防護服の着脱や放射線の測定を行う「中継基地」の充実などで、6月に入ってからは1日に500人近い一時帰宅も予定され、規模は拡大している。
ただ、バスや人員の確保、直前の線量検査など必要な準備を考えると、「一巡に3カ月は掛かる」(原子力災害現地対策本部)見込みという。
富岡町の橋本成子さん(79)は「置いてきた犬にえさをやりたい。一度に与えられるえさには限りがあり、2回目までに時間がかかると犬の命に関わる」と、心配しながら順番待ちしている。
制限緩和を求める声も根強い。川内村の鈴木実さん(30)は警戒区域の境界から20メートルほど内側に自宅があり、防護服を着て一時帰宅した。「避難先の郡山市の方が放射線量が高い。なぜ戻れないのか」と疑問を抱く。
楢葉町の草野孝町長は「線量の低い地域は緊急時避難準備区域にして帰宅可能にしてはどうか」と注文する。
6日の一時帰宅で、貴重品を持ち出した楢葉町の渡辺敏正さん(43)は「次の帰宅が数カ月先では、冬物衣類は湿気でだめだろう。そうなれば帰っても仕方がない」と、あきらめ顔で話した。

2011年06月07日火曜日

東電、吉田昌郎所長の写真公開…会議中

福島第一原発の非常災害対策室で開かれた会議で、マイクを手に話す吉田昌郎所長=東京電力提供

福島第一原発の非常災害対策室で開かれた5月25日の会議で、青い帽子をかぶって参加する所員ら=東京電力提供

東京電力は5日、福島第一原子力発電所に設置された非常災害対策室が、東京の本店などと行っている全体会議の写真を公開した。

写真は先月下旬に開かれた会議の様子を撮影したもの。同原発の吉田昌郎所長がマイクを手に話す場面や、青い帽子をかぶって会議に参加する所員たちの様子などが撮影されている。

吉田所長は、東日本大震災の発生翌日、同原発1号機の炉心を冷やす海水の注入を、事態の悪化を防ぐため必要と判断し、東電本店の意向に反して独断で継続したとされる。

2011661052分  読売新聞)

Published on Jun 5, 2011 by tbsnewsi

福島第一原発の事故で現場で復旧作業の陣頭指揮をとる、吉田昌郎所長がJNNの単独インタビューに応じました。このなかで、吉田所長は事故直後、本社の指示に従わず、海水­の注入を続けたことについて、「もし止めていたら死ぬかもしれないという気持ちだった」と当時の判断について語りました。吉田所長が事故発生後、メディアの取材に応じるの­は初めてのことです。

http://www.youtube.com/watch?v=tD8_VHtrY-g

福島の学校で基準値上回る67マイクロシーベルトの放射能観測

2011.06.06 07:00

523日、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」世話人の佐藤幸子さん(53)を中心に、子供の被爆問題を訴える大規模デモが文科省前で行われた。

佐藤さんの事業所に放射能の線量を測定する装置ガイガーカウンターが届けられたのは、328日のことだった。以前から原発について一緒に考えてきた知人から送られてきたもので、「これで福島から情報を発信してほしい」との依頼があった。

それでまず、福島市内の近くの駐車場で測ってみると、毎時5マイクロシーベルトという高い数値を示した。国が発表している毎時12マイクロシーベルトという数値の2倍以上だった。

「仲間のひとりが、降り積もった放射性物質が風とか雨水によって流れて、溜まっている場所があるんじゃないかといったんです。だとしたら、子供をそこに立ち入らせないようにしようという話になりました」(佐藤さん)

329日と30日の両日、佐藤さんらは周囲の小中学校へ。側溝など放射性物質が溜まっていそうな地点の地表面から510cmガイガーカウンターをセット、線量をチェックして回った。

「びっくりしました。給食を運び込むところにあるU字溝では毎時67マイクロシーベルトと信じられないほど高い数字だったんです」(佐藤さん)

すぐに知人を通じて県の教育委員会へ。測った線量を表にして示したところ、総務課長と学校教育健康課の職員の顔色が変わったという。

「検討する」――福島県はそう約束し、45日から2日間にわたって県内1400校の線量を調べ、その数値を公表した。佐藤さんたちの活動が県を動かしたのだ。

「ただ、そのやり方が問題で、放射性物質が溜まりやすい側溝などは測っていません。グラウンドを数か所測るだけで“安全でした”というんです」

それから、佐藤さんらは保育園や幼稚園などから依頼があれば、ガイガーカウンターをもって測りに行き、施設内の放射線量マップを作成。土を取り除くなど除染作業も行った。同時に、県や国に数値の撤回や除染対策を求め、他の市民団体と何度となく文科省などへ出向いて、こう訴えた。

「何がいちばん日本にとって大事なんですか? 経済なんですか? 違いますよね、子供でしょう!」

そして527日、佐藤さんらの活動がようやく結実した。文科省が次のように発表したのだ。

「学校で子供たちが受ける放射線量は当面、年間1ミリシーベルト以下を目指す」
「一定の放射線量を超えた学校は、校庭の表面の土を取り除く費用のほぼ全額を国が負担する」

佐藤さんはいう。「一歩前進ですが、国は20ミリシーベルトという基準を撤回したわけではありません。また学校だけでなく、生活の場でもこの基準を見直すべきです。まだまだ解決していないところが多い。だから活動を続けます」

1ミリシーベルト以下という基準になれば、「東京など関東の一部でも引っかかる」という声もある。

※女性セブン2011616日号

電机本舗、都内の放射線測定情報をリアルタイムで配信 - 携帯電話向けも

2011/05/13

電机本舗は513日、都内に設置された放射線測定装置(ガイガーカウンター)での測定結果のPC・携帯電話向けリアルタイム配信を開始した。利用料は無料。

配信されるデータは同社が東京都港区高輪に設置したモニタリングポストの情報で、データは10分おきに更新され、グラフ形式で配信される。

このサービスは「携帯端末から一目で放射線情報が判るように工夫している」ことが特徴とされ、過去6時間と60時間の計測情報が折れ線グラフで表示されるようになっている。このモニタリング情報はCSV形式のテキストファイルとしてダウンロードすることも可能。

放射線の観測情報は1分ごとの24時間計測となっており、Twitterでの配信も行われている。

PC向けの配信データイメージ
携帯電話向けの配信データイメージ
Twitterによる情報の配信も行われている

地表に落ちた放射性セシウムが風で飛散する危険性大と専門家

2011.06.03 16:00

福島第一原発の事故から2か月。原子炉では連日、注水作業が行われ、新たな放射性物質の大量流出は起きていない。しかし、524日から2日間、福島へ行き放射性物質の現地調査を行ったという北里大学獣医学部教授の伊藤伸彦氏は「2次的飛散」の危険性を指摘する。

2次的飛散」とは、地表に落ちた放射性物質が舞い上がり、それが風によって飛んで行くこと。つまり福島原発から今後放出される放射性物質だけでなく、この3か月近くにわたって地表に蓄積された放射性物質も要注意なのだという。

