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えさ汚染牛、計648頭に 山形・新潟でも見つかる
2011年7月19日3時2分
基準値を超える放射性セシウムに汚染された稲わらが牛のえさに使われていた問題で18日、福島、山形、新潟の各県は、農家から汚染わらが見つかり、計12戸から牛計505頭が出荷されたとそれぞれ発表した。これまでに判明した出荷総数は計648頭となった。
福島県以外からの出荷が判明したのは初めて。同県を含む11都県で緊急点検をしてきた農林水産省は、点検対象外の新潟、山形両県で汚染わらが見つかった ことから、対象を東日本全域に広げることを決めた。厚生労働省も、該当する牛肉を確保したら検査するよう依頼する通知を、初めて全都道府県に出した。
福島県によると、新たに汚染わらの使用が分かった農家は郡山市の2戸、二本松市、本宮市、須賀川市、白河市と会津坂下町の各1戸。7戸から計411頭が東京都や兵庫県など6都県に出荷されていた。
このうち、本宮市の農家のわらからは、これまでの調査で最高の1キロあたり69万ベクレルのセシウムを検出。乾燥前の水を含んだ状態に換算すると15万6818ベクレルとなり、国の基準値(1キロあたり300ベクレル)の約520倍に当たる。
山形県でも尾花沢市と飯豊町、白鷹町の計4戸で汚染わらが見つかった。計70頭が県内と都に出荷され、そこから奈良県や仙台市などにも出荷されていた。 いずれも宮城県大崎市の業者からわらを仕入れていたという。2戸に残るわらからは1万8100ベクレル(換算値は4113ベクレル)〜1万5800ベクレ ル(同3590ベクレル)が検出された。70頭の一部の牛を県が調査したところ、放射性セシウムは1キロあたり最大205ベクレルで、国の食肉の基準(同 500ベクレル)を下回った。
新潟県では、長岡市の農家2戸で汚染わらが見つかり、うち1戸から県内や東京都に24頭が出荷されていた。この農家が仕入れた宮城県登米市の業者のわら から1万500ベクレル(同2387ベクレル)が検出された。残っていた1頭の肉の一部を県が調査したところ、検出されたセシウムは国の基準を下回る30 ベクレルだった。
稲わら管理調査 全国に拡大へ
福島県などの農家が肉牛に与えていた稲わらから放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、農林水産省は、東北と関東の11の都県の畜産農家を対象にした餌の稲わらの管理状況の調査を、すべての都道府県に広げることになりました。
これは、鹿野農林水産大臣が19日の閣議のあとの記者会見で明らかにしたものです。今回の問題で農 林水産省は、これまで東北と関東の11の都県の畜産農家などに対して、牛に与える餌の稲わらの管理状況について調査を行うよう求めていました。しかし、対 象となっていない新潟県と山形県の農家でも、放射性セシウムを含んだ稲わらを牛に与えていたことが明らかになったことから、調査の対象をすべての都道府県 に広げることになったものです。さらに、農林水産省は東北や関東の稲わらの販売業者に対しても、原発事故以降、屋外に置かれていた稲わらを飼料として販売 していないか調べることにしています。鹿野大臣は「放射性セシウムを含んだ稲わらが、二度と牛に与えられないように各県と協力して取り組んでいきたい」と 述べ、稲わらの調査態勢を強化する考えを示しました。
セシウム汚染:稲わら利用状況調査を全国に拡大…鹿野農相
2011年7月19日 11時48分 更新:7月19日 12時34分
鹿野道彦農相は19日の閣議後会見で、東北などの11都県で実施されている畜産農家に対する稲わらの利用状況調査について、調査対象を全国に広げる意向を表明した。高濃度の放射性セシウムが含まれる餌用の稲わらが県境を越えて流通していたことなどを受けた措置。
農水省は既に東北、関東を中心とした11都県に対し▽畜産農家を対象に、原発事故後に収集された稲わらなどを餌に利用したか▽稲作農家が畜産農家に供給したか--などを聞き取り調査し、22日までに報告するよう求めている。
このうち畜産農家に対する調査を、他の道府県にも依頼する。併せて、稲わらなど飼料の販売業者に対する取り扱い状況調査も強化する。
稲わらを巡っては、これまでに福島県のほか、宮城県内の複数の業者が販売したものから暫定許容値を超える放射性セシウムが検出され、岩手、宮城、秋田、山形、新潟、栃木、茨城、千葉の畜産農家に販売された可能性が出ている。
農水省は原発事故から約1週間後の3月19日、畜産農家に対し、家畜の餌について「牧草を与える場合は、事故の発生前に刈り取ったものを使用する」などとした通知を出した。しかし、稲わらを供給する稲作農家や販売業者には指導を行っていなかった。
枝野幸男官房長官は19日の会見で「結果的に十分な周知がなされず、畜産関係、消費者の皆さんに大変なご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳な い」と陳謝。鹿野農相は「実態を把握し、そういう稲わらや(汚染わらを)与えられていた牛が出回らないようにしなければならない。検査の強化も図る」と述 べた。【佐藤浩、佐々木洋】
東日本大震災:稲わらにセシウム、牛肉流通全国拡大 生産者と消費者、募る不安
基準値を超えるセシウムを含むわらをエサとした牛肉を販売していたことを伝える掲示が張られた店舗の入り口=東京都足立区のイオン西新井店で2011年7月16日午後8時1分、津村豊和撮影
◇追いつかぬ調査
原発事故の波紋はどこまで広がるのか。16日、福島県郡山市、喜多方市、相馬市の畜産農家が与えていた稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出さ れ、またも汚染の疑いのある肉牛84頭が各地に出荷されていたことが分かった。加えて、14日に発覚した福島県浅川町産の42頭は流通先がさらに拡大し た。各地の自治体では流通経路の特定に職員が奔走。生産者は今後への不安を募らせた。
◆休日を返上
続々と明らかになる汚染に、自治体の職員は連休返上で流通経路の追跡に追われる。
最大の消費地、東京都。都福祉保健局には午前中から約10人の職員が出勤し、浅川町産の42頭のうち関係する21頭の流通先を調べていた。そのさ なか、セシウム汚染が疑われる別の84頭の存在が分かり、そのうち53頭が都内に出荷されたとの情報が厚生労働省を通じて伝えられた。
「一瞬、気が遠くなりました」と女性職員はぐったりした調子で言った。「でも消費者の安全のため、地道に追跡するしかない」
男性職員は「東京は福島県産牛肉の有数の販売・消費地。ある程度頭数が増えるとは覚悟していたが、まさか53頭とは。これでは調査が追いつかず、体制の見直しも必要になるかもしれない」とため息をつく。
◆広がる裾野
流通先が拡大した浅川町産42頭の肉は、25都道府県で消費されたとみられる。スーパーから購入して調理されたほか、洋食店やホテルでも提供され、裾野の広がりとともに消費者の不安も増している。
青森県内で見つかった1頭の肉からは規制値(1キロ当たり500ベクレル)の倍のセシウムが検出された。肉は千葉県の食肉業者が5月20日に青森 市内の精肉店に17・4キロを卸し、精肉店は15キロを市内の飲食店に販売。残り2・4キロを保管していた。飲食店に販売されたものは既に消費された。同 じ千葉県の食肉業者は5月21日、青森市内のスーパーにも13・3キロを卸し、同月中に全量販売されたという。
長野県ではセシウム汚染が疑われる1頭が県内に流通し、9・8キロが県北部の洋食店1店でハンバーグに調理され、全て客に出されたことが判明した。しかし「全量消費され、放射性物質の検査はできない」と県担当者。
新潟市では横浜市で食肉処分された1頭が5月、市内のホテルでサーロインステーキ200食分として提供されていた。
栃木県では、野木町の精肉店が4月下旬~5月上旬、焼き肉用として肩ロース肉40・4キロ(約120パック)を販売した。足利市でも同時期、スー パーがスネ肉5・5キロを合いびき肉として約40パック販売。いずれも売り切った。【武内亮、渡辺諒、山本佳孝、泉谷由梨子、畠山哲郎】
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◇1頭ごと個別番号
国内で飼われている牛には1頭ごとに10桁の個体識別番号が割り当てられ出荷から販売までの流通経路を追跡できる。番号は精肉パックの値札や焼き 肉店などの店頭に表示されており、独立行政法人家畜改良センターのサイトに入力すれば、牛の誕生日や品種、育った所などが分かる。
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◇セシウムが暫定規制値を超えた牛の個体識別番号◇
(判明分)
12526-29391
12519-99570
08364-06595
11655-05614
10651-75139
10355-21300
11627-98200
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◇セシウム汚染が疑われる牛肉が流通した都道府県
※北海道
※青森
岩手
宮城
※秋田
※山形
※福島
※茨城
※栃木
※群馬
埼玉
※千葉
※東京
※神奈川
※新潟
※石川
福井
※山梨
※長野
※岐阜
※静岡
※愛知
※三重
滋賀
※京都
※大阪
※兵庫
奈良
和歌山
※広島
※徳島
※香川
※愛媛
※高知
福岡
(南相馬産、浅川産計48頭分。※はすでに消費されたとみられる県)
毎日新聞 2011年7月17日 東京朝刊
汚染わら調査、全都道府県に拡大 農水相発表
放射性セシウムに汚染された稲わらが宮城県から福島、新潟、山形の3県に流通して肉牛のえさに使われた実態を受け、鹿野道彦農林水産相は19日、閣議後の会見で、畜産農家での稲わら利用状況を調べる緊急点検を全国47都道府県に広げると発表した。
15日に1都10県で始まった緊急点検で、原発事故後に収集された稲わらが、宮城県から福島、新潟、山形の各県の畜産農家に渡っていたことを各県が発表。汚染わらが広域に流通する実態が明らかになった。
11都県以外の36道府県に対し、19日中にも、畜産農家への稲わらの利用状況の聞き取りを依頼する。牧草とお茶の汚染が確認された11都県で原発事故後に収集した稲わらを使っていないかを調べる方針という。
秋田県が全畜産農家を調査
2011.7.19 11:48
放射性セシウムを含む稲わらを宮城県栗原市の業者が秋田県の畜産農家に納入していたことを受け、秋田県は19日、県内の肉用牛農家全180戸に立ち入り調査することを決めた。
県によると同日午後から、わらの購入先や購入時期などを聞き取り調査し、汚染している可能性があるわらについては検査を実施する。
また、わらの販売業者についても、管理状況などを調べる。
汚染わら問題で繁殖牛育成農家も調査
放射性物質に汚染されたわらを食べた牛が出荷された問題を受けて、繁殖牛を育てている農家でも19日、立ち入り調査が行なわれている。
県は肉用牛で問題になった汚染された稲わらが、繁殖牛や子牛にも与えられていないかを確認するため、県内すべての農家を対象にした調査を進めている。
繁殖牛と子牛、合わせて2頭を飼育する福島市の農家には県と市の職員が訪れ、牛に与えている稲わらの収穫時期や保管状況について聞き取りを行なった。
この農家がえさにしているわらは去年の秋に収穫したものだけで、調査の結果、放射性物質に汚染されていないことが分かった。
既存枠超えた支援要望/知事、復興相に
18日に県庁で佐藤雄平知事と会談した平野達男復興対策担当相は肉用牛の全頭検査のほか、原子力災害の損害賠償に関する特別立法や本県への再生可能エネルギー研究拠点の整備などについて「国が責任を持って取り組みたい」との考えを示した。
佐 藤知事は「本県の復興のためには既存の枠組みを超えた支援が必要」とし、原発事故の収束、原子力災害に絞った協議の場の設置、福島医大への研究・医療施設 の整備、空間線量や食品の放射線に関する安全基準の設定、放射性物質の除去に関する手法の確立などを国が策定する基本方針に盛り込むよう要望した。
県によると、平野復興対策担当相は各項目ともに検討する意向を示したという。
福島産肉牛の出荷停止へ 全都道府県で稲わら利用調査
- 2011/7/19 10:44
政府は19日、放射性セシウムの含まれた稲わらが牛に与えられていた問題で、原子力災害対策特別措置法に基づき福島県の肉用牛を出荷停止 にする方針だ。また、福島以外の稲わらからも高濃度のセシウムが検出されていることから、稲わらの流通・利用状況の実態調査を全都道府県に拡大する。
政府が出荷停止を指示するのは、福島県で放射性物質が検出された稲わらを与えられ、後に出荷された牛がこれまで500頭以上に上るため。汚染された可能性のあるこれらの牛は市場で流通し、すでに一部が消費されているとみられる。
また、新潟県の農家が肉用牛に与えた宮城県産の稲わらから、国の暫定規制値を超えるセシウムが検出された。鹿野道彦農相は同日の閣議後の記 者会見で「今日改めて47都道府県に対して実態を調査してもらうと要請することにした」と語り、これまで11都県を対象としていた稲わらの利用状況調査を 全国に拡大する意向を示した。
都城市が避難勧告解除 台風6号接近
2011.7.19 10:07
宮崎県都城市は19日午前、台風6号の接近に伴う降雨のため、霧島連山・新燃岳周辺で土石流の恐れがあるとして18日に460世帯、計900人を対象に出した避難勧告を解除した。
市によると、27世帯38人が避難した。勧告の対象地域周辺では、18日午前11時からの1時間に19ミリの雨を観測した。
えさ汚染「夢にも思わず」 福島、383頭出荷の業者
放射性セシウムで汚染された稲わらを食べ、市場に出荷された可能性がある牛の数が、また増えた。福島県だけでなく、宮城県の業者が販売したわらの汚染も相次いで分かり、使った農家が広がっている。
福島県では、新たに5市1町の7戸から出荷された計411頭が汚染わらを食べていた可能性が判明。このうち383頭は、同県須賀川市の畜産業者が育てていた。「宮城県から仕入れたわらで、汚染されているとは夢にも思わなかった」。社長(65)は驚いた様子で話した。
同市の牧場だけでも約2600頭の肉牛を飼育している大規模経営。原発事故後、宮城県栗原市の仲介業者からわらを購入して牛に食べさせてきたが、「何頭が問題のわらを食べたかはわからない」という。
稲わら利用の緊急調査、全国に通知へ…農水省
放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、農林水産省は19日、農家の稲わら利用について緊急調査を行うよう全国に通知する方針を決めた。
福島県に続き、新潟、山形県でも汚染された稲わらを食べた肉牛が出荷されたことが判明したための措置。同省はこれまで、牧草や茶葉で規制値を超える同セシウムが検出された11都県には同様の通知をしたが、新潟、山形県は含まれていなかった。
今回の両県の農家は、宮城県内で集められた稲わらを使っており、同省は汚染稲わらが広く流通している恐れがあるとして対象を全国に広げた。関東・東北の16都県では、稲わら販売業者も調査し、販売先を調べる。
(2011年7月19日10時55分 読売新聞)
汚染わら、63農家が肉牛に与える=宮城
宮城県で、暫定規制値を超えた放射性物質を含む稲わらを、県内63農家が餌として肉牛に与えていたことが19日に分かった。(2011/07/19-11:29)
東日本大震災:汚染疑い牛、出荷と移動自粛を 県、長岡の2畜産農家に要請 /新潟
長岡市の畜産農家2戸で使っていた宮城県産稲わらから放射性セシウムが検出されたのを受けて県は18日、稲わらを食べた可能性のある牛肉の検査を 進めるとともに、2戸に牛の出荷と移動の自粛を要請。県内では他に宮城県産の稲わらを使用している農家が14戸あり、使用自粛を求めるとともに検査を行 う。
県によると、稲わらを食べた可能性がある肉牛24頭のうち、4月以降に長岡市の食肉センターに23頭、東京都内の食肉センターに1頭が出荷され た。このうち長岡市のセンターから流通した卸売り業者が保管していた牛肉から30ベクレルのセシウムを検出した。2戸の稲わらから検出された放射性セシウ ムは、水分量などを補正して牧草に換算すると2387ベクレルと4632ベクレル。国が定める牧草の暫定許容値300ベクレルを大幅に超えている。【小林 多美子】
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毎日新聞 2011年7月19日 地方版
セシウム汚染:「思ってもみなかった」稲わら販売の業者
2011年7月19日 10時51分
放射性セシウムに汚染された稲わらが牛のえさに使われていた問題で、稲わらを出荷した宮城県大崎市の販売業の男性が18日、毎日新聞の取材に応じ た。同市は福島第1原発から約150キロも離れている。「爆発直後の風向きも別の方角だったし、汚染されていたとは思ってもみなかった。申し訳ない気持ち でいっぱい」と話した。
男性は3月下旬~4月、大崎市内の複数の農家から水田に置かれていた稲わらを購入し、福島県と山形県に出荷。今月に入り、福島県南相馬産の肉牛か らセシウムが検出される問題が起きたため、「商売上、『安全』の証明書が必要」と思い、民間の調査機関に稲わらを送ってサンプル調査を依頼した。
この結果が届く前に、福島県の調査で汚染が明らかになった。「商売を始めて約20年。客の信頼を損ねないよう一生懸命やってきたのに、こんな結果は残念」と唇をかむ。
国や宮城県に対しては、「稲わらの危険性をもっと周知徹底してくれなければ、一般農家は対策の取りようがない。少しでも危険があるなら、もっと早 く調査すべきだった」と憤った。宮城県ではほかに、登米市と栗原市の業者が販売した稲わらからもセシウムが検出されている。【川上晃弘】
セシウム汚染牛出荷、648頭に…新潟・山形も
放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、福島県は18日、新たに県内7戸の畜産農家で汚染された疑いのある稲わらが与えられ、計411頭が出荷されたと発表した。
新潟、山形県も、放射性セシウムに汚染された宮城県産の稲わらを使用した畜産農家があり、それぞれ24頭と70頭を出荷していたと発表。福島県で判明していた143頭と合わせ、汚染された稲わらを食べた疑いのある牛の出荷は3県で計648頭となった。
出荷された牛への汚染された稲わら投与が福島県産以外で発覚したのは初めて。新潟県の24頭は4~6月、同県内と東京都の食肉処理場に出荷されていた。
福島県産の411頭は3月28日~今月6日、福島、埼玉、栃木、群馬、兵庫県と東京都の食肉処理場に出荷。出荷したのは二本松市、本宮市、須賀川市、白河 市、会津坂下町の各1戸と郡山市2戸の計7戸の畜産農家で、本宮市の1戸が与えた稲わらからは一連の問題の中で最高値となる1キロ・グラムあたり69万ベ クレルの放射性セシウムを検出。
水分を含んだ状態に換算すると、暫定規制値(300ベクレル)の523倍に相当する。
福島県は、18日までの予定だった県内全農家に対する肉用牛の出荷自粛要請期間を延長した。
(2011年7月19日 読売新聞)
政府、全都道府県で稲わら調査 福島県産牛の出荷停止
2011年7月19日 10時37分
放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に餌として与えられていた問題で、鹿野道彦農相は19日の閣議後の記者会見で、牛の餌となる稲わらについて、これまで福島など11都県に要請していた畜産農家への利用状況調査を全都道府県に広げる方針を表明した。
これまで対象外だった山形や新潟でも高濃度の放射性セシウムを含んだ稲わらが新たに見つかったことを受け、対象範囲の拡大を決めた。
政府の原子力災害対策本部は19日午後、原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県全域の肉牛の出荷停止を県に指示する。指示に合わせて、出荷再開の条件を示した停止措置の「解除ルール」も策定し、公表する。
(共同)
汚染疑い牛、新たに505頭 宮城産わら、山形・新潟に
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県は18日、 新たに県内6市町の7農家が汚染されたわらを与えていたと発表した。7農家は計411頭を福島を含む6都県に出荷した。福島県で汚染されたわらを食べた牛 の出荷が確認されたのは、これまでの判明分を合わせ554頭に拡大した。
山形県も18日、尾花沢市と飯豊、白鷹両町の計4農家で肉用牛 に与えた宮城県産わらから最大で1万8100ベクレルのセシウムを検出し、4農家が70頭を県内と東京都に出荷していたと発表。新潟県は、長岡市の2農家 で肉用牛に与えた宮城県産わらから最大で2万600ベクレルのセシウムを検出し、うち1農家が24頭を県内と東京都に出荷したと明らかにした。
18日判明分の汚染の疑いのある牛は計505頭、流通先は8都県に上った。政府は19日に原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県全域の肉用牛の出荷停 止を指示する方針。汚染疑いの牛の出荷元が山形、新潟両県でも見つかったことから、さらなる対応が求められるのは必至だ。
福島県で汚染されたわらの使用が新たに分かったのは二本松、本宮、郡山、須賀川、白河各市と会津坂下町の7農家。
7農家が牛に与えたわらからは1キログラム当たり2300〜69万ベクレルのセシウムが検出された。最も高かった本宮市の農家の数値は、水分を補正して換算した粗飼料の暫定基準値の約523倍に当たる。
7農家のうち5農家は地元のわらを使用。二本松市と須賀川市の農家はそれぞれ福島、宮城県内の業者から購入した。宮城の業者からわらを購入した須賀川市の 農家は規模が大きく、出荷頭数も411頭のうち383頭を占めた。この農家によると、稲わらは栗原市の業者から買ったという。
一方、山形県によると、4農家は放射性セシウムが検出された稲わらを大崎市の業者から購入した。県は4農家に、肉牛の出荷とわらの供与を自粛するよう指導した。県によると、70頭のうち、県内業者に流通した4頭の肉は国の暫定基準値を下回った。
新潟県によると、長岡市の2農家は、問題の稲わらを登米市と栗原市の業者から4月と5月にそれぞれ納入した。出荷された24頭は登米市の業者のわらを食べていた。
厚生労働省はこれまで牛肉からセシウムが検出された農家が出荷した牛のみ個体識別番号を公表していたが、流通先の調査を迅速化するため、福島県分の411頭について個体識別番号を公表した。
2011年07月19日火曜日
稲わらの販売先を調査 宮城県、セシウム検出で
2011.7.19 08:11
福島県や新潟県の農家が肉用牛に与えたえさの稲わらから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、宮城県は19日、汚染したわらを販売していた県内の業者について本格的な調査に乗り出す方針だ。
東京電力福島第1原発事故時の稲わらの保管状況を調べるとともに、販売した畜産農家など流通先を特定。販売先の自治体とも連携し、汚染された稲わらが肉用牛に与えられていた実態を解明する。
これまでに、福島県須賀川市の農家に汚染された稲わらを販売した宮城県栗原市の業者が、少なくとも青森を除く東北5県のほか新潟、栃木、茨城、千葉の計9 県の畜産農家に稲わらを納入したことが分かっている。栗原市の業者に保管していた稲わらからも基準値を超えるセシウムが検出された。また、宮城県大崎市や 同県登米市の業者も汚染した稲わらを福島、山形、新潟各県の農家に納入していた。
山形県内4農家70頭出荷セシウム肉牛問題
宮城県の稲わら使用
高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、ya県は18日、県内の畜産農家4戸が放射線セシウムに汚染された疑いのある宮城県大崎市産の稲わらを使用し、計70頭を出荷していたと発表した。69頭は県内に、残りの1頭は東京都に出荷された。
出荷した畜産農家は、尾花沢市2戸、飯豊町1戸、白鷹町1戸。県が行った検査では、尾花沢市と飯豊町の農家2戸に残っていた稲わらから、水分を含 んだ状態の換算で、暫定規制値(300ベクレル)を超える1キロ・グラムあたり3590~4113ベクレルの放射性セシウムが検出された。
また、県は同日、出荷された70頭のうち県内の食肉処理場などに残っていた4頭の肉を検査したところ、放射性セシウムは1キロ・グラムあたり55~205ベクレルで、暫定規制値(500ベクレル)を下回った。
(2011年7月19日 読売新聞)
汚染稲わら問題、山形・新潟にも拡大
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「汚染された稲わら」の問題は山形や新潟にも拡大しています。
山形県では18日、2戸の農家が使っていた稲わらから国の暫定規制値より、最大でおよそ14倍上回る放射性セシウムが検出されました。この稲わらは宮城県の業者から購入したもので、このほか2戸の農家もこの稲わらを使っていました。
この業者から稲わらを購入していた4戸の農家からは、合わせて70頭の牛が山形のほか東京、奈良、宮城にすでに出荷されています。
一方、新潟県によりますと、長岡市の畜産農家2軒が使用している宮城県産の稲わらから、規制値の8倍から15倍にあたる放射性セシウムが検出されたことが分かりました。
飼育されていた牛が汚染していたかどうかはまだ分からないということですが、1軒の農家からは24頭の牛がすでに出荷されており、新潟県が流通経路を調べています。(18日22:54)
県内外5カ所に流通 静岡市が発表(7/19 07:20)
福島県浅川町の肉用牛農家が餌として与えた稲わらから高濃度の放射性セシウム が検出され、汚染された可能性のある牛肉が流通した問題で、静岡市は18日、都内の業者で処理された1頭の一部計103・6キログラムを納入した同市清水 区の処理業者を調査し、判明した流通先などを発表した。
県内外の5カ所に計20・8キログ ラムが流通し、いずれも消費されていたことが分かった。30・9キログラムは処理業者に在庫として残っていることも判明。残る51・9キログラムについ て、市は引き続き調査を進めているが、ひき肉や細切れ肉などに加工出荷された一部は流通先の特定が不可能という。この牛からは都の検査で、国の暫定規制値 (1キログラム当たり500ベクレル)を上回る、1キログラム当たり610ベクレルの放射性セシウムが検出された。
静岡市が発表した流通先は次の通り。
▽静岡市駿河区の飲食店(三角バラ7・2キログラム)▽焼津市の業者(ウデ3・3キログラム)▽焼津市の業者(ウデ2・0キログラム)▽富士市の業者(ウデ4・6キログラム)▽千葉市中央区の業者(ウデ3・7キログラム)
汚染疑い牛肉、新たに8市町で流通
福島県産肉牛の放射性セシウム汚染問題で、県は18日、出荷された42頭のうち5頭の肉計526キロが佐倉、木更津、富津、銚子、市川、流山市、芝山町のスーパーや焼き肉店などに納品され、うち249キロが消費者へ販売されていたと発表した。
また、千葉市は、福島県郡山市など3市の農家から出荷された84頭のうち2頭の計122キロが、千葉市内の食肉卸業者を通じて本県内の7施設に販売されていたと発表。このうち、7月に入荷した牛肉の在庫について市が放射性物質を検査したところ、放射性セシウムは1キロあたり69ベクレルと規制値を下回った。
(2011年7月19日 読売新聞)
登米の畜産農家に衝撃 「国は全頭検査実施を」
宮城県登米市の肥育農家が保管する稲わらから国の暫定基準値を超える放射性セシ ウムが検出された問題が、同市の畜産農家に衝撃を与えている。登米市の肉用牛の産出額は東日本でトップクラスで、影響は甚大。畜産農家は「安全な牛肉を消 費者に届けられるよう、万全な検査態勢を整備してほしい」と国に求めている。
約80頭の牛を肥育する登米市中田町の男性は3月下旬から4月上旬にかけ、地域の田んぼ約10ヘクタールで稲わらを集めた。半分を自分の牛に食べさせ、残りは近所の畜産農家に分けたという。
同市中田町の別の農家のわらからは、暫定基準値を超える1キログラム当たり3647ベクレルの放射性セシウムが検出された。男性は「福島県浅川町や南相馬市のように、自分の牛の肉からも基準値を超えるセシウムが出るのだろうか」と心配する。
男性が所属する生産者組織の地域支部は問題を受け、8月末ごろまで全ての肥育牛を出荷しないことを決めた。男性がわらを与えた牛も出荷されず、経営は大き な打撃を受ける。需要期の夏場に収入がなくなり、出荷適齢期を過ぎた牛の難しい体調管理を強いられ、餌代も余分に掛かる。
男性は「消費者に安全な牛肉を届けるには、国などが肉用牛の全頭検査を実施するしかない。早めに検査態勢を確立しないと、畜産農家がつぶれてしまう」と訴える。
「福島第1原発から約150キロ離れた登米の稲わらにも、放射性物質の影響が出るとは思わなかった」。牛約100頭を肥育する登米市南方町の男性も頭を抱える。
2006年の肉用牛の産出額を市町村別に見ると、登米市は55億円で全国8位。東北でトップ、東日本で2位の一大産地だ。この男性も「消費者と産地を守るため、関係機関は早急に対策を講じてほしい」と求める。
2011年07月19日火曜日
むつでも276キロ販売
セシウム汚染稲わらの肉用牛
福島県内の畜産農家で放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、青森県は18日、福島県郡山市と喜多方市、相馬市から出荷 された計84頭のうち、東京都中央卸売市場食肉市場を通じて牛肉308キロ・グラムがむつ市の食品小売業者2店舗に販売され、大部分が消費者に売られてい たと発表した。
県保健衛生課によると、この2店舗は青森市内の卸売業者から仕入れており、6月24日から7月1日までの間に276キロ・グラムを店頭販売。県 が、保管されていた肉32キロ・グラムを検査したところ、1キロ・グラム当たり2・2ベクレルのセシウムを検出したが、食品衛生法の暫定規制値(1キロ・ グラム当たり500ベクレル)を下回っていた。
県内ではこれまでに、福島県浅川町の農家から出荷され首都圏で解体された牛肉も流通。一部では規制値の約2倍の放射性セシウムを検出している。県は規制値を超えた牛肉を食べても「すぐに健康被害はない」としている。
(2011年7月19日 読売新聞)
[セシウム汚染問題]2式場で牛肉提供
ステーキなど169人に
福島県の畜産農家から放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた肉用牛が出荷された問題で、金沢市保健所は18日、このうち雌1頭の肉が6月、市内の2か所の結婚式場で計169人に提供されていたと発表した。
発表によると、結婚式場運営会社「かづ美」が経営する「ヴィラグランディス ジェナ」と「ヴィラグランディス カーサディケリー」(いずれも金沢市中屋)がステーキなどに調理し、6月14日に68人、18日に101人に提供した。在庫は残っていないという。
肉は、福島県郡山市などから出荷された84頭のうちの1頭。生後約2年9か月で、東京都、金沢市の食肉業者、同市内の食肉販売店を経て、両結婚式場に納入された。保健所は「健康に影響が出ることはないと考えられる」としている。
(2011年7月19日 読売新聞)
VILLA GRANDIS WEDDING RESORT KANAZAWA


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福島・浅川産牛22キロ提供江東と目黒の2飲食店で
高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた福島県浅川町の肉用牛が都内で流通していた問題で、都は18日、今年5月に処理された牛肉のうち、計約22・2キロが江東と目黒区内の飲食店2店で提供されていたと発表した。また、江東区の別の飲食店では牛肉約32・3キロを購入していたが、提供されず全量が店で保管されていた。いずれも、店名や詳細な所在地などは公表していない。
一方、同県郡山市など3市で汚染された稲わらを与えられた肉用牛のうち、千代田や文京区などでも食肉処理を行う卸売業者などへの流通が判明した。
18日には、同県須賀川市などで肉用牛計411頭が汚染された稲わらを与えられていたことも判明。このうち199頭が都内の食肉市場に出荷されており、最終的な販売先の調査を都で行っている。
(2011年7月19日 読売新聞)
肉用牛 国に全頭買い取り要望 福島
2011.7.19 02:38
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉用牛に与え、出荷された問題で、県は18日、国に対し、全頭検査に必要な体制構築や肉用牛の全頭買い取りなどの支援策を求めた。また、生産農家への調査を強化するとともに、流通段階の農産物なども放射線量検査を実施する方針だ。
県は、県内産の肉用牛の安全性確保のため、生産農家に2カ月に1回、餌や水の管理状況などを立ち入り調査する。また、農家が稲わらを含む飼料を新たに購入するなどした場合には、放射線量の検査を行う。
牛肉の放射線量検査については、郡山市の県食肉センターで、計画的避難区域や緊急時避難準備区域から出荷される肉用牛すべてで実施し、両区域外の農家から出荷される肉用牛は初回に最低1頭を検査する。
畜産家や関係団体などが求める全頭検査については、県の設備、機器、人員に限界があるため、国に早急な体制づくりを求めた。また、畜産家の支援策として、出荷困難となった牛の全頭買い取りや飼料の現物支給なども要望した。
また、県は一部で出荷前に抽出検査を行っている県内産の農産物や乳製品などについても、今後、スーパーなどの流通段階で検査を実施する方向だ。
汚染疑い牛肉、愛知と三重 新たに判明 精肉店、スーパーで販売
2011年7月19日 02時00分
放射性セシウムに汚染された餌を食べた可能性のある牛の肉が出回った問題で、愛知、三重県や名古屋市などは18日、新たに判明した県内の販売先を発表した。
名古屋市によると、北区中切町の島屋精肉店で5月1~4日に14・5キログラムを販売。緑区白土の白土フランテ館で6月15~25日に切り落としなど35キログラムが販売されたほか、区内の精肉店での販売も判明している。
愛知県によると、知多市寺本新町のやぎこうで4月29日~5月14日に合いびき肉3・7キログラムを販売。一宮市今伊勢町のミートランド若葉今伊勢店では これまで判明したものとは別に5月3~21日にもも肉スライスなどで27キログラム、日進市栄の日進フランテ館で6月15~22日にステーキ用などで15 キログラムが売られた。
愛西市柚木町のオークワ愛西プラザ店で4月18~22日に焼き肉用で0・35キログラム販売。大口町のアピタ大口 店内の丸一精肉で6月8~11日に細切れなどで7・7キログラム販売、知立市のアピタ知立店内の丸一精肉で6月9日に細切れ7・8キログラムが売られた。 豊山町のアピタ名古屋空港店内のスギモト名古屋空港店で4月23~24日、5月22~23日にスライス26・7キログラムが売られた。
豊橋市によると、絹田町で6月24~28日に切り落としやウデ18・7キログラムが販売された。岡崎市によると、大平町のオークワ岡崎インター店で4月22日にバラ焼き肉用0・45キログラムが売られていた。
三重県によると、津市のアルテ津新町で6月15~25日にステーキ用などで販売、伊賀市のアピタ伊賀上野店内の鴻原まるよしで5月8~10日に切り落とし など7・1キログラムを量り売り。津市の食肉販売店で281・5キログラム、名張市の食肉販売店で21・8キログラムが売られていた。
(中日新聞)
セシウム汚染疑い牛、県内7市1町で380キロ販売/神奈川
2011年7月19日
福島県内の畜産農家から出荷された肉牛から国の暫定基準値を上回る放射性物質が検出された問題で、汚染された可能性のある牛肉が、新たに神奈川県内7市1町のスーパーなどで計約380キログラム販売されていたことが18日、県や横浜市などの調査で分かった。販売済みの牛肉の中には、基準値の4倍を超す2100ベクレルの放射性セシウムが検出された牛肉(福島県浅川町産)も含まれていた。
県内で新たに判明した流通ルートは、浅川町から出荷された42頭と、郡山市など3市から出荷された84頭の一部の販売店など。放射性セシウムに汚染された稲わらが与えられ、福島や新潟などから出荷されていたことが18日に判明した数百頭の肉牛は含まれていない。
県などによると、浅川町産のうち、2100ベクレルのセシウムが検出された牛肉50 件は、伊勢原市内の精肉店で11、12両日に計2・8キロ販売されたほか、箱根町内のホテルで6月26~30日にかけ、計11・65キロが宿泊客らに提供されていた。
このほか、横浜市内で処理された浅川町産の別の肉牛11頭のうち、2頭分(検査未実施)の計約118キロは川崎、大和、小田原市内のスーパーなどで販売されていた。
一方、郡山、喜多方、相馬3市から出荷された肉牛は、横浜、川崎、相模原、藤沢4市で販売されていたことも新たに判明。そのうち藤沢市のデパートで「黒毛和牛」として販売された肉(6・8キロ)は、2300ベクレルのセシウムが検出された牛肉50 件と同一個体だったという。
■ セシウム検出の牛肉、埼玉でも販売
福島県浅川町で放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた牛が出荷されていた問題で、埼玉県でも国の暫定規制値を超えたセシウムを含む牛肉が消費者に販売されていたことがわかりました。
この肉は、1キロあたり500ベクレルの規制値を超える670ベクレルの放射性セシウムが検出されていて、埼玉県によりますと、春日部市や川口市などのスーパー4店舗で5月下旬から6月中旬にかけておよそ10.5キロ販売されたということです。
また、浅川町から出荷された別の牛肉は、最終的に5月の半ばごろに埼玉県鳩ヶ谷市と松伏町の焼肉店で販売されましたが、この肉についてはすでに消費されていて、放射性物質の検査はできないということです。(19日00:50)
福岡県内、流入判明は5例 放射性セシウム牛肉汚染
2011年7月19日 01:27
放射性セシウムによる牛肉汚 染問題で福岡県は18日、汚染が疑われる牛肉が新たに見つかったと発表した。食肉卸売業者が全量を保管し、販売はされていない。県内での確認は5例目で2 例は消費者に販売されている。福岡県などは購入者が牛肉を保存している場合、食べずに保健所へ届けるように呼び掛けている。
県によると、18日判明した汚染の疑いがある牛肉は 福島県浅川町産で、6月4日に福岡県内の卸売業者が東京都の食肉市場で9・8キロを仕入れ、冷凍庫で保管していた。今月16日の都の検査で、同じ個体識別 番号の牛肉から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超す670ベクレルの放射性セシウムが検出されたため、県は業者に牛肉を流通させな いように指示した。牛肉は近く処分される。個体識別番号は「12526-29391」。
これまでに販売されたのは、2300ベクレルの放 射性セシウムが検出された郡山市産と、放射性物質の検査をしていない浅川町産。6月中旬に計115・4キロが、福岡市中央区と北九州市八幡西区、田川郡で 完売した。福岡県保健衛生課は「食べたとしても、直ちに健康に影響が出ることはない」と話している。
連絡先は次の通り。福岡県田川保健福祉事務所=0947(42)9378、北九州市保健所西部生活衛生課=093(642)1441、福岡市食品安全推進課=092(711)4277。
=2011/07/19付 西日本新聞朝刊=
福島の牛、県内で19パック販売 スーパー4店舗
2011年07月19日00:31
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、県は18日、スーパー「オークワ」の県内4店舗への出荷量は他の牛肉77 件と混ざった状態で計2・5キロ(80グラムまたは180グラム入りの計20パック)で、このうち19パックが販売されていた、と発表した。
また、新たに養老郡養老町の食肉処理業者が枝肉403キロ、各務原市の食肉販売業者が4・1キロ入荷したことが判明したが、ともに一般消費者への流通はなかった、とした。
いずれも福島県郡山市などから出荷された84頭のうちの3頭。
オークワの4店舗は、それぞれ4月18~27日の間に「黒毛和牛バラ焼肉用」として計20パックを入荷。27日までにスーパーセンター養老店で 6、美濃加茂店で3、西改田店で9、プライスカット柳津店で1パックを販売。養老店と美濃加茂店で販売されたうち、8パックについては消費も確認した。個 体識別番号は08363―35918。
養老町の業者は、14日に東京都中央卸売市場食肉市場経由で枝肉を入荷したが、注文した肉質と違っていたとして18日午前、全量を返品。同日午後、都から岐阜県へ連絡があり、84頭のうちの1頭と分かった。
各務原市の業者は6月9日、名古屋市の食肉処理業者から自家消費用に入荷。「すべて家族と親戚で食べた」と話しているという。個体識別番号は08365―63274。
基準値超える牛肉販売 ヨーカ堂、千葉の2店で
2011.7.19 00:35
大手スーパーのイトーヨーカ堂は18日、福島県から出荷され、暫定基準値を超える放射性セ シウムが検出された牛1頭の肉計41・7キロを千葉県内の2店で販売していたと発表した。ヨーカ堂は福島県産牛肉の販売を当面見合わせるほか、仕入れ先な どと協力して肉牛の飼料の放射性物質の検査を実施する方針。
販売していたのは成田店(成田市)と、食品館おおたかの森店(流山市)の2店。販売期間はいずれも今月1~10日で、成田店は21・8キロ(286パック)、食品館おおたかの森店は19・9キロ(147パック)を販売していた。
ヨーカ堂は返品や返金に応じる。問い合わせは成田店が電話0476(27)8111。食品館おおたかの森店は同04(7154)3311。いずれも午前10時から午後9時まで。
宮城県産稲わらから高濃度セシウム
各務原、養老の業者にも入荷
汚染わら牛肉
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた福島県の肉牛84頭の牛の肉が県内でも流通していた問題で、県は18日、各務原市の食肉販売業者と養老町の食肉処理業者に計407・1キロが入荷していたと発表した。
県によると、各務原市の食肉販売業者には名古屋市の業者を通じて先月9日、4・1キロ(個体識別番号08365―63274)を仕入れた。肉は販売せず、業者家族がバーベキューで全て食べたという。
養老町の食肉処理業者は、東京都中央卸売市場を通じて14日、枝肉403キロ(個体識別番号08363―56616)を仕入れた。だが、16日の 解体加工中に品質が悪いことが発覚。売り物にならないとして、18日午前中に全て返品したという。仕入れ先の肉は同市場に返品されたため、今後は東京都で 放射性物質の検査をする見込み。
(2011年7月19日 読売新聞)
福島県全域の肉牛、出荷停止へ 政府が午後指示 解除ルールも策定
2011.7.19 08:13
福島県三春町の畜産農家で飼育される肉用牛=16日
放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に餌として与えられていた問題で、政府の原子力災害対策 本部は19日午後、原子力災害特別措置法に基づき、福島県全域の肉牛の出荷停止を県に指示する。指示に合わせて、出荷再開の条件を示した停止措置の「解除 ルール」も策定し、公表する。枝野幸男官房長官が記者会見し、正式に発表する見通し。
福島県からは3月28日~7月13日、汚染の疑いの ある肉牛554頭が農家14戸から出荷され、少なくとも38都道府県に流通。検査を実施した一部の牛の肉から、暫定基準値(1キログラム当たり500ベク レル)を超える放射性セシウムが検出された。最大は基準値の8・7倍に当たる同4350ベクレル。
県は県内の肉牛の出荷と移動を19日まで自粛するよう通知しているが、対策本部は検査態勢が整い、安全が確認できるまでの間は出荷停止が必要と判断した。
福島県 「二本松市、本宮市、郡山市、須賀川市、白河市、会津坂下町 肉牛のエサに放射性セシウム」 お知らせ
福島県は、二本松市1戸、本宮市1戸、郡山市2戸、須賀川市1戸、白河市1戸、会津坂下町1戸の肉牛農家で、放射性セシウムが含まれる稲わらを肉牛に与えていたことが判明し、既にこれらの農家から411頭が出荷され、流通したと発表した。
県によると、411頭は2011/03/28~07/06までに、(株)福島県食肉流通センター、東京都立芝浦と場、埼玉県川口と畜場、栃木県那須地区食 肉センター、(株)群馬県食肉卸売市場、兵庫県西宮市食肉センターに出荷されたという。調査の結果、当該農家の稲わらから最大で690,000ベクレル /kgの放射性セシウムが検出された。県は農家に肉牛の出荷及び移動の自粛を引き続き要請するとともに、当該稲わらの給与禁止を指導した。なお、立ち入り 調査の際、原発事故発生後に収納した稲わらを与えていた牛の尿を採取し検査したところ、検出限界値以下~41ベクレル/kgと低い値になっているという。
県の07/18付の発表によると、07/11~07/17まで計画的避難区域及び緊急時避難準備区域の全ての牛飼養農家、その他の区域の肉牛飼養農家を対 象に行った緊急立ち入り調査の結果、放射性物質に汚染された稲わらの使用が確認された農家は25戸(給与17戸・敷料8戸)。うち肉牛の出荷が確認された のは郡山市4戸、須賀川市1戸、白河市1戸、喜多方市2戸、二本松市1戸、本宮市1戸、相馬市1戸、南相馬市1戸、浅川町1戸、会津坂下町1戸の10市町 14戸。03/28~07/13までの間に、福島27頭、山形2頭、宮城12頭、栃木3頭、群馬9頭、埼玉9頭、千葉5頭、東京281頭、神奈川14頭、 兵庫192頭の計554頭が出荷された。
県は、08/03を目途に、その他の区域の繁殖牛飼養農家を対象に調査を行うこととしている。(R+編集部)
「原発の安全強化策、5年以内に」
NRC=アメリカ原子力規制委員会のヤツコ委員長は、原発事故に対する安全強化策を今後5年以内に履行すべきとの方針を明らかにしました。
「NRCと原子力産業に対し、2016年までの今後5年以内に福島の事故からの教訓を学び、適用するプロセスを完了し履行するよう求める」 (NRC=アメリカ原子力規制委員会 ヤツコ委員長)
NRCの調査チームは先週、報告書を発表し、電源喪失時に備え最低8時間分のバッテリー確保を義務付けるといった安全対策の強化をアメリカの原発事業者に対して勧告していました。
これを受けヤツコ委員長は18日、今後90日以内に具体的な安全強化策をまとめる方針を示すとともに、5年以内に電力会社がこれを履行するよう求めました。
原発関係者などからは5年は短すぎると反発する声が早くも上がっていますが、ヤツコ委員長は、「原発の安全確保のためにはさらに強力な措置が必要だ」と早期履行に理解を求めました。
一方、福島でセシウムに汚染されたわらが牛のえさに使われていた問題について、ヤツコ委員長は「汚染のレベルは測定可能だ」と述べた上で、「ただちに害を及ぼすものではない」との見方を示しました。(19日07:23)
道、餌の稲わら使用を調査 畜産農家650戸対象 福島など11都県産
(07/19 07:30)
福島県で放射性セシウム100+ 件に 汚染された稲わらを食べた牛の肉が道内に流通していたことを受け、道は、道内で肉用牛を育てて出荷する畜産農家約650戸を対象に、福島県産など東北や関 東、東海の11都県産の稲わらを使用していないかどうかについて、聞き取り調査に乗り出す。18日、道庁で開いた食の安全・安心推進本部会議で決めた。
原発事故後に仕入れ急増 西宮食肉センター
放射性セシウム32 件に 汚染された稲わらを食べたことが新たに判明した福島県産の肉牛411頭のうち、兵庫県に出荷された192頭すべてが西宮市食肉センターで解体されていた問 題で、仕入れた同市の食肉卸業者が3月の福島第1原発事故後、福島県からの仕入れを急増させていたことが18日、西宮市への取材で分かった。市は流通経路 などとともに経緯を詳しく調べる。
西宮市によると、同センターは年間約1万6千頭の牛を解体。このうち福島産は2009年度21頭、10年度3頭に対し、11年度は震災後の4カ月半余りで219頭に上る。大半が今回、192頭を仕入れた業者によるものとみられる。
兵庫県生活衛生課によると、県が所管する加古川食肉センターでも福島産が増え、4月以降、64頭を処理したという。
福島産が急増した理由について、JA全農兵庫県本部は「東北の食肉処理施設が被災したため、関西での依頼が増えているのでは」と推測。また、福島県産牛の価格は「震災直後に暴落したが、セシウム32 件汚染問題の発覚後、さらに落ち込んでいる」としている。
西宮市は18日、この業者に事情を聴き対応を協議。流通経路を把握した上で19日夕に調査結果を発表するという。
(上杉順子、桑名良典)
(2011/07/19 06:30)
東日本大震災:汚染疑い牛拡大 苦境訴える声続々--福島畜産家緊急会議
◇国の対応に憤り
放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた肉牛の出荷は18日、新潟県と山形県でも発覚。福島県では一気に広がった。農林水産省は冷静だが、畜産業界では国の対応への批判が高まっている。
「新潟の畜産農家は気の毒で残念な事態だ。調査を急ぎたい」。農水省のある幹部は新潟県から汚染の疑いのある牛が出荷された事態を受け、こう話す一方で、「新潟は宮城に比較的近く、福島の隣。驚いてはいない」と冷静に受け止めた。
一方、福島県白河市のホテルでは18日、畜産農家らでつくる全国肉牛事業協同組合の「福島県緊急ブロック会議」が開かれた。原発事故による風評被 害に追い打ちをかける事態として悲鳴のような現状報告が続出。国や県による全頭検査や安全証明書発行、国による買い上げなど早急な対策実施を、21日東京 で開かれる緊急理事会に提案し、国に対応を求めることを決めた。
参加した約70人からは、政府が19日にも予定する県内牛の出荷停止について「解除後、信頼を失った福島の牛が売れるのか」「出荷停止の間にも餌 代がかかる」などと苦境を訴える声が相次いだ。長谷川栄伸理事(56)は「消費者に安心して肉を食べてもらうことが喜びであり誇りだった。今回の問題は人 災だ」と語った。
会議を終えた参加者らは、農水省が3月19日に出した屋外に保管した飼料を与えないようにとの通知に関して「震災直後の混乱の中、紙切れ一枚で周知できるわけがない」と口々に憤りを示した。【小泉大士、大野友嘉子、佐藤浩】
毎日新聞 2011年7月19日 東京朝刊
高濃度セシウム灰埋却問題 小坂町、事前連絡を放置
千葉県松戸市の一般ごみ焼却場から出た灰から環境省基準の約1・3倍にあたる放射性セシウムが検出され、この灰が小坂町の最終処分場に埋め立て処分された問題で、同市が同町に「検査で基準値を超える放射性セシウムが検出された」と伝えたにもかかわらず、同町が何ら措置を取らずに埋却されていたことが18日、わかった。同市からの電話を受けた町職員が上司に報告していなかった。
県によると、埋却された灰は39・5トン。松戸市は7月4日に検査に出したが、結果を待たずに本県に搬送。灰は9日と12日、同町の最終処分場に埋却された。
同町などによると、同市は11日に検査結果を把握後、1時間以内に電話で同町に伝えた。同町町民課生活環境班には廃棄物の担当者がいるが、11日は休暇だったため、同じ班の別の男性職員が電話を受けた。職員は重要な問題と認識せず、上司に報告しなかったという。
同町の赤川克宗副町長は14日の取材に対し、「事前に報告してもらえず遺憾だ」と憤っていた。
同町が13日、松戸市に対し、放射性物質濃度の検査結果を速やかに報告するよう通知を出したところ、「既に伝えた」と返答があった。同町は「検査結果の報告は受けていない」と主張していたが、読売新聞の取材を受け、再度内部調査し、職員が報告を受けていたことを認めた。
細越満町長は取材に対し、「職員が情報の重要性を認識できず、このような事態になった。責任を感じている。情報伝達の不手際を検証し、再発防止策を講じる」と話した。
また、同町の最終処分場の親会社「DOWA(ドウワ)エコシステム」(東京都)も、同市から11日に検査結果を伝えられていたが、結果的に埋却されていたことがわかった。
同社によると、問題の灰は、同社が同市から連絡を受けた11日、JR大館駅構内で一時保管されていた。同社はすぐに最終処分場への搬送を中止するよう指示したが、搬送担当者が一時保管中の灰は問題がないと誤解し、埋却処分された。
同社企画広報部は「搬送中止が実行されなかったことは、我々にも責任がある」としている。
県内で高濃度セシウムが 検出された灰が埋却処分されたことが確認されたのは、小坂町だけ。同町は当面の間、住民や自然に影響がないかどうか、処分場の放射線量を調査することにし ている。一方、松戸市は「一義的には、検査結果を待たずに搬送した私たちの責任。町民の方々に申し訳ない」としている。
(2011年7月19日 読売新聞)
汚染疑い肉 魚津で販売
スーパーで6~7月
福島県の畜産農家で高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、富山県は18日、福島県喜多方市で飼育され、汚染された稲わらを餌にしていた牛の肉23・8キロが、魚津市上村木のスーパー「バロー魚津店」で6~7月に販売されていたと発表した。
富山県によると、この牛は、福島県が16日、喜多方市などの畜産農家5戸が汚染された稲わらを与え、すでに出荷したと発表した計84頭のうちの1頭だった。
5月12日に東京都内で食肉処理され、大阪市や名古屋市の食肉卸業者などを経由し、6月16日に同店に入荷。同月16~18日、7月2~3日に、 「黒毛和牛すき焼用(肩ロース肉)国内産」「黒毛和牛カレー用国内産」などとして全量販売された。富山県は、ほかの小売店にも汚染された疑いのある肉が流 通していないか、情報収集を進めている。
県は該当する肉を保管している場合は、「バロー魚津店」に連絡するよう呼びかけている。問い合わせは午前10時~午後9時に同店(0765・23・1511)。
同店店長は「流通している商品は大丈夫だと思っていたが、連絡が来て驚いている。国はもっと早く対策をとってほしかった」と話した。
(2011年7月19日 読売新聞)
えさ汚染、避難の牛9300頭も調査へ
2011年7月19日3時3分
基準値を超える放射性セシウムに汚染されたわらが相次いで見つかったことを受け、福島県と農林水産省は、農家が避難のために県内外に移動させた牛約 9300頭についても汚染されていないかどうか調べることを決めた。対象農家は約400戸で、えさの管理状況などの聞き取り調査を始める。
約9300頭は原発事故に伴う計画的避難区域内で飼育されていた牛。4月下旬の区域設定以降、6月下旬までに9割以上が移動したという。一部がすでに出荷されたほか、競りで売られるなどして飼育が続けられているという。
県は現在も同区域に残っている農家3戸は調査を済ませている。稲わらと肉用牛の汚染が広がっていることから、避難した農家からも当時の状況を確認する必要があると判断した。
県と農水省は、個体識別番号から移動先や流通先を調べる。農家には原発の事故以降に回収した稲わらを与えていなかったかなどを確認。問題があれば移動先の都道府県にも情報提供し、指導を求めるという。
県によると、対象となるのは多くが繁殖用の雌牛。既に一部出荷された肉では、これまで実施したサンプル調査で放射性セシウムが基準値を超えた例はないという。(井上亮)
汚染ワラ 福島、新潟、山形で肉牛を出荷
< 2011年7月19日 3:32 >
牛の餌となる稲ワラから国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された問題で、18日、新たに福島、新潟、山形の3県で問題の稲ワラを与えられていた肉牛計505頭が出荷されていたことがわかった。
福島県は18日、須賀川市などの7戸の肉牛農家から、問題の稲ワラを与えられていた411頭が出荷され、流通していると発表した。出荷先は東京や栃木、群馬、兵庫など6都県に及んでいる。
また、新潟県では24頭、山形県では尾花沢市や白鷹町など計70頭が出荷されていることが判明し、新たに3県で計505頭が出荷されていたことがわかった。
この結果、これまでに福島、新潟、山形の3県で計648頭の肉牛が出荷されており、各県は国を通じ、流通状況の確認を急いでいる。
セシウム汚染:9県の農家に稲わら納入…宮城・栗原の業者
放射性セシウムを含む稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県須賀川市の農家に汚染された稲わらを販売した宮城県栗原市の業者が、少なくとも岩 手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、栃木、茨城、千葉の計9県の畜産農家に稲わらを納入していたことが分かった。業者が18日、明らかにした。
宮城県は県内の稲作農家から稲わらの保管状況や販売先などの聞き取り調査を実施する。
業者は、保管していた稲わらを保健所に持ち込んだところ、基準値を超えるセシウムが検出されたという。
毎日新聞 2011年7月19日 0時57分
福島県のセシウム汚染疑い牛、計554頭が出荷済み
福島県は18日、新たに7戸の畜産農家で、放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与え、うち411頭がすでに出荷されたことがわかったと発表した。これで、福島県から出荷されたセシウム汚染の疑いがある肉牛は、計554頭に上った。

ロイター
福島県の発表によると、須賀川市や白河市など5市1町の畜産農家で、原発事故発生後に購入・収納した稲わらを肉牛に与えていたことが、新たに判明 した。その稲わらに含まれる放射性セシウム量(134+137)は、1kg当たり2,300-69万ベクレルという高濃度だった。
出荷された肉牛は、福島県内のほか、都内や埼玉県、群馬県、栃木県、そして兵庫県に流通していた。
これで、福島原発事故の発生後、放射性セシウムに汚染された稲わらを食べ、出荷された肉牛数は計554頭となった。出荷期間は3月28日から7月13日で、東北地方や関東地方、そして兵庫県に流通した。
報道によると、政府は原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県中の肉牛に対する出荷制限を、19日にも同県知事に指示する方針だという。
汚染わら食べた牛、山形から70頭 東京・奈良などに流通
- 2011/7/19 0:37
山形県は18日、県内の農家4戸が暫定規制値を超える放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に食べさせていたと発表した。これらの農家はわらを宮城県大崎市の業者から購入。4月7日以降東京都、奈良県、仙台市と県内に計70頭分が出荷されたという。
70頭分のうち、県内の業者に保管されていた4頭分の肉は国の暫定規制値を下回った。山形県は県内すべての肉牛と乳牛の農家計約1400戸に対して稲わらの管理状況調査を行い、うち稲わらを主要な餌としている400戸については立ち入り検査をするとした。
農家は尾花沢市2戸、飯豊町、白鷹町の計4戸。飯豊町の農家のわらからは1キロ当たり1万8100ベクレルのセシウムを、尾花沢市では1万 5800ベクレルのセシウムをそれぞれ検出。ほかの2戸はわら全量を与えていたため、検査できなかったが、県は、同じ業者から購入していることから、セシ ウムが含まれていたとみている。
4戸はわらを4月2日~10日に購入した。〔共同〕
汚染疑い牛、新たに411頭 6都県に出荷 福島県調査
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県は18日、 新たに県内6市町の7農家も汚染された稲わらを与えていたと発表した。7農家は3月28日から7月6日まで、計411頭を郡山市や関東方面の食肉センター など6都県に出荷した。福島県で汚染されたわらを食べた牛の出荷が確認されたのは、これまでに判明した143頭を合わせ554頭に拡大した。
また新潟県は、長岡市の2農家で肉用牛に与えていた宮城県産わらから最大で2万600ベクレルのセシウムを検出し、うち1農家が24頭を既に県内と東京都に出荷したことを明らかにした。
福島県で汚染されたわらの使用が新たに分かったのは二本松、本宮、郡山、須賀川、白河各市と会津坂下町の7農家。
7農家が福島第1原発の事故後に収穫もしくは購入して牛に与えたわらからは、1キログラム当たり2300~69万ベクレルのセシウムが検出された。最も高かった本宮市の農家の数値は、水分を補正して換算した粗飼料の暫定基準値の約523倍に当たる。
7農家のうち5農家は地元のわらを使用。二本松市と須賀川市の農家はそれぞれ福島、宮城県内の業者から購入した。福島の業者のわらは須賀川市周辺で集荷された。
宮城の業者からわらを購入した須賀川市の農家は規模が大きく、出荷頭数も411頭のうち383頭を占めた。この農家によると、稲わらは栗原市の業者から購 入したという。この農家は「放射能がどこまで拡散していたか、しっかり公表しなかった(国や東京電力の)責任は重い。補償は当たり前だ」と話した。
一方、新潟県によると、長岡市の2農家は、放射性セシウムが検出された稲わらを登米市と栗原市の業者から4月と5月にそれぞれ納入し、出荷された24頭は登米市のわらを食べていたという。
政府は19日にも原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県全域の肉用牛の出荷停止を指示する。汚染疑いの牛の出荷元が新潟県でも見つかったことから、さらなる対応が求められるのは必至だ。
2011年07月19日火曜日
福島県/放射線汚染の稲わら給与した肉牛554頭出荷
(商品 / 2011年07月18日)
福島県は7月18日、放射性物質に汚染した稲わらの使用が確認された農家が25軒で、そのうち給与した肉牛の出荷は554頭だったと発表した。
7月11日から17日までに農家の緊急立入調査結果によるもので、3月28日から7月13日の間、福島県27頭、山形県2頭、宮城県12頭、栃木県3頭、群馬県9頭、埼玉県9頭、千葉県5頭、東京都281頭、神奈川県14頭、兵庫県192頭を出荷していた。
出荷した農家は、郡山市(4戸)、須賀川市(1戸)、白河市(1戸)、喜多方市(2戸)、二本松市(1戸)、本宮市(1戸)、相馬市(1戸)、南相馬市(1戸)、浅川町(1戸)、会津坂下町(1戸)。
なお、このうち二本松市1戸、本宮市1戸、郡山市2戸、須賀川市1戸、白河市1戸、会津坂下町1戸での稲わらの放射性セシウムは69万ベクレル/kgから9500ベクレル/kgの数値だった。
九電社長9月辞任で調整、全取締役報酬カットへ
玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働を巡る「やらせメール」問題で、辞任の意向を固めている九州電力の真部社長は18日、読売新聞の取材に対し、辞任時期について、「当面の課題解決のメドがついた段階になる」と述べ、再発防止策などをまとめた上で、9月末を念頭に調整していく考えを示唆した。
九電は27日に社内処分を決める予定だが、真部社長は「取締役は全員が処分対象」として、自身を含む常勤の全取締役13人の報酬カットを盛り込む方針だ。
真部社長は「辞任する思いは決まっている」と、初めて辞意を明言した上で、メール問題の再発防止策に加え、玄海原発の再稼働や夏場の電力供給などを当面の課題に挙げ、これらの解決に道筋がついた段階で社長を退く考えを示した。
(2011年7月19日 読売新聞)
玄海原発の危険性を指摘、唐津で東大名誉教授講演
九州電力玄海原子力発電所(玄海町)の安全性について考えるシンポジウムが17日、唐津市で開かれた。井野博満・東京大名誉教授(金属材料工学)が運転開始から約36年が経過した玄海原発1号機の危険性について講演した。
「玄海原発プルサーマル裁判の会」など反原発の市民団体でつくる実行委員会の主催で、会場の文化体育館には約200人が集まった。
井野氏は1号機の圧力容器から取り出した試験片から算出された、もろさの指標「脆性(ぜいせい)遷移温度」が98度(2009年)となった点を問題視。「九電が03年に示した技術評価書の予測値を約20度上回り、理屈に合わないことが起きている」と述べた。
この温度が高いほど、鋼鉄製の圧力容器が中性子を浴びてもろくなっており、緊急冷却などの温度変化で壊れる恐れがあると指摘。「技術評価をやり直して原子力安全・保安院が安全性を確認するまで1号機の運転を停止すべきだ」と主張した。
同様のシンポジウムは18日午後6時半から、佐賀市のアバンセでも開かれる。資料代800円。当日参加可。問い合わせは原さん(090・5286・5853)へ。