「携帯用の放射線測定器を持って地表から1mの高さで調査したところ、福島の汚染の高い地域では、ちょっと風が吹いただけで測定器は1.52マイ クロシーベルトと大きく反応していました。地表に落ちた放射性物質が大気中に舞い、それが測定に影響したのでしょう。事故から2か月以上が経ち、ヨウ素は すでに半減期を何度も迎え、ほとんど放射線を出すことはありません。ですが、半減期が30年と長い放射性セシウムの大半は地表に落ちたと考えられます。し かし、地面が乾燥しそこに風が吹くと、それらは再び宙を舞い、また飛散してしまうのです」(伊藤教授)

※女性セブン2011616日号

Building a Twitter-enabled Geiger counter with a netduino+

by Fabien Royer on May 8, 2011

Fallout New Vegas

In 1986, when the Chernobyl disaster happened, I was living in France. The whole country was scared of the fallout resulting from the radioactive cloud travelling over Europe. The French government downplayed the  impact of the nuclear accident on the country, manipulated the media and was less than forthcoming about the amount of radiation that we were  absorbing. Not cool. Fast forward to 2011: I now live in Seattle, 4792 miles away from Japan. On March 11th, the Fukushima nuclear accident happens, bringing back many memories from 1986: would the government lie again about the gravity of the situation? Could we trust the data that the EPA is publishing about radiation levels in Washington state? I was determined to find out for myself and started looking for parts to build a Geiger counter.

Integrating a Geiger counter with a netduino

I eventually discovered that Electronic Goldmine was selling a bare bone radiation detection kit at a decent price. At a time when everyone else on the web was sold out of Geiger counters, this was perfect!

I just needed to figure out a way to count the pulses coming from the sensor. The solution that I came up with was simple: the kit features an LED which flashes whenever a pulse is detected by the Geiger-Mueller tube. If I could read each pulse and generate an interrupt from it, it would be easy to count them.

Based on that idea, I built an opto-coupler circuit using parts that I had on hand: 1 photodiode, 3 NPN transistors (2N2222) and 2 LEDs.

When the photodiode detects the light emitted by the yellow LED connected to the Geiger sensor, it energizes the base of the first NPN transistor which in turn amplifies the current and saturates the base of the 2nd transistor to flash the red LED. The base of the 2nd transistor is also connected to the base of the 3rd one, which drives an InterruptPort to ground on the netduino, resulting in a pulse-counting interrupt handler to be called in the application:

            _geigerCounter = new InterruptPort(
                interruptPin,
                true,
                Port.ResistorMode.PullUp,
                Port.InterruptMode.InterruptEdgeLevelLow);
_geigerCounter.OnInterrupt += PulseCounter;

This effectively reproduces the function of an opto-coupler like this one, even though my version is much ‘noisier’ than Vishay’s component.

NOTE: The benefit of this method of communication between the two devices is that they’re electrically isolated from each other: the Geiger-Mueller tube requires ~450 volts to function, which would instantly destroy the netduino+ if somehow the two circuits were connected together by mistake. You obviously need to be careful while working with such high voltages or you could get hurt even if the current is low.

The second part of the circuit consist of a NXP HEF4050 level-shifter used to drive a 5 volt LCD screen through a serial backpack. Everything fits on a DIY shield piggybacking the netduino+:

In addition to counting pulses, the interrupt handler uses the time intervals between pulse pairs to generate a random stream of bits, using a 32 bit integer as the ‘window’ on the bit stream. This will be handy should you require more randomness in your life ;-) This random number generation method is based on John Walker’s excellent article about how his HotBits system works.

            if (_ticksCount < _ticks.Length) {
                _ticks[_ticksCount++] = time.Ticks;
            } else {
                _ticksCount = 0;
                _flipper ^= true;

                var Interval1 = _ticks[1] - _ticks[0];
                var Interval2 = _ticks[3] - _ticks[2];

                if (Interval1 != Interval2) {
                    _randomNumber <<= 1;
                    if (_flipper) {
                        _randomNumber |= (Interval1 < Interval2) ? 0 : 1;
                    } else {
                        _randomNumber |= (Interval1 > Interval2) ? 0 : 1;
                    }
                }
            }

Connecting to Twitter

Every so often, the application reports  data to Twitter:

To achieve this simply, I used Matt Isenhower’s MicroTweet library, which I modified to make it more resilient to networking issues and OutOfMemory exceptions.

I included my changes in a private build which I provided with the source code of this application. Hopefully, this will only be temporary as Matt’s already working on improving MicroTweet.

The configuration of the application is done by reading a set of parameters from a file on the netduino+ microSD card  like this:

* NTP Server list: http://tf.nist.gov/tf-cgi/servers.cgi
string:name=ntpServers;value=nist1-lv.ustiming.org,time-nw.nist.gov,nist1.aol-ca.symmetricom.com,nist1.symmetricom.com,nist1-sj.ustiming.org,nist1-la.ustiming.org,time.nist.gov,utcnist.colorado.edu,utcnist2.colorado.edu,ntp-nist.ldsbc.edu
*
* Register your application @ http://dev.twitter.com/
* To obtain your tokens and secrets check the 'Application details' page and copy them below
*
string:name=accessToken;value=???
string:name=accessTokenSecret;value=???
string:name=consumerKey;value=???
string:name=consumerSecret;value=???
*
* Geiger counter location GPS coordinates
*
string:name=latitude;value=47.6741667
string:name=longitude;value=-122.1202778

To make parsing such configuration files easy, the netduino Helpers library provides a generic resource loader:

        private static void InitializeResources() {
            var resourceLoader = new SDResourceLoader();

            resourceLoader.Load();

            _ntpServers = (string)resourceLoader.Strings["ntpServers"];
            _latitude = (string)resourceLoader.Strings["latitude"];
            _longitude = (string)resourceLoader.Strings["longitude"];

            _twitter = new TwitterClient(
                            (string)resourceLoader.Strings["consumerKey"],
                            (string)resourceLoader.Strings["consumerSecret"],
                            (string)resourceLoader.Strings["accessToken"],
                            (string)resourceLoader.Strings["accessTokenSecret"]);

            resourceLoader.Dispose();

            Debug.GC(true);
        }

The enclosure

The box I selected for this project is made of a thin, light wood perfect for painting and decorating. The bottom part of the case being so thin precludes using standoffs and screws to secure the electronics. The approach I took was to use sticky Velcro strips instead which worked really well: all the parts stay firmly in their place, yet they’re easy to remove from the case if needed:

The final touch to the case was the Fallout 3 theme, courtesy of the artwork shared by Bethesda for Fallout New Vegas. If you’re a gamer, you will likely be familiar with the Fallout universe, where your character’s survival depends on a wearable computer, the PIP Boy 3000, which features a Geiger counter. Being a huge Fallout fan, I felt compelled to pay homage to the game with this project :)

Conclusion

When comparing the data samples from this project to the data produced by the EPA’s air radiation monitoring stations in the area, the averages are aligned for the most part, which makes me feel better about the transparency and the integrity of our local government.