(2011年7月18日 読売新聞)
九電社長 辞任言明 メール問題の決着後 早期は否定
2011年7月17日 01:02 カテゴリー:社会 九州 > 福岡

真部利応社長
九州電力の真部利応(まなべとしお)社長は16日、西日本新聞の取材に対し、やらせメール問題の検証と再発防止策策定などで解決の道筋を付けた段階で引責 辞任する考えを明らかにした。「メール問題が発覚した時点で(辞任する)覚悟は決めていた。ただ山積する課題の一つでも現体制でやりたい」と述べ、月内な ど早期辞任は否定した。辞任時期は明確にしなかったが、九電は第三者委員会に2-3カ月かけて分析と再発防止策をまとめてもらい、具体策を決める予定にし ており、真部社長は来春までの任期前に辞任する見通しが強まった。
やらせメール問題は、九州経済界を代表する九電トップが任期途中に辞任に追い込まれるという異例の事態に発展することになる。後任は未定。
真部社長は取材に対し、第三者委員会の提言を受けた対策や電力の需給問題、業績悪化への対応といった課題を挙げ、「この状態で新体制に引き継ぐのは厳し い」と明言。関係者の処分内容を協議する27日の取締役会では「進退問題も議題に出ると思う」と述べ、メール問題決着後の引責辞任と当面の続投方針が諮ら れる見通しを示した。
松尾新吾会長は16日、「(早期辞任を求めた15日の)海江田万里経済産業相の発言は重く受け止める」とする一方 で、27日の取締役会で社長から即時辞任の申し出が出た場合、慰留する考えを示した。自らの進退について「周囲から辞めるなという声があるが、それには甘 えない」と述べ、辞任も視野に入れていることを示唆した。九州経済連合会会長については「(九電の)会長ではなくても続けた例はある」と述べ、切り離して 判断するとした。
真部社長は2007年6月、末席の取締役から14人抜きの抜てきで社長に就任した。
=2011/07/17付 西日本新聞朝刊=
連載
原口一博×武田邦彦 それでも原発は必要か(最終回):どのように向き合っていけばいいのか? 放射能との生活 (1/3)
福島第1原発で事故が起き、「放射線の影響は大丈夫なのか」と不安や恐怖におびえた人は多いはずだ。事故後、私たちはどのように生きていけばいいのだろうか。この問題について、原口一博議員と武田邦彦教授が語り合った。
[土肥義則,Business Media 誠]
3月12日15時36分、福島第1原発1号機の建屋で水素爆発が起きた。原子炉建屋が吹き飛び、作業員4人が負傷――。
「原発で何が起きたのか」「放射線の影響は大丈夫なのか」「政府や東電の情報を信じてもいいのか」。このような不安そして恐怖におびえた人も多いはずだ。
未曽有の事故が起きた今、私たちはどのように生きていけばいいのだろうか。この問題について、民主党の原口一博議員と中部大学の武田邦彦教授が語り合った。
原口一博×武田邦彦「それでも原発は必要か」バックナンバー:
→【第1回】なぜ信用できないのか? 政府が発表する原発情報に
→【第2回】原発の情報を公開できない……その背景にあるものとは
「隠す」「ズルする」「独占する」
武田:巨大な原発の技術は、情報を公開しなければいけないと思っています。また政治的そして社会的にもきちんとしたシステムがないと、正しく運営されないと思う。
もし今後も原発を動かし続けるのであれば、情報公開をきちんとしなければいけない。事実を重視し、それを分析する。そうでなければ原発を安全に保つことは難しいと思いますよ。
原口:ですね。
武田:日本はこれから新しい技術に挑戦しなければいけません。例えばリニアモーターカーなど。新たな技術がどんどん導入されていきますが、これまでのように「隠す」「ズルする」「独占する」という環境の中ではうまくやっていけませんよ。
福島第1原発の事故では「隠す」「ズルする」「独占する」――すべて行ってきた。新しい技術を導入するときには「隠さない」「ズルしない」「独占しない」ことを徹底してやってもらいたいですね。
原口:その通りだと思います。また巨大な資本によって、巨大な広告料によって、フリーのジャーナリストを邪魔した証拠があります。大メディアが邪魔をね。
情報統制するのは、政治の世界だけではなく、メディアも変わらなければいけない。国民が「知る」ことを怖がってはいけません。むしろ事実を知らないことに対し、恐怖を感じなければいけない。
武田:政治の自由も感じられないのですが、報道の自由も感じられませんでしたね。政治家がグラついていては、報道もグラついてしまうのでしょう。
子どもたちには愛情を
武田:震度6以上の地震があれば「日本の原発は危ない」ということを再度認識していただきたいですね。もしもう一度原発事故が起きてしまうと、本当に日本はダメになってしまう。多くの人はどうしていいか分からない状態になると思うので、どうしても未然に防がなければいけない。
すぐに原発を停止することはできません。現実的には。この原発で事故が起きたらどうすればいいのか、ということを国民に教えなければいけません。万が一、原発で事故が起きてもどうすれば被ばくせずにすむか、対策をとらなければいけない。
福島第1原発が事故を起こしたとき、政府は近隣の住民にマスクを配って、風向きを教えて、逃げ方を教えるべきでした。しかしそれができなかった。これはとても残念なこと。
原口:その通りですね。
武田:福島県に住んでいるお母さんはとてもかわいそうです。例えば野菜は福島産ばかり。本当は、福島県に住む子 どもこそ、放射性物質の入っていない野菜を届けて、食べさせてあげなければいけない。「みんなごめんね。今、ここの放射性物質は高いけど、野菜だけは新鮮 なモノを食べてね」と言えるようにしてほしい。
原発の事故は絶対に許されないこと。しかしこうして現実には起きてしまった。最悪の事態になってしまいましたが、少なくとも子どもたちには愛情を注いでほしいですね。そうした愛情があれば、お母さんやお父さんはなんとか前向きになれるかもしれません。
しかし現状は、全く逆なんですよ。「我慢してくれ」「我慢してくれ」ばかり。こんなことばかり言っていても、現地の人は救われませんよ。
福島県の人だけでなく、首都圏の人でも「いつ逃げようか」と考えている人はたくさんいます。いろんな問題が積み重なってきたので、不安でたまらないのでしょう。こうした問題をどのように解決すればいいのか。やはり政治しかないんですよ。
経済活動も人の心が後ろ向きになってしまえば、うまく回っていきません。政治家には、この国の明るい未来を示してほしいですね。
励ますこと、支え合うこと、共同すること
武田:人間には間違いをすることがあります。しかも何度もあります。しかし今回の原発事故は、ものすごく大きな間違いを起こしてしまった。大きな間違いであったがゆえに、いろんな問題が浮き彫りになりました。
福島県で苦しんでいる人たちは、助けなければいけません。また原発事故をきっかけに不幸になった人にも手を差し伸べてあげなければいけません。
日本社会の何が間違っていたのか。事故を受け、これからどうすればいいのか。特にこれから日本を背負っていく若い人たちには考えていただきたい。後ろ向きになってはいけないと思う。
僕はよくこんなことを言っています。「日本政府は“日本人総家畜化計画”を進めている」と。誰かが言ったことを、言われたとおりにやる。こういう 社会の行き詰まりを、今回の事故は示したのではないでしょうか。2度と同じ失敗を繰り返さないためにも、とにかく深く深くこの問題を考えていくことが大切 だと思っています。
原口:僕は、真実と向き合う勇気を共有することが大切だと思っています。その真実はときにものすごく醜かった り、恐ろしかったりするでしょう。しかしそこと向き合う姿勢をもっていれば、乗り越えることもできる。もしその姿勢をなくせば、知らないうちに家畜にな り、やがて屠殺場に行くことになるでしょう。
とにかく共有することが大切です。励ますこと、支え合うこと、共同すること、この価値観がこれからは非常に大切になってくるでしょう。
今の世の中は知識情報化社会。エネルギーの独占社会でもなければ、産業の独占社会でもありません。ネットワークで仕事をする時代なんです。横にい る人を大切にすれば、それが解決型の学びにもつながっていく。なので若い人には、ぜひ真実に向き合うことに恐れないでほしいですね。(終わり)
プロフィール
原口一博(はらぐち・かずひろ)
1959年佐賀県生まれ。1983年東京大学文学部心理学科(第4類心理学)卒業。1987年佐賀県議会議員当選。1996年衆議院議員に当選。 2003年民主党副幹事長。2009年総務大臣。この間、郵政民営化に関する特別委員会筆頭理事、総務委員会筆頭理事、拉致議連(北朝鮮に拉致された日本 人を早期に救出するために行動する議員連盟)副会長などを歴任。現在は衆議院総務委員長を務める。
著書に『ICT原口ビジョン』(ぎょうせい)、『平和 核開発の時代に問う』(ゴマブックス)などがある。
武田邦彦(たけだ・くにひこ)
1943年東京都生まれ。1966年東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。1986年より同社ウラン濃縮研究所長を務め、自己代謝 材料の開発に取り組む。1993年より芝浦工業大学工学部教授、2002年より名古屋大学教授を経て、2007年3月より中部大学総合工学研究所の教授。 また内閣府原子力安全委員会の専門委員などを歴任する。
著書に『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(洋泉社)、『偽善エネルギー』(幻冬舎新書)のほか、原発問題をテーマにした『原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある 』(ベスト新書)などがある。
原爆被爆者における固形がんリスク |
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このテーマについての参考文献
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原爆被爆者における白血病リスク |
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このテーマについての参考文献
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牛個体識別情報検索サービス(情報の公表)
Q A-8.牛の個体識別の履歴から一番長い飼養地を原産地とすることは可能ですか。
A 複数の産地を経由した牛の国産牛肉について「原産地」として都道府県などを表示する場合は、もっとも期間の長い場所(主たる飼養県)を表示することになっています。(JAS法に基づく生鮮食品品質表示基準(農林水産省))
しかし、牛個体識別情報検索サービスの表示内容のみで原産地を特定出来ない場合もありますのでご注意下さい。
なお、販売店の表示内容に疑問がある場合は、販売店に確認するとともに、牛肉の産地表示などのJAS法に関するお問い合わせは、農林水産省地方農政局各地方農政事務所消費・安全部表示・規格課(JAS担当)にお問い合わせください。
牛出荷 16戸に自粛要請
県、汚染稲わら使用疑いすでに24頭処理場へ
長岡市内の畜産農家2戸が飼料として利用していた宮城県産の稲わらから、高濃度の放射性セシウムが検出された問題。県の発表によると、2戸のうち 1戸が、4~6月に24頭の牛を県内と東京都の食肉処理場に出荷していた。県は、この2戸と、他に宮城県産稲わらを利用していた可能性がある14戸に対 し、牛の出荷と移動の自粛を要請。放射性セシウムに汚染された稲わらの問題で、県が県内畜産農家に牛の出荷自粛要請をするのは初めてだ。
出荷された牛24頭中、県内に保管されている1頭の肉を調べたところ、放射性セシウム濃度は国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を下回る30ベクレルだった。
県によると、県内173戸の肉牛農家のうち、東日本大震災後に他県産の稲わらを利用していたのは17戸。このうち1戸は福島県産を利用していた が、放射性セシウム濃度は暫定規制値未満だった。県は今後、宮城県産稲わらを利用していた可能性がある14戸について、購入時期の確認や、稲わらの放射性 物質検査を進める。
今回、2戸が利用した稲わらから検出された放射性セシウムの値は、水分を含んだ状態にして換算すると、出荷済みの1戸が1キロ・グラムあたり 2387ベクレル、もう一方の1戸が同4682ベクレル。農林水産省の牧草の暫定規制値(1キロ・グラムあたり300ベクレル)のそれぞれ約8・0倍と 15・6倍にあたる。この稲わらは、東京電力福島第一原子力発電所から約140キロ離れた宮城県登米市の業者と、約150キロ離れた同県栗原市から、 4~6月に出荷されたという。
コメ王国・新潟県の畜産農家が、県外から稲わらを調達している事情について、同課は「農家が稲刈り後に稲わらを収穫するのは、手間がかかる。一度 雨に当たると品質が落ちてしまうこともあり、飼料として活用されていないのが現状」と説明する。福島や宮城などの県外産のほか、中国など海外からの輸入品 も利用されているという。
(2011年7月19日 読売新聞)
汚染疑い牛、新たに411頭 6都県に出荷 福島県調査
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県は18日、 新たに県内6市町の7農家も汚染された稲わらを与えていたと発表した。7農家は3月28日から7月6日まで、計411頭を郡山市や関東方面の食肉センター など6都県に出荷した。福島県で汚染されたわらを食べた牛の出荷が確認されたのは、これまでに判明した143頭を合わせ554頭に拡大した。
また新潟県は、長岡市の2農家で肉用牛に与えていた宮城県産わらから最大で2万600ベクレルのセシウムを検出し、うち1農家が24頭を既に県内と東京都に出荷したことを明らかにした。
福島県で汚染されたわらの使用が新たに分かったのは二本松、本宮、郡山、須賀川、白河各市と会津坂下町の7農家。
7農家が福島第1原発の事故後に収穫もしくは購入して牛に与えたわらからは、1キログラム当たり2300~69万ベクレルのセシウムが検出された。最も高かった本宮市の農家の数値は、水分を補正して換算した粗飼料の暫定基準値の約523倍に当たる。
7農家のうち5農家は地元のわらを使用。二本松市と須賀川市の農家はそれぞれ福島、宮城県内の業者から購入した。福島の業者のわらは須賀川市周辺で集荷された。
宮城の業者からわらを購入した須賀川市の農家は規模が大きく、出荷頭数も411頭のうち383頭を占めた。この農家によると、稲わらは栗原市の業者から購 入したという。この農家は「放射能がどこまで拡散していたか、しっかり公表しなかった(国や東京電力の)責任は重い。補償は当たり前だ」と話した。
一方、新潟県によると、長岡市の2農家は、放射性セシウムが検出された稲わらを登米市と栗原市の業者から4月と5月にそれぞれ納入し、出荷された24頭は登米市のわらを食べていたという。
政府は19日にも原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県全域の肉用牛の出荷停止を指示する。汚染疑いの牛の出荷元が新潟県でも見つかったことから、さらなる対応が求められるのは必至だ。
2011年07月19日火曜日
汚染稲わら牛 県内9頭
3市卸売業者へ 大半、消費済みか
福島県内の畜産農家で、高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、新たに411頭が群馬など6都県に出荷されてい たことが18日判明し、群馬県は同日、福島県須賀川市から9頭が県内に出荷されていたと発表した。高崎、伊勢崎、渋川の3市の食肉卸売業者などに出回って おり、群馬県は小売店への販売状況の調査を始めた。この農家で現在飼育中の牛の尿からは放射性セシウムが検出されておらず、「肉は規制値以下の可能性が高 い」(県衛生食品課)としている。
9頭は、5月10日に群馬県食肉卸売市場(玉村町)に出荷され、11日に食肉処理された後、12~13日に食肉卸売の5業者が枝肉計3828キロを競り落とした。
福島県などによると、この農家は、宮城県内の業者から稲わらを購入し、建物内で保管。事故後に購入した稲わらから、1キロ・グラムあたり3万4000ベクレルの放射性セシウムが検出された。
食肉処理の時期から、群馬県は「大半が消費されていると思われる」としているが、残品が見つかれば、販売自粛を指導し、放射性物質の有無を検査。今後、福島県から出荷された肉牛については全頭検査する。
また、仮に暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超えても、「放射性セシウムは食べても2か月で大半が体外に排出される。健康への 大きな影響は考えられない」(同課)が、19日以降、県食品安全課(027・226・2424)が、午前8時半~午後6時、県民から相談を受け付ける。
(2011年7月19日 読売新聞)
東日本大震災:山形、新潟でも汚染疑い牛 70頭と24頭出荷 福島、新たに411頭
肉牛の放射性セシウム汚染問題で、山形県は18日、県内の農家4戸が宮城県の同一業者から稲わらを購入し、うち2戸の稲わらから国の暫定許容値の 最大14倍のセシウムを検出したと発表した。4戸は稲わらを与えた肉牛70頭を出荷していた。新潟県も同日、長岡市の農家2戸が宮城県内の業者から購入し た汚染わらを牛に与え、1戸が24頭を出荷していたと発表。福島県外で汚染の疑われる牛が判明したのは初めて。
山形県によると、4戸は尾花沢市、飯豊(いいで)町、白鷹町の畜産農家で、70頭は県内と東京都、宮城、奈良県の食肉処理施設などに出荷された。 4戸にわらを販売したのは、福島県相馬市の農家に汚染わらを販売したことが16日に分かった宮城県大崎市の業者。この業者によると、原発事故後、市内の複 数の農家から3月下旬~4月、水田に置かれていた稲わらを購入。山形県の4戸に販売した。
一方、新潟県によると、長岡市の農家2戸も宮城県登米(とめ)市と栗原市の2業者から、暫定許容値の8~16倍のセシウムを含む稲わらを購入して牛に与え、24頭が長岡市内と東京都内で食肉処理された。
政府は19日にも福島県全域の肉牛出荷停止を県に指示する方針だが、同県外の農家への対応を迫られるのは確実だ。また、福島県でも18日、二本 松、本宮、郡山、須賀川、白河市と会津坂下町の農家計7戸から汚染が疑われる牛計411頭が出荷されていたことが新たに判明した。汚染わらを食べて出荷さ れた牛は、これで648頭になった。【川上晃弘、吉永康朗、小林多美子、種市房子】
毎日新聞 2011年7月19日 東京朝刊
セシウム汚染:疑い牛拡大…苦境訴える声、続々
放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた肉牛の出荷は18日、新潟県と山形県でも発覚。福島県では一気に広がった。農林水産省は冷静だが、畜産業界では国の対応への批判が高まっている。
「新潟の畜産農家は気の毒で残念な事態だ。調査を急ぎたい」。農水省のある幹部は新潟県から汚染の疑いのある牛が出荷された事態を受け、こう話す一方で、「新潟は宮城に比較的近く、福島の隣。驚いてはいない」と冷静に受け止めた。
一方、福島県白河市のホテルでは18日、畜産農家らでつくる全国肉牛事業協同組合の「福島県緊急ブロック会議」が開かれた。原発事故による風評被 害に追い打ちをかける事態として悲鳴のような現状報告が続出。国や県による全頭検査や安全証明書発行、国による買い上げなど早急な対策実施を、21日東京 で開かれる緊急理事会に提案し、国に対応を求めることを決めた。
参加した約70人からは、政府が19日にも予定する県内牛の出荷停止について「解除後、信頼を失った福島の牛が売れるのか」「出荷停止の間にも餌 代がかかる。家族をどうやって養えばいいのか」などと苦境を訴える声が相次いだ。長谷川栄伸理事(56)は「安値が続き資金が底をつく中、消費者に安心し て肉を食べてもらうことが喜びであり誇りだった。今回の問題は人災だ」と語った。
会議を終えた参加者らは、農水省が3月19日に出した屋外に保管した飼料を与えないようにとの通知に関して「震災直後の混乱の中、紙切れ一枚で周知できるわけがない」と口々に憤りを示した。
【小泉大士、大野友嘉子、佐藤浩】
毎日新聞 2011年7月18日 23時23分(最終更新 7月18日 23時38分)
セシウム汚染:山形、新潟でも疑い牛…70頭と24頭出荷
汚染の疑いがある牛が出荷された地域(18日判明分)
肉牛の放射性セシウム汚染問題で、山形県は18日、県内の農家4戸が宮城県の同一業者から稲わらを購入し、このうち2戸の稲わらから国の暫定許容値の最大14倍のセシウムを検出したと発表した。4戸は稲わらを与えた肉牛70頭を出荷していた。
新潟県も同日、長岡市の農家2戸が宮城県内の業者から購入した汚染わらを牛に与え、1戸が24頭を出荷していたと発表。福島県外で汚染の疑われる牛が判明したのは初めて。
山形県によると、4戸は尾花沢市、飯豊町、白鷹町の畜産農家で、70頭は県内と東京都、宮城、奈良県の食肉処理施設などに出荷された。4戸にわら を販売したのは、福島県相馬市の農家に汚染わらを販売したことが16日に分かった宮城県大崎市の業者。この業者によると、原発事故後、市内の複数の農家か ら3月下旬~4月、水田に置かれていた稲わらを購入。山形県の4戸に販売した。
一方、新潟県によると、長岡市の農家2戸も宮城県登米市と栗原市の2業者から、暫定許容値の8~16倍のセシウムを含む稲わらを購入して牛に与え、24頭が長岡市内と東京都内で食肉処理された。
◇福島では新たに411頭
政府は19日にも福島県全域の肉牛出荷停止を県に指示する方針だが、同県外の農家への対応を迫られるのは確実だ。鹿野道彦農相は18日夜、11都 県で実施している畜産農家への飼育実態の聞き取り調査を新潟県などに広げる意向を示した。また、福島県でも同日、二本松、本宮、郡山、須賀川、白河市と会 津坂下町の農家計7戸から汚染が疑われる牛計411頭が出荷されていたことが新たに判明した。
県によると、本宮市の稲わらからこれまでで最も高い、暫定許容値の520倍の放射性セシウムが検出された。7戸のうち6戸は県内産の稲わら、須賀川市の1戸は宮城県の業者から購入した稲わらを与えていた。
411頭は3月28日~7月6日、福島県、群馬県、栃木県、埼玉県、東京都、兵庫県の食肉処理場に出荷された。汚染わらを食べて出荷された牛は、これで648頭になった。【川上晃弘、吉永康朗、小林多美子、種市房子】
毎日新聞 2011年7月18日 21時32分(最終更新 7月19日 0時50分)
ほとんどの農家 通知知らず
肉牛に与えていた稲わらから放射性セシウムが検出されている問題で、国は原発事故のあとに屋外に置 かれていた餌を与えないよう通知しましたが、肉牛を出荷していた福島県内の農家のほとんどがこの通知を「知らなかった」と話しています。福島県は周知が徹 底されなかった経緯を調べることにしています。
この問題で福島県が肉牛などを飼育している県内の511戸の農家を対象に立ち入り調査を行った結 果、25戸が放射性セシウムを含んだ稲わらを牛に与えていて、このうち14戸が牛を出荷したことが分かっています。原発事故のあとのことし3月19日、農 林水産省は屋外に置かれていた餌を与えないよう通知を出しましたが、牛を出荷した14戸のうち12戸はこの通知を「知らなかった」と話しているということ です。福島県は通知があった3日後の3月22日に農協のほか、肉牛農家などが所属する合わせて5つの畜産関係の団体に通知文をファックスし、各農家に伝え るよう要請したとしています。一方、県から連絡を受けた団体の1つは、NHKの取材に対し「一軒一軒の農家にファックスすることにしていたが、地震直後で 忙しく確認する余裕はなかった」と話しています。また別の団体は「通知には『乾牧草』を与えてはいけないと書かれていたが、『稲わら』とは明記されていな かった。『稲わら』は大丈夫だと思った農家もあるのではないか」と話しています。福島県は連絡をした団体から聞き取るなどして周知が徹底されなかった経緯 や背景を調べることにしています。
放射性セシウム汚染わら問題 わらを与えた肉牛、38都道府県に648頭出荷 FNNまとめ
放射性セシウムに汚染されたわらを与えた肉牛が出荷されていた問題は、さらに505頭が出荷されていたことが新たに明らかになった。
福島県は、県内の畜産農家を対象に実施した立ち入り調査で、二本松市に本宮市、須賀川市など、あわせて7つの農家が汚染されたわらを与えた肉牛411頭を出荷していたことを発表、東京都など6つの都県に流通していたという。
須賀川市の牧場経営者は、「宮城から仕入れたから、安心だなと思っていた。地元のもの(わら)は使っていなかった」と話した。
また、新潟・長岡市でも、同様の肉牛24頭が東京都などに出荷されていたことが新たにわかった。
この24頭に与えられたわらからは、国の暫定基準値の8~15倍の濃度の放射性セシウムが検出されている。
さらに18日夜になって、山形県は尾花沢市などの畜産農家2軒のわらから、国の基準を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
すでに東京都などに70頭が出荷されているという。
FNNのまとめで、汚染されたわらを与えられた肉牛は、これまでに38都道府県に648頭が出荷されている。
(07/19 06:25)
えさ汚染牛、計648頭に 山形・新潟でも見つかる
基準値を超える放射性セシウムに汚染された稲わらが牛のえさに使われていた問題で18日、福島、山形、新潟の各県は、農家から汚染わらが見つかり、計12戸から牛計505頭が出荷されたとそれぞれ発表した。これまでに判明した出荷総数は計648頭となった。
福島県以外からの出荷が判明したのは初めて。同県を含む11都県で緊急点検をしてきた農林水産省は、点検対象外の新潟、山形両県で汚染わらが見つかった ことから、対象を東日本全域に広げることを決めた。厚生労働省も、該当する牛肉を確保したら検査するよう依頼する通知を、初めて全都道府県に出した。
福島県によると、新たに汚染わらの使用が分かった農家は郡山市の2戸、二本松市、本宮市、須賀川市、白河市と会津坂下町の各1戸。7戸から計411頭が東京都や兵庫県など6都県に出荷されていた。
セシウム汚染牛出荷、648頭に…新潟・山形も
放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、福島県は18日、新たに県内7戸の畜産農家で汚染された疑いのある稲わらが与えられ、計411頭が出荷されたと発表した。
新潟、山形県も、放射性セシウムに汚染された宮城県産の稲わらを使用した畜産農家があり、それぞれ24頭と70頭を出荷していたと発表。福島県で判明していた143頭と合わせ、汚染された稲わらを食べた疑いのある牛の出荷は3県で計648頭となった。
出荷された牛への汚染された稲わら投与が福島県産以外で発覚したのは初めて。新潟県の24頭は4~6月、同県内と東京都の食肉処理場に出荷されていた。
福島県産の411頭は3月28日~今月6日、福島、埼玉、栃木、群馬、兵庫県と東京都の食肉処理場に出荷。出荷したのは二本松市、本宮市、須賀川 市、白河市、会津坂下町の各1戸と郡山市2戸の計7戸の畜産農家で、本宮市の1戸が与えた稲わらからは一連の問題の中で最高値となる1キロ・グラムあたり 69万ベクレルの放射性セシウムを検出。水分を含んだ状態に換算すると、暫定規制値(300ベクレル)の523倍に相当する。福島県は、18日までの予定 だった県内全農家に対する肉用牛の出荷自粛要請期間を延長した。
(2011年7月18日22時04分 読売新聞)
セシウム検出牛肉、藤沢などで販売
福島県の畜産農家から、高濃度の放射性セシウムが含まれる稲わらを与えられた肉牛が出荷された問題で、藤沢市保健所は18日、国の暫定規制値(1 キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える2300ベクレルの放射性セシウムが検出された郡山市産の牛肉が、藤沢市内で販売されていたと発表した。
同保健所によると、藤沢市内の1店が今月3日、東京都内の食肉処理場で解体された牛肉6・8キロを仕入れ、3、4の両日で全量販売した。
一方、県によると、2100ベクレルの放射性セシウムが検出された別の福島県産の牛肉を箱根町のホテルが6月26日に11・65キロ仕入れ、同 30日までの間に宿泊客らに全量を提供していた。また、同じ牛の肉が、伊勢原市の食肉販売店で7月11日以降、2・8キロ販売されていることがわかった。
(2011年7月19日 読売新聞)
セシウム規制値超え牛肉 仙台市泉区のスーパーで
福島県浅川町の畜産農家から放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた牛42頭が出荷され、うち10頭が仙台市内に持ち込まれていた問題で、 国の暫定規制値を超えるセシウムが検出されていた1頭の肉の一部が同市泉区のスーパーで販売されていたことが18日、同市の調査で分かった。一連の問題 で、県内では規制値を超えた稲わらを食べた牛の消費は17日に確認されていたが、肉自体が規制値を超えた牛の消費が確認されたのは初めて。
市によると、販売されたのは泉区のスーパーが今月4日、多賀城市の食肉処理業者から買い取った35・8キロ・グラムのうち27・2キロ。残りの8・6キロは在庫が残っており、近く市が回収する。
この肉と同じ牛の肉が、山梨県内の同系列のスーパー2店舗でも売られていたことが判明し、同県が肉を検査して、16日、国の暫定規制値(1キロあ たり500ベクレル)を超える680ベクレルが検出されていた。山梨県の2店舗に流通した18キロも販売済みという。市食品衛生課は「食べてもただちに問 題はない」としている。
(2011年7月19日 読売新聞)
近畿でも販売、相次ぎ判明
2011.7.19 00:08 (1/2ページ)
放射性セシウムが検出されたり、汚染された稲わらを飼料として与えられたりした肉用牛が福島県から出荷されていた問題で、18日も近畿地方などで新たな流通ルートが判明したり、放射性セシウムの検出などが相次いだ。
兵庫県西宮市は、福島県浅川町産の牛肉から食品衛生法の暫定基準値(500ベクレル)を超える644ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表。市保健所 によると、仙台市の業者を経由して西宮市の食肉処理業者に流通した3頭のうちの1頭分。残りの2頭は同市内の精肉店などに出荷され、すでに販売されていた という。
また、イオンは福島県郡山、喜多方などの3市の畜産農家から出荷された肉用牛84頭の一部が兵庫県三田市と名古屋市の2店舗で販売されていたと発表した。
三田市のイオン三田ウッディタウン店では5月2~4日に同店内のダイリキ三田店で12・6キロを販売した。
一方、奈良市は18日、浅川町産の肉用牛1頭の牛肉計14・5キロが同市内の焼き肉店など 飲食店3店舗で販売されたと発表した。店名は、すでに消費されて1カ月以上経過していることなどから公表しないとしている。市保健所は「汚染の有無は確認 されていないが、他の個体の検出結果などから健康上の心配はない」としている。
また、奈良県などは、中堅スーパー「オークワ」(和歌山市)の県内15店舗で、放射性セシウムを含むわらが与えられた牛の牛肉計約20キロが販売された可能性があると公表した。すべて販売されたという。
さらに大津市保健所も18日、福島県郡山市などの農家から出荷された84頭のうち1頭の牛肉約350キロを、大津市内の食肉販売店が販売していたと発表。
市保健所によると、大津市内の食肉販売業者が東京都内の仲卸業者から牛肉を仕入れ、肉の部分約350キロを5月中旬から6月上旬にかけ、滋賀県内の食肉販売店1店舗と飲食店1店舗に出荷したという。牛肉はそれぞれの店舗ですでに完売している。
別の大津市内の食肉販売業者も6月21日に約26・7キロの牛肉を仕入れ、同月24日までに販売していた。
和歌山県も18日、郡山市などの84頭のうち、名古屋市の食肉販売業者が処理した肉20キロを新宮市の食肉販売業者が4月に購入していたと発表。肉はすべて販売され、汚染の有無は確認できないという。
基準値超す牛肉、藤沢、箱根、伊勢原で販売
2011.7.18 22:56
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを餌にした肉用牛が出荷された問題で、暫定基準値1キロ当たり500ベクレルを超す牛肉が新たに県内の3店で販売されたことが18日、神奈川県や藤沢市の調査で判明した。
県によると、福島県浅川町の農家から出荷された42頭のうち、埼玉県の検査で同2100ベクレルが検出された牛の肉11・65キロが箱根町のホテルで6月26~30日に提供された。このほか、同じ牛の肉2・8キロが伊勢原市の精肉店で7月11日以降に販売された。
藤沢市によると、福島県郡山市、喜多方市、相馬市の農家から出荷された84頭のうち、都の検査で同2300ベクレルが検出された牛の肉6・8キロが藤沢市 の小売店で7月3、4の両日に販売された。神奈川県や藤沢市は「基準値を超えた牛肉を食べ続けるとは考えにくく、健康に影響はない」としている。
東日本大震災:セシウム汚染牛、山口でも販売 県「肉、残りあれば検査」 /山口
◇消費者に連絡呼びかけ
福島県浅川町で高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた42頭の牛のうち1頭の肉が、山口市のスーパー「マリン」で販売されたことが発覚した17日、県は消費者に「未消費の牛肉が残っていれば検査する」と連絡を呼びかけるなど、対応に追われた。
生活衛生課によると、16日に東京都から「42頭のうち、都内の中央卸売市場で落札された1頭の肉の一部が山口県に流通している」と連絡を受け た。同課が調査したところ、福岡県内の卸売業者の山口営業所が5月23日にマリンに販売▽マリンの全10店で同25、26両日に販売された--ことが判明 したという。
同課は「この牛が汚染された餌を食べたかどうかは定かでないが、仮に東京都で検出されたセシウム濃度(650ベクレル)の牛肉を数回食べたとして も、健康上の問題はない」と説明。一方で、消費者の心理的な不安を考慮し、冷凍保存などで家庭に残っている肉があれば濃度を検査する方針を示した。
マリンの宮崎修常務は「この肉は一番長い期間飼育された岩手県が産地となっており、原発事故後の福島で飼育されたことは卸売業者からも聞いていな い」とショックを隠せない様子。「汚染の実態が解明されるまで、福島県を経由した肉の入荷を控えることで、風評被害を防ぎたい」としている。
問い合わせは同課(083・933・3000)か県内8地域の健康福祉センターへ。【諌山耕】
〔山口版〕
東日本大震災:セシウム汚染牛 福島知事、全頭検査支援を復興相に要望
平野達男復興担当相は18日、福島県庁を訪れ、佐藤雄平知事と会談した。高濃度の放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に与えられていた問題が広がる 中、佐藤知事は全頭検査の体制整備支援や安全な飼料の支給を要望。平野氏は会談後、支援を検討していることを明らかにした。平野氏は会談後、「まずは市場 に流通している牛の特定と隔離を急ぐ」と述べた。全頭検査については「一頭一頭検査をするのは時間がかかるなど難しい問題もあるが、福島の畜産家が畜産業 を続けるよりどころとなる。できるだけ実現できるようにしたい」と話した。【種市房子】
毎日新聞 2011年7月19日 東京朝刊
東日本大震災:セシウム汚染牛 福島の537頭の識別番号公表--厚労省HP
肉牛の放射性セシウム汚染問題で、厚生労働省は18日、汚染された稲わらを与えられ出荷された福島県の肉牛537頭の個体識別番号を同省のホームページ(HP)で公表した。
産地の内訳は須賀川市383頭▽喜多方市61頭▽浅川町42頭▽郡山市27頭▽白河市13頭▽会津坂下町4頭▽本宮市3頭▽二本松市2頭▽相馬市2頭。既に公表された分も含まれるが、南相馬市の17頭(うち6頭は市場に流通)は全て検査済みのため除かれている。
厚労省は「流通状況の調査と検体確保の迅速化を図るため公表した」と説明。消費者には「これらの牛肉を数回食べても健康に影響があるとは考えられないが、不安な人は放射性物質の検査結果が出るまで食べないでほしい」と呼びかけている。【佐々木洋】
毎日新聞 2011年7月19日 東京朝刊
個体識別番号を公表 厚労省
2011.7.19 00:36
厚生労働省は18日、放射性セシウムに汚染したわらを食べさせた可能性がある肉牛のうち、福島県内の農家が出荷した480頭の個体識別番号を同省のホームページで新たに公表した。
内訳は18日に新たに判明した同県本宮市など5市1町の農家7戸が出荷した411頭と、16日に判明した84頭のうち、公表していなかった4戸の69頭。
新潟、山形両県で新たに判明した94頭の番号は「両県の了解が得られなかった」として公表しなかった。
汚染疑いの福島県産牛、全都道府県に調査要請
厚生労働省は18日、新たに汚染の疑いがあることが分かった福島県産の牛411頭について、全都道府県に個体識別番号を通知し、疑いのある全頭の追跡調査と、牛肉が確保できた場合は放射性物質検査を実施するよう要請した。
また、同省は一般にも全頭の個体識別番号を公表。これまでは1頭でも規制値を上回った場合、その牛を出荷した農家の牛 の番号を公表してきたが、今回、出荷された牛の数が大幅に増え、自治体が実施する追跡調査に時間がかかることから、検査結果を待たずに公表することとし た。
個体識別番号は、精肉の商品ラベルなどに記載されている。疑いがある牛の番号は、厚労省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)に掲載されているほか、最寄りの保健所でも確認できる。
(2011年7月18日21時39分 読売新聞)
農相 福島県に出荷制限指示へ
福島県の農家が肉牛に与えていた稲わらから、放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、鹿野農林水産大臣は、19日に開かれる政府の原子力災害対策本部で、福島県に対し牛の出荷制限を指示することを決めるという見通しを示しました。
農林水産省では、福島県の7戸の肉牛農家が与えていた稲わらからも、新たに国の目安を超える放射性 セシウムが検出されたことなどを受けて、18日夕方、対策本部の会合を開きました。会合のあと鹿野農林水産大臣は、記者団に対して「福島県の多くの人々に 影響を及ぼしている状況を鑑みて、政府として、出荷制限をとっていくことの必要性はあると認識している。あす、政府の対策本部として決定がなされると思 う」と述べ、19日の政府の原子力災害対策本部で、福島県に対して牛の出荷制限を指示することを決めるという見通しを示しました。また、鹿野大臣は、稲わ らなどを飼料に使う場合は、原発事故の前に刈り取って屋内で保管されたものに限るという指示が、畜産農家やコメ農家に十分行き渡っていなかったことについ て、「農林水産省として、飼料管理について通知を出していたが、それが行き届いていなかったことを事実として受け止め、今後の対応策に結びつけていかない といけない」と述べ、農家に対し、飼料の適切な管理を徹底するよう、改めて周知していく考えを明らかにしました。
セシウム汚染の牛「岩手県産」で流通も
福島県から出荷された放射性セシウム汚染の疑いがある牛肉が「岩手県産」 などと別の産地表示で流通しているケースがあることが17日、分かった。農林水産省によると、牛は出荷されるまでに複数の場所で育てられることが多く、飼 育期間が最も長い場所を産地として表示するのが基本とされるためだが、小売店や消費者には分かりにくい仕組みとなっている。
「仕入れた時に『岩手県産』と表示されていた。福島県経由とは認識していなかった」。山口市内でスーパーを経営する会社は17日、福島県浅川町の農家が出荷した牛の肉を販売したことを文書でこう釈明した。
このスーパーで販売された牛の個体識別番号から生産履歴を調べると、2002年5月5日生まれの雌で、出生地の記載はない。03年3月以降の約7年半は岩手県内で飼育され、昨年9月22日、浅川町に移動。今年5月11日、千葉県の食肉処理場で解体された。
山口県によると、一部の肉が東京都の卸業者を経て5月23日に山口市の会社に納入された。
香川県によると、同じ牛の肉をスーパーで販売していた高松市の会社も「岩手県産と認識していた」と説明。汚染の疑いがある別の1頭の肉も扱っていたが、青森県産と思っていたという。
農水省などによると牛は通常、生まれてからある時期まで「繁殖農家」で育てられ、その後食肉の品質を向上させるため「肥育農家」で飼育される。出荷まで数回転売されるのが一般的だ。
浅川町の農家が出荷した汚染の疑いのある42頭の個体識別番号を調べると、うち約半数は最も長く飼育されていた場所が青森県や岩手県、宮城県で、これらを産地として流通、販売されていた可能性がある。
このほか店頭では「国産牛」としか表示されていない牛肉も少なくない。消費者問題研究所の垣田達哉代表は「飼育の過程で違う地域に移っていることは個体識別番号でしか確認できず、安心して買うことができない」として、何らかの改善が必要と指摘している。(共同)
[2011年7月18日1時47分]
イオン、汚染牛319.4キロを5都県14店舗で販売
- 2011-07-17 08:41:50
イオンは16日、福島県浅川町の農家から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムを含む稲わらを飼料として与えていた肉牛が出荷されていた問題で、同社 の5都県14店舗で、合計319.4キログラムの該当牛肉を販売していたことが、同社の調査により判明したと発表した。
汚染された牛肉を販売した店舗と数量は、「イオン松任店(石川県白山市)」内の「かね吉 松任店」で128.1キログラム、「イオン新百合ヶ丘店(神奈川県川崎市)」内の「ベストワン 新百合ヶ丘店」で33.4キログラム、「イオンユーカリが丘店(千葉県佐倉市)」内の「ダイリキ ユーカリが丘店」で4.8キログラム、「イオン西新井店(東京都足立区)」内の「ダイリキ 西新井店」で13キログラム。4店舗合計で179.3キログラムが販売された。
また、静岡県や神奈川県で店舗を展開しているイオン傘下の「イオンキミサワ」が運営しているスーパー「キミサワ」、「ザ・コンボ」、「キミサワグラッテ」など10店舗でも、合計140.1キログラムの該当牛肉が販売された。
販売された店舗は、静岡県の「キミサワ加茂川店」、「キミサワ千代田店」、「キミサワ壱町田店」、「キミサワ修善寺店」、「キミサワ裾野店」、「キミサ ワ富士宮小泉店」、「ザ・コンボグランリバー大井川店」、「キミサワ函南店」、「キミサワグラッテ香貫店」と、神奈川県の「ザ・コンボ厚木妻田店」の10 店舗。
なお、販売期間は4月下旬から6月中旬にかけてだが、それぞれの店舗ごとに異なっている。
今回の問題を受け、同社は、「トップバリュ 国産黒毛和牛」については、「肥育農家における飼料や水のモニタリングを行い体系的な検査・管理体制をこれまで以上に強化する」、さらに「より安全な体制を構築すべく全頭検査を実施していく」としている。
また、国産牛の販売については、「農水省から畜産農家に対し稲わらの購入・保管状況の調査要請を受けた1都10県(福島・岩手・宮城・茨城・群馬・栃木・千葉・埼玉・東京・神奈川・静岡)の肉牛について、今後は仕入前の全頭検査を実施する」としている。
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セシウム汚染牛:牛以外も調査 副厚労相

大塚耕平副厚生労働相
福島県から出荷された肉牛から暫定規制値を超える放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、大塚耕平副厚生労働相は17日、フジテレビの番 組で「19日以降、出荷制限をお願いする方向で検討している」と明言。さらに「現在は福島県について検討しているが、汚染わらの分布状況を調べ、さらに対 応が必要か考えたい」と、範囲を拡大する可能性を示唆した。
また、牛以外の家畜についても「(汚染された飼料が与えられていないかなどを)チェックしている最中だ。牛でこういうことがあったので他の家畜にも必要だ」と述べた。【山田夢留】
- 細野原発担当相:稲わら出荷停止 テレビ朝日番組で発言
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- セシウム汚染牛:埼玉県が暫定規制値超の検出を発表
- セシウム汚染牛:福島県内から新たに84頭を5都県に出荷
毎日新聞 2011年7月17日 20時57分(最終更新 7月18日 1時14分)
東日本大震災:セシウム汚染、牛以外も調査--副厚労相
福島県から出荷された肉牛から暫定規制値を超える放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、大塚耕平副厚生労働相は17日、フジテレビの番 組で「19日以降、出荷制限をお願いする方向で検討している」と明言。さらに「現在は福島県について検討しているが、汚染わらの分布状況を調べ、さらに対 応が必要か考えたい」と、範囲を拡大する可能性を示唆した。
また、牛以外の家畜についても「(汚染された飼料が与えられていないかなどを)チェックしている最中だ。牛でこういうことがあったので他の家畜にも必要だ」と述べた。【山田夢留】
毎日新聞 2011年7月18日 東京朝刊
福島牛あす出荷停止 汚染波及なら他県拡大
2011.7.18 00:04 (1/2ページ)
稲わらを食べる肉用牛=17日午前、福島県
国の暫定基準値を超える放射性セシウムを含む稲わらを飼料として与えられていた肉用牛の流 通が、次々と判明している問題に関し、政府は19日にも、原子力災害対策特別措置法に基づく福島県全域の肉用牛の出荷停止を県に指示する方針を固めた。大 塚耕平厚生労働副大臣が17日のフジテレビ番組「新報道2001」で明らかにした。
その上で大塚氏は、「現在は福島県を対象に検討しているが、今後、汚染わらの分布状況を調べてさらに対応が必要かどうか検討しなければいけない」と述べ、出荷停止の対象範囲を福島県以外に広げる可能性を指摘した。
大塚氏は「宮城県栗原市で汚染わらが出た。かなり広域にわたって改めて検討しなければならないので、19日も関係者全員が集まって協議する」と述べた。豚肉や鶏肉へのチェック強化にも言及した。
この問題で、これまでに汚染、あるいは汚染の疑いがある牛の出荷は、計143頭が確認されている。流通先(消費者への流通前段階を含む)は少なくとも37都道府県となっている。
このうち東京都は17日、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられ、福島県郡山市など 3市の農家から出荷された肉用牛計84頭のうち1頭から、暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)の4倍以上に当たる2300ベクレルの放射性セシウム が検出されたと発表した。16日に出荷が判明した84頭の肉用牛の中で、汚染が確認されたのは初めて。都によると肉は、東京、神奈川、愛知、愛媛、福岡の 5都県の卸売業者などに流通した。
また、福島県浅川町の農家が出荷した肉用牛42頭の一部が、富山県射水市と山口市にも流通していたことも17日、それぞれの自治体の調べで分かった。
県が出荷肉牛 全頭検査へ
汚染されたわらを食べた牛が出荷されていた問題で、県は、今後出荷される肉牛の安全性を確保するため全頭検査を実施することを決めた。
これは県災害対策本部会議で報告されたもので、全頭検査の対象は、計画的避難区域と緊急時避難準備区域などの肉牛で、その他の地域は農家1軒に対して1頭を検査する。
また県外に出荷される肉牛は、国を通じて、出荷先の各自治体で検査するよう、19日、国に要請することにしている。
今回の問題では、放射性セシウムに汚染されたわらが餌に使われていたことから、県では今後、畜産農家に対する定期的な調査を行い、餌の確認をするほか、餌に使われる飼料の放射線量を調べることを決めた。
【埼玉】
餌汚染牛 7市町の13店で販売 美里町のスーパー 暫定規制値超える
2011年7月18日
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高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた福島県浅川町の肉用牛の肉は、県内七市町の十三店舗で消費者に販売されていたことが、県などの十 七日現在の調査で分かった。美里町のスーパーで販売された牛肉の放射性セシウムは、国の暫定規制値(一キログラム当たり五〇〇ベクレル)を超えていたこと が新たに判明。県は「一時的に食べても、健康被害は考えられない」としている。 (杉本慶一、前田朋子)
スーパーは「アバンセ美里店」(美里町阿那志)。浅川町の一頭の計五〇・六キログラムを六月十八日~七月十五日に販売したが、同じ牛の肉を東京都が検査した結果、規制値を超える六一〇ベクレルの放射性セシウムが検出された。
同店は、店頭にあった二・三八キログラム分を十五日に撤去したが、残りの四八・二二キログラムは消費者に販売済みだった。同店では、この肉の商品 名や販売日を書いた掲示板を売り場に置き、消費者からの返品に応じる予定。担当者は「今後の影響が心配だが、お客さまの心配を取り除くことを優先したい」 と話した。
一方、さいたま市など六市の計十二店舗で消費者に販売された肉は、汚染の有無が確認されていない。
さいたま市内の精肉店二店では五月中旬以降、浅川町の一頭の二六三・八キログラムを販売。うち二四七・九キログラムは消費者に、残りの一五・九キログラムは鳩ケ谷市の焼き肉店に販売され、すべて消費されたとみられる。
熊谷、行田、久喜、蓮田の四市のスーパーと精肉店計九店舗では、四月十五日~五月三日に浅川町の一頭の一〇八・三キログラムを入荷後、すべて消費者に販売したという。
県とさいたま市は、この十二店の店舗名については「肉の在庫がないため規制値を超えているかどうか分からず、現段階では公表しない」としている。
戸田市の食肉加工施設は、浅川町の二頭の肉を五~七月に入荷。うち一頭の二六・六キログラムは東京都内に出荷されたが、同じ牛の肉の検査で放射性物質は未検出だった。残る一頭の一三・六キログラムは同施設に保管中で、県は十九日に検査する予定。
一方、川口市の食肉処理場に保管されていた福島県郡山市の二頭の計八百六十三キログラムは、県が十七日に検査した結果、放射性セシウムは規制値以下の一七四・四~二〇〇・五ベクレルだった。
セシウム汚染牛:84頭のうち1頭、規制値の5倍近く
放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に与えられていた問題で、松山市は17日、福島県郡山、喜多方、相馬3市から出荷され汚染の疑いがある計84頭 のうち、郡山市の1頭から食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の5倍近い同2400ベクレルのセシウムを検出したと発表した。84頭の 流通は16日に公表され、規制値超過が判明したのは初。汚染が疑われる牛は少なくとも132頭が37都道府県に流通し、35都道府県で消費されたとみられ る。
松山市によると、問題の肉は愛媛県内の卸売業者を通じて同市のスーパーに5.7キロ卸され、6月後半「国産黒毛和牛小間切れ」などとして完売した。
東京都も17日、松山市と同じ牛の肉から同2300ベクレルのセシウムを検出したと発表した。厚生労働省は同日、この農家が出荷した15頭の個体識別番号を公表し、該当する肉を購入した消費者らに保健所や自治体に届け出るよう呼びかけている。
都によると、問題の牛は84頭のうち東京へ出荷された53頭の中の1頭で、6月7日に都内で食肉処理され、肉425キロが東京食肉市場から都内や神奈川県、愛媛県、名古屋市、福岡市へ出荷された。都は詳しい流通先を調べるとともに、同市場に回収を指示した。
また、福島県浅川町から出荷された42頭についても17日、2頭の規制値超過が新たに分かり、これまでに流通が判明した132頭のうち、規制値をオーバーした牛は16頭になった。
132頭の産地の内訳は、同県喜多方市61頭▽浅川町42頭▽郡山市21頭▽南相馬市6頭▽相馬市2頭。【藤田文亮、武内亮、佐々木洋】
毎日新聞 2011年7月17日 21時46分(最終更新 7月17日 22時39分)
東日本大震災:セシウム汚染牛肉、小田原と横浜の2市で規制値超 /神奈川
◇精肉店で販売
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられていた福島県の肉牛が出荷されていた問題で、県は17日、食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり 500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された牛肉が小田原市の精肉店で消費者に販売されていたと発表した。仙台市内で処理され、同じ牛の肉が流通 していた山梨県の検査で680ベクレルの放射性セシウムが検出された。今月8、9日に約22キロが販売されたという。
また横浜市も同日、東京都の検査で2300ベクレルの放射性セシウムが検出された肉11・3キロが同市青葉区の精肉店で販売されていたと発表し た。都内で処理され、6月23日以降に切り落として販売されている。また670ベクレルの放射性セシウムが検出された肉10・5キロが同市瀬谷区の精肉店 で消費者に販売されていた。
川崎市も、横浜市内で処理された肉約45キロが高津区と麻生区のスーパー2店舗ですべて販売されたと発表した。【高橋直純】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
横浜・小田原で放射性セシウム汚染の牛肉販売、健康被害の報告なし/神奈川
2011年7月18日
福島県浅川町などの肉牛農家が餌として与えた稲わらと、出荷した肉牛から国の暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出された問題で17日、横浜、小田原 両市のスーパー計3店で、基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える牛肉が販売されていたことが分かった。残品から2300ベクレルが検出され たケースもあった。
県や横浜市によると、販売されたのは肩肉など計44キロ。横浜市瀬谷区で5月28日以降に、同市青葉区で6月23日以降、小田原市では今月8、9日に売られたという。
1キログラム当たり2300ベクレルだったのは青葉区のスーパーで売られた肉で、東京都内の食肉市場から流通したものだった。都が残品を検査したところ基準値超えが判明した。瀬谷区のケースは同670ベクレル、小田原市で販売されたのは同680ベクレルだった。
県や横浜市は「今のところ健康被害は報告されていない。販売業者に対し、消費者に十分周知をするよう促す」としている。このほか川崎市では、高津区と麻生区のスーパーで、高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた可能性のある牛肉が販売されていたという。
東日本大震災:汚染疑い牛、北信で18キロ小売り 南信7.2キロ、出荷せず /長野
◇南信で7.2キロ肉みそに、出荷せず
福島県浅川町で放射性セシウムに汚染された稲わらの餌を食べた牛の肉が県北部で提供された問題で、県は16日夜、県内2業者を介して流通していたと新たに発表した。
流通していたのは計41・8キロ。北信地方の食肉販売店では4月28日~5月6日に尻部分の肉18・1キロが小売りされた。また、腰肉部分の23・7キロは、中信地方の食肉卸売業者を通じて山梨県内の食肉卸売業者に販売したという。
県食品・生活衛生課は「北信地方で小売りされた分は購入者に情報提供をし、残品があれば放射性物質の含有調査を行う。山梨に流通したものは国の暫 定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る1キロ当たり2100ベクレルの放射性セシウムが検出されたものだった」と説明した。
さらに県は17日、福島県喜多方市の畜産農家で、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えていた牛の肉計7・2キロが県内で流通していたと発表。 南信地域のそうざい製造業者が肉みそに加工したが、出荷されていない。同課によると、放射性セシウムは検出されておらず、肉の部位は前スネ。11日に東信 地域の食品販売会社が購入し、製造委託先の南信地域のそうざい製造業者が14日に肉みそに加工したが、販売会社で保管されているという。【渡辺諒、大平明 日香】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:放射性セシウム汚染疑い牛、3頭で規制値上回る /静岡
◇4倍超す黒毛和牛も
福島県浅川町の畜産農家が放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉牛を出荷し、一部が県内でも流通、消費された問題で、県などは17日、これまでに 県内での流通が判明している6頭のうち3頭から、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。
このうち、沼津市の業者から伊豆市と伊豆の国市に流通した黒毛和牛から、規制値の4倍を超える同2100ベクレルの放射性セシウムが検出された。
県衛生課によると、この黒毛和牛は東京都内のと畜場で処理され、すでに全量が消費されたか、消費者に販売されたという。同課は「この肉を1キロ食 べたとしても、胃のエックス線検査を1回受けたときの14分の1の放射線量で、食べ続けなければすぐに健康に影響が出るわけではない。安心してほしい」 と、呼びかけている。
また、同日、新たに別の2頭分の牛肉の一部も都内の業者を通じて県内に流通・消費されていたことが判明。うち1頭分は熱海市内の食肉販売業者が仕入れた300グラムで、すでにその業者が食べたという。この肉からは同1070ベクレルの放射性セシウムが検出された。
もう1頭分は、都内の業者を通じて静岡市清水区の食肉処理業者が販売した103キロで、同610ベクレルの放射性セシウムが検出された。同市は伝票などを調べ卸先の確認を急ぐ。
県衛生課によると、県東部を中心にスーパーマーケット「イオンキミサワ」9店舗で販売された約140キロから放射性セシウムは検出されなかった。【平林由梨】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:汚染疑い牛肉11.6キロ、滝沢で販売 /岩手
福島県浅川町の畜産農家から高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉牛42頭が出荷された問題で、県は17日、食肉処理後の肉の一部が滝沢村で販売されていたと発表した。
県民くらしの安全課によると、仙台市中央卸売市場から県内の業者が27・2キロを今月1日と7日に購入。別の業者を経て11・6キロが滝沢村の食肉販売店で消費者に提供された。既に消費されたとみられるという。
県が返品されたリブロース5・8キロを検査したところ、食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下回る492ベクレルだったという。【金寿英】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:稲わらにセシウム 肉牛2頭、仙台市内で消費か /宮城
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらが肉牛の餌とされていた問題で、仙台市は17日、福島県浅川町から横浜市へ出荷された2頭の肉が仙台市内で消費された可能性があると発表した。
市によると、1頭の肉は4月8日に横浜市で解体され、うち12・38キロ分を青葉区の焼き肉店が4月23日と29日に入手した。焼き肉店は市の調 査に「もも肉として約100皿分、店内で売った」と話しているという。もう1頭の肉は4月20日に横浜市で解体され、うち0・6キロ分を泉区の精肉店が5 月2日に購入した。精肉店は市に「自家消費した」と説明したが、食べた人の名前や食べ方などは不明。
また市は、浅川町から仙台市へ出荷された10頭のうち5頭の肉について、全量保管されていたり、セシウムのベクレル値が国の暫定規制値以下だったことを確認したことを明らかにした。【平元英治】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
新たに2頭流通 基準値を上回る
福島県浅川町の畜産農家が高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを肉牛のえさに与えていた問題で、山梨県は17日、この肉牛のうち新たに2頭の流通 が県内で確認されたと発表した。いずれも食品衛生法が定める基準値(1キロあたり500ベクレル)を上回っている。ただし県は「仮に1食分を食べたとして も、健康に影響はないだろう」としている。
県によると、1頭は6月24日、県内の食肉卸売業者が長野県内の業者から23・7キロを入荷。今月2日までに、甲斐市と笛吹市の各飲食店 と、甲府市の1事業所、個人2人のほか神奈川県の1店舗に販売された。すでに在庫はないが、埼玉県で同じ牛の肉を検査したところ、基準値を上回る1キロあ たり2100ベクレルの放射性セシウムが検出された。
もう1頭は、6月1日に山梨県内の食肉販売業者が東京都内の仲卸売業者から仕入れ、甲斐市と甲府市の店舗で6月1日~25日に計約33キロを販売した。この牛の肉からは、放射性セシウムが青森県の検査で同1050ベクレル検出された。
【静岡】
県内、新たに2頭流通 稲わら汚染牛肉103キログラム
2011年7月18日
放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた福島県浅川町産の牛42頭の食肉が流通した問題で、静岡県と静岡市は17日、新たに2頭の食肉計 103・9キログラムが県内の2業者に流通していたと発表した。17日までに確認された県内の流通量は計342・7キログラムに上った。
新たに判明したうち大部分の103・6キログラムは静岡市清水区の食肉処理業者が6月から7月初旬に東京都内の仲卸業者から仕入れた肉で、同市保健所が流通経路を調べている。
牛の個体識別番号は12519-99570で、東京都の調査によると、同じ肉から国の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える、 610ベクレルの放射性セシウムが検出されている。同保健所は、同一の肉を食べずに保存していた場合、「すぐに保健所へ通報してほしい」と呼び掛ける。
また県衛生課によると、熱海市の食肉販売業者が5月19日に、浅川町産の牛肉0・3キログラムを都内の食肉市場で購入していた。同月中に、この業者が個人的に食べて消費したという。この牛の牛肉からは、青森県の調査で1070ベクレルの放射性セシウムが検出された。
セシウム牛、県内でも
◆4精肉店で63キロ販売
福島県の畜産農家で肉牛の餌となる稲わらから基準を超す放射性セシウムが検出された問題で、県は17日、この農家が出荷した42頭のうちの1頭の肉63キロが県内でも販売されていたと発表した。
消費・生活安全課によると、牛肉が販売されたのは中南和地域の四つの精肉店。4月8日に横浜市で解体された後、同18日から30日にかけて大阪府内の食肉卸売業者から仕入れられ、すべてが5月1日までに一般の消費者に売られたという。
県は「この肉を食べていても、健康への影響はない。精肉店に落ち度はなく、風評被害を防ぐため、店の名前や所在地は公表しない」としている。
福島・浅川町産牛肉 さらに2頭、県内に
県と静岡市は17日、福島県浅川町の畜産農家から出荷された42頭のうち、さらに2頭の肉が県内で見つかったと発表した。
1頭の牛の肉は、静岡市清水区の食肉処理業者に103・6キロが納入された。残品の有無などはわかっていない。この牛は、東京都の調査で、国の基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える610ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
もう1頭の牛の肉は、熱海市の食肉販売業者に0・3キロ納入された。業者が自ら消費したという。青森県の検査で1070ベクレルが検出されている。