Action shot

http://www.youtube.com/watch?v=VtIv5PBCb7A&feature=player_embedded

Links:

福島市が全小中学校で表土除去へ 幼稚園、保育所も

福島市は4月に行ったモニタリング調査で比較的放射線量の高かった26校・園で表土除去を実施しているが3日、私立を含む全ての小中学校・幼稚園、保育所で校庭、園庭の表土除去を行う方針を固めた。瀬戸孝則市長が同日の災害対策会議で明らかにした。

郡山は新たに28小、中学校、保育所で除去
 郡山市は3日、学校校庭の放射線問題で、6日から表土除去を新たに28小、中学校、保育所で、また12小中学校、保育所で再実施することを決めた。表土 除去は4月、5月に続き3度目。今回から除去土は、可能な限り学校の敷地内に穴を掘ってシートを敷くなどして地中に仮置きする。
(2011年6月4日 福島民友・地震関連ニュース)

野菜果樹32点、基準値下回る

201106061038分配信

福島県は5日、野菜と果樹の放射性物質の検査結果を発表した。

野菜は18市町村の24点、果樹は6市町の8点を調べ、全て食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を下回った。

検査結果、ニンニクとバレイショを初めて測定したが、基準値を上回る放射性物質は検出されなかった。

県によると、今回調査した品目のうち、川俣町のホウレンソウと伊達市のウメは出荷が制限されている。

郡山市、3度目の表土除去を始める

201106061116分配信

国が校庭などの表土を除去する費用の負担を表明したことを受けて、郡山市は再調査した放射線量をもとに6日から再び表土を取り除く作業を始めた。

6日から表土を取り除く作業を行っているのは、地表1センチで一時間あたり1マイクロシーベルトを超える郡山市内の小学校と保育所。

国が子どもたちの被ばく量を年間1ミリシーベルトを目指すとともに、費用の負担を示したことを受け、県では、全ての学校施設で放射線量を再調査している。

郡山市の開成保育所では、今回が3回目の実施で、取り除いた土はビニール袋に入れて園庭の片隅に置かれた。

県内では他にも、福島市などが再調査の結果を受けて全ての学校施設で表土除去を行うことにしている。

福島1~2号機の圧力容器破損、東電解析より早かった
保安院 放射性物質の放出量、従来の2倍強に修正

2011/6/6 17:42

 経済産業省の原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第1原子力発電所の事故で、1~3号機の原子炉が炉心溶融(メルトダウン)に至った 独自の解析結果を発表した。東電も5月23日に1~3号機で炉心溶融が起きたとの解析結果を発表しているが、保安院の結果では1、2号機の圧力容器の破損 時期が東電よりも大幅に早い。

保安院の解析によると1号機の燃料棒が冷却水から露出したのは3月11日午後5時ごろで、同8時には炉心溶融が起こった。2号機は3月14日午後6時ごろ露出し、同11時に炉心溶融が発生。3号機は3月13日午後8時ごろに露出し、14日午後10時に炉心溶融した。

圧力容器の破損時期は1号機で、東電の解析よりも10時間早い3月11日午後8時ごろ。2号機は29時間早い14日午後1050分ごろとしている。3号機では東電の解析より13時間遅く、14日午後1010分ごろだという。

大気中に放出された放射性物質の放出量は放射性ヨウ素131換算で、4月に公表した37京ベクレル(京は1兆の1万倍)の2倍強にあたる77京ベクレルに修正した。2号機からの放出経路の推定を改めた結果だとしている。

福島第一1号機、地震当日に圧力容器も破損か

経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第一原子力発電所1〜3号機の炉心溶融について、解析結果を公表した。

AD2.init({site:’SCIENCE’, area:’P.RECTANGLE’, width:300, height:250, admax:1}); 東電が先月発表した解析結果と比べると、1号機の炉心損傷時間は1時間早い「3月11日午後4時40分ごろ」で、これに続く圧力容器の破損も、同じく10時間早い「11日午後8時ごろ」だった。

また2号機は、圧力容器の破損は東電の解析より29時間も早い「14日午後10時50分ごろ」と推定された。逆に3号機の圧力容器の破損は、東電の解析より13時間遅く、「14日午後10時10分ごろ」となった。

東電の解析と差が生じたことについて、保安院は「東電と異なる計算手法を取ったため」としている。炉心溶融に至る傾向そのものは一致したという。

2011661542分  読売新聞)

地震当日に1号機の圧力容器破損 東電解析より早く

 経産省原子力安全・保安院は6日、福島第1原発1号機のメルトダウンで、溶け落ちた燃料によって原子炉圧力容器が破損した時期は、東電の解析より早い、地震当日の3月11日午後8時ごろとの解析結果を発表。

保安院によると、東電の解析では1号機圧力容器が破損したのは12日朝。事故の進行が東電の発表以上に速かった可能性が強まった。

地震発生当初の東電の記録に基づき、原子力安全基盤機構が解析した。1~3号機すべての原子炉で炉心溶融が起き、圧力容器の破損は1号機で11日午後8時ごろ、2号機で14日午後11時ごろ、3号機で14日午後10時ごろに起きた可能性があるとした。

2011/06/06 17:32   【共同通信】

福島第1原発事故 保安院、13号機の原子炉が炉心溶融に至ったとの解析結果を初公表

福島第1原発事故 保安院、1〜3号機の原子炉が炉心溶融に至ったとの解析結果を初公表

原子力安全・保安院は、福島第1原発の13号機の原子炉が炉心溶融に至ったとの解析結果を、初めて公表した。
保安院は6日午後、1号機は311日夜、2号機と3号機は14日夜に、原子炉が炉心溶融、いわゆる「メルトダウン」に至ったとの解析結果を公表した。
傾向は、東京電力の解析結果とおおむね同じだが、東京電力の発表よりも、およそ2週間以上遅れての公表となった。
また保安院は、空気中に放出された放射性物質の推定総量について、77万テラベクレルに上方修正した。
これは、前回412日に発表した量のおよそ倍で、チェルノブイリ原発事故での放出量のおよそ15%となっている。

(06/06 18:16)

66

保安員、2、3号機もメルトダウンと解析

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// –>

原子力安全保安院の解析結果もメルトダウンでした。 経済産業省原子力安全保安院は、福島第一原発事故で、1から3号機の原子炉がメルト →続き

原子力安全保安院の解析結果もメルトダウンでした。
経済産業省原子力安全保安院は、福島第一原発事故で、1から3号機の原子炉がメルトダウンに至ったとする解析結果を発表しました。炉心の状況について原子力安全保安院は、東京電力の解析よりも時期が早い可能性を指摘しています。

東海北陸7県の県議会議長、原発安全対策の徹底を要望

志賀原発(石川県志賀町)や敦賀原発(福井県敦賀市)を抱える東海北陸7県の県議会議長が6日、福井市のホテルで会議を開き、福島第1原発事故を踏まえ、 原発の安全対策を徹底するよう国に要望することを決めた。東海北陸地域には原発19基が立地。会議で承認された要望書は、津波で全電源を失った際に原発設 備に電気を送る電源車の配備など、事故後に国が確認した安全策について「対策は一部に限られている」と指摘した。

氷見市議会が志賀原発を視察へ

福島第一原子力発電所の事故以降、原発にどう対処するかは県内の自治体にとっても大きな課題となっています。こうした中、氷見市議会は、北陸電力の志賀原発の現状や防災対策を把握するため、来月に視察を行うことを決めました。氷見からは初めての視察です。6日開かれた氷見市議会の議会運営委員会では、福島第一原発の事故を受けて、今後、原発問題にどのように対応するのか協議しました。そして来月11日に、氷見市議会の議員18人全員が、石川県志賀町にある北陸電力志賀原発を視察することを決めました。 氷見市は志賀原発から直線距離で最も近いところが21キロ、また市街地の大半が30キロ圏内に入っています。 今回の震災が発生したとき、志賀原発は定期点検などで1号機、2号機ともに停止していて、その後も運転再開のめどはたっていません。 北陸電力は福島の事故を受けて、志賀原発の津波対策など安全のための対策を示していますが、氷見市議会では、志賀原発の現状の把握と、東日本大震災クラスの大地震が起きたときの安全対策などについて、議員自らの目で現地で確認しようと視察を決めました。