また、県が16日に発表した、伊豆市の食肉販売業者に渡った7・2キロと伊豆の国市の飲食業者に渡った6・6キロは、埼玉県の検査で2100ベクレルだったことが新たにわかった。
84頭の流通、汚染調査進める 福島の5農家出荷肉用牛
福島県郡山、喜多方、相馬3市の農家計5戸から放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉用牛計84頭が出荷された問題で、厚生労働省や関係自治体は18日、牛肉の流通ルートや汚染実態の調査を進めた。
これまでの調査で84頭は少なくとも17都府県に流通。このうち1頭の肉から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、別の2頭は基準値以下だった。
共同通信の集計では、これまでに汚染の疑いのあるケースを含め出荷されたのは福島県南相馬市の17頭、浅川町の42頭と合わせて計143頭に上り、流通先は少なくとも37都道府県に上っている。
2011/07/18 09:39 【共同通信】
【原発】小田急百貨店で問題の肉を3店舗で販売(07/18 01:20)
高い濃度の放射性セシウムを含んだ稲わらを与えられた肉牛が出荷された問題で、小田急百貨店は、該当する牛の肉を販売していたと発表しました。
小田急百貨店によりますと、牛の個体識別番号をもとに仕入れ先からの報告で判明したもので、3つの店舗の食品売り場で販売していました。新宿店では先月 14日から今月15日まで、町田店では今月8日と9日、神奈川県の藤沢店では5月中旬までの数日の間で販売し、3つの店舗で合わせて100キロを超えてい ます。小田急百貨店は、該当する商品を購入した客には返品や返金をするとしていて、「ご迷惑とご心配をおかけしたことをおわびします」と話しています。
福岡市の百貨店内で販売 セシウム検出牛肉
2011年7月18日 02:32 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
福岡市は17日、福島県郡山市の農家から出荷され、国の暫定基準値を 超える放射性セシウムが検出された牛肉のうち81・6キロが6月中旬、福岡市中央区天神の博多大丸内の食肉販売店「柿安本店」で販売されていたと発表し た。市は「通常食べる量であれば、すぐに健康に害が及ぶものではない」としている。
発表によると、6月上旬に東京食肉市場で競り落とされた問題の肉425キロのうち81・6キロを、柿安本店が6月15日に購入。同16-19日に、黒毛和牛のステーキ用などとして店頭で販売、完売した。300人程度が買った可能性があるという。
個体識別番号は「08365-02723」だが、一部の商品にしか添付していなかった。
店舗名を公表したことについて、市は「基準値を超えた肉が今も流通している恐れがあり、一刻も早く回収するため」としている。問い合わせは福岡市食品安全推進課=092(711)4277。
=2011/07/18付 西日本新聞朝刊=
小田急百貨店、汚染疑い肉を3店で販売
- 2011/7/17 21:44
小田急百貨店は17日、放射性セシウムに汚染された可能性がある福島県浅川町産の牛肉を6月中旬ごろから今月15日にかけて、新宿店(東 京)、町田店(同)、藤沢店(神奈川)の3店舗で計約100キロ販売していたと発表した。仕入れ先からの報告で分かった。同百貨店は返品や返金に応じる。
名古屋・名鉄百貨店で約24キロ販売
2011.7.17 21:31
名古屋市は17日、放射性セシウムに汚染された可能性がある福島県浅川町産の牛肉約24キロが名鉄百貨店本店(名古屋市)で販売されていたと発表した。東京都からの報告で分かった。
同市によると、同店の精肉売り場「柿安本店」が6月1日、「肩切り落とし」として約21キロを、翌2日には「肩切り落とし焼き肉用」として約3キロを販売していた。
東日本大震災:汚染疑い牛、北信で18キロ小売り 南信7.2キロ、出荷せず /長野
◇南信で7.2キロ肉みそに、出荷せず
福島県浅川町で放射性セシウムに汚染された稲わらの餌を食べた牛の肉が県北部で提供された問題で、県は16日夜、県内2業者を介して流通していたと新たに発表した。
流通していたのは計41・8キロ。北信地方の食肉販売店では4月28日~5月6日に尻部分の肉18・1キロが小売りされた。また、腰肉部分の23・7キロは、中信地方の食肉卸売業者を通じて山梨県内の食肉卸売業者に販売したという。
県食品・生活衛生課は「北信地方で小売りされた分は購入者に情報提供をし、残品があれば放射性物質の含有調査を行う。山梨に流通したものは国の暫 定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る1キロ当たり2100ベクレルの放射性セシウムが検出されたものだった」と説明した。
さらに県は17日、福島県喜多方市の畜産農家で、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えていた牛の肉計7・2キロが県内で流通していたと発表。 南信地域のそうざい製造業者が肉みそに加工したが、出荷されていない。同課によると、放射性セシウムは検出されておらず、肉の部位は前スネ。11日に東信 地域の食品販売会社が購入し、製造委託先の南信地域のそうざい製造業者が14日に肉みそに加工したが、販売会社で保管されているという。【渡辺諒、大平明 日香】
- セシウム汚染:「県や市から連絡なし」宮城の生産者怒り
- セシウム汚染牛:84頭のうち1頭、規制値の5倍近く
- セシウム汚染牛:牛以外も調査 副厚労相
- 細野原発事故相:肉牛全県出荷停止 テレビ朝日番組で発言
- セシウム汚染牛:福島県内から新たに84頭を5都県に出荷
毎日新聞 2011年7月18日 地方版
えさ汚染牛 埼玉経由は出荷前
基準を超える放射性セシウムが検出された稲わらを食べた疑いのある牛の肉が流通した問題で、県は17日、埼玉県経由で入荷した肉は津市の食肉処理業者が全量保管し、消費者に売られていないと発表した。
健康危機管理室によると、問題の肉は福島県浅川町の農家の牛で、量は60・3キロ。埼玉県の食肉処理業者が5月25日、東京の市場を通じ て購入し、6月20日に同社の営業所のある津市に納入した。その後、出荷されずに冷凍保存されていたという。埼玉県が同一個体の肉を調べたところ、1キロ 当たり基準を超える2100ベクレルの放射性セシウムが検出された。
また県によると、横浜市経由で流通した牛の肉22・1キロについて、青森県で発見された同一個体の牛の肉から放射性セシウムが検出されなかった。県内で消費された同じ肉が汚染されている可能性は低くなった。
東日本大震災:放射性セシウム汚染疑い牛、3頭で規制値上回る /静岡
◇4倍超す黒毛和牛も
福島県浅川町の畜産農家が放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉牛を出荷し、一部が県内でも流通、消費された問題で、県などは17日、これまでに 県内での流通が判明している6頭のうち3頭から、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。
このうち、沼津市の業者から伊豆市と伊豆の国市に流通した黒毛和牛から、規制値の4倍を超える同2100ベクレルの放射性セシウムが検出された。
県衛生課によると、この黒毛和牛は東京都内のと畜場で処理され、すでに全量が消費されたか、消費者に販売されたという。同課は「この肉を1キロ食 べたとしても、胃のエックス線検査を1回受けたときの14分の1の放射線量で、食べ続けなければすぐに健康に影響が出るわけではない。安心してほしい」 と、呼びかけている。
また、同日、新たに別の2頭分の牛肉の一部も都内の業者を通じて県内に流通・消費されていたことが判明。うち1頭分は熱海市内の食肉販売業者が仕入れた300グラムで、すでにその業者が食べたという。この肉からは同1070ベクレルの放射性セシウムが検出された。
もう1頭分は、都内の業者を通じて静岡市清水区の食肉処理業者が販売した103キロで、同610ベクレルの放射性セシウムが検出された。同市は伝票などを調べ卸先の確認を急ぐ。
県衛生課によると、県東部を中心にスーパーマーケット「イオンキミサワ」9店舗で販売された約140キロから放射性セシウムは検出されなかった。【平林由梨】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:汚染疑い牛肉11.6キロ、滝沢で販売 /岩手
福島県浅川町の畜産農家から高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉牛42頭が出荷された問題で、県は17日、食肉処理後の肉の一部が滝沢村で販売されていたと発表した。
県民くらしの安全課によると、仙台市中央卸売市場から県内の業者が27・2キロを今月1日と7日に購入。別の業者を経て11・6キロが滝沢村の食肉販売店で消費者に提供された。既に消費されたとみられるという。
県が返品されたリブロース5・8キロを検査したところ、食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下回る492ベクレルだったという。【金寿英】
- セシウム汚染牛:84頭のうち1頭、規制値の5倍近く
- セシウム汚染牛:埼玉県が暫定規制値超の検出を発表
- セシウム汚染牛:23都府県で流通か 福島全域出荷停止へ
- 放射性物質:肉牛から基準超すセシウム 南相馬から入荷
- 生食用牛肉:処理業者に表面加熱義務づけ…厚労省部会了承
毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:稲わらにセシウム 肉牛2頭、仙台市内で消費か /宮城
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらが肉牛の餌とされていた問題で、仙台市は17日、福島県浅川町から横浜市へ出荷された2頭の肉が仙台市内で消費された可能性があると発表した。
市によると、1頭の肉は4月8日に横浜市で解体され、うち12・38キロ分を青葉区の焼き肉店が4月23日と29日に入手した。焼き肉店は市の調 査に「もも肉として約100皿分、店内で売った」と話しているという。もう1頭の肉は4月20日に横浜市で解体され、うち0・6キロ分を泉区の精肉店が5 月2日に購入した。精肉店は市に「自家消費した」と説明したが、食べた人の名前や食べ方などは不明。
また市は、浅川町から仙台市へ出荷された10頭のうち5頭の肉について、全量保管されていたり、セシウムのベクレル値が国の暫定規制値以下だったことを確認したことを明らかにした。【平元英治】
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- セシウム汚染牛:鈴鹿や伊勢で22キロ全量を消費 三重
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- セシウム検出牛:愛知流通分 県、情報収集進める
- セシウム検出牛:愛知で3.15キロ消費
毎日新聞 2011年7月18日 地方版
新たに2頭流通 基準値を上回る
福島県浅川町の畜産農家が高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを肉牛のえさに与えていた問題で、山梨県は17日、この肉牛のうち新たに2頭の流通 が県内で確認されたと発表した。いずれも食品衛生法が定める基準値(1キロあたり500ベクレル)を上回っている。ただし県は「仮に1食分を食べたとして も、健康に影響はないだろう」としている。
県によると、1頭は6月24日、県内の食肉卸売業者が長野県内の業者から23・7キロを入荷。今月2日までに、甲斐市と笛吹市の各飲食店 と、甲府市の1事業所、個人2人のほか神奈川県の1店舗に販売された。すでに在庫はないが、埼玉県で同じ牛の肉を検査したところ、基準値を上回る1キロあ たり2100ベクレルの放射性セシウムが検出された。
もう1頭は、6月1日に山梨県内の食肉販売業者が東京都内の仲卸売業者から仕入れ、甲斐市と甲府市の店舗で6月1日~25日に計約33キロを販売した。この牛の肉からは、放射性セシウムが青森県の検査で同1050ベクレル検出された。
【静岡】
県内、新たに2頭流通 稲わら汚染牛肉103キログラム
2011年7月18日
放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた福島県浅川町産の牛42頭の食肉が流通した問題で、静岡県と静岡市は17日、新たに2頭の食肉計 103・9キログラムが県内の2業者に流通していたと発表した。17日までに確認された県内の流通量は計342・7キログラムに上った。
新たに判明したうち大部分の103・6キログラムは静岡市清水区の食肉処理業者が6月から7月初旬に東京都内の仲卸業者から仕入れた肉で、同市保健所が流通経路を調べている。
牛の個体識別番号は12519-99570で、東京都の調査によると、同じ肉から国の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える、 610ベクレルの放射性セシウムが検出されている。同保健所は、同一の肉を食べずに保存していた場合、「すぐに保健所へ通報してほしい」と呼び掛ける。
また県衛生課によると、熱海市の食肉販売業者が5月19日に、浅川町産の牛肉0・3キログラムを都内の食肉市場で購入していた。同月中に、この業者が個人的に食べて消費したという。この牛の牛肉からは、青森県の調査で1070ベクレルの放射性セシウムが検出された。
セシウム牛、県内でも
◆4精肉店で63キロ販売
福島県の畜産農家で肉牛の餌となる稲わらから基準を超す放射性セシウムが検出された問題で、県は17日、この農家が出荷した42頭のうちの1頭の肉63キロが県内でも販売されていたと発表した。
消費・生活安全課によると、牛肉が販売されたのは中南和地域の四つの精肉店。4月8日に横浜市で解体された後、同18日から30日にかけて大阪府内の食肉卸売業者から仕入れられ、すべてが5月1日までに一般の消費者に売られたという。
県は「この肉を食べていても、健康への影響はない。精肉店に落ち度はなく、風評被害を防ぐため、店の名前や所在地は公表しない」としている。
福島・浅川町産牛肉 さらに2頭、県内に
県と静岡市は17日、福島県浅川町の畜産農家から出荷された42頭のうち、さらに2頭の肉が県内で見つかったと発表した。
1頭の牛の肉は、静岡市清水区の食肉処理業者に103・6キロが納入された。残品の有無などはわかっていない。この牛は、東京都の調査で、国の基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える610ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
もう1頭の牛の肉は、熱海市の食肉販売業者に0・3キロ納入された。業者が自ら消費したという。青森県の検査で1070ベクレルが検出されている。
また、県が16日に発表した、伊豆市の食肉販売業者に渡った7・2キロと伊豆の国市の飲食業者に渡った6・6キロは、埼玉県の検査で2100ベクレルだったことが新たにわかった。
84頭の流通、汚染調査進める 福島の5農家出荷肉用牛
福島県郡山、喜多方、相馬3市の農家計5戸から放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉用牛計84頭が出荷された問題で、厚生労働省や関係自治体は18日、牛肉の流通ルートや汚染実態の調査を進めた。
これまでの調査で84頭は少なくとも17都府県に流通。このうち1頭の肉から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、別の2頭は基準値以下だった。
共同通信の集計では、これまでに汚染の疑いのあるケースを含め出荷されたのは福島県南相馬市の17頭、浅川町の42頭と合わせて計143頭に上り、流通先は少なくとも37都道府県に上っている。
2011/07/18 09:39 【共同通信】
福島・浅川町の牛肉、奈良市の飲食店3店に流通、すべて消費
2011.7.18 12:33
奈良市は18日、福島県浅川町の農家が出荷した42頭の牛のうち、1頭の肉計14・5キロが奈良市内の飲食店に流通し、販売されたと発表した。この牛の個体識別番号は10124-48422。
市によると、6月3日~13日、牛肉は京都府の卸売業者を経由し、奈良市内の焼き肉店など飲食店3店舗に納品され、全て消費された。放射性物質による汚染の有無は確認できていないという。
市は「健康上の問題を過度に心配する必要はない」としている。
東日本大震災:汚染疑い牛、新たに37.6キロが流通 /和歌山
◇放射性セシウム、回収分は規制値内
福島県浅川町で高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた牛の肉が県内にも流通した問題で、県は17日、新たに37・6キロの牛肉が流通し ていたことが判明し、うち回収した0・7キロを検査した結果、検出された放射性セシウムが食品衛生法の暫定規制値以内であったと発表した。
検査した牛肉は個体識別番号10124-48422で、和歌山市内の卸業者を通じて11・6キロが有田郡や海南市の飲食店で提供された。うち回収 できた0・7キロを県環境衛生研究センターで調査すると、放射性セシウムは1キロ当たり205・3ベクレルで、規制値の500ベクレルを下回った。
他には肉26キロが、大阪府内の卸業者を通じて橋本市内で全量販売された。
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:汚染疑い牛、県内店舗では販売されず--オークワ /和歌山
県内スーパー大手のオークワ(本社・和歌山市)は17日、放射性セシウムを含む稲わらを与えられた牛の肉が県内の店舗で販売されていなかったと発 表した。牛肉26・8キロ分が同社の三重県亀山市関町の流通センターで商品加工され出荷されたが、奈良や三重、愛知、岐阜各県の店舗で販売された可能性が あるという。【山本芳博】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
来月にも福島県が流通品抽出検査 セシウム
放射性セシウムに汚染された県産牛肉が市場に流通していた問題を受け、県は新たに県産農水産物と加工品の流通品に対する抽出検査を8月にも開始する方針を固めた。
出荷前の農水産物のモニタリング調査と合わせた二重の検査態勢を敷き、食の安全確保と風評被害の拡大防止に努める。
国の暫定基準値を超える流通品があった場合は生産者や加工者の情報を公表する考えだ。
東日本大震災:汚染疑い牛、さらに2頭販売 甲府、甲斐などで /山梨
福島県内で高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられ出荷された牛の肉が流通していた問題で、県は17日、新たに2頭計約64キロ分が県内に入り、一部が飲食店や食肉店などで販売されていたと発表した。【山口香織】
問題の牛はいずれも福島県浅川町の農家が出荷。1頭は東京都中央卸売市場食肉市場から埼玉、長野両県の卸業者を経て、県内の卸売業者が先月24日 に23・7キロを仕入れ、甲斐、笛吹両市の2飲食店、甲府市の1事業所、個人2人に計7・93キロが販売された。神奈川県内にも11・65キロ販売されて いたため、県は17日、神奈川県へ情報提供した。
この牛肉を埼玉県衛生研究所が16日検査したところ、放射性セシウムは1キロ当たり2100ベクレル検出。県衛生薬務課によると、消費者がこの牛 肉200グラム食べた場合、体への影響は約0・007ミリシーベルトで、同課は「汚染された同じ牛肉を1年間繰り返し食べ続けることは考えにくく、健康に 問題はない」としている。
もう1頭は同市場から都内の食肉仲卸売業者を経て、甲斐、甲府両市の食肉販売店に渡った。甲斐市の店では8・7キロを仕入れ約7・4キロを、甲府 市の店では31・6キロ仕入れ約25・3キロをそれぞれ販売。この牛肉からは、1キロ当たり1050ベクレルの放射性セシウムが検出された。
一方、県が16日に発表した暫定規制値を超えた1頭について今月5~8日、約9キロを消費者に販売したスーパー「いちやまマート塩部店」では、購入者への返金に応じている。
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
「何を信じればいいのか」 汚染疑い牛肉販売の精肉店
暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された牛肉と同じ牛の肉を販売した会津若松市の精肉店の店 主は「通常の流通ルートで仕入れた肉がこんなことになるのでは、これから何を信じればいいのか分からない」と、突然”被害者”の立場になったことに戸惑い を隠せない様子だった。
店主によると、牛肉は今月5日に県内の卸売業者から仕入れ、約2日間で3人に販売したという。卸業者に確認したところ、放射性物質が検出されたのは今回のすね肉だけという説明を受けたという。
店主は「普通に仕入れた肉に問題があると思っていない。売った後に放射性物質が検出されたと言われてもどうしたらいいのか」と困惑しながら、「販売前に検査できないものか」と求める。
同店は自主回収を行うとともに、肉を食べてしまった場合でも、販売した客には料金を返還する予定。
(2011年7月18日 福島民友ニュース)
東日本大震災:汚染わら食べた肉牛、精肉店で266キログラム完売--足利 /栃木
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉牛が福島県内から出荷されていた問題で、県は17日、1頭を足利市の精肉店が購入し、約266キログラムの肉が販売されていたと発表した。すべて完売されており、セシウム濃度などはわかっていない。
県生活衛生課によると、この牛は5月12日に出荷され、5月13日に埼玉県川口市で食肉処理、足利市の食肉業者が1頭丸ごと(397キログラム、 骨付き)をせりで購入。同社の精肉小売店が6月2~21日に、量り売りで販売した。内訳はサーロイン40キログラム、焼き肉用80キログラム、すき焼き用 80キログラム、ヒレ6キログラム、ステーキ用60キログラム。
福島県内では、浅川町に続き、郡山市などの農家が、高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えていた。同様の肉牛は、このほか足利市のスーパーと野木町の小売店で計45・9キログラムが販売されている。
県はいずれも健康への影響について「心配ない程度」としている。販売店は公表していないが、問い合わせには応じ、自宅で保管している場合には連絡してほしいと呼びかけている。県生活衛生課(電話028・623・3109)。【泉谷由梨子】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
福島県出荷セシウム汚染疑い牛 他県産表示で流通も
福島県から出荷された放射性セシウム汚染の疑いがある牛肉が「岩手県産」などと 別の産地表示で流通しているケースがあることが17日、分かった。農林水産省によると、牛は出荷されるまでに複数の場所で育てられることが多く、飼育期間 が最も長い場所を産地として表示するのが基本とされるためだが、小売店や消費者には分かりにくい仕組みとなっている。(3面に関連記事)
「仕入れた時に『岩手県産』と表示されていた。福島県経由とは認識していなかった」。山口市内でスーパーを経営する会社は17日、福島県浅川町の農家が出荷した牛の肉を販売したことを文書でこう釈明した。
このスーパーで販売された牛の個体識別番号から生産履歴を調べると、2002年5月5日生まれの雌で、出生地の記載はない。03年3月以降の約7年半は岩手県内で飼育され、昨年9月22日、浅川町に移動。今年5月11日、千葉県の食肉処理場で解体された。
山口県によると、一部の肉が東京都の卸業者を経て5月23日に山口市の会社に納入された。
香川県によると、同じ牛の肉をスーパーで販売していた高松市の会社も「岩手県産と認識していた」と説明。汚染の疑いがある別の1頭の肉も扱っていたが、青森県産と思っていたという。
農水省などによると牛は通常、生まれてからある時期まで「繁殖農家」で育てられ、その後食肉の品質を向上させるため「肥育農家」で飼育される。出荷まで数回転売されるのが一般的だ。
浅川町の農家が出荷した汚染の疑いのある42頭の個体識別番号を調べると、うち約半数は最も長く飼育されていた場所が青森県や岩手県、宮城県で、これらを産地として流通、販売されていた可能性がある。
このほか店頭では「国産牛」としか表示されていない牛肉も少なくない。消費者問題研究所の垣田達哉代表は「飼育の過程で違う地域に移っていることは個体識別番号でしか確認できず、安心して買うことができない」として、何らかの改善が必要と指摘している。
2011年07月18日月曜日
東日本大震災:汚染疑い肉、さいたま市では2店に264キロ流通 /埼玉
福島県浅川町で高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた牛42頭の肉が出荷された問題で、さいたま市は17日、このうち1頭(個体識別番号12486-42953)の約264キログラムが、同市内の精肉店2店に流通していたと発表した。
千葉県の食肉卸売業者から5月13、18両日に納入され、県内の焼き肉店などですでに消費されたとみられる。同市保健所が16日に精肉店2店を調査したが、在庫が無かったため検査はできなかった。【林奈緒美】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:汚染疑い肉、美里で48.22キロ販売 県が返品呼びかけ指導 /埼玉
福島県浅川町で高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられていた牛42頭の肉が出荷された問題で、県は17日、うち1頭(個体識別番号 12519-99570)の肉48・22キロが美里町のスーパーで販売されていたと発表した。この牛の肉からは東京都の検査で国の暫定規制値(1キロ当た り500ベクレル)を上回る610ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、県は「一時的に食べた人に健康被害が発生するとは考えづらい」と説明してい る。
県食品安全課によると、美里町阿那志(あなし)のスーパー「アバンセ美里店」が都内の食肉処理業者から6月17日に25・5キロ、同22日に 25・1キロを仕入れ、焼き肉、ステーキ用などとして6月18日~7月15日に計48・22キロを販売していた。同店は今月15日に仕入れ先からの連絡を 受けて在庫2・38キロを返品した。県は購入した消費者へ返品を呼びかけるよう同店に指導し、同店はおわび文書を売り場に掲示している。【大谷津統一】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
【滋賀】
牛肉、5月に草津で販売 セシウム汚染の稲わらを食べた可能性
2011年7月18日
県は17日、福島県内の農家で放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた可能性のある牛の肉9・4キロ分が、5月に県内で販売されていたと発表した。
販売されたのは、汚染された稲わらを食べた可能性のある牛84頭のうち1頭の一部で、5月9~15日に草津市内の食肉販売店で「和牛コマ切り落とし」「和牛コマカレー用」として販売され、9・4キロ分すべてが完売していた。
この店の関係者から問題の肉を販売したと17日午前11時ごろ、県草津保健所に連絡があり、保健所が立ち入り調査をした。
問題の肉は、大阪府羽曳野市内の食肉加工業者から5月6日にこの店に卸されていた。問題の牛1頭が、汚染された稲わらを食べていたかどうかは分かっていない。
汚染疑い牛肉、県が相談窓口
福島県浅川町の農家が出荷した肉用牛42頭の一部の肉から放射性セシウムが検出された問題で、山口市内でも、42頭のうち1頭の肉の一部が流通していたことがわかり、県は17日、急きょ記者会見を開いた。
県生活衛生課によると、牛がせりにかけられた東京都から16日に県に連絡があり、判明した。東京都の調査では、42頭の一部から1キロ当 たり650ベクレルの放射性セシウムが検出されているが、県生活衛生課は「仮に東京都で検出されたのと同じ濃度の牛肉を1キロ食べたとしても、健康に影響 はない」としている。ただ「放射性物質などに対する県民の不安もあると思う」として、県生活衛生課(083・933・3000)と、山口健康福祉センター (083・932・2269)など各地域の健康福祉センターに相談窓口を設けた。午前8時半~午後5時15分まで受ける。
一方、この食肉を販売したスーパー「マリン」は「お客様にこのようなご心配をおかけしますことは、極めて残念であります。食肉商社ほか関係者と協力してチェック体制に万全を期して、より高い信頼を得られるよう努めて参りたいと思います」とコメントを出した。(安田桂子)
東日本大震災:汚染稲わら摂取肉牛 会津若松で販売の同一個体肉からセシウム /福島
浅川町の畜産農家から高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉牛42頭が出荷された問題で、県は17日、会津若松市で販売された牛肉と同一個体の肉から暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
県食品生活衛生課によると、農家から出荷された牛のうち、仙台市で解体された肉が会津若松市の「ヤマゴ精肉本店」に卸され、店頭で豚との合いびき 肉として販売された。同課は当初、販売量を3・3キロとしていたが、再調査の結果、計4・3キロが5~8日に販売されていた。仙台市から山梨、岐阜両県に 出荷された肉が残っており、それぞれ同680ベクレル、同630ベクレルが検出されたという。
一方、同じ農家から千葉県に出荷され、大阪府の業者を経て同店に卸された12・5キロの肉については、秋田県で同一個体の肉を検査し、同240ベクレルと規制値を下回った。【関雄輔】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
汚染疑い牛、35都道府県で消費者向けに販売
放射性セシウムに汚染された疑いがある肉牛が流通していた37都道府県は、これまでに判明していた東京都や神奈川、大阪府、福岡県などのほか、富山や奈良、山口などの各県。
また、東京、宮城、兵庫、奈良、山口などの計35都道府県で、消費者向けに販売されていた。
これまでに、福島県南相馬市で17頭、浅川町で42頭、郡山市などで84頭の計143頭が、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられていたにもかかわらず出荷され、一部の肉牛からは、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されている。
郡山市などから出荷された84頭については、東京、栃木、埼玉、神奈川、新潟、長野、岐阜、三重、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、 福岡の16都府県で流通。栃木、新潟、岐阜、愛知、三重、滋賀、兵庫、奈良、福岡の9県で消費者向けに販売されたことが新たにわかった。愛媛県で流通・販 売されていたことは16日に判明している。
(2011年7月18日09時45分 読売新聞)
牛肉 上越市内でも流通
セシウム稲わら 摂取汚染は規制値下回る
福島県の農家から、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えた肉用牛計84頭が出荷されていた問題で、新潟県は17日、このうち2頭の肉計69・ 2キロ・グラムが上越市内の食肉販売店に購入され、一部が同店などで販売されていたと発表した。検出された放射性セシウムは、いずれも、国の暫定規制値 (1キロ・グラムあたり500ベクレル)を下回った。
県によると、上越市内の食肉販売店が、東京都内の食肉卸売業者から、牛肉24・5キロ・グラムと44・7キロ・グラムを購入。この食肉販売店は、 24・5キロ・グラムのうち12キロ・グラムを社内販売し、残る12・5キロ・グラムを同市内の飲食店に販売した。この飲食店は、1・5キロ・グラムをす でに客に提供した。別の44・7キロ・グラムは、すべて食肉販売店で保管されていたという。
県が2頭の牛肉を調べたところ、国の暫定規制値を下回る1キロ・グラムあたり25・0ベクレルと20・4ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。
県生活衛生課は「肉を食べた社員や客に連絡するかどうかは、各事業者の判断」としている。県は引き続き、高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた牛の肉が、県内で販売されていないか調査する。
(2011年7月18日 読売新聞)
疑い牛、仙台で消費 浅川産、横浜で食肉処理
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを餌にした福島県浅川町産の肉用牛が流通した問題で、横浜市で食肉処理された2頭の牛肉が仙台市青葉区の焼き肉店で提供されていたほか、泉区の精肉店で自家消費していたことが17日、仙台市などの調査で分かった。
2頭ともセシウムの値は不明で、汚染の疑いがある牛肉が宮城県内で消費されたことが判明したのは初めて。
市によると、焼き肉店には4月下旬に2回、宮城野区の食肉処理業者から計約12.4キロが納入され、数日後に客に提供された。精肉店では、別の宮城野区の業者から5月初旬に納入された0.6キロを消費したという。
また、追跡調査を進めている同町産の肉用牛8頭については新たに、2頭が放射性セシウムの暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回っていたことが分かり、この2頭の調査を終了した。
2011年07月18日月曜日
滝沢でも汚染疑い牛肉販売 暫定基準値は下回る
県は17日、仙台市中央卸売市場に出荷された汚染可能性のある牛肉の一部11・6キロが、滝沢村の食肉販売店で販売されていたと発表した。県内で 一般流通が確認されたのは2例目。卸業者が保管していた別の部位の放射性物質検査を行ったところ、セシウムは国の暫定基準値を下回った。
県によると、県内の卸業者が7月1、7日にヒレ、リブロース、サーロインの計27・2キロを購入。サーロイン11・6キロ、リブロース5・8キロを県内の別の卸業者へ出荷した。
この業者はサーロイン11・6キロを滝沢村の食肉販売店1店舗に出荷。店は7~8日に、ステーキ用と合いびき肉として全量を販売した。ヒレとリブロースは卸業者が保管しており流通していない。
県がリブロースの放射性物質を検査した結果、食品衛生法上の暫定基準値1キロ当たり500ベクレルに対して492ベクレル。仮に、この牛肉1キロを毎日1年間食べ続けても、年間被ばく許容量5ミリシーベルトは超えない値という。
県は、汚染可能性のある牛肉が県内に流通した場合、販売場所の公表は市町村名までとすることを決めた。販売店名などを公表しないのは、業者に風評被害などの恐れがあるためとしている。
(2011/07/18)
汚染飼料牛、福岡県内で115キロ販売
福島県の畜産農家で高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、牛の肉は福岡県のスーパー、デパート3店舗で計約 115キロが販売されていた。放射性物質の量は不明だが、福岡県などは「自宅に保管している場合は食べないでほしい」と呼びかけている。
問題の牛は、福島県南相馬市の17頭、浅川町の42頭、郡山市などの84頭の出荷が確認されている。このうち、福岡県内で販売が確認されたのは、浅川町の牛が33・8キロ、郡山市の牛が81・6キロ。
浅川町の牛は、5月24日に仙台市の中央卸売市場食肉市場から出荷され、6月11日、福岡県内の食肉卸売業者が33・8キロを購入。このうち 17・2キロは同県香春町のスーパーで、16・6キロは北九州市八幡西区のスーパーで、いずれも6月17~19日に牛肩ローススライス(1パック約300 グラム)として販売された。
福岡県や北九州市は、肉の個体識別番号(10370―32156)がトレーのシールに記載されている場合は、その肉を食べないように呼びかけている。
また、福岡市などによると、郡山市から出荷された肉牛1頭の一部が、福岡市のデパート「大丸」地下2階の精肉店「柿安本店」で販売された。
福岡市は「直ちに健康に影響を与えることはない」、厚生労働省食品安全部も「これまで判明している規制値を超えた牛肉は長期間、継続的に食べなければ問題はない」としている。
(2011年7月18日 読売新聞)
県内に新たに放射性物質汚染疑いの牛肉 加工品は全量保管 07月18日(月)
福島県内の肉用牛農家で放射性セシウムを含む稲わらを与えられ、汚染された可能性がある牛の食肉を、上田保健福祉事務所管内(上田市、東御市、小 県郡)の食品販売業者が仕入れていたことが17日、長野県の調査で分かった。県内の流通が確認されたのは4例目。業者は食肉を瓶詰の肉みそに加工して全量 を保管しており、県の同日の検査では、放射性セシウムは検出されなかった。
県は「今後、同じ牛の他の部位から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されれば、この牛の肉全てが食品衛生法で出荷停止になる」として、肉みその出荷を自粛するよう業者を指導した。
流通した食肉は、福島県喜多方市の農家が出荷した牛(個体識別番号12313―58335)の部位「前すね」7・2キロ。16日に新たに出荷が判明した 84頭のうちの1頭で、6月17日に同県郡山市の福島県食肉流通センターで食肉処理され、同県内の卸業者などを経て、上田保健福祉事務所管内の食品販売業 者に11日に納入された。
食品販売業者は、南信地方の総菜製造業者に肉みそへの加工を依頼。総菜業者は14日に250グラム入りの瓶詰の肉みそ1012本に加工し、16日に納入していた。
郡山市の保健所から17日午前9時すぎに、長野県にファクスで情報が寄せられ、同事務所の職員2人が食品販売業者を調査。業者が保管していた肉みそを県環境保全研究所が検査した。
業者の幹部は17日夜、取材に対し「消費者に販売される前に判明して良かった。原発事故の影響がここまで及んでいるのは残念だ」と話した。
県内、新たに100キロ流通判明 汚染疑い牛肉(7/18 07:45)
福島県浅川町の肉用牛農家が餌として与えた稲わらから高濃度の放射性セシウム が検出され、汚染された可能性のある牛肉が流通した問題で、県と静岡市は17日、新たに同市清水区の処理業者と熱海市の食肉販売業者に2頭の肉計103・ 9キロが流通していたことが分かったと発表した。2頭とも他自治体の残品検査で国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検 出されている。
静岡市保健所が東京都食品監視課の情報提供を受け調べたところ、5月25日 に東京都の食肉処理場で処理された1頭の一部計103・6キロが、都内の業者を経由して清水区の処理業者に卸されていた。この牛からは、都の検査で1キロ 当たり610ベクレルの放射性セシウムが検出された。
一部は販売されたとみられ、同保健所は処理業者に対し、残品や販売先の確認を指導した。
また県の調べでは、5月11日に千葉県の食肉処理場で処理された1頭のうち300グラムを熱海市の食肉販売業者が仕入れた後、販売されず自家消費されてい た。この牛については、青森市内の販売業者に残っていた肉の検査で、1キロ当たり1070ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
浜岡原発:廃炉を求める全国集会 静岡・葵区に700人 /静岡
中部電力浜岡原発(御前崎市)の廃炉を求める全国集会が17日、静岡市葵区の常磐公園であった。「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」が呼びか け、全国から約700人が集まった。集会には社民党の福島瑞穂党首と、前福島県知事の佐藤栄佐久氏が駆けつけた。福島氏は「静岡から廃炉に向けた声をあげ よう」と呼びかけた。また、佐藤氏は「原発事故は国内だけに限らず、国際的、時空を超えた問題であることを考えなくてはならない」と訴えた。【平林由梨】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
【静岡】
「浜岡廃炉、脱原発」訴え 静岡で30団体が集会
2011年7月18日
前福島知事らも参加
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脱原発を求める市民団体が17日、静岡市葵区の常磐公園で「『廃炉は浜岡から』反原発全国集会」を開いた。福島県の佐藤栄佐久前知事が「原発政策 を、経済産業省だけに進めさせてはいけない」と訴え、参加者たちは「日本中の原発の速やかな廃炉を目指す」などとした決議文を採択した。
佐藤前知事は、経産省の官僚たちが原発を推進している張本人だと強調し「(東京電力福島第一原発の)事故後、東電幹部や大臣たちが謝罪している が、役人は表に出ていない」と、説明責任を果たさない姿勢を批判。「情報公開しないのはファシズムと同じ。民主主義に全く逆行している」と強調した。
また社民党の福島瑞穂党首も浜岡原発の廃炉を訴え、「浜岡の問題は津波対策だけでない。防潮壁の整備などに無駄な金をかけず、自然エネルギーの推進にかじを切るべきだ」と呼び掛けた。
集会は「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」が主催し、県内外の約30の反原発団体から約700人(主催者発表)が参加した。
シュプレヒコールを上げながら市街地をデモ行進し、中部電力静岡支店(同区本通)の玄関前では、各団体の代表者らが決議文を貼り付けていた。
原発廃止訴え700人デモ行進
| 福島瑞穂・社民党党首(前列左から2人目)を先頭に、「原発廃炉」を訴えた参加者ら=静岡市葵区 |
全国の原発廃止をめざす集会が17日、静岡市葵区の常磐公園で開かれた。県内外の労組や市民ら約700人が参加し、「原発廃止の流れを浜岡から全国へ広げよう」と訴え、市内をデモ行進した=写真。
浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)が主催。会場にかけつけた福島瑞穂・社民党党首は「浜岡原発の問題点は津波だけではない。地震大国日本には原発はいらない。静岡から、全国から声を上げていこう」と呼びかけた。
反原発で集会 前福島県知事も演説 静岡(7/18 07:56)
市民団体「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」は17日、静岡市葵区の常磐公 園で「『廃炉は浜岡から』反原発全国集会」を開いた。東京や大阪などから労働組合関係者ら約500人が参加し、市内をデモ行進した。集会では福島県の佐藤 栄佐久前知事らが演説し、経済産業省と東京電力を批判した。
佐藤前知事は在任中から国の原 子力政策に批判的で、2002年の東電の原発トラブル隠し問題では、原発立地県の知事として、プルサーマル計画への「事前了解」を白紙撤回した。佐藤前知 事は「原発事故は民主主義が進んでいない国で起きると思ったが、わが県で起こってしまった。日本の腐った体質が露呈してしまった」と経産省と東電の姿勢を 痛烈に批判。放射能漏れ事故については情報公開が不十分だとした上で「情報公開こそ民主主義にとっても原発についても大事なことだ」と訴えた。
このほか、社民党の福島みずほ党首や、現在東京高裁で係争中の中部電力浜岡原発運転差し止め訴訟弁護団長の河合弘之弁護士も登壇した。福島党首は「何が何でも全国の原発をすべて廃炉にしよう」と訴えた。
集会後、参加者は静岡市内の中心部約2・5キロを横断幕を持って行進し、沿道の買い物客らに脱原発をアピールした。
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横断幕を持って行進する参加者=17日午後2時半、静岡市葵区
廃炉「浜岡から」静岡で反原発集会700人が参加
「浜岡原発から廃炉を進めよう」をスローガンに静岡市中心部で17日、反原発集会が開かれた。浜岡原発を考える静岡ネットワークが主催、全国から約 700人(主催者発表)が集まり、ゲスト参加の佐藤栄佐久前福島県知事と福島瑞穂社民党党首が「浜岡を日本の全原発廃炉の突破口にしたい」と訴えた。
佐藤氏は、日本の原発政策をコントロールしているのは経済産業省と指摘。「市民の声で政治や役所を動かし、脱原発を実現しなくてはいけない」と強調。福島 党首が「でたらめな安全基準で防潮壁を作るなら、自然エネルギー促進にお金を使うべきだ」などと述べると会場から大きな拍手が湧き上がった。
[ 2011年7月18日 06:00
底魚のヒラメからも放射性物質検出されたことに衝撃走る
本誌が7月上旬に行った調査で、放射性物質が検出された海産物は、100品中28品にのぼり、3割という高確率で汚染が見つかった。
水産庁による「各都道府県等における水産物放射性物質調査」では、汚染が見つかった水産物は神奈川県どまり。7月11日にいたるまで、神奈川県より西の地域では検出されていない。
ところが本誌調査では、神奈川県を越えて静岡県の下田港と伊東港で水揚げされたひらめ、ぶり、いわしの丸干しからも放射性物質が検出された。
食環境科学が専門の美作大学教授・山口英昌さんがいう。
「魚は海水とエサの両方から放射性物質を体内に取り込んでいます。干ものの場合は干している間に放射性物質が吸着した可能性など、複数の要因が考えられます」
山口教授はひらめで検出された点に注目すべきだという。
「底魚のひらめは沿岸や深海に生息し、移動が少ない。ひらめが汚染されていたということは、伊豆半島近海、もしくはそれ以南まで汚染が広がっている可能性を示しています」(山口教授)
※女性セブン2011年7月28日号
【原発】新たに411頭も…汚染ワラ食べ流通の牛テレビ朝日 - 29 分前 福島県で放射性物質に汚染された餌(えさ)を食べた肉牛が全国に出荷されていた問題で、出荷された牛が新たに400頭以上いることが分かりました。 福島県によりますと、須賀川市や本宮市などの7つの畜産農家で、汚染されたワラを餌として食べた牛が新たに411頭、県内外に … 新たにセシウムわら 435頭出荷NHK - 41 分前 福島県の農家が肉牛に与えていた稲わらから放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、新たに福島県と新潟県の農家が与えていた稲わらからも国の目安を超える放射性セシウムが検出され、2つの県で合わせて435頭の肉牛が出荷されていたことが分かりました。 … 「福島の牛売れない」 畜産農家に悲痛な声日本経済新聞 - 1 時間前 福島県の畜産農家が放射性セシウムを含む稲わらを牛に与えていた問題で、新たに411頭の出荷が18日、判明した。汚染された可能性のある牛が市場に流通 し、消費された可能性が次々と明らかになる事態に畜産関係者からは悲痛な声がもれた。 「福島の牛はもう売れない」。 … 汚染わら肉牛 新たに411頭出荷確認福島放送 - 1 時間前 放射性セシウムに汚染されたわらを食べた牛が出荷されていた問題で、県が行った調査の結果、新たに本宮や須賀川などの7戸の農家から411頭が、東京など1都5県に出荷されていたことが18日分かった。 県の調査で新たに汚染されたわらを餌として与えていたのが分かっ … セシウム汚染疑い牛、新たに福島で411頭 計554頭に日本経済新聞 - 2 時間前 福島県は18日、新たに須賀川市や郡山市など同県5市1町の肉用牛農家7戸が、放射性セシウムを含む稲わらを牛に与えていたと発表した。計411頭が東 京、兵庫、福島、群馬、栃木、埼玉の6都県に出荷され流通した。厚生労働省が出荷先自治体を通じて流通状況を確認し、保存 … セシウム汚染疑い、新たに411頭出荷TBS News-i - 2 時間前 放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛が福島県から出荷されていた問題で、18日、新たに須賀川市、本宮市などの農家7戸から411頭の肉牛が東京や兵庫などに出荷されていることがわかりました。 新潟に宮城産セシウムわら=東京などへ肉牛24頭出荷時事通信 - 1 時間前 新潟県は18日、同県長岡市の畜産農家2戸が保管していた宮城県産稲わらから、国の暫定規制値(1キロ当たり300ベクレル)を超える1万500~2万600ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。乾燥する前の水分を含んだ状態に換算すると、規制値の8~15 … さらに411頭テレビ東京 - 1 時間前 新たに411頭出荷されていたことがわかりました。福島県は、放射性セシウムを含む稲わらを与えていた肉用牛が、新たに411頭出荷され →続き 新たに411頭出荷されていたことがわかりました。福島県は、放射性セシウムを含む稲わらを与えていた肉用牛が、新たに411頭出荷され … 新たに411頭流通 福島7農家、稲わらセシウム汚染中国新聞 - 3 時間前 放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県は18日、調査の結果、新たに県内の農家7戸が汚染された稲わらを肉牛に食べさせてい たと発表した。これらの農家からは6都県に計411頭が出荷されたという。 農家は郡山市の2戸と二本松市、本宮市、 … 汚染疑い牛、新たに411頭=須賀川市などの7農家でセシウムわら-福島県時事通信 - 1 時間前 福島県は18日、新たに須賀川市など県内5市1町の計7戸の畜産農家が放射性セシウムを含む稲わらを肉牛に与えていたと発表した。これらの農家からは3月28日から今月6日までに計411頭が同県内のほか東京、栃木、群馬、埼玉、兵庫の5都県の食肉処理場に出荷された … |
【原発】新たに411頭も…汚染ワラ食べ流通の牛(07/18 16:27)
福島県で放射性物質に汚染された餌(えさ)を食べた肉牛が全国に出荷されていた問題で、出荷された牛が新たに400頭以上いることが分かりました。
福島県農林水産部:「放射性セシウムが含まれている稲わらを肉牛に供与していたことが判明し、これらの農家からすでに411頭の肉牛が出荷され、流通したことが明らかになりました」
福島県によりますと、須賀川市や本宮市などの7つの畜産農家で、汚染されたワラを餌として食べた牛が新たに411頭、県内外に出荷されていることが分かり ました。調査したワラからは、最大で国の基準の500倍を超える放射性セシウムが検出されています。7つの農家、合わせて411頭の牛は、3月28日から 今月7日までに東京都や埼玉県など1都5県に出荷されています。
新たにセシウムわら 435頭出荷
福島県の農家が肉牛に与えていた稲わらから放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、新たに福島県と新潟県の農家が与えていた稲わらからも国の目安を超える放射性セシウムが検出され、2つの県で合わせて435頭の肉牛が出荷されていたことが分かりました。
新たに分かったのは、福島県が須賀川市、白河市、二本松市、本宮市、郡山市、それに会津坂下町の5 市1町にある合わせて7戸の肉牛農家です。また新潟県が長岡市の2戸の肉牛農家です。このうち福島県によりますと、県内の7戸の農家はいずれも原発事故の あとに屋外に置いていた稲わらを集め、出荷前の肉牛に餌として与えるなどしていて、残っていた稲わらから最大で国の目安のおよそ520倍に当たる放射性セ シウムが検出されました。7戸の農家からは、ことし3月28日から今月6日までに合わせて411頭の肉牛が、福島県内のほか東京、埼玉、栃木、群馬、それ に兵庫の1都4県の食肉処理場に出荷されていたということです。このため福島県は、出荷先の自治体に対し流通経路の調査を依頼するとともに、残っている牛 肉が確認されれば、国の基準を超える放射性セシウムが含まれていないか調査するよう求めました。また、新潟県によりますと、新潟県長岡市の2戸の農家が与 えていた、いずれも宮城県産の稲わらから最大で国の目安のおよそ15倍に当たる放射性セシウムが検出されたということです。このうち1戸の農家は、これま でに肉牛24頭を出荷したということです。この結果、放射性物質を含む稲わらを与えられて出荷された肉牛は、18日に明らかになった福島県と新潟県の2つ の県の435頭と合わせると、578頭に上っています。問題の拡大を受けて福島県は、県内すべての牛の飼育農家に対し、18日までの予定だった出荷や移動 の自粛を当面の間、延長するよう要請しました。
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・東京で保管の肉からセシウム検出・餌から放射性セシウム 42頭出荷 |
「福島の牛売れない」 畜産農家に悲痛な声
- 2011/7/18 18:55
福島県の畜産農家が放射性セシウムを含む稲わらを牛に与えていた問題で、新たに411頭の出荷が18日、判明した。汚染された可能性のある牛が市場に流通し、消費された可能性が次々と明らかになる事態に畜産関係者からは悲痛な声がもれた。
「福島の牛はもう売れない」。今回判明した411頭のうち最多の383頭が出荷された農家がある須賀川市内で肉牛農家を営む別の農家の女性 (60)は声を絞り出すように語った。女性の牛舎にも17日に県の調査が入り、稲わらからは放射性セシウムは検出されず安心していた直後だったといい、 「これで須賀川の牛も売れなくなる。今後どうすれば……」と落胆する。
稲わらは近隣の稲作農家から入手しているが、今後、県内の稲わらが使えなければ新たに調達先を探さないといけない。「福島だけでなく近隣の県も安全とはいえない。今後どこから稲わらを調達すればいいのか」と頭を抱えた。
JA全農福島の男性職員は「消費者あっての畜産業である以上、問題が簡単に収束するとは思えない。これまで培ってきた福島牛ブランドはどう なるのか」と絶句。屋外で保管した飼料を家畜に与えないように求めた3月の国の通知はJAを通じて各農家に伝わるはずだったことから「結果論だが、もっと 周知できていれば、こんなことにはならなかった。悔しい」と唇をかんだ。
汚染わら肉牛 新たに411頭出荷確認
放射性セシウムに汚染されたわらを食べた牛が出荷されていた問題で、県が行った調査の結果、新たに本宮や須賀川などの7戸の農家から411頭が、東京など1都5県に出荷されていたことが18日分かった。
県の調査で新たに汚染されたわらを餌として与えていたのが分かったのは、二本松、本宮、郡山、須賀川、白河の5つの市と会津坂下町の合わせて7戸の農家。
この7つの農家からは3月下旬から今月上旬迄に合わせて411頭が東京や兵庫など1都5県の食肉加工場に出荷されていたことが分かっている。
いずれの農家も原発事故の後に集めたり、業者から購入したわらを肉牛の餌や敷きわらとして使っていて、中には国の基準の500倍以上の1キログラム当たり15万ベクレルを超す放射性セシウムが検出された物もあった。
県ではこの内、4戸の農家の牛に対して尿検査を実施したが、2戸の農家の牛から少量の放射性セシウムが検出されたが、他の2戸の牛からは検出されなかった。
また須賀川市の農家は宮城県の業者からわらを購入していたため、県ではわらの出所や他の販売先などを調べることにしている。
汚染わらをエサとして与えられ出荷された牛はこれで合わせて554頭になる。
県では国を通じて、肉牛の販売先の追跡調査を依頼するとともに、県内の農家に対して、肉牛の出荷と移動の自粛を要請している。
セシウム汚染疑い牛、新たに福島で411頭
- 2011/7/18 17:40
福島県は18日、新たに須賀川市や郡山市など同県5市1町の肉用牛農家7戸が、放射性セシウムを含む稲わらを牛に与えていたと発表した。 計411頭が東京、兵庫、福島、群馬、栃木、埼玉の6都県に出荷され流通した。厚生労働省が出荷先自治体を通じて流通状況を確認し、保存された牛肉があれ ば検査する。
これで放射性物質が検出された稲わらを与えられ、後に出荷された牛は同県10市町の農家14戸、計554頭になった。
新たに判明したのは須賀川市1戸(383頭)、郡山市2戸(計6頭)、二本松市1戸(2頭)、本宮市1戸(3頭)、白河市1戸(13頭)、会津坂下町1戸(4頭)。
県によると、383頭を出荷した須賀川市の農家は約2650頭の肉用牛を飼育。3月28日~7月6日に東京都と兵庫県などに出荷した。稲わ らは3月14日~7月11日に宮城県の販売業者から約105トンを購入し、ほぼ全量をエサとして牛に与えたという。採取した稲わらからは規制値の約26倍 のセシウムを検出した。
また本宮市の肉用牛農家が4月に自ら所有する田から収穫した稲わらからは規制値の約523倍の高濃度セシウムを検出した。ただエサとしては与えず、敷わらとして使ったという。県は「牛は敷わらを食べることもある」と説明している。
県によると、屋外で保管した飼料を家畜に与えないように求めた3月19日の国の通知について、二本松市の農家は「農協を通じて通知があったが、大丈夫と思い与えてしまった」と説明。残る6戸は「通知は知らなかった」などと答えた。
県は南相馬市で同様のケースが発覚した今月11日以降、肉用牛農家などを立ち入り調査し、稲わらの使用状況などを確認。今後、繁殖用の雌牛や子牛を扱う畜産農家にも対象を拡大し、8月3日までに県内の計約4000戸の全畜産農家を調査する方針。
新潟に宮城産セシウムわら=東京などへ肉牛24頭出荷
新潟県は18日、同県長岡市の畜産農家2戸が保管していた宮城県産稲わらから、国の暫定規制値 (1キロ当たり300ベクレル)を超える1万500~2万600ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。乾燥する前の水分を含んだ状態に換算する と、規制値の8~15倍に相当する。うち1戸の農家からは新潟県内と東京都のと畜場に肉牛計24頭が出荷されたことも分かった。これらの農家はいずれも宮 城県内の業者から稲わらを購入したという。
新潟県は2戸に対し、この稲わらを与えた牛の出荷や移動の自粛を要請するとともに、流通状況の調査を開始した。県内で宮城県産の稲わらを使用している他の農家が保管する稲わらを対象に、セシウム検査も実施する。(2011/07/18-18:28)
さらに411頭
新たに411頭出荷されていたことがわかりました。福島県は、放射性セシウムを含む稲わらを与えていた 肉用牛が、新たに411頭出荷されていたと発表しました。これまで判明している143頭を合わせると、554頭となります。新たに判明した411頭は、東 京、兵庫、群馬など少なくとも6都県で、3月28日から今月6日までに処理、流通しているということです。
新たに411頭流通 福島7農家、稲わらセシウム汚染
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県は18日、調査の結果、新たに県内の農家7戸が汚染された稲わらを肉牛に食べさせていたと発表した。これらの農家からは6都県に計411頭が出荷されたという。
農家は郡山市の2戸と二本松市、本宮市、須賀川市、白河市、会津坂下町の各1戸の計7戸。出荷先は福島県のほか、東京都、埼玉県、栃木県、群馬県、兵庫県。
本宮市の農家の稲わらからはこれまでで最も高い1キログラム当たり69万ベクレルを検出。福島県は7農家に対し、肉牛の出荷や移動の自粛のほか、稲わらを与えることを禁止した。
また、政府は19日にも原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県全域の肉用牛の出荷停止を県に指示する。
汚染されたわらの分布状況によっては、さらに出荷停止の対象エリアを広げることが政府内で検討されている。厚生労働省と関係自治体は牛肉の流通ルートや汚染実態の調査を進めている。
同省などの調査で、福島県郡山、喜多方、相馬の3市の農家計5戸から出荷された84頭は少なくとも17都府県に流通。このうち1頭の肉から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、別の2頭は基準値以下だった。
共同通信の集計では、これまでに汚染の疑いのあるケースを含め出荷されたのは福島県南相馬市の17頭、浅川町の42頭と合わせ計143頭に上り、流通先は少なくとも37都道府県に上っている。
汚染疑い牛、新たに411頭=須賀川市などの7農家でセシウムわら-福島県
福島県は18日、新たに須賀川市など県内5市1町の計7戸の畜産農家が放射性セシウムを含む稲 わらを肉牛に与えていたと発表した。これらの農家からは3月28日から今月6日までに計411頭が同県内のほか東京、栃木、群馬、埼玉、兵庫の5都県の食 肉処理場に出荷されたという。福島県は18日、国を通じて関係自治体に流通先などの調査を要請した。
セシウムを含む稲わらを与えていた福島県内 の農家から出荷された肉牛は、17日までに南相馬市の17頭、浅川町の42頭、郡山、喜多方、相馬3市の84頭の計143頭に上り、さらに411頭を合わ せて554頭に増加。また、宮城県内の業者から購入した稲わらから高濃度のセシウムが検出された新潟県長岡市の農家から24頭が東京都などに出荷されたこ とも分かり、汚染が疑われる肉牛は計578頭となる。これまでに判明した流通先は、少なくとも37都道府県に上っている。
福島県によると、須賀 川市の農家が383頭、白河市の農家が13頭を出荷していたほか、郡山市の2戸、二本松市、本宮市、会津坂下町の各1戸の農家がそれぞれ2~4頭を出荷し ていた。これらの農家は、福島第1原発事故後に県内で収穫された稲わらや、宮城県内の業者から購入した稲わらを、餌や敷きわらとして肉牛に与えていた。
このうち、本宮市の農家が使用していた稲わらからは、1キロ当たり69万ベクレルという高濃度のセシウムが検出された。これは乾燥する前の水分を含んだ状 態に換算すると15万6818ベクレルとなり、国の暫定規制値(1キロ当たり300ベクレル)の522倍に相当するという。
ただ、二本松、本宮両市を除く3市1町の各農家が現在飼育中の肉牛の尿を調べたところ、セシウム量は最高で1キロ当たり41ベクレルという低い値だった。(2011/07/18-19:55)
使用済み核燃料をモンゴルに貯蔵 日米との合意原案判明
モンゴル産のウラン燃料を原発導入国に輸出し、使用済み核燃料はモンゴルが引き取る「包括的燃料サービス (CFS)」構想の実現に向けた日本、米国、モンゴル3カ国政府の合意文書の原案が18日明らかになった。モンゴル国内に「使用済み燃料の貯蔵施設」を造 る方針を明記し、そのために国際原子力機関(IAEA)が技術協力をする可能性にも触れている。
モンゴルを舞台としたCFS構想が実現すれば、核燃料の供給と、使用済み燃料の処分を一貫して担う初の国際的枠組みとなる。福島第1原発事故を受け、当面は構想の実現は難しいとみられるが、民間企業も含め後押しする動きが依然ある。
2011/07/18 17:57 【共同通信】
土石流の恐れ、新燃岳周辺460世帯に避難勧告
大型で非常に強い台風6号の北上に伴い、宮崎県都城市は18日午後6時、霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)周辺で土石流の危険性が高まったとして、460世帯、900人に避難勧告を出した。
また、同日午後1時40分頃、宮崎市佐土原町の民家で、台風の接近に備えて屋根の修理をしていた男性(76)が脚立で下りる途中に転落し、意識不明の重体となった。
(2011年7月18日20時55分 読売新聞)
土石流警戒で460世帯に避難勧告 宮崎・都城市
2011.7.18 19:18
宮崎県都城市は18日、台風6号の接近に伴い、霧島連山・新燃岳周辺で19日昼前にかけて激しい雨が降る恐れがあるとして、土石流発生に備えて避難勧告を発令した。対象は同市北西部で、新燃岳に近い御池町、吉之元町、高野町の一部の460世帯、計900人。
一連の噴火活動で同市が避難勧告を出したのは6月20日以来、6度目。
宮崎地方気象台によると、新燃岳周辺では1時間に最大70ミリの雨が予想され、噴火に伴う降灰が多い地域では土石流発生の恐れがあるという。
都城市の基準では、火口に近い地域では1時間35ミリ以上の雨量が予想される場合、また火口から約10キロ以上離れた地域では県などが土砂災害警戒情報を発表した場合に、避難勧告を発令する。