久保健三議長「我々は原発は安全なものと思っていたが、今回の震災で我々も知識が薄いということで」「議員全員で視察してそれから氷見市というところの対策をどうするのかの資料にしたい」

また今月13日に開会する氷見市議会の6月定例会では、大震災に伴う氷見市の防災計画見直しや、志賀原発に対する市側の対応を問う質問が相次ぐものとみられます。

2号機建屋、湿度下がらず ヒーターで除湿を検討

2011.6.6 11:07

東京電力福島第1原発2号機の原子炉建屋内の湿度が低下していないことが6日、分かった。 水蒸気の発生源とみられる燃料貯蔵プールの水温は下がっているが、湿度は99・9%と依然として高いまま。東電や経済産業省原子力安全・保安院はヒーター などで除湿した上で、建屋の二重扉を開放して換気する対策を検討している。

2号機原子炉建屋は高湿度で、作業員が立ち入っての長時間の作業は困難な状態だ。東電は燃料貯蔵プールの冷却システムを5月31日から稼働させ、70~80度あったプールの水温は5日の時点で32度まで下がった。

だが、作業員が4日に建屋1階に入って計測した湿度は99・9%だった。東電は「プールは建屋5階にあり、1階の湿度は一気に下がらない」としている。

一方、4日に測定した建屋内の空気中の放射性物質濃度は、ヨウ素131が1立方センチメートル当たり0・042ベクレルなど、5月26日の測定から半分程度まで下がった。

「福島第一原発の安全装置は8年前に外されていた」原口氏が衝撃の告発

201106021855

「福島第一原発の安全装置は8年前に外されていた」原口氏が衝撃の告発

記者会見する原口一博議員(撮影 野原誠治) 写真一覧(9)

政治団体「日本維新の会」を設立した民主党の原口一博・衆議院議員が2日、福島原発事故に関する記者会見を行った。主催は自由報道協会。原口氏は福島原発について、8年前の自民党政権の時代に、福島第一原発の安全冷却システムが外されていたという衝撃の事実を発表した。

なぜ「最後の砦」を取ったのか

原口一博氏(以下、原口):こ れまで当局の発表は「どんなことがあっても原発は安全です」というものでした。原発の冷却システムを作ってきた、佐賀大学元学長の上原先生が指摘している ように、蒸発系の冷却システムがあれば、電源喪失しても蒸気が出ている限り循環するので安全だったんです。なのに、事故が起きている。おかしい、作ったは ずの冷却システムはどこにいったんだ!?と、なった。そこで43日、私が東電に直接行って、「冷却系の蒸気系のシステムがどこにあるか?」と聞くと、担 当者は「ないんです」と言うんです。ないわけない。作ったんだから。という押し問答の末、原子力安全委員会の議事録を読むと、平成15年の自民党政権の時 代に、ECCS(非常用炉心冷却装置)の中の冷却系の蒸発システムが取り外されていたんです。

なぜ、そんなことをしたんでしょうか。「ベ ントするから大丈夫」というんです。皆さんご存知のように、ベントは放射能を原子炉から出すことですが、「放射能を出すから、安全冷却システムがいらない んだ」という理屈だったようです。これは全く理解できません。安全装置を取り外さなかったら、このような大災害は起きなかったのではないでしょうか。少な くとも福島第一原発の冷却システムは全て取り外していることが分かりました。なぜ原子力安全委員会は「最後の砦」を取ったのか、他の原発はどうなっている のかを今、調査しているところです。

核燃料サイクルは欺瞞だ

この後、菅首相の辞任後に原口氏が首相に就任した場合の原発政策について、会場から質問があった。原口氏は原発の即時停止は求めなかったものの、核燃料サイクルに懐疑的な見方を示し、エネルギー政策の転換を訴えた。

原口:原発は、急に止めることはできません。ただ、私は(自民党の)河野太郎さんと同じく核燃料サイクルそのものが欺瞞であると思っています。大規模で集中的に作るエネルギー政策から、分散型の物に変えないといけません。

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http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b9/6115608a9db5884b8bd9b446d5ce6826.jpg

東日本大震災:千葉・柏の公園など、高い放射線量--県観測

 千葉県は2日、柏市など県北西部6市の公園や小学校など計18カ所で放射線量を測定した結果、柏市松葉町の松葉第一公園で1時間当たり0・54マ イクロシーベルト(地上50センチ)を観測したと発表した。毎日8時間そこにいた場合の年間線量は、一般人の人工被ばくの年間許容線量(1ミリシーベル ト)を上回る約1・6ミリシーベルトに達する計算だが、県は「外で遊ぶことに問題はない。今すぐ対策をとる状況とは考えていない」と説明している。

県によると、測定は5月31日~6月1日に実施。同市千代田の千代田町公園で0・47マイクロシーベルト、松戸市二十世紀が丘梨本町の二十世紀公 園で0・36マイクロシーベルトなど、4市の7地点で0・3マイクロシーベルトを上回った。調査は、専門家から県北西部の線量が高いとの指摘があることか ら実施した。【斎藤有香】

毎日新聞 2011年6月3日 東京朝刊

政府、避難区域への追加を検討 福島の高線量場所

2011年6月6日 21時54分

 政府は6日、福島第1原発事故をめぐり、福島県内の避難区域以外で、年間20ミリシーベルトを超える放射線量が計測された「ホットスポット」と呼ばれる場所について、避難区域に追加することを含めて地元自治体と協議する方向で検討に入った。

公明党の斉藤鉄夫幹事長代行らが6日、国会内で政府に放射線対策を申し入れた際、福山哲郎官房副長官が「福島県南相馬市などの一部で局地的に放射線量が高い地域については、桜井勝延市長らに状況を説明して避難するかどうか相談する」と述べた。

これに関連し、枝野幸男官房長官は記者会見で「モニタリングの状況を踏まえ、適切な対応を検討する」と述べた。

ホットスポットとは、放射性物質が大気中に放出された際に、雨などの気象条件や地形によって同心円状に広がらず、不規則に広がって局地的に放射性物質が高レベルで検出される場所。

(共同)

千葉県の東葛地区6市の15カ所、放射線量が目標値超過

2011年6月3日

 千葉県は2日、東葛地区6市で実施した校庭などの放射線量の測定結果を公表した。年間換算すると、文部科学省が福島県内の学校で暫定的な上限値としている20ミリシーベルトは18カ所すべての地点で下回ったが、目標値とする1ミリシーベルトだと15カ所が超過した。

調査したのは、野田、柏、我孫子、松戸、流山、鎌ケ谷各市にある学校や保育所、幼稚園、公園。独自に測定を続けている研究者から局所的に放射線がたまる「ホットスポット」が生じていると指摘され、5月31日と1日に測定した。

地表から50センチと1メートルの2カ所で測定。最も値が高かったのは柏市松葉町の公園。1時間あたり0.54マイクロシーベルトで、単純計算で年換算すると2.84ミリシーベルト。放射線量は18地点の間で最大5.4倍の差があった。

県大気保全課は「ホットスポットの定義は難しいが、隣接する6市内でも大きく数値が違ったのは事実。調査を続けていくが、国の暫定値は下回り、早急な対策がいるとは考えていない」としている。

文科省は福島第一原発事故を受け、校庭などを利用するための判断基準となる放射線量について、暫定的に年間20ミリシーベルト以下とすると発表。しか し、「子どもには高すぎる」という批判を受け、暫定値は変更しないまま、「1ミリシーベルト以下に抑えることを目指す」としている。

東日本大震災:柏の公園、放射線量が周辺より相対的に高く /千葉

 ◇「ホットスポット」裏付け

県は東葛6市の空間放射線量の測定結果を公表したが、一部専門家から指摘されていた、周辺より線量が相対的に高い「ホットスポット」の存在が裏付 けられる形となった。最大値を記録した柏市松葉町の松葉第一公園では、成人への影響の指標となる高さ1メートルの放射線量が1時間当たり0・49マイクロ シーベルト、子供への影響の指標となる高さ0・5メートルで0・54マイクロシーベルト。県大気保全課は「風向きや降雨で、放射線量に地域差がある」と説 明し、7月初旬までに県内全域を測定し、地域ごとの分布状況の解析を進める。

測定は5月31日と1日に実施され、柏市(松葉第一公園、千代田町公園、大津ケ丘中央公園)▽我孫子市(我孫子第四小、布佐南小)▽松戸市(二十世紀公園)▽流山市(流山小)で1メートル、0・5メートルともに0・3マイクロシーベルトを超えていた。

5月24日、これまで県が唯一測定していた市原市の県環境研究センターにあるモニタリングポスト(高さ7メートル)で同じ測定器で測定した結果、高さ7メートルで0・06▽1メートルで0・09▽0・5メートルで0・08マイクロシーベルトだった。【斎藤有香】

毎日新聞 2011年6月3日 地方版

東日本大震災:福島第1原発事故 ホットスポット調査へ 県が測定器購入 /千葉

 ◇局地的高レベル放射能汚染地帯

東京電力福島第1原発事故を受け、県は来週にも、局地的に高いレベルの放射能汚染地帯(ホットスポット)の存在について、調査に乗り出す方針を固 めた。人口密度の高い柏市や船橋市などの市町村から順次、放射性物質の測定にあたるが、今後サーベイメーター(携帯型放射線測定器)を10~20台購入 し、市町村に貸し出すなどで、県民の不安解消にあたりたい考えだ。測定器購入費は6月の県補正予算に計上される見通し。

ホットスポットとは、原発事故で放射性物質が大気中に放出された場合、風雨などの気象条件や地形などによって同心円状に広がらず、不規則に広がり局地的に放射性物質が高レベルで検出される場所のこと。今回の事故では、福島県飯舘村などで問題になった。

県大気保全課によると、現在、県が放射線量を測定しているのは、市原市の県環境研究センターのみ。このため、県内でも地理的に原発に近い地域を中 心に、県内市町村から「もっときめ細かく測定すべきだ」などと、大気中や土壌の放射線量を測定するモニタリングポストの増設などを求める要望書が県に提出 されていた。

県は当面、文部科学省から貸与されているサーベイメーター1台を活用し、要望のあった市町村から順に検査を行うことを決め、測定場所などについて市と協議を進めている。

戸谷久子・県環境生活部長は「測定器は1台しかなく、全市町村はすぐにはできないが、エリアごとに調査するなどして、県民の不安を解消したい」と話した。【斎藤有香】

毎日新聞 2011年5月25日 地方版

【原発】千葉で「ホットスポット」の放射線量調査(05/31 17:20)

千葉県は、福島第一原発から離れているものの、局地的に放射線量が高い、いわゆる「ホットスポット」の調査に乗り出しました。

調査は柏市と野田市、我孫子市の学校や公園など9カ所で行われ、県の職員がサーベイメーターを使って地上から50センチと1メートルの高さで測定しまし た。この地域は、一部の調査や専門家などにより、「ホットスポット」だと指摘されています。千葉県によりますと、不安を感じた住民から「数値を測定してほ しい」という要望があったということです。1日は松戸市など3つの市で実施され、結果については2日にまとめて公表されます。千葉県は今後、県内全域を対 象に放射線量の測定を実施する方針です。

官房長官「避難区域を適切に見直し」

2011/6/6 22:41

 枝野幸男官房長官は6日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所周辺住民への避難区域の見直しについて「地形などの事情によって部分的に放射線量の高いところがある。モニタリングの状況を踏まえながら適切に対応していきたい」と述べ、追加も検討する考えを示した。

 政府は福島第1原発の半径20キロ圏内を「警戒区域」に、20キロ圏外でも放射線量の高い地域を「計画的避難区域」に設定し、住民の立ち入 りを制限している。これらの区域以外にも、避難の基準となる年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを超えそうな地点が出始めている。枝野長官は「個々の 状況に応じて住民の安全を最優先にしながら(状況を)見ていく」と強調した。

高放射線量なら避難検討=警戒・計画区域外でも-枝野官房長官

 枝野幸男官房長官は6日午後の記者会見で、福島第1原発事故に伴う住民避難について「放射線量 のモニタリングの状況を踏まえながら、適切に対応していきたい」と述べ、年間被ばく量が20ミリシーベルトを上回ることが想定される場合、警戒、計画的避 難の両区域外でも避難を検討する考えを示した。
福山哲郎官房副長官も同日、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行との会談で「(年間の積算放射線量が)20ミリシーベルトを超えそうな『ホットスポット』が出始めている。面的ではなく点的な避難を検討していく」と述べた。(2011/06/06-17:46)

高線量地点も避難へ 福島の対象区域外

2011年6月6日 夕刊

 政府は六日、福島第一原発事故に伴い、福島県内で現在避難対象区域となっている区域以外でも、年間二〇ミリシーベルトを超える放射線量が計測された「ホットスポット」と呼ばれる場所については、住民避難をさせる方向で検討に入った。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行らが同日午前、国会内で政府に緊急提言を行った際、福山哲郎官房副長官が伝えた。

 新たな避難対象区域について、福山氏は「ホットスポットが数件出始めている。面的ではなく、スポット的な避難を今後検討することになる」と述べたという。

 事故で放出された放射性物質は、チリなどに付着して浮遊しているため、降雨があると地表に落ちて、周囲に放射線を出す。天候や地形、風向きなどによって、原発から離れていても、とくに線量の高い場所ができ、ホットスポットと呼ばれている。

 原発から北西方向の福島県飯舘村や浪江町の山間部で、とくに高い線量が観測されているが、測定網がきめ細かくなったことにより、局所的にかなり高 い場所があることが分かってきた。避難の対象にならないが、千葉県の柏市などでも、場所によっては最高で年間数ミリシーベルトの放射線量が観測されてい る。

政府、避難区域への追加を検討 福島の高線量場所

2011年6月6日 21時54分

 政府は6日、福島第1原発事故をめぐり、福島県内の避難区域以外で、年間20ミリシーベルトを超える放射線量が計測された「ホットスポット」と呼ばれる場所について、避難区域に追加することを含めて地元自治体と協議する方向で検討に入った。

公明党の斉藤鉄夫幹事長代行らが6日、国会内で政府に放射線対策を申し入れた際、福山哲郎官房副長官が「福島県南相馬市などの一部で局地的に放射線量が高い地域については、桜井勝延市長らに状況を説明して避難するかどうか相談する」と述べた。