宮崎・都城市が避難勧告
霧島連山の新燃岳に近い宮崎県都城市は、台風6号に伴う大雨で土石流が発生するおそれがあるとして、460世帯900人に避難勧告を出しました。
台風6号の接近を受けて、宮崎県都城市は18日午後3時から災害対策本部会議を開きました。その結 果、新燃岳の噴火で大量の火山灰が降り積もった地域で土石流が発生するおそれがあり、夜、暗くなってから住民に避難を呼びかけるのは危険だとして、午後6 時に吉之元町と御池町のすべての世帯と、高野町の一部の世帯の合わせて460世帯900人に避難勧告を出しました。都城市は▽旧夏尾保育児童館、▽吉之元 小学校、▽それに西岳地区体育館の3か所に避難所を開設し、住民に速やかに避難するよう呼びかけています。都城市の長峯誠市長は「台風の勢力が強く、雨足 が強まるのが真夜中という予想が出ている。暗くなってからの避難は危険なため、早めに避難勧告の判断をした。台風の速度が遅いため、避難勧告の解除はあす 判断したい」と話しています。
大型で非常に強い台風6号 新燃岳周辺で激しい雨の予想 都城市、一部地域に避難勧告
大型で非常に強い台風6号が、日本列島に近づいている。
宮崎市の白浜海岸は18日午後6時すぎ、大しけの海となっていて、7~8メートルほどとみられる、非常に高い波が沖合に押し寄せている。
宮崎県内は、18日午前0時に、風速15メートル以上の強風域に入った。
強い風は海側、北北東から吹いている。
そして、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、大粒の雨を降らせている。
多くの火山灰が降り積もっている宮崎と鹿児島の県境の新燃岳周辺では、今後、1時間に最大70mmの非常に激しい雨が予想され、土石流が心配されることから、宮崎・都城市は午後6時に、新燃岳のふもとの一部地域、およそ460世帯・900人に避難勧告を出した。
台風がこのまま進むと、19日明け方には、平野部が暴風域に入るおそれがあり、厳重な警戒が必要となる。
大型で非常に強い台風6号は、ゆっくりと北上を続け、19日午後には四国の足摺(あしずり)岬付近に達する見込み。
その後は向きを東に変えて、本州の南岸沿いを進み、21日に関東地方に最も近づくとみられている。
(07/18 18:37)
都城市が避難勧告発令へ 460世帯900人に
2011年07月18日
霧島連山・新燃岳(1421メートル)周辺で18日、台風6号接近に伴う激しい雨により土石流の発生が懸念されるとして、都城市は午後3時、災害対策本部会議を開いた。
高野町の一部と御池、吉之元町の460世帯900人に対し、午後5時に避難準備情報を発表。午後6時に避難勧告を発令する予定。
セシウム汚染の福島牛、イトーヨーカ堂2店で販売 千葉
大手スーパーのイトーヨーカ堂は18日、福島県の農家から出荷されて国の基準値を超える放射性セシウムが検出された牛肉を、千葉県内の2店で販売していたと発表した。各店で購入者の返品・返金に応じるとしている。
販売したのは東京都の検査で国の基準値の4倍以上に当たる1キロ当たり2300ベクレルのセシウムが検出されたことが17日に明らかになった個体の牛 肉。イトーヨーカドー成田店(千葉県成田市)とイトーヨーカドー食品館おおたかの森店(同流山市)で、「国産黒毛和牛サーロインステーキ用」などの商品名 で7月1~10日に計41.7キロを売った。個体識別番号に基づく追跡調査で判明したという。
イトーヨーカ堂では16日から、福島県産牛肉の取り扱いを見合わせている。国産牛肉については商品パックや店頭で、産地名の表示を始めたという。
ヨーカ堂、汚染牛肉販売=千葉2店、流通各社で混乱拡大
イトーヨーカ堂は18日、東京都の調査で暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された牛肉 を、千葉県内の2店舗で販売していたと発表した。これまで流通各社で、セシウムを含む稲わらを与えられた汚染の疑いのある牛肉の販売が相次いでいる。汚染 牛肉の販売が明らかになり、混乱が広がりそうだ。
ヨーカ堂によると、福島県郡山市など3市から出荷された84頭の1頭。イトーヨーカドー成田店 (成田市)とイトーヨーカドー食品館おおたかの森店(流山市)の2店で7月1~10日まで計41.7キログラムを販売。同社は商品を回収するとともに、福 島県産の牛肉の販売を一時見合わせる。
一方、イオンは18日、新たにイオンナゴヤドーム前店(名古屋市)やイオン三田ウッディタウン店(兵庫県三田市)の各店内の精肉店でも汚染の疑いがある牛肉を扱っていたと発表。グループで計16店に広がった。
このほか、小田急百貨店やダイエーでも販売が確認されており、各社は仕入れ先や販売状況の確認に追われている。(2011/07/18-19:16)
【原発】千葉のヨーカ堂店舗でも汚染疑い牛販売(07/18 15:11)
イトーヨーカ堂は、放射性セシウムが検出されたワラを食べた牛の肉を千葉県内の2店舗で販売していたと発表しました。
イトーヨーカ堂によりますと、汚染した稲わらを与えられた福島県の84頭のうちの1頭が、今月1日から10日まで千葉県の成田市と流山市の店舗で販売され ていたことが判明しました。販売されたのは全部で433パックで、23.7キロだったということです。このためイトーヨーカ堂では、該当する牛肉をすでに 購入した人には返金することにしているほか、福島県産の牛肉は16日から販売を見合わせています。
ヨーカ堂:セシウム基準値超える福島産牛肉、千葉県の2店で販売
7月18日(ブルームバーグ):福島県の農家が出荷した牛肉から国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された問題でイトーヨーカ堂は18日、千葉県の2店舗で該当する牛肉を販売していたと発表した。
発表文によると販売期間は今月1日から10日まで。同社は現在、福島県産の牛肉については販売を見合わせているとしている。16日にはイオンが、対象の牛肉を販売していたと発表していた。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 駅 義則 Yoshinori Eki yeki@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先: 大久保義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2011/07/18 18:04 JST
汚染疑い肉販売 仕入れ時「岩手産」表記 2011年7月18日(月)掲載
商品回収を告げる張り紙が掲示された精肉販売コーナー=17日、山口市の「マリン水の上店」 |
福島第一原発事故に伴う福島県産肉用牛の放射性セシウム汚染問題が、山口県内にも飛び火した。
県生活衛生課やスーパー「マリン」(本社・山口市)によると、販売されたのは福島県浅川町の農家が出荷した放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた可能 性がある42頭のうちの1頭の肉の一部2.9キロ。5月25、26の両日、山口市内の全10店舗で肉じゃがなどの食材となる細切れ肉約31キロに混じって 売られ、完売したという。
同社によると、問題の肉用牛は岩手県で2002年5月に出生し、10年9月中旬まで肥育された。その後今年5月まで育てた福島県浅川町の農家から、同月11日に千葉県内の食肉処理施設に出荷された。
同月23日に、東京の卸業者と、山口市に営業所がある福岡県の卸業者を経て納入された。仕入れた段階では、福島県産肉牛の出荷制限がなかったことや、肥育 の大部分が岩手県だったことで「岩手県産」と表記されていたことで、福島県を経由していたとの認識がなかったという。
すでに販売から1カ月半経過しているが、同社は商品を回収し、代金を返金する措置を取った。各店舗の精肉販売コーナーで回収を告げる張り紙を掲示して協力を求めている。
東日本大震災:セシウム汚染牛、山口でも販売 県「肉、残りあれば検査」 /山口
◇消費者に連絡呼びかけ
福島県浅川町で高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを与えられた42頭の牛のうち1頭の肉が、山口市のスーパー「マリン」で販売されたことが発覚した17日、県は消費者に「未消費の牛肉が残っていれば検査する」と連絡を呼びかけるなど、対応に追われた。
生活衛生課によると、16日に東京都から「42頭のうち、都内の中央卸売市場で落札された1頭の肉の一部が山口県に流通している」と連絡を受け た。同課が調査したところ、福岡県内の卸売業者の山口営業所が5月23日にマリンに販売▽マリンの全10店で同25、26両日に販売された--ことが判明 したという。
同課は「この牛が汚染された餌を食べたかどうかは定かでないが、仮に東京都で検出されたセシウム濃度(650ベクレル)の牛肉を数回食べたとして も、健康上の問題はない」と説明。一方で、消費者の心理的な不安を考慮し、冷凍保存などで家庭に残っている肉があれば濃度を検査する方針を示した。
マリンの宮崎修常務は「この肉は一番長い期間飼育された岩手県が産地となっており、原発事故後の福島で飼育されたことは卸売業者からも聞いていな い」とショックを隠せない様子。「汚染の実態が解明されるまで、福島県を経由した肉の入荷を控えることで、風評被害を防ぎたい」としている。
問い合わせは同課(083・933・3000)か県内8地域の健康福祉センターへ。【諌山耕】
〔山口版〕
東日本大震災:汚染疑い牛、草津で9.4キロ販売 /滋賀
県は17日、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えた可能性のある肉牛の一部9・4キロが、草津市内の食肉販売店1店を通じて全量販売されていたと発表した。
県によると、17日午前11時ごろ、店側から草津保健所に連絡があり判明。福島県の農家5戸の出荷計84頭の一部で、同県食肉流通センターから大阪府羽曳野市の加工業者を経て5月6日に入荷。同15日までに切り落としやカレー用として販売された。【姜弘修】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
東日本大震災:汚染疑い牛、草津で9.4キロ販売 /滋賀
県は17日、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えた可能性のある肉牛の一部9・4キロが、草津市内の食肉販売店1店を通じて全量販売されていたと発表した。
県によると、17日午前11時ごろ、店側から草津保健所に連絡があり判明。福島県の農家5戸の出荷計84頭の一部で、同県食肉流通センターから大阪府羽曳野市の加工業者を経て5月6日に入荷。同15日までに切り落としやカレー用として販売された。【姜弘修】
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毎日新聞 2011年7月18日 地方版
汚染疑い肉、山口のスーパーでも販売 10店舗で5月下旬に
福島県浅川町の肉用牛農家が餌として与えた稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出され、汚染された可能性がある42頭の食肉が流通した問題で、山口県は17日、うち1頭の食肉の一部約2・9キロが5月下旬に山口市内のスーパー「マリン」で販売されていたと発表した。
県や、マリンによると、5月25、26日、同市内の全10店舗で、黒毛和牛の「小間切れ」(1パック約120グラム入り)を258パック販売した。複数の産地の肉を混合した計約30・9キロのうち、約2・9キロが汚染の可能性がある肉だったという。
県によると、この1頭は千葉県内で5月11日に解体された。食肉は同13日、東京都内の市場で取引され、東京の卸業者などを通じて同23日にマリンに納入。マリンによると同24、25日、宮崎、三重県産の肉と混合、加工した。
山口県は、汚染された可能性のある食肉の流通経路を調べていた東京都から今月16日朝に連絡を受け、同日昼にマリンに立ち入り調査して確認した。 会見した県の中原繁生活衛生課長は「食べた場合でも直ちに健康上の問題は考えられない。冷凍庫などで保存している商品があれば連絡してほしい」と呼び掛け た。
県によると、この1頭は個体識別番号から2002年5月5日生まれの雌。岩手県内で飼育され、昨年9月22日に福島県内に移動した。このため肉は「岩手県産」の表示で流通していた。
マリンは「仕入れ伝票も岩手県産となっている。福島にいた牛の肉とは思っていなかった」とし、17日に経緯を説明する文書を各店舗の食肉コーナーに掲示。商品がある場合、回収して返金するとしている。(中村哲郎)
山口でも2.9キロ販売
2011.7.17 12:34
山口県は17日、福島県浅川町から出荷された肉用牛42頭のうちの1頭の肉の一部2.9キロが、山口市内のスーパー「マリン」で販売されていたと発表した。
生活衛生課によると、東京の卸業者などを通してマリンが5月23日に購入し、10店舗で販売した。
![]()
関西の社会ニュース
2011年7月17日
【牛えさ汚染】新たに84頭出荷 大阪など8都府県
福島県内の肉用牛農家が餌として与えた稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、福島県は16日、新たに郡山市など5軒でも放射性セ シウムが含まれた稲わらを餌として与えていたと発表した。計84頭が宮城、福島、山形、栃木、埼玉、東京、大阪、愛媛の8都府県に出荷されており、県は関 係自治体に追跡や検査を依頼した。
福島県によると、郡山市の農家に残っていた稲わらから1キロ当たり50万ベクレルの放射性セシウムが検出され、牛の尿からも、1キロ当たり270ベクレルのセシウムが検出された。
稲わらから検出された放射性セシウムは、水分量を補正すると暫定基準値の約378倍になる。
東京電力福島第1原発の事故後の3月22日、県は屋外の餌を与えないよう指導していたが、5軒とも「指導は知らなかった」と答えているという。
県の鈴木義仁農林水産部長は「指導が十分に行き届かず、反省している。全頭検査の実現へ努力したい」と話した。
5軒の農家は郡山市2軒、喜多方市2軒、相馬市1軒。長い農家は3カ月間以上、牛に与えていた。
牛84頭は3月28日から7月13日の間に、東京へ53頭、福島県19頭、埼玉県川口市8頭、山形県2頭、仙台市に2頭が出荷された。山形の2頭は大阪府内の卸業者に全量販売された。
近畿のスーパーなど販売 浅川出荷分
福島県浅川町の農家から出荷された肉牛について、大阪や京都、和歌山、兵庫など近畿の各府県が追跡調査の結果を発表。他県の発表結果とも合わせると、近畿 の2府4県すべてで牛肉が流通し、うち奈良を除く2府3県のスーパーや精肉店、飲食店などで消費されていたことが分かった。
牛肉売り場に「お詫び」 スーパー、対応追われ
放射性物質に「食」の安全が脅かされる危険性が、ついに関西にも及んだ。京都市や和歌山県、大阪府などが問題の牛肉を“追跡”し、16日、スーパーや飲食 店などで消費された可能性が高い―と次々発表。スーパーの担当者らは客への対応に追われ、消費者は不安な表情を浮かべた。
京都市は、福島 県浅川町の牛肉約278キロを仕入れた同市の食肉販売業者が兵庫、和歌山、福岡、静岡の4県の各営業所に出荷したと発表。販売業者によると、スーパーや小 売店、焼き肉店などに納入されたという。販売業者は、卸売業者から購入した肉の説明用紙には「福島県産」とのみ記載されていたと説明、「復興支援や風評被 害対策として卸売業者の売り込みも強かった」という。
また和歌山県の調査で、この販売業者の営業所(同県海南市)で処理された牛肉87キ ロが先月21日までに売られたことが判明した。出荷先の内訳は、和歌山市(6・8キロ)と大阪府岸和田市(8・5キロ)の飲食店2店と、和歌山県岩出市 (50・5キロ)、同県広川町(6・1キロ)、大阪府貝塚市(15・1キロ)の精肉店など3店舗。
このほか大阪府も計約350キロ分が、 府内の食肉業者を通じて大阪、奈良、三重、和歌山の4府県計15業者に販売されたと発表。兵庫県も県内に流通した6頭を追跡調査した結果、約7・4キロが 芦屋市の飲食店で消費され、西宮市のスーパーで約100キロ、洲本市の食肉販売店で2~3キロがそれぞれ一般消費者に販売されたことなどを発表した。
牛肉計62パック(14・5キロ)を5月に販売したことが分かった「阪急オアシス高槻川西店」(大阪府高槻市)は、牛肉売り場など2カ所に「お詫(わ)びとお知らせ」を掲示。
2歳の長男と店を訪れた近くの主婦、福岡舞さん(21)は「見た目や味で分からないものなので、本当に怖い。子供も小さいので、これからは牛肉を食べる機会が減ると思う」と話した。
牛肉をめぐっては、「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件があったばかりで、業者側には大打撃。和歌山市内の焼き肉店店長(65)は「いくら気をつけても、風評被害でお客さんが減ってしまう。せっかくユッケの問題が収束してきたのに…」と肩を落とした。
![]()
(2011年7月17日 07:41)
スーパー「オークワ」 愛知など4県で販売か
福島県郡山市などで放射性セシウムを含む稲わらが与えられた牛計84頭が出荷された問題で、中堅スーパー「オークワ」(和歌山市)は17日、岐阜、愛知、三重、奈良4県内の最大44店舗でこの牛肉を販売した可能性があると発表した。
牛の個体識別番号で判明した。消費者が購入したかは不明。売れずに廃棄した可能性もあるという。
同社によると、販売した可能性がある牛肉は、福島県郡山、喜多方、相馬3市のいずれかの農家から出荷された。和歌山市内の食肉卸業者から4月14日に 26・8キロを納品し、同社の関流通センター(三重県亀山市)で「黒毛和牛バラ焼肉用」など2商品に加工、4月18~27日に販売した可能性がある。
同社は「安全、安心を考え、福島県産の牛肉は安全性が確認されるまで販売を見合わせる」としている。
[ 2011年7月17日 20:25
保安院と安全委の統合 検討へ
政府は東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、来年4月をメドに原子力安全・保安院を経済産業省から切り離し、内閣府の原子力安全委員会と統合して新しい組織を発足させる方向で本格的な検討に入りました。
福島第一原発の事故を受けて、政府は原発を推進する経済産業省のもとに原子力の規制を担当する原子 力安全・保安院があるのは十分な安全チェックができないとして、行政組織の見直しを進めています。こうしたなかで、細野原発事故担当大臣は、17日、 NHKの日曜討論で「原子力安全・保安院は経済産業省から独立させて権限と人材を投入し、新しくスタートする形をとりたい。そこに、原子力安全委員会や文 部科学省のモニタリングの機能の一部も一緒にできるのではないか。その青写真をできれば8月上旬には試案として提案し、来年の4月が望ましいができるだけ 早く実現したい」と述べました。これを受けて、政府は、来年4月をメドに原子力安全・保安院を経済産業省から切り離し、内閣府の原子力安全委員会と統合し て新しい組織を発足させる方向で本格的な検討に入りました。日本の原発行政を巡っては、IAEA=国際原子力機関の報告書でも複雑な組織体系が緊急を要す る際の決断の遅れにつながったと結論づけられており、見直しの時期や新組織の形態が国際的にも注目されています。
「保安院分離は来春」 原子力規制で原発相
2011年7月18日 朝刊
細野豪志原発事故担当相は十七日のNHK番組などで、福島第一原発事故を受けた原子力規制の新組織の設立時期に関して「来年四月が望ましい。八月上旬には試案を出したい」と表明した。
原子力規制の在り方をめぐっては菅直人首相や細野氏が経済産業省からの原子力安全・保安院の分離など抜本見直しの考えを示している。
細野氏は「保安院は独立させ、権限と人材を投入して新しくスタートする形を取りたい。内閣府の原子力安全委員会との統一化を図っていくことも重要だ」と述べた。文部科学省が所管する放射線量モニタリング機能も取り込む考えを示した。
組織を政府から独立した委員会形式にするか、行政庁とするかでは「両者のいい面を持ち込めないか。行政組織としてしっかりしたもので、自由に発言する役割も両立できるようになればと思う」と語った。
原子力規制の現状については「経産省の下で保安院はエネルギーの安定供給を常に頭に置きながら規制しなければいけない。半ば自己矛盾を抱えてい る」と指摘。新組織の設立時期に関しては「これだけ大きな問題が出て、組織の在り方も問われているのに、二年も三年も放置できない。短距離走のつもりで方 向性を出したい」と強調した。
台風6号接近警戒、原発建屋屋根を鉄板で塞ぐ
大型で非常に強い台風6号の接近に備え、東京電力福島第一原子力発電所では18日、穴の開いた建屋の屋根を鉄板で塞ぐなど、対策が本格化した。
3号機タービン建屋の屋根には、水素爆発で飛び散ったがれきが直撃してできたとみられる穴が複数開いている。雨水が大 量に流れ込むと地下にたまる汚染水が増え、外に漏れ出す可能性が高まる。この日は、最大の穴(縦14メートル、横11メートル)に、鉄板(長さ16メート ル、幅5メートル)3枚をクレーンでかぶせた。他の穴も19日に鉄板で覆う予定だ。
5月末に台風2号が接近した際は、雨でタービン建屋などにたまった汚染水の水位が急上昇し、海などに漏れ出す恐れが高まった。
(2011年7月18日20時08分 読売新聞)
福島第1原発、3号機に仮設屋根 台風接近に備え
- 2011/7/18 20:46
東京電力は18日、福島第1原子力発電所3号機のタービン建屋に仮設の屋根を設置したと発表した。3号機のタービン建屋は水素爆発で穴が開いている。台風6号の接近に伴い大雨が懸念され、屋根で雨水の浸入を防ぎ、汚染水が増えないようにする。
仮設の屋根は縦5メートル横16メートルの金属製鉄板3枚。クレーンで屋上に設置し、屋根に開いた縦11メートル横14メートルの穴をふさ いだ。19日にも縦5メートル横2メートルのもう一つの穴をふさぐため鉄板を設置する。また3号機のタービン建屋では破損した屋上の配管へ雨水が流れ込む のを防ぐため、配管の入り口に土のうを積む。
一方、原子炉建屋にある使用済み核燃料プールの代替冷却装置は、4号機が7月31日、1号機は8月5日をメドにそれぞれ運転を始める。稼働すればプールの水温はセ氏40度未満になり、1~6号機すべてで使用済み核燃料の危機は回避できる。
事故収束に向けた作業では東電と政府は19日に、工程表の第1段階(ステップ1)の評価と、原子炉を冷温停止する第2段階(ステップ2)の計画を公表する。
3号機建屋に仮設屋根、雨水の流入防ぐ 福島第一
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東京電力は18日、福島第一原子力発電所3号機のタービン建屋屋上にあいた穴を覆う仮設屋根を設置したと発表した。同じ屋上の別の穴を埋める屋根も19 日に新たに取り付ける。さらに、屋上の雨水を受ける雨どいの役目をする配管に水が流れ込む場所に土嚢(どのう)を積む予定。配管が破損しており、雨水が配 管を通じて建屋内に漏れ出すことを防ぐため。
2、4号機でも同様に破損した配管があったが、6月中にすでに配管入り口に土嚢を置き、雨水の浸入を防いでいる。
福島第1原発事故 3号機タービン建屋の屋上に仮設の屋根を設置する作業を開始
福島第1原子力発電所では、台風の接近にともなう大雨対策として、穴の空いた3号機のタービン建屋の屋上に仮設の屋根を設置する作業が始まった。
3号機のタービン建屋屋上には、水素爆発によるがれきが直撃したものとみられる大きな穴が空いていて、大雨により、汚染水の量が増加する可能性がある。
このため、18日午前から作業員4人が屋上に上り、遠隔操作の重機で運んだ鋼鉄製の仮設の屋根3枚を設置する作業を行った。
東京電力は、19日までに屋根の設置工事を終える方針で、あわせて雨水が流れ込む可能性のある排水溝の一部を土のうでふさぐ作業も行う方針。
一方、東京電力は福島第1原発で18日午前、電柱で光ファイバーの配線工事をしていた40歳代の男性作業員が、3メートルの高さから転落してけがをしたと発表した。
東京電力によると、作業員の意識はあるものの自力で歩けない状態で、頸椎(けいつい)損傷のおそれがあり、いわき市内の病院に入院したという。
(07/18 21:20)
台風備え、福島第一原発で建屋屋根覆うなど対策
超大型で非常に強い台風6号の到来に備え、東京電力の福島第一原子力発電所では17日、破損した屋根に覆いを施す準備作業や、メガフロートへの汚染水移送を中断するなど、風雨や波浪への対策に追われた。
風雨の影響が最も懸念されるのは、3号機タービン建屋の屋根にあいた複数の穴。3月14日に西隣の原子炉建屋が水素爆 発を起こした際、がれきが直撃したためとみられる。東電が航空写真から計測したところ、最大の穴は縦約14メートル、横約11メートルに及ぶことが分かっ た。
放置すると雨水が流れ込み、地下の汚染水が増えてしまう恐れがあり、東電は18日、重さ6・5トンの鉄板(長さ16メートル、幅5メートル)3枚 をクレーンでつり上げて穴にかぶせ、周囲を土のうで囲う作業を行う方針。屋上では毎時20ミリ・シーベルトの高い放射線が検出されているため、クレーンに よる遠隔作業となる。
(2011年7月17日23時19分 読売新聞)
3号機屋上に仮設屋根=爆発の穴の上、台風対策で-東電
福島第1原発事故で、東京電力は18日、台風6号の接近に備え、3号機タービン建屋屋上に開いた穴の上に仮設屋根を設置した。建屋には3月14日の水素爆 発で大きな穴が開いていた。雨水の侵入を防ぐためで、屋上にはほかにも小さな穴があるため、東電は19日も同様の作業を行う。(2011/07 /18-19:18)
福島第1原発、台風6号に備え対策 汚染水移送も一部中断
- 2011/7/16 20:57
東京電力は16日、超大型で非常に強い台風6号が日本に接近中なのを受け、福島第1原子力発電所で雨や風の対策を急いだ。タービン建屋の 屋根にあいた穴をふさぐ工事を実施し、扉やシャッターの周辺に土のうを積んだ。また5、6号機にたまった低濃度汚染水をメガフロート(大型浮体式海洋構造 物)に移送する作業を中断、高波などに備えて護岸に固定した。
台風6号は19日には九州に接近、日本列島の広い範囲で強い雨や風が予想される。福島第1原発は水素爆発などで破損が激しいうえに、汚染水 を流す配管やポンプなどが多数あり、台風が接近すれば被害を受ける懸念がある。東電は原発敷地内の機器を再点検、ロープで固定した。3号機タービン建屋の 屋根の穴は仮の屋根で覆った。
一方、水素爆発を防ぐため14日夜に始めた3号機への窒素注入について、東電は16日の記者会見で「格納容器内の圧力がほとんど上昇していない」と説明した。入れた窒素とほぼ同量の気体が外部に漏れている可能性があるという。
ただ「格納容器内には放射性物質が少ないので、気体が外部に出ても環境に影響を与えるほどではない」としている。また水素爆発は防止できると説明している。
福島第1原発で台風対策 2人が計画線量超え被ばく

台風6号の接近に備え、福島第1原発3号機のタービン建屋の屋根に開いた穴をふさぐため設置される鉄板=18日(東京電力提供)
東京電力は18日、福島第1原発で台風6号の接近に備え、3号機のタービン建屋の屋根に事故で開いた穴などを鉄板でふさいで雨の流入を防ぐ作業を進めた。長径14mの楕円状の穴をふさぎ終え、長径5mの穴と、事故でふたがなくなった換気口などを19日までにふさぐ予定。
屋根の上で穴に鉄板をかぶせる作業中の4人のうち1人が当初計画の10ミリシーベルトを超える12ミリシーベルトと11ミリシーベルトの放射線量を被ばくした。東電は「思ったよりも作業に時間がかかったため」と説明している。
3号機のタービン建屋ではこのほか、屋根の雨水を落とす二つの穴も土のうでふさぐ。
2011/07/18 20:22 【共同通信】
台風備え仮設設備を固定 東電、作業の一部は中断
2011.7.17 17:26
福島第1原発3号機のタービン建屋に設置される仮設の屋根=17日(東京電力提供)
超大型で非常に強い台風6号の接近に備え、東京電力は17日、福島第1原発で野外にある仮設の設備を固定するなどの対策を進めた。
専用港にある人工の浮島「メガフロート」は、強風や波に流されないようにロープなどで護岸とつないだ。ホースを切り離し、6号機の汚染水移送を中断した。
1号機原子炉建屋へのカバー設置作業は、強風で転倒する恐れのあるクレーンを使った作業はせずに、周辺の整地を中心に続ける。
各建屋への雨水流入は扉やシャッターなどの開口部の前に土のうを積んで防止。3号機タービン建屋の屋根には比較的大きな穴が開いているため、18日にも仮設の屋根を設置する。
一方、高濃度汚染水の浄化装置の大部分は屋内にあり、東電は「台風が近づいてきても循環注水冷却への影響はない」と説明している。
メガフロートへの汚染水移送中止 東電が台風対策
2011.7.16 12:14
福島第1原発の港に係留されているメガフロート=25日(東京電力提供)
東京電力は16日、沖ノ鳥島近海を通過している台風6号対策として、福島第1原発5、6号機タービン建屋にたまる低濃度の放射性物質(放射能)を含む汚染水を人工浮島「メガフロート」へ移送する作業を中止すると発表した。
大型で非常に強い台風6号の影響で、太平洋沿岸では波やうねりが高くなると予想されている。東電はメガフロートにつながる配管類をすべて取り外すほか、屋 外にある機器をロープで固定するなどの対策を進める。また、タービン建屋の屋根に降雨対策として仮の屋根を設置。建屋周辺には土嚢(どのう)を積んで雨水 の浸入を防ぐ方針。
福島第一原子力発電所の事故から4ヵ月が経過した。当初、漏れ出た放射能による汚染は 福島原発周辺の市町村だけと伝えられていた。しかし、その後の自治体などの調査で、国が定めた避難区域以外にも一般の人の年間被ばく限度を超える可能性の ある汚染地域が存在することが明らかになり、住民は不安をつのらせている。
6月6日、筆者が共同主宰する「日本の医療を守る市民の会」では、被ばくについての正しい知識を市民に届けるために、元・放射線医学総合研究所主任研究員で医学博士の崎山比早子氏(「高木学校」メンバー)の講演会を開催した。今回は、その崎山氏に改めて放射線が身体に与える影響についてインタビューした。
被ばくに安全な「しきい値」など存在しない
――福島第一原発事故の対応策として、国はこれまで1mSv(ミリシーベルト)だった一般の人 の年間被ばく限度を、緊急時ということで20mSv(暫定基準値)まで引き上げました。福島の母親たちを中心とした運動によって、子どもの被ばく限度は 1mSv以下を目指すことになりましたが、避難地域に指定されていない伊達市や川俣町などには年間被ばく量が外部被ばくだけで20mSv以上に達する地域 が点在しています。低線量被ばくは「CT検査1回分の線量だから大丈夫」「広島の原爆被害者の調査でも100mSv以下ではがんは増えていません」という 専門家もいますが、本当に健康への影響はないのでしょうか。
放射線被ばくの障害は、被ばくした線量によって急性障害と晩発障害に分けられます。一度に大量の放射線を浴びると、短時間で嘔吐、下血、吐血、紫 斑、脱毛などの急性障害が現れますが、いちばん軽い症状はリンパ球や白血球の一時的減少です。これが出始める100~250mSv付近が、急性障害の「し きい値」(この線量以下ならば被ばくしても急性症状がでないという値)となっています。
福島第一原発事故のあと、テレビで政府関係者や専門家が「ただちに健康に影響を及ぼす線量ではないから安心」と繰り返したのは、この急性障害を引き起こすような線量ではないということでしょう。
100~250mSv以下の低線量被ばくは、すぐに目に見える形で健康被害が出るわけではありません。だからといって安全なのではなく、被ばく後、数年~数十年たってから、がんをはじめとしたさまざまな病気になる危険性があるのです。これを晩発障害といいます。
アメリカの原爆障害調査委員会(ABCC)が始め、その後、放射線影響研究所が引き継いだ広島原爆被爆生存者約9万人に行った生涯追跡調査による と、がんの他に、心疾患、脳血管疾患、消化器疾患、呼吸器疾患も増加することが明らかになっています。この人たちの平均被ばく量は200mSvですが、半 数以上は50mSv以下です。とくに、がんの死亡率は被ばく線量が多いほど増加しますが、この線量以下ならば被ばくしても害はないという「しきい値」は見 つかっていません。