これに関連し、枝野幸男官房長官は記者会見で「モニタリングの状況を踏まえ、適切な対応を検討する」と述べた。

ホットスポットとは、放射性物質が大気中に放出された際に、雨などの気象条件や地形によって同心円状に広がらず、不規則に広がって局地的に放射性物質が高レベルで検出される場所。

(共同)

避難区域外の一部に高線量地点 枝野氏

2011.6.6 19:11
記者会見する枝野幸男官房長官=6日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)クリックして拡大する記者会見する枝野幸男官房長官=6日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 枝野幸男官房長官は6日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域に指定され ていない福島県内の一部にも、累積放射線量が高い地点があるとした上で、住民の避難を検討することを明らかにした。政府は、年間放射線量が20ミリシーベ ルトを超す可能性がある「ホットスポット」を中心に、モニタリングを強化するとともに対応していく方針だ。

枝野氏は「地形やその他の事情によって部分的に放射線量が高いところがある」と述べ、警戒区域や計画的避難区域に指定していない地域でも放射線量が高い地点があることを明らかにした。

その上で「健康被害が及ばないようモニタリングを強化しているが、その状況を踏まえながら適切な対応を検討する。住民の安全を最優先にしながら、放射線量を個々に見ていきたい」と述べた。

【原発】福山副長官、線量高い一部地域の避難検討(06/06 14:13)

福島第一原発事故で警戒区域や計画的避難区域の外側でも部分的に放射線量の高い地域が見つかっている問題で、福山官房副長官は、一部地域の避難指示を検討していることを明らかにしました。

福山副長官は6日、公明党の原発災害対策本部の斉藤幹事長代行らと会談しました。このなかで、福山副長官は、警戒区域や計画的避難区域の外側で周辺より相 対的に放射線量が高い地域、いわゆる「ホットスポット」のなかで、積算放射線量が年間20ミリシーベルトを超える地域が出始めていることを明らかにしまし た。具体的な地名は明らかにしていませんが、福山副長官は「面ではなくてスポット的な避難も検討する」と述べて、新たに一部地域の避難を指示する可能性を 示したということです。

【原発】ホットスポットの避難指示を政府が検討(06/07 05:50)

福島第一原発事故で、警戒区域や避難区域の外側で部分的に放射線量の高い地点、通称「ホットスポット」が見つかっている問題で、枝野官房長官は該当する地区の避難指示を検討していることを明らかにしました。

枝野官房長官:「そうした地域については、そのモニタリングの状況を踏まえながら、適切な対応をしていきたいということについて検討している」
枝野長官はさらに、将来的に累積放射線量が増えるかどうかや除染が可能かどうかなどを見極めて、避難指示を検討する考えを示しました。また、福山官房副長 官も公明党幹部との会談で年間20ミリシーベルトを超えそうな「ホットスポット」が出始めていると指摘しました。そのうえで、「面ではなくスポット的な避 難を検討する」という考えを示しました。

20~30キロ圏の原乳出荷へ 放射性物質検出されず

2011年6月7日 00時00分

 福島県は6日、福島第1原発から20~30キロ圏の「緊急時避難準備区域」となっている同県南相馬市原町区、田村市都路町、川内村の原乳について、7日に出荷停止の解除を政府に要請すると発表した。

県によると、6日に実施した検査で放射性物質が3週連続で検出されず、解除条件を満たした。3地域では現在、酪農家10戸が約110頭の乳牛を飼育している。

3地域の原乳からは暫定基準値を超える放射性物質が検出されたため3月20日から出荷停止となっていた。解除は3週連続で基準値を下回ることが条件になっている。

(共同)

福島のヤマメを出荷制限 放射性セシウムが基準値越え

2011年6月6日 19時28分

 政府は6日、福島県内の一部の河川と湖で取れた養殖以外のヤマメについて、放射性セシウムが基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回ったとして出荷停止を指示した。淡水魚の出荷停止は初めて。

停止の範囲は県内の阿武隈川(支流を含む)と秋元湖、檜原湖、小野川湖、長瀬川の一部など。漁協から許可を得た釣り人が主な対象になる。

ウメについても出荷停止の範囲を拡大し、相馬市と南相馬市を追加した。

(共同)

放射性物質:福島のヤマメ、一部出荷停止 淡水魚では初

2011年6月6日 19時23分 更新:6月6日 20時9分

政府は6日、暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された福島県内の一部の川や湖で取れるヤマメ(養殖は除く)の出荷停止を県に指示した。淡水魚の出荷停止措置は初めて。

対象は会津地方にある秋元湖、檜原湖、小野川湖と、この三つの湖に流入する川のほか、阿武隈川と長瀬川の一部。地元の漁業協同組合などに対し、(1)釣り客に遊漁券を販売する際、ヤマメは取らないよう周知する(2)監視員による巡回指導を行う--などの対応を求めた。

出荷停止措置は規制値を超えた農水産物を対象にしているため、これらの川や湖で取れる他の魚は規制対象外という。秋元湖などで5月17~27日に 採取したヤマメからは、暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える620~990ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。【佐々木洋】

積算線量次第で避難指示も検討…枝野氏

枝野官房長官は6日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う警戒区域と計画的避難区域以外の地域について、「地形などの事情で部分 的に放射線量が高い所がある。モニタリングの状況を踏まえ適切に対応する」と述べ、局地的に年間の積算放射線量が20ミリ・シーベルトを超えるおそれがあ る場合は避難指示を検討する考えを示した。

(2011年6月6日21時46分  読売新聞)

福島・阿武隈川などのヤマメ、出荷制限指示

政府は6日、福島県内の阿武隈川や秋元湖(猪苗代町、北塩原村)などでとれたヤマメについて、県知事に採取を含む出荷制限を指示した。

養殖ヤマメは対象外で、淡水魚に対する出荷制限は初めて。県や市町村、地元漁協は、ヤマメ釣りに必要な遊漁券の購入者らに、ヤマメを採取しないよう通知する。釣り人もヤマメが釣れた場合は持ち帰ることができなくなる。

制限の対象地域は、同県内の阿武隈川とその支流。及び秋元湖とその上流にある小野川湖、檜原湖や、各湖に流れ込む河川など。

厚生労働省によると、ヤマメについては先月17日、伊達市内の阿武隈川で採取されたものから、1キロ・グラム当たり990ベクレルと、初めて暫定 規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された。その後も、福島市と白河市内の阿武隈川や、秋元湖で採取されたヤマメ から規制値を上回るセシウムが検出されていた。

(2011年6月6日19時32分  読売新聞)

阿武隈川のヤマメ出荷制限=檜原湖なども対象

 政府は6日、福島県内を流れる阿武隈川、同県北部の檜原湖、小野川湖、秋元湖などで取れたヤマ メから食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、同県知事に出荷制限を指示した。また、一般釣り 客がヤマメを釣っても持ち帰ることのないよう県内の漁業協同組合に注意喚起した。
出荷制限の対象地域には阿武隈川の支流と、檜原湖、小野川湖、秋元湖に流れ込む周辺河川も含まれる。阿武隈川の下流域は宮城県内にも流れており、同県は近く、ヤマメを採取して放射性物質の有無を調べる。(2011/06/06-19:25)