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広島・長崎の被爆者追跡調査は世界でも信頼性の高い研究として評価されており、国際放射線防護員会(ICRP)もこの調査結果に基づいて「発がん には『しきい値』はない」という勧告を出しています。また、米国科学アカデミー(BEIR VII)、国連科学委員会(UNSCEAR)、欧州放射線リスク委員会(ECRR)も、低線量被ばくの「しきい値なし直線説」を採用しています。それなの に、日本の医療者の中にはABCCの調査結果を無視するような発言をする人がいるのです。もしも「100mSvで害がない」というなら、この調査を上回る しっかりとした科学的根拠を示すべきだと思います。
――1986年のチェルノブイリ原発事故のあとで、子どもの甲状腺がんが増えたと聞くのでとても心配です。どれくらいの割合で増えたのでしょうか。
チェルノブイリ原発の事故が起こる前までは、ベラルーシ共和国では小児の甲状腺がんは年間数人でした。ところが、事故の4年後の1990年には 15歳未満の子どもの30人程度に甲状腺がんが見られるようになり、1995年には90人近くまで増えています。これは原発事故の影響といって間違いない でしょう。
――被ばくをすると、なぜ、がんになるリスクが増すのでしょうか。
がんは遺伝子の異常によって起こる病気で、複数の遺伝子の変化が積み重なってできるものです。がんが高齢者に多い病気なのは、長く生きている間に 環境中にある化学物質、放射線などによる変異が蓄積するからで、環境中に放射能が増大すると、その変異を促進すると考えられています。
人間の身体は約60兆個の細胞によってできており、細胞は日々生まれ変わっています。ひとつひとつの細胞には身体の設計図となるDNAがあり、細 胞が分裂するときは設計図通りに複製されて新しい細胞に伝えられます。放射線を浴びると、このDNAに傷がつきます。細胞はDANの損傷を修復しようとし ますが、複雑な損傷で、数が多くなると修復できなくなります。
1999年に東海村で起きたJCO臨界事故では、作業員の方が1万7000~2万mSvもの高線量の被ばくをし、修復不可能なほどDNAに損傷を 受けました。本質的な治療は切断されたDNAを正しくつなぎ合わせることですが、そのようなことはできるはずもありません。被ばくの当初はほとんど異常が ないように見えましたが、細胞が入れ替わる時期から皮膚がむけおち、腸管からの下血、感染症が始まりました。そして、最新の治療を受けましたが、83日後 に亡くなりました。主治医は「医療の限界を痛感した」と言っています。
低線量の被ばくでも、本質的に細胞に与える損傷のメカニズムは同じで、身体の設計図であるDNAに傷をつけてしまうということです。年間被ばく量 1mSvということは、1年かけて全身の細胞のDNAに平均して1本の放射線が通るということを意味します。そのときにできた傷が正しく修復できないと、 異変をもったままDNAが複製され、次の細胞に受け継がれていくことで、将来的にがんを発症する可能性がでてきます。20mSvの被ばくだと平均20本の 放射線が通ることになり、それだけDNAが損傷されて異変の可能性が高まり、発がんのリスクも高まることになります。
さらに、放射線被ばくの影響は、がんだけではなく、さまざまな病気の発症にかかわっているという研究データもあります。
セシウムの高線量地域では子どもに
高血圧、糖尿病、白内障などの症状が見られる
――被ばくによる障害は、がんのほかに、どのようなものがあるのでしょうか。
1997年にベラルーシ共和国のゴメリ州で、10歳までに死亡した子ども52人を病理解剖して、セシウム137の臓器別蓄積量を調べた研究論文があります。
(Bandazbervsky Y.I. Swiss Med Wkly 133,2003)
日本の専門家の中には「セシウムは骨格筋にしか蓄積されない」という人もいるのですが、この論文によると、骨格筋より甲状腺に圧倒的に高いセシウ ムが蓄積されています。その他、副腎、膵臓、胸腺にも高線量のセシウムが蓄積されていますが、これらはすべて身体の成長や代謝に重要な働きする内分泌系で す。ここに高線量のセシウムが貯まると、ホルモン分泌も悪くなったりして、成長を妨げることになります。そのため、なかなか身体が大きくならなかったり、 虚弱体質の子どもが増えたそうです。ゴメリ州には糖尿病の子どもも多いのですが、膵臓にセシウムが蓄積することで、インシュリンの分泌に影響を与えている ことも考えられます。
内分泌系以外にも、小腸、大腸、腎臓、脾臓、心臓、肺、脳、肝臓にもセシウムは蓄積しており、呼吸器疾患や消化器疾患を繰り返したり、脳神経疾 患、先天異常、白内障などもあるそうです。また、高血圧、低血圧、心電図の異常など心臓血管系の疾患が多いという調査結果もあり、まるで高齢者のような病 気を患う子どもがいることにも驚きます。脾臓などの免疫系にも蓄積が見られるので、免疫機能が低下し、感染症を起こして病気になりやすくなります。疲れや すく、ひとりで2つ以上の病気を抱えている子どもが多いのも特徴です。以前は全体の80~90%の子どもが健康だったのに、チェルノブイリ原発事故以降は 20%程度しか健康な子どもがいなくなったということです。
放射性セシウムは、カリウムやナトリウムと似た性質なので、これらが蓄積する器官にはセシウムも蓄積しやすいという考えもありますが、こうした病 気が出る原因はまだはっきりとは分かっていません。しかし、チェルノブイリの今は、25年後のフクシマの姿です。私たちはチェルノブイリから多くを学び、 子どもたちの健康を守るための努力をしなければならないと思います。
――被ばくの影響を少しでも取り除くにはどうすればいいでしょうか。
放射線の強さが半分に減少するまでの期間(半減期)は、それぞれの放射性物質によって異なります。たとえば、プルトニウム239は2万4100年 ですから、呼吸などによって取り込まれると、一生、体内で放射線を出し続けることになり非常に危険です。しかし、セシウム137の物理的半減期は30.2 年で、人間の身体の中で実際に減少していく生物学的半減期は100~110日です。さらに、新陳代謝の活発な乳児は、大人の5分の1の期間で放射線量が減 少していきます。
ベラルーシで、汚染のない環境に子どもを移して、汚染されていない食べ物を与えて、体内のセシウムの量を測定したデータがあります。この時、同時 にりんごの乾燥粉末(15~16%のアップルペクチンを含む)5gを、1日2回、服用させているのですが、3週間後には体内のセシウムが62.6%減少し ています。
福島のお子さんも汚染のない環境に移住できるのが理想ですが、それが難しい場合は夏休みだけでもいいので、汚染のない地域にいる親戚やボランティア団体が開催しているサマーキャンプなどのところに行かせられるといいと思います。
チェルノブイリ原発事故によるセシウムの汚染が高い地域で、肉(牛肉、豚肉、羊肉)、きのこ類、ベリー類、牛乳を摂っている人は、これらをまった く摂っていない人に比べて、体内汚染の値が約3倍も高いという研究があります。ロシアとは食文化が違うので、これをそのまま日本に当てはめることはできま せんが、肉類や牛乳、きのこ類などを食べるときは汚染がないかどうか注意することが必要だと思います。
体内被ばくを避けるためには、できるだけ放射能で汚染された食品を食べないようにするしかありませんから、国や行政は食品の放射能測定をもっとき め細かく行うべきだと思います。チェルノブイリ原発事故のときは、放射能汚染の高い地域には汚染されていない食品を送って、優先的に食べてもらおうという 運動がありました。日本の一部でも、そのような運動が起こっています。
――福島第一原発の事故のあと、「ヨウ素剤は副作用があるので飲まないように」と発言をした専門家もいましたが、ヨウ素剤はそれほど副作用の大きな薬なのでしょうか。
放射性ヨウ素が体内に入る前から直後までにヨウ素剤を飲めば、甲状腺に入る放射性ヨウ素の93%を抑えられます。しかし、6時間後の服用では10%に減少してしまうので、ヨウ素剤は事故が起きたらすぐに服用することが大切です。
万一の事故に備えて、フランスやドイツ、ベルギーなどでは、原発の周囲5km以内には各家庭にヨウ素剤が事前に配布されています。ところが、日本の原子力安全委員会のヨウ素剤検討会では、「誤った服用による副作用をさけるために家庭配布はしない」と決めたのです。
しかし、ヨウ素剤には副作用はなく、チェルノブイリ原発事故のとき、ポーランドでは1050万人がヨウ素剤を服用しましたが、副作用の報告はされ ていません。日本でも家庭配布していて、爆発後すぐにヨウ素剤を服用していれば、もっと被ばくを避けられたかもしれないと思うと、とても残念です。ただ し、飲み過ぎると甲状腺機能を抑えてしまうので、続けて服用するのは避けてください。飲み過ぎた場合は、服用を止めれば元に戻ります。
こんなにも苛酷な事故が起きたというのに、今だに原発が稼動している地域があります。万一の事故に備えて、ヨウ素剤の配布のあり方は早急に見直すべきだと思います。
<プロフィール>
崎山比早子(さきやま ひさこ)
医学博士。マサチューセッツ工科大学研究員、放射線医学総合研究所主任研究官を経て、1999年から高木学校のメンバーに。高木学校は、プルトニウムの危 険性を訴え続けた物理学者の故・高木仁三郎氏が、市民の立場から問題に取り組む市民科学者を育成するために1998年に創設した団体。
<参考文献>
●Bandazbervsky Y.I. Swiss Med Wkly 133,2003
●「受ける?受けない? エックス線 CT検査 医療被ばくのリスク」(七つ森書館)
インタビュー:原発国有化の議論、時期早い=細野担当相
[東京 15日 ロイター] 細野豪志原発事故担当相は15日、ロイターのインタビューに応じ、菅直人首相が原発事業の国有化の可能性も含めて検討していく姿勢を示したことについて「原発国有化の議論は、時期としてはまだ早い」と語った。
また、原子炉のストレステストについて、1回だけではなく継続していく方針を示した。
細野担当相は、事故の収束が最優先で、そのためには当事者の東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)の関与が必要としたうえで「いろんな議論があっていいが、国有化の議論は早いかなと思っている」と語った。菅首相は原子力損害賠償支援機構法案をめぐる質疑で、民間の電力会社から原発事業を切り離し、国有化の可能性を含め検討していく意向を表明している。
高経年化した原子炉の廃炉問題については「年数で線を切るのではなくて、各原子炉ごとにストレステストをかける必要がある」と述べ、一律 に古い原子炉を廃炉とする考えを否定。一方で、新しい原子炉でもストレステストの結果次第では稼働を止めざるを得ないとの考えも示した。ストレステストは 「1回だけではなく継続していく。そのことで安全な原子炉とは何なのかいうことを判断していかないといけない」と語った。
原子力発電所の新規建設については「今の日本社会の受け止め方を考えると、新規原発建設は極めて難しい」と述べた。菅首相の「脱・原発依存」については「政策論でなく、現実論。あとは、下がっていく原発による発電量をどれだけの時間をかけて、どのように補うのかについて現実的な答えを出していくのかが大事だ」と述べた。
「手間かけて育てたのに…」スイカ150個盗まれる(07/18 18:25)
畑からごっそりと盗まれたのは、スイカおよそ150個でした。
被害に遭った平塚二三男さん(59):「やっぱり、がっかりですよ。正月から手間かけて、やっと今、出荷の時期に入ったものですから」
18日午前4時半ごろ、茨城県結城市で、平塚さんが自分の畑からスイカがなくなっているのを見つけ、警察に通報しました。警察が調べたところ、直径15セ ンチ程度の小玉スイカおよそ150個、9万円相当が盗まれていました。警察は、同様の被害を防ぐため周辺の警戒を強めています。
電柱から転落、男性作業員がケガ 第一原発
< 2011年7月18日 18:34 >
福島第一原子力発電所で18日、正門付近の電柱で光ファイバーの通信機器の修理を行っていた40歳代の男性作業員が、約3メートルの高さから転落した。男性は意識はあるものの歩くことが困難な状況で、頸椎(けいつい)損傷の可能性がある。
作業中に命綱をつけていたかなど、詳しい状況については調査中だという。
福島第一原発の電柱から作業員転落、けが
東京電力は18日、福島第一原子力発電所で、協力企業の40歳代男性作業員が、電柱に上り光ケーブルの接続作業中、3メートルの高さから転落したと発表した。
意識はあるが、自力では歩けない状態という。同原発内の医師の診察を受けた結果、頸椎(けいつい)損傷の疑いがあるという。
(2011年7月18日14時29分 読売新聞)
40代男性作業員電柱から転落、負傷 福島第1原発
2011.7.18 13:03
東京電力は18日、福島第1原発正門付近の駐車場に立つ電柱で作業していた協力企業の40代男性が高さ約3メートルから転落、頸椎損傷の疑いがあると発表した。意識はあるが歩けない状態という。
東電によると、男性は防護服とマスク、ヘルメットを着用。電柱に設置された空気中の放射線量を測る装置に、情報送信のためのケーブルを接続していたという。
命綱をつけていたのかなど詳しい状況は不明。東電が調べている。
原発作業員が電柱から落ちてけが 福島第一
東京電力は18日、福島第一原子力発電所で、40代の作業員が電柱から落ち、けがをしたと発表した。
東電によると、18日午前10時5分ごろ、福島第一原発の正門付近で、電柱に登って作業をしていた協力企業の男性作業員が約3メートルの高さから落下した。意識はあるが、歩行はできない状況で、頸椎(けいつい)損傷の疑いがあるという。
一部区域で全頭解体検査へ=セシウム汚染疑い牛-福島県
福島県は18日、須賀川市など県内5市1町の計7戸の畜産農家が放射性セシウムを含む稲わらを 肉牛に与え、計411頭が出荷されたことが新たに判明したことなどを受け、福島第1原発から20~30キロ圏内を中心とした計画的避難区域と緊急時避難準 備区域から出荷されるすべての肉牛を解体処理した上で、放射性セシウム量検査を実施する方針を決めた。一方、国は同県全域の肉牛を対象に原子力災害対策特 別措置法に基づく出荷制限を19日にも同県知事に指示する方針を固めている。
県によると、避難区域などでの全頭検査は、国の指示による出荷制限が早期に解除されるよう、肉牛の安全性を証明する資料の収集が狙い。(2011/07/18-21:04)
汚染疑い牛肉 出荷411頭中192頭が兵庫に
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、福島県は18日、新たに同県須賀川市、本宮市などの農家7戸が肉牛に汚染わらを食べ させ、これらの農家から6都県に計411頭が出荷されたと発表した。本宮市の農家のわらからは、これまでで最も高い1キログラム当たり69万ベクレルを検 出した。
出荷先の内訳は東京199頭、兵庫192頭、群馬9頭、福島8頭、栃木2頭、埼玉1頭。
兵庫県に よると県内192頭の出荷先はすべて西宮市。同市保健所の調べでは、市内の食肉卸売業者が大半を福島県須賀川市から仕入れ、4月4日~7月4日に順次、西 宮市食肉センターで解体されたという。同保健所は、解体後の流通ルートや保管状況などについて、19日から詳しく調べる方針。
また新潟県は、同県長岡市の農家2戸で肉用牛に与えていた宮城県産わらから最大で2万600ベクレルのセシウムを検出、このうち1戸が24頭を既に出荷したことを明らかにした。
政府は19日にも原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県全域の肉用牛の出荷停止を県に指示する方針。汚染疑いの牛の出荷元が新潟県でも見つかったことから、さらなる対応が求められるのは必至だ。
福島県は7農家に対し、肉牛の出荷や移動の自粛のほか、稲わらを与えることを禁止。新潟県も2農家に肉牛の出荷と移動の自粛を要請、県内の農家に宮城県産わらを使用しないよう求めた。
7農家は須賀川市、本宮市の各1戸のほか、郡山市の2戸と二本松市、白河市、会津坂下町の各1戸。このうち須賀川市と二本松市の2戸は放射性セシウムが検出された稲わらを宮城、福島県の業者からそれぞれ購入していた。
69万ベクレルを検出した本宮市のわらは福島第1原発事故後、農家が集めたものだった。7戸のうち6戸は屋外保管の飼料を家畜に与えないよう求めた国の通知を「知らなかった」と説明。1戸は知っていたが、業者から購入し、問題ないと説明しているという。
共同通信の集計では、これまでに福島、新潟両県から汚染の疑いのあるケースを含め出荷されたのは福島県南相馬市の17頭、浅川町の42頭と合わせ計578 頭になり、流通先は少なくとも37都道府県に上った。厚生労働省と関係自治体は流通ルートや汚染実態の調査を進めている。
(2011/07/18 20:49
新潟・長岡市の農家の宮城産わらから放射性セシウム 24頭の牛を県内と東京都に出荷
福島県内から放射性セシウムに汚染されたわらを与えられた牛が出荷されていた問題で18日、新たに新潟県の畜産農家から同様の牛が出荷されていたことがわかった。
新潟県は18日、長岡市内の2戸の畜産農家のわらから高濃度の放射性セシウムが検出されたと発表した。
わらは宮城県産で、このうち1戸の農家からは、肉牛24頭が新潟県内と東京都に出荷されたという。
また、この問題で福島県の須賀川市、白河市、二本松市、本宮市、郡山市、会津坂下町のあわせて7戸の農家で、放射性セシウムに汚染されたわらを与えられた肉牛あわせて411頭が出荷されていたことがわかった。
この411頭は、福島県のほか、東京都や兵庫県などの食肉処理場に出荷されているという。
福島県では、511戸の畜産農家のうち、25戸で原発事故後に収集したわらを牛に与えていた。
こうした中、平野復興担当相は18日、福島県の佐藤知事を訪問し、佐藤知事から肉牛の安全確保に関する要望書を受け取った。
要望書では、全頭検査の体制を国の責任で作ることや、牛肉の出荷制限をする場合には、解除する際のルールをあわせて明確に示すことなどを求めている。
平野復興担当相は「出回っているところをできるだけ早く特定して、隔離することを急ぎたいということをまず申し上げました」、「できるだけ検査体制を整えられるように、まずそこからスタートしたい」と述べた。
(07/18 20:10)
新たにセシウムわら 435頭出荷
福島県の農家が肉牛に与えていた稲わらから放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、新たに福島県と新潟県の農家が与えていた稲わらからも国の目安を超える放射性セシウムが検出され、2つの県で合わせて435頭の肉牛が出荷されていたことが分かりました。
新たに分かったのは、福島県が須賀川市、白河市、二本松市、本宮市、郡山市、それに会津坂下町の5 市1町にある合わせて7戸の肉牛農家です。また新潟県が長岡市の2戸の肉牛農家です。このうち福島県によりますと、県内の7戸の農家はいずれも原発事故の あとに屋外に置いていた稲わらを集め、出荷前の肉牛に餌として与えるなどしていて、残っていた稲わらから最大で国の目安のおよそ520倍に当たる放射性セ シウムが検出されました。7戸の農家からは、ことし3月28日から今月6日までに合わせて411頭の肉牛が、福島県内のほか東京、埼玉、栃木、群馬、それ に兵庫の1都4県の食肉処理場に出荷されていたということです。このため福島県は、出荷先の自治体に対し流通経路の調査を依頼するとともに、残っている牛 肉が確認されれば、国の基準を超える放射性セシウムが含まれていないか調査するよう求めました。また、新潟県によりますと、新潟県長岡市の2戸の農家が与 えていた、いずれも宮城県産の稲わらから最大で国の目安のおよそ15倍に当たる放射性セシウムが検出されたということです。このうち1戸の農家は、これま でに肉牛24頭を出荷したということです。この結果、放射性物質を含む稲わらを与えられて出荷された肉牛は、18日に明らかになった福島県と新潟県の2つ の県の435頭と合わせると、578頭に上っています。問題の拡大を受けて福島県は、県内すべての牛の飼育農家に対し、18日までの予定だった出荷や移動 の自粛を当面の間、延長するよう要請しました。
汚染牛肉、愛知県内で新たに流通
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福島県で放射性セシウムを含む稲わらを食べていた肉牛84頭が出荷された問題で、愛知県や三重県の大手スーパーなどでも販売されていたことがわかりました。
愛知県によりますと、牛肉が販売されていたのは一宮市の食肉販売店「ミートランド若葉今伊勢店」で、ことし5月、25キロ余りを販売したということです。
また大手スーパー・ヤマナカの3店舗でも65キロあまりを販売、ユニー5店舗のテナントでもあわせて72キロあまりが販売されていました。
一方、名古屋市の「イオンナゴヤドーム前店」ではことし4月、牛めしとして販売されていました。
84頭のうち1頭から国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されていますが、この地方で今回、販売が確認された肉はこの牛の肉ではないということです。
愛知県では「該当する肉を保存していたら連絡して欲しい」と呼びかけています。(18日17:16)
平成23年5月6日
福島県農林水産部
計画的避難区域からの家畜の移動について
計画的避難区域(葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町の一部及び南相馬市の一部)
における家畜移動については、生産者、市町村及び生産者団体等の意向を十分に
配慮するため、現在、市町村を通じて5月10日まで生産者の意向調査を実施し
ています。
家畜移動については、子牛や肥育牛は家畜市場等への出荷を促進し、繁殖牛等
については県内の施設及び公共牧場等への移動を中心として取り組むことといた
します。
記
1 当該地区における家畜等の飼育状況について
繁殖牛約1,900頭、肥育牛約6,300頭、豚約10,000頭、鶏約910,000羽が
飼育されていた(震災前飼育状況)。
2 中小家畜(豚・鶏)の移動について
豚、鶏については、企業的経営が主流であり、企業の系列内農場への移動や
と畜出荷が順次進められている。
(1)豚は、震災前約10,000頭が飼育されており、これまで、約2,500頭が系
列内農場への移動やと畜出荷されたが、子豚の出産等による頭数増のため、
現在当該区域内には約14,000頭が飼育されており、今後、系列内農場への
移動やと畜出荷される予定である。
(2)鶏は、震災前には約91万羽が飼育されており、これまで、約87万羽が出
荷売却や企業の系列農場への移動、死亡・廃用等により処分され、現在当該
区域内には、およそ4万羽が飼育されている。今後、4万羽については廃用
や売却により対応する予定。
3 牛の移動について
牛の移動は次の3つの方法により実施する。
(1)他の畜産農家へ家畜市場などを通じて売買する「生体出荷」
生体出荷の促進のため、現在、全農県本部などの家畜市場開設者において、
臨時の家畜市場開催を検討しており、生体出荷を希望する場合、十分対応で
きる見込み。
(2)当該区域から一時的に別の場所へ家畜を移動させる「一時待避」
県内の公共牧場や、独立行政法人家畜改良センター(西郷村)、福島県農業
総合センター畜産研究所沼尻分場(猪苗代町)を中心として、繁殖牛等につい
て受け入れを調整している。
県外の受入れ先については、農林水産省から、5月1日現在、24都道府県
の施設において受け入れの調整が行われているとの情報を受けており、今後、
選定を進める。
(3)食肉用に出荷する「と畜出荷」
生産者に対し早期の出荷を促すこととし、出荷が円滑に進むよう、食肉処
理場におけると畜出荷枠の確保について国に要請している。
4 家畜の放射線スクリーニング検査について
家畜の移動に際しては、放射線スクリーニング検査を実施する。検査の結果、
国が示す放射線量の基準(10万cpm )を超えた場合には、除染作業を行う。
スクリーニング検査は、4月30日までに716頭について検査を実施し、測定
の最高値は5,000cpm 、検査結果の約9割は放射線量が1,000cpm 未満であり、
除染作業が必要となった事例は無い。
また、と畜出荷された家畜については、食肉に加工される前の段階で抽出に
よりモニタリング検査を実施している。
5 家畜移動に掛かる経費について
家畜移動のための一時待避を行う場合の輸送経費等は、民間食肉関係団体か
らの資金貸付により社団法人福島県畜産振興協会において基金を造成し、立て
替え払いにより対応する。
関係者も悲鳴!稲わら流通の把握無理
汚染牛肉の流通問題で、放射性セシウムで汚染された稲わらを業者から購入し、餌として肉用牛に与えていたケースが相次いでいる。福島県は稲わら販 売業者の実態調査に乗り出す方針だが、他県の業者から購入したり、農家同士で融通したりすることもあり、流通先の把握は難航しそうだ。
福島県内で汚染された疑いのある肉用牛を出荷していた農家は、判明分だけで14戸。このうち4戸が業者から稲わらを購入していた。18日に判明した新潟県の2戸(うち1戸は出荷せず)も、宮城県の業者から稲わらを購入していた。
農林水産省などによると、畜産農家は通常、自分の田んぼの稲わらを餌に使用するが、飼育規模が大きい場合などは大量に必要となるため、稲わらを販売する専門の業者から購入する。
福島県によると、稲わらの販売業者はある程度は把握できているが、農家同士で売買したり、肥料の牛ふんと稲わらを直接交換したりするケースも少な くない。福島県の担当者は「すべての流通を把握するのは難しい。肉用牛農家から聞き取りをして稲わらの仕入れ先をたどらなければならない」と話す。
宮城県の担当者も「農家同士の取引が多く、すべての把握は無理」と打ち明ける。
福島県内の畜産農家の男性は「県をまたいだ取引も多く、農家間の売買などは記録を残していないこともある。行政が把握するのは不可能だ」と言い切る。(共同)
[2011年7月18日22時37分]
汚染稲わらの肉用牛出荷、新たに411頭
2011.7.18 22:47
放射性セシウムに汚染された稲わらを肉用牛に与えていた問題で、福島県は18日、新たに県内の肉用牛農家計7戸が汚染された稲わらを与え、6都県に計411頭が出荷されたと発表した。一部の稲わらからはこれまでで最も高い1キロ当たり69万ベクレルを検出した。
福島県によると、対象農家は郡山市の2戸と二本松市、本宮市、須賀川市、白河市、会津坂下町の各1戸で、3月28日~7月6日に出荷した。稲わらは宮城、 福島県の業者から購入するなどしたという。出荷先は東京199頭、兵庫192頭、群馬9頭、福島8頭、栃木2頭、埼玉1頭。
県によると、放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉用牛は、計14戸の農家から、今回の411頭を含め計554頭が出荷された。県は県内の肉用牛農家に出荷や移動の自粛要請を引き延ばし、汚染された稲わらを与えることを禁止している。
セシウム汚染牛出荷、648頭に…新潟・山形も
高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、福島県は18日、新たに県内7戸の畜産農家で汚染された疑いのある稲わらが与えられ、計411頭が既に出荷されたと発表した。
新潟県も同日、同県内の畜産農家2戸が放射性セシウムに汚染された宮城県産の稲わらを使用し、うち1戸が24頭を出荷 していたと発表。山形県でも、こうした牛70頭が出荷されていたことが判明した。これまで福島県で判明していた143頭と合わせ、汚染された疑いのある牛 の出荷は3県で計648頭となった。
出荷された牛に汚染された稲わら投与が福島県産以外で発覚したのは初めて。新潟県の24頭は同県内と東京都の食肉処理場に出荷されており、同県が流通状況を調べている。
福島県産の新たな411頭は3月28日~今月6日、福島、東京、埼玉、栃木、群馬、兵庫の6都県の食肉処理場に出荷。411頭を出荷した畜産農家 は、二本松市、本宮市、須賀川市、白河市、会津坂下町の各1戸と郡山市2戸の計7戸で、本宮市の1戸が与えた稲わらからは一連の問題の中で最高値となる1 キロ・グラムあたり69万ベクレルの放射性セシウムが検出された。水分を含んだ状態に換算すると、暫定規制値(300ベクレル)の523倍に相当する。
(2011年7月18日22時04分 読売新聞)
セシウム汚染:疑い牛、新潟も出荷…1戸が24頭
2011年7月18日 21時32分 更新:7月18日 22時37分
汚染の疑いがある牛が出荷された地域(18日判明分)
肉牛の放射性セシウム汚染問題で、新潟県は18日、長岡市の畜産農家2戸が汚染された稲わらを牛に与え、うち1戸が24頭を出荷していたと発表し た。稲わらは宮城県栗原市と登米市の業者から購入したもので、国の暫定許容値の最大約16倍のセシウムが検出された。福島県外で汚染の疑われる牛が判明し たのは初めて。
政府は19日にも福島県全域の肉牛出荷停止を県に指示する方針だが、鹿野道彦農相は11都県で実施中の畜産農家への聞き取り調査を新潟県などにも広げる意向を示した。
◇福島は新たに411頭
一方、福島県でも18日、郡山市、二本松市、本宮市、須賀川市、白河市、会津坂下町の畜産農家7戸から汚染が疑われる牛計411頭が出荷されたこ とが新たに判明。411頭は3月28日~7月6日、福島県、群馬県、栃木県、埼玉県、東京都、兵庫県の食肉処理場に出荷された。汚染わらを食べて出荷され た牛は、これで578頭になった。【小林多美子、種市房子、佐藤浩】
わら汚染の牛、新潟から東京に24頭を出荷
- 2011/7/18 20:45 (2011/7/18 21:56更新)
新潟県は18日、同県長岡市の農家2戸で肉用牛に与えた宮城県産の稲わらから、国の暫定規制値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。
うち1戸は4月中旬から6月末に東京都や県内の食肉処理場に計24頭を出荷しており、県は詳しい流通経路の確認を急ぐ一方、2戸に牛の出荷と移動の自粛を要請した。
新潟県では、今回の2戸を含め計17戸が宮城産や福島産の稲わらを肉用牛に使用しており、順次検査を進める方針。
県によると、稲わらから検出したセシウムは24頭を出荷した農家が牧草換算で2387ベクレル、もう1戸が4682ベクレルで、暫定規制値 (1キログラム当たり300ベクレル)の約7.9倍と15.6倍。24頭が食べた稲わらは4月に宮城県登米市の業者が、もう1戸へは同県栗原市の業者が5 月にそれぞれ納入した。〔共同〕
福島第1原発:3号機タービン建屋の屋根の穴を修繕
2011年7月18日 22時9分 更新:7月18日 22時19分
福島第1原発3号機タービン建屋屋根の穴をふさぐため、クレーンで鉄板を設置した=2011年7月18日(東電提供)
東京電力は18日、福島第1原発3号機のタービン建屋で、大型で非常に強い台風6号の接近に備えて屋根に開いた穴をふさぐ修繕工事を実施した。予定する2カ所のうち、大きい方の修繕が完了。19日には残りの穴もふさぐ予定。
穴は、3号機原子炉建屋の水素爆発で飛散したがれきによって開いたとみられる。タービン建屋には高濃度の放射性汚染水がたまっている。穴から雨水が降り込むと水位が上昇し、あふれる危険性があるため、雨水の浸水を防ぐのが狙い。
東電によると、18日にふさいだのは、縦11メートル、横14メートルの楕円(だえん)形の大きな穴。縦5メートル、横16メートル、厚さ40セ ンチの鉄製の構造物3枚を、クレーンを使ってつり下げ、穴の上に並べてふさいだ。この作業で、作業員2人が計画していた被ばく線量の10ミリシーベルトを 超えた。最大は12ミリシーベルトだった。
19日は、縦5メートル、横2メートルの楕円形の小さな穴をふさぐほか、水素爆発の爆風でふたが吹き飛んだ天窓もふさぐ予定。また、配管が破損した二つの雨どいの入り口部分の穴にも、土のうを置くという。【河内敏康】
















商品回収を告げる張り紙が掲示された精肉販売コーナー=17日、山口市の「マリン水の上店」





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