福島産のウメとヤマメ出荷制限 放射性物質検出で

2011/6/6 20:18

 政府は6日、暫定規制値を超える放射性物質が検出された福島県南相馬市・相馬市産のウメについて出荷を制限したと発表した。同県内の秋元湖や阿武隈川などで採れたヤマメについても出荷を制限。同日、県知事に制限を指示した。

 ヤマメはほかに、県内の檜原湖と小野川湖、長瀬川(酸川との合流地点より上流)で採れたものが制限対象となった。いずれも養殖は対象外。厚生労働省は同日、福島県に対し、レジャー目的の釣り人などにヤマメを釣らないよう指導することを求めた。

一番茶の製茶に放射性物質検査 静岡県、3段階で実施

2011/6/7 4:09

 静岡県は6日、一番茶について販売前の「製茶」の放射性物質検査を3段階に分けて実施すると発表した。まず問屋を通じて代表的な19の 「産地」の製品を集めて調査する。その結果、国の暫定規制値を超えた産地があれば、産地内の「地区」(旧市町村など)ごとに1カ所ずつ茶工場を抽出、調査 する。規制値を超えた工場があれば、その地区内のすべての茶工場を調べる。

 産地の単位は本山(静岡市葵区)、掛川(掛川市の中心部)、北駿(御殿場市と小山町)など。その下の地区は県内に計96、茶工場は計2317カ所あるという。県は3段階調査の狙いを「基準を超えた製品を生産した茶工場を迅速に特定できる」(茶業農産課)と説明する。

 各段階で検査結果が規制値を超えた場合、県が産地、地区、工場単位で出荷自粛を要請する。第1段階の調査は6日に開始。今月中旬までに結果が判明する見通しだ。

 県は3日、政府の要請で、二番茶と三番茶については生茶葉を乾燥させた「荒茶」の検査を受け入れたが、市場に出回っている一番茶については製茶の調査を決めた。

放射能検査 「茶は3段階」県が指針 出荷規制は工場単位 静岡

2011.6.7 02:14

 政府が「荒茶」の放射性物質検査を求めている問題で、県は6日、産地別、地区別、茶工場別 と3段階で行うという検査指針を公表した。産地別の検査で国の暫定基準値(放射性セシウムが1キロ当たり500ベクレル)を超えた場合、地区単位、さらに 工場単位と検査を続けて基準値超えの範囲を絞り込み、出荷の規制は工場単位とする方針。6日には第1弾として、8産地の製茶を国の横浜検疫所(横浜市中 区)に送付し、検査を依頼した。結果は7日にも判明する。

国はこれまで、出荷制限は市町村単位で実施してきた。しかし、本県では茶業は重要な基幹産業であることから、県は「あまりに(影響が)大きいので、絞り込みたい」と、出荷制限は工場単位として影響を最小限にとどめたい考えだ。

県内では、19産地の96地区で茶が生産され、茶工場は約2300存在する。これらすべてを県が検査することは困難であるため、茶工場に自主検査を要請し、基準値を超えた場合は県が再調査して判断する調査方法を併用する。

だが、実際の検査や出荷制限には問題が山積している。製茶は荒茶と異なり、さまざまな産地や茶工場の荒茶をブレンドすることが多く、産地別の正確な検査は 困難と指摘されている。加えて、工場単位の細かい出荷制限で国や消費者の理解が得られるのか、出荷制限は一部であっても産地全域が“風評被害”を受けない か、など不安の種は尽きない。県の担当者も「やってみなければ分からないことが多すぎる」と頭を抱えている。

茶業関係者の動揺を受けて大 村慎一副知事と県幹部は6日、厚生労働省や文部科学省を訪問。茶の放射能検査について、新たな規制値を設定する▽出荷制限指示は茶工場単位で行う▽生産者 だけでなく茶商や小売りの損害、自主回収についても損害賠償の対象とする▽風評被害も対策に万全を期し、風評被害も補償対象とする-の4項目を申し入れ た。

荒茶放射能検査 県一転、政府決定に従う

一番茶も事実上実施

「荒茶」の検査を巡り、県の方針が揺れ動いた。川勝知事は3日の記者会見で、「一番茶の荒茶は検査しない」と述べ、「荒茶検査は二番茶から」との 方針を明らかにしたが、県は6日になって方針を一転させ、一番茶も一つの産地の荒茶だけで作られた「製茶」を検査することで、事実上、荒茶検査と見なす方 針を発表、同日から検査を始めた。

生茶葉を蒸して乾燥させると荒茶になり、荒茶をブレンドしたり、火入れしたりすると製茶になる。県経済産業部は3日、「一番茶の荒茶はすでにブレ ンドされて製品になっており、検査が難しい」と、川勝知事の発表を補強する説明をしていた。しかし、6日に記者会見した県茶業農産課の白井満課長は「荒茶 は19産地そろえるのが難しく、製茶なら19産地そろう。検査は、消費者に近い製品のほうがいい」と述べ、「ブレンドされていて検査は難しい」との説明を 撤回した。

白井課長は「検査する製茶は、荒茶とほとんど同じと考えてもらっていい」と述べ、事実上、荒茶検査を求めた政府決定に従う考えを示した。

一番茶の製茶は、荒茶を検査する場合と同じく、産地ごとに18市町19産地で行う。今週中にはすべての検査結果が出る見通し。国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された場合は、産地ごとに出荷自粛を要請する。

ただ、県農業振興課の吉田茂課長は「万が一、製茶で500ベクレルの規制値を超えたとしても、飲用する際には薄まるので問題はない」と話している。

また、県は6日、出荷自粛になった場合に、損害賠償の対象を生産者だけでなく、茶商や小売りにも拡大することなどを求める6項目の要望書を、国の原子力災害対策本部、厚労省、農水省、文科省に提出した。文書は川勝知事名で、大村慎一副知事らが上京し、文書を手渡した。

(2011年6月7日  読売新聞)

原発:停止拡大 電力9社、負担2兆円増 7社、供給余力不足

 東京電力福島第1原発事故と中部電力の浜岡原発停止の影響で原発の稼働停止が全国的に広がり、火力切り替えのコスト増が沖縄電力を除く電力9社で 年2兆円に膨らむ可能性があることが6日、分かった。7社は、今夏の供給余力が適正水準を下回る懸念があり、電力供給は綱渡りだ。原油価格高止まりも発電 コストを押し上げ、料金値上げと供給不足という二重の「電力リスク」が日本経済に打撃を与える可能性がある。

9社への取材で判明した。国内の商業炉54基のうち37基が定期検査や東日本大震災の被災などで停止(調整運転を含む)。17基が営業運転中だ が、うち5基前後が8月末までに定検に入る。各社は定検中の原発の運転再開で夏を乗り切る考えだが、地元は「国が新たな安全基準を示すのが先決」(福井 県)などと難色を示している。

東電や中部電以外にも、関西電力(11基保有)で定検中の5基の再開が見通せない上、2基が7月末までに停止予定。九州電力(6基保有)も3基が定検中で、残りのうち1基も9月に停止。北陸電力は全2基が停止中。

原発の運転を再開できない場合、夏場のピーク需要に対する供給不足分が、東北電で供給力の20・3%、東電で6・8%、北陸電で5・8%に達す る。北海道電力と中国電力を除く7社で、需要に対する供給余力を示す「供給予備率」が、業界団体が適正とする8~10%を下回り、需要急増で不足する懸念 がある。

各社とも火力への切り替えを進め、液化天然ガス(LNG)や原油の調達費が拡大。原発停止が1年続いた場合の燃料費の上乗せ分は、東電が7000 億円、九電は3650億円。9社の負担増は総額1兆9735億円に膨らむ可能性がある。電気料金に転嫁すれば、1世帯当たり1カ月600円程度の値上げ。 各社はコスト削減を徹底する構えだが、料金転嫁を迫られかねない状況だ。【野原大輔、和田憲二】

毎日新聞 2011年6月7日 東京朝刊

http://www.neystadt.org/john/album/Australia-2007/Bangkok/DSC01700_Ox_Cart.JPGhttp://www.virginmedia.com/images/area-51-aurora-431x300.jpg

Area 51 during Project Oxcart in the 1960′s


These photos were taken at Area 51 during Project Oxcart in the 1960′s. With friendly permission by the Roadrunners and TD Barnes. Click photos to enlarge.

Aerial view of Area 51 in 1965 Area 51 Tower
First landing of YF-12 #934 at Area 51, piloted by Jim Eastham with Lou Schalk in the chase plane First landing of A-12 #924 at Area 51
YF-12 #934 on the Area 51 North Ramp on Oct. 8, 1963. The camera is facing north-west; Groom Lake can be seen in the right background A-12 #940 with a D-21 drone on the Area 51 North Ramp. The camera is facing north-east, with Groom Lake in the background
A-12 on the south end of the new (at the time) Area 51 runway A-12 Line-Up on the Area 51 North Ramp, facing north-west
A-12 #933 on the Area 51 South Ramp, with Hangars 12-14 in the background A-12 on the Area 51 RCS Pylon, looking east over the lakebed

Uncertain Times

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monkeyfrog:</p>
<p>houseofmind:</p>
<p>Picture of the brain taken using DTI. DTI stands for diffusion tensor imaging and is a brain-mapping technique that images the connectivity of neuronal tracts in the brain. Imaging is achieved by following water movement (diffusion) in the brain.<br />
Image taken from: http://committedparent.wordpress.com/2008/08/15/on-neuro-gastro-integration/</p>
<p>Wow. So cool.” /></a></p>
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<p><a href=monkeyfrog:

houseofmind:

Picture of the brain taken using DTI. DTI stands for diffusion tensor imaging and is a brain-mapping technique that images the connectivity of neuronal tracts in the brain. Imaging is achieved by following water movement (diffusion) in the brain.

Image taken from: http://committedparent.wordpress.com/2008/08/15/on-neuro-gastro-integration/

Wow. So cool.

ushishir:</p>
<p>Contour map of “Turf” detonated in Area 10  of the Nevada Test Site, from Vol. III Craters and Cavities formed by  underground nuclear explosions: unclassified contour maps, Sandia  Laboratories April 1968, photocopied by FOP at the DRI Sulo &amp; Aileen  Maki Research Library, Las Vegas, June 2009 (via Friends of the Pleistocene)” /></a></p>
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<p><a href=ushishir:

Contour map of “Turf” detonated in Area 10 of the Nevada Test Site, from Vol. III Craters and Cavities formed by underground nuclear explosions: unclassified contour maps, Sandia Laboratories April 1968, photocopied by FOP at the DRI Sulo & Aileen Maki Research Library, Las Vegas, June 2009 (via Friends of the Pleistocene)

“Sometimes a move just feels right.” – Magnus Carlsen (the youngest chess player to achieve a number one world ranking)

Chess Intuition

via Great Map

Futility Closet:<br />
Between August 2000 and May 2002, more than 1,100 ancient books disappeared from the French monastery of Mont Saint-Odile. There was no sign of forced entry; the monks changed the locks and reinforced the library door with steel, but the books continued to vanish. The thief even left a rose, taunting them.<br />
Finally police installed a video camera and caught Stanislas Gosse, a Strasbourg engineering teacher, entering the darkened library through a cupboard. He confessed that he had discovered a lost map in public archives that revealed the secret entrance — he climbed the exterior walls of the monastery, entered the attic, descended a narrow stairway, and operated a hidden mechanism to open the back of the cupboard. He then browsed the library by candlelight. Apparently the passage had been used to spy on monks in medieval times, when the library had served as the monastery’s common room.<br />
Gosse was convicted of “burglary by ruse and escalade,” fined, and given a suspended sentence. “I’m afraid my burning passion overrode my conscience,” he said. “It may appear selfish, but I felt the books had been abandoned. They were covered with dust and pigeon droppings, and I felt no one consulted them anymore.”<br />
“There was also the thrill of adventure–I was very scared of being found out.”<br />
(Image: Flickr)” /></p>
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<p><a href=Futility Closet:

Between August 2000 and May 2002, more than 1,100 ancient books disappeared from the French monastery of Mont Saint-Odile. There was no sign of forced entry; the monks changed the locks and reinforced the library door with steel, but the books continued to vanish. The thief even left a rose, taunting them.

Finally police installed a video camera and caught Stanislas Gosse, a Strasbourg engineering teacher, entering the darkened library through a cupboard. He confessed that he had discovered a lost map in public archives that revealed the secret entrance — he climbed the exterior walls of the monastery, entered the attic, descended a narrow stairway, and operated a hidden mechanism to open the back of the cupboard. He then browsed the library by candlelight. Apparently the passage had been used to spy on monks in medieval times, when the library had served as the monastery’s common room.

Gosse was convicted of “burglary by ruse and escalade,” fined, and given a suspended sentence. “I’m afraid my burning passion overrode my conscience,” he said. “It may appear selfish, but I felt the books had been abandoned. They were covered with dust and pigeon droppings, and I felt no one consulted them anymore.”

“There was also the thrill of adventure–I was very scared of being found out.”

(Image: Flickr)

“We are created creative, and can invent new scenarios as frequently as they are needed.” – Maya Angelou

Great Map

surface quasi-geostrophic turbulence<br />
Art of Science 2009 Gallery<br />
Great Map” /></p>
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<p><a href=surface quasi-geostrophic turbulence

Art of Science 2009 Gallery

Great Map

The Terminal Beach. Photo courtesy Brookings: “Beneath this concrete dome on Runit Island (part of Enewetak Atoll), built between 1977 and 1980 at a cost of about $239 million, lie 111,000 cubic yards (84,927 cubic meters) or radioactive soil and debris from Bikini and Rongelap atolls. The dome covers the 30-foot (9 meter) deep, 350-foot (107 meter) wide crated created by the May 5, 1958, Cactus test. Note the people atop the dome”.<br />
Ballardian: “Extreme Possibilities”: Mapping “the sea of time and space” in J.G. Ballard’s Pacific fictions” /></a></p>
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<p><em>The Terminal Beach. Photo courtesy <a href=Brookings: “Beneath this concrete dome on Runit Island (part of Enewetak Atoll), built between 1977 and 1980 at a cost of about $239 million, lie 111,000 cubic yards (84,927 cubic meters) or radioactive soil and debris from Bikini and Rongelap atolls. The dome covers the 30-foot (9 meter) deep, 350-foot (107 meter) wide crated created by the May 5, 1958, Cactus test. Note the people atop the dome”.

Ballardian: “Extreme Possibilities”: Mapping “the sea of time and space” in J.G. Ballard’s Pacific fictions

